きょうだい児という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
少しずつ認知されるようになっていますが、きょうだい児とは病気や障がいのある兄弟姉妹を持つ子どものことを呼びます。
家族をケアする役割を日常的に行っている子供のことをヤングケアラーと呼び関心が高まっていますが、同じように「ケアする人にもケアが必要」という考えからここ最近きょうだい児にも焦点が当てられるようになってきました。
障がいのある兄弟姉妹の種別は統計的には知的障害が一番多くてカウンセリングでお話を聴く機会も確かに多く、また幼い頃から持病や病気がちで入院を繰り返す兄弟姉妹がいたというケースも多くあります。
ですから、きょうだい児は幼い頃から病気や障がいを持つ兄弟姉妹との生活が当たり前の家庭環境で育ってきた人がほとんどになります。
その影響については、家族がまとまって絆が強かった・思いやりや優しさについて教えられたといったプラス面もありますが、お悩みを相談に来る心理カウンセリングではマイナス面が語られることが多くあります。
次回はそのマイナス面の影響とカウンセリングについて述べていきます。
尚、以下のような支援団体がありますので宜しかったらご参照ください。
きょうだい支援を広める会
アメリカで開発された“きょうだい児”の支援プログラムを提供
Sibkoto(シブコト)
「きょうだいのコトはきょうだいのコトバで語ろう」という思いが込められている支援サイト
★応援ありがとうございます。さらなる情報提供の励みになります。
【カウンセリングご希望の方へ】
“ひとり”で悩まないでご相談下さい。
ご一緒にお悩みやその問題と向き合っていきましょう。
心が楽になって“なりたい自分”にきっと変われるはずです。