前回の“魔法の言葉!『痛いの痛いの飛んでけ~』”のつづきです。
【自分と症状を一旦切り離してみる】ことは、心の病やお悩みからの症状にも有効に働きます。
さて、【自分と症状を一旦切り離してみる】と、どんな効用があるのでしょうか?
たくさんあるのですが、ここでは3つの流れを説明しましょう。
①自分自身が症状との距離を少し取れるようになる。
そして、前回もお話ししたように、自分を責めたり悪者にすることを止めましょう。
それは症状のせいです。あなたが悪いのではありません。
②すると、症状から距離を取れた自分自身が少しずつ自由になり、自己肯定感を持ちやすくなる。
そして、どんな時に症状が強くなるのか等、自分を冷静に客観視できるようになります。
段々と有効な対処方法が見つかっていくるかも知れません。
③さらに、症状から距離を取れた自分自身が成長すると、症状をコントロールする力や知恵を身につけることができるようになります。
そうなると、必要以上に症状を怖がらなくなります。
不安にならなくなります。
自己肯定感も強まります。
このスキルは、その人と症状にあわせてアレンジすれば、適用範囲はとても広いものです。
ひとつ注意点は、【自分と症状を一旦切り離してみる】ことによって、あなたが症状の被害者になってしまったら、かえって苦しくなってしまいます。
そうなる場合やどうしても症状にのみこまれてしまう場合は、カウンセリングなどのサポートが必要です。
この点は気をつけましょう。
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【カウンセリングご希望の方へ】
“ひとり”で悩まないでご相談下さい。
ご一緒にお悩みやその問題と向き合っていきましょう。
心が楽になって“なりたい自分”にきっと変われるはずです。