認知療法や認知行動療法(CBT)という名前を聞いたことがあるでしょうか?
数年前より、主にうつ病や不安障害に対する精神療法として、テレビなどでも紹介されるようになってきましたので、名前だけは聞いたことがあるという人も多いと思います。
私たちの気分や行動は、認知のあり方(ものの見方・現実の受け取り方)に影響を受けています。
認知療法や認知行動療法は、その認知のあり方に働きかけ、気分や行動を楽な方向へと変えていきます。
つまり、認知の偏りを修正し、問題の解決を手助けしていくアプローチなのです。
その結果、あなたの考え方を柔軟にして、心のストレスや気分を軽くしていきます。
また、主にうつ病や不安障害といった、心の病気に対しての改善効果が期待ができるものです。
ここでは、なるべくわかりやすく簡単に概要を説明していきますが、こちらで掲載した内容は、認知療法や認知行動療法のほんのごく一部です。
ですから、詳しくお知りになりたい方や自分で実践されてみようと思う方は、どうぞ以下のサイトや有名な先生の本をご参照下さい。
◇日本認知療法学会 認知療法・認知行動療法マニュアル
http://jact.umin.jp/manual.shtml
◇うつ・不安ネット
http://www.cbtjp.net/
◇こころが晴れるノート—うつと不安の認知療法自習帳
◇自分でできる認知行動療法 うつと不安の克服法