ひとりで頑張らずネットワークを上手に活用しよう

ひとりで頑張ってしまう

あなたは悩んで苦しい時に自分ひとりで頑張ろうとしていませんか?

「カウンセリングでお話を聴くと、どうしてそこまでひとりで頑張ろうとしたの?」
「もう少し早く周りに助けを求めても良かったんじゃないの?」

と思うことがよくあります。

人は悩んでいる時には心の視野が狭くなってしまいます。
ですから、そんな余裕すらなくなってしまうのはよくわかるのですが。

依存と自立の間違ったイメージ

そして早く状態が良くなっていく人は上手に誰かに助けを求められる人なのです。
つまり、自分が良くなっていくまで周りのネットワークに適度に支えてもらうことができる人なのです。

ひとりで頑張ってしまう傾向のある人は、悩んでいる自分を必要以上に嫌ったり情けなく思ってしまいます。
だから、何とか他人に頼らず変わろう安定しようという思いが強くなってしまうのですね。

また、自立することが“他人にまったく依存しない状態”という極端なイメージを持っている人も多くいます。
実際にはそれでは自立ではなく孤立になってしまうのですが。

自分を取り巻く資源(リソース)を活用しよう

精神的に安定感がある人は多少不安定になっても自らサポートを受けるネットワークを数多くもっている人です。
ここで言うネットワークとは自分を取り巻く資源(リソース)すべてを指します。

両親・兄弟・友人はもちろん、学校の先生や会社の上司や同僚、病院や公的機関、様々な利用できる制度、インターネットや電話相談など、サポートに利用可能な人や場所や物事すべてです。

これらをあなたの状態や事情に合わせて、上手に組み合わせてサポートを受けて良いのです。
あなた自身に余裕がない時は、信頼できる人にアドバイスを受けコーディネートしてもらうのも良いことです。

心理カウンセリングもそのネットワークの一つになることができます。

とくに他人と関わることが困難な人、外出そのものが苦痛な人、心理的エネルギーがなくなって何もする気が起きない人などは上手に心理カウンセリングを利用して下さい。
そして状態が良くなってきたら、できる範囲であなたなりのネットワークを広げていけば良いのです。

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心が楽になって“なりたい自分”にきっと変われるはずです。

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