ご家族のご相談について
ご家族の方のご相談も受付けています。
家族関係でのお悩みでは、問題とされている本人は自分には問題があるとは考えていないことが多いですから心理カウンセリングには通いたがりません。
しかしご家族がカウンセリングに通うことによって適切な情報や知識を得ることができますし、間接的に影響を与えて本人や家族関係を良い方向へと変えていくことは可能です。
決してあきらめずにご相談にお越し下さい。
もちろん本人がカウンセリングに対して抵抗がないケースでは、本人の個人カウンセリングや本人と家族が一緒に通う家族療法も受付けています。
またご家族が家族カウンセリングへ通っているうちに、その雰囲気や話を聞いて本人が通ってみたいという流れになるケースも多くあります。
心理カウンセリングにできること
家族のご相談において、心理カウンセリングで主にできることを以下に示していきます。
・ご家族のメンタルケアをしながら、問題の解決へ向けて勇気づけ心理的サポートをしていきます。
・問題とされている内容について心理的な解明をして、専門的なアドバイスを与えることができます。
・専門家が第三者として入ることで、近しいだけに悪循環になっていた家族関係を調整することができます。
・家族の関係性は相互作用で成り立っていますので、ご家族が楽になり変化することによって明らかに本人へ良い影響を与えることができます。
・家族の問題では悪者探しをしがちになり関係が硬直してしまいます。そこに専門家が入り本当の解決への糸口を示していきます。
心理的アドバイスを受ける
不登校やひきこもり、不仲などの家族関係でお悩みのご家族は多いと思います。
家族という近しい関係だけに、とても心配なだけに問題を早く解決しようと力が入るものですが、かえってこじれてしまうことが多くあります。
心理カウンセリングではそういったご家族の中にカウンセラーが専門家として入らせて頂き、家族関係を調整したり問題解決についてアドバイスをすることができます。
問題とされている本人がお見えにならなくても専門的アドバイスを示すことは可能です。
もちろんご本人がお見えになっての個人カウンセリングやご家族の方と一緒に行う家族療法も可能です。
カウンセリングでお話を聴くと様々なケースがあるものの、子どもはもちろん意外と親の背景にある心理的なテーマが親子・家族関係に影響を与え問題が形作られていることが多くあります。
子どもが追いつめられて発する言動は、親の痛いところを突いてきたり試してきたりすることが多くないでしょうか?
また、家族関係の歪みの調整役として子どもの問題が現れているのではないかと、よく考えてみると心当たりがある人も多くないでしょうか?
このように問題となって表面化しているものは家族関係のアンバランスを調整するために、またご両親や世代間に持ち越されてきた心理的テーマを解消するために現れていることもあるのです。
そういった大きな問題の渦にのみ込まれているご家族の中に、第三者として心理の専門家が入り大局的な視点でアドバイスをしていくことができます。