家族のバックグラウンドに流れているメッセージ

通奏低音のように流れているメッセージ

あなたの家族のバックグラウンドにまるで通奏低音のように流れているメッセージはありませんか?

たとえばポジティブなメッセージだと「何とかなるさ」という楽観性だったり、「それで良いんだよ」という肯定感だったり。

ネガティブなメッセージだと「うまくいかないのでは?」という不安感だったり、「それはいけないこと」という罪悪感だったり、「それではダメだ」という否定感だったり。

そういったメッセージになります。

こういったメッセージは無意識的に家族のバックグラウンドに流れていたりします。

そのため、あなた自身が意識的に感じないと中々気づかないものです。

心理カウンセリング場面でのネガティブなメッセージ

家族カウンセリングでお話を伺っていると、相談内容のバックグランドにこれらの「うまくいかないのでは?」という不安感や「それはいけないこと」という罪悪感や「それではダメだ」という否定感というメッセージが流れていることによく出会います。

また個人のカウンセリングであってもその個人の心の中に、さらにお話を聴くと影響を受けてきた家族や人間関係に同じようなメッセージが流れていることがよくあります。

世代間を遡った話もカウンセリングではよく出てきますが、先祖代々に脈々と流れていることすらあります。

そしてその流れているネガティブなメッセージはとても強く無意識の領域で働いていて、どう抗っても不安感や罪悪感や否定感に呑み込まれてしまっていることが多くあります。

意識化とメタ認知によって抜け出していく

そのネガティブなメッセージに影響を受けた家族の成員は、まるでその不安感や罪悪感や否定感に上方から糸で操られている操り人形のようなイメージになります。

そう考えると操られている人たちが悪いわけではありません。
問題なのはそこに“流れているネガティブなメッセージ”なのですから…。

心に余裕がある時には少し冷静になって、そのネガティブなメッセージに呑み込まれているあなた自身を外から眺めるように傍観して感じて見るようにしましょう。(メタ認知)
そうするとそれ以上はネガティブなメッセージに吞み込まれなくなってくるはずです。

そしてカウンセリングでは段々とそのネガティブなメッセージの効力を無くし、やがてはポジティブなメッセージへと変換するサポートをしていきます。

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