癒しの記事

目標に向かって頑張って見たけど、途中で挫折してしまった。
でも、誰かコーチのような存在がいたら、何とか最後まで頑張れた。

こんな経験をせれた人も多いのではないでしょうか?

例えば…

自分自身の能力を超えていると感じ、あなたにはとてもできないと思っていた仕事が、適切なアドバイスを丁度良いタイミングで与えてくれる上司がいたら、何とか仕上げることができた!

ダイエットする時に、あなたはいつも途中で挫折していたのに、コーチングで話を聴いてもらい、励ましてもらい、アドバイスを受けたら、続くようになってダイエットが成功した!

他にもプロスポーツでは、コーチの存在が大きなものであることは有名です。

このように専門知識を携えたコーチの存在がいるだけで、あなたの潜在能力は活性化せれて目標達成に大きく近づきます。

心理的にサポートされて、あなた一人の時と違って、行動が実際に変わってくるのです。

心理カウンセリングでのご相談は、目標自体がはっきりとしていないことが多いです。
心の病やお悩みになっている時には、混乱していたり不安が強かったりするわけですから、「どうして良いかわからない」といったことが多いわけです。

もちろん、『楽になりたい』という方向性は、共通してありますよね。

目標自体がはっきりしていなくても、まずはお話をしながら、そんな心の混乱を整理したり、少しでも安心感を得たりすることを目標にしても良いのです。

だんだんと霧が晴れるように混乱は静まり、「もっとこんな自分になりたい」「こうしたらもっと楽になれそう」など明確な目標や方法が現れて、あなたはきっと変われるはずです。

このように心理カウンセリングでも、あなた一人で悩むよりカウンセラーの存在がいるだけで、ずっとその状態から抜け出しやすいのです。

【カウンセリングご希望の方へ】
“ひとり”で悩まないで、ご相談下さい。
ご一緒に、お悩みやその問題と向き合っていきましょう。
心が楽になって、“なりたい自分”にきっと変われるはずです。

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クライアントさんがカウンセリングの最中に…

「今、話していて気付いたんですけど、最近の僕にはかなりストレスがかかっていたんですね。」
「今、話していて思ったんですけど、私は自分に対してものすごく厳しいんですね。」

などと話されることがよくあります。

そして、これは新しい自分へと変わっていく大切な“変化のきざし”なのです。

『無意識にある感情や観念を意識化することが大事』なんて専門家は言いますが、そんなに難しく考える必要はありません。

先ほどのような、クライアントさん自身が

「今まで気づかなかった自分にちょっと気づいた!」
「今までと違って少しでも自分を客観的に見れた!」

という事なのです。

悩んでいる時や問題を抱えている時には、考えれば考えるほどうまくいかないものです。
そのような悪循環に陥っているのです。

お悩みに対して、あなたが今まで解決策を考えても良いアイデアが浮かんで来なかった。
結局は同じループをぐるぐる回るだけで、お悩みに対して前進したり変化することがなかった…。

しかし、一緒にお話していくことによって、先ほどの“ちょっとした気づき”のような小さな変化は、悪循環である同じループから少し外れたルートに出た瞬間であり、“変化のきざし”があなたの中から出てきたということなのです。

実はこのような小さな変化の積み重ねが、あなたにとって必要な解決策や楽になっていくアイデアを確実なコトにしていくのです。

そして、気をつけて欲しいのは、『やっぱりダメだ!』『何も変わっていない!』という、心の病や長くお悩みになっている人のクセである自己否定的な観方によって、せっかく芽を出した新しい自分自身を自ら摘まないようにして欲しいのです。

その新芽に、焦らず水をやったり、陽を当てたり、栄養をやったり、見守ったりすれば、必ずしっかりとした木に育っていくはずですから…。

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今回は、リラクゼーション法として【漸進的筋弛緩法】を簡略化した方法をご紹介します。

とても難しい名前がついていますが、身体の筋肉の力を体のパーツに分けて順番にゆるめていく、という簡単な方法です。

ポイントは、力をゆるめる前に一度逆にグッと力をいれて緊張すること。
その後、一気に力をゆるめた時には、力が抜けた感覚やリラックスした感覚を十分に味わうこと。
一度に全身の力を抜くのではなく、体のパーツごとに順番に筋肉の緊張をゆるめていくことです。

しかし、今回はいつでもどこでもできるように簡略化した方法をご紹介しますので、体のパーツは少ない3つに分けています。

※ 注意点は、この技法は一時的に血圧が上昇しますので、高血圧・心臓疾患・緑内障の方はしないで下さい。

それでは、やってみましょう。

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姿勢は、横になった状態・座った状態・立った状態、いずれの状態でもできます。

①腕を伸ばして両手の親指を中にして握りこぶしを作ります。
①’息を吸って止めて、7割くらいの力でグッと力を5秒ほど入れ続けます。そして緊張している状態を意識します。
(痛みを感じるまで力を入れると筋肉を傷めるので注意して下さい)
①”息を吐きながら一気に力をゆるめて、20秒ほど力が抜けた感覚やリラックスした心地良い感覚を十分に味わうようにします。

②息を吸って止めて、両肩をギュッとすぼめて緊張させ、力を5秒ほど入れ続けます。そして緊張している状態を意識します。
(痛みを感じるまで力を入れると筋肉を傷めるので注意して下さい)
②’息を吐きながら一気に力をゆるめて、20秒ほど力が抜けた感覚やリラックスした心地良い感覚を十分に味わうようにします。

③息を吸って止めて、あごを引いて鼻と眉間にシワを寄せ、口はすぼめて目を閉じギュッと力を5秒ほど入れ続けます。
そして緊張している状態を意識します。(痛みを感じるまで力を入れると筋肉を傷めるので注意して下さい)
③’息を吐きながら一気に力をゆるめて、20秒ほど顔の力が抜けた感覚やリラックスした心地良い感覚を十分に味わうようにします。

①両手②肩③顔 これを1セットから3セット行います。
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いかがでしょうか?
仕事の合間など、どこでも簡単にできると思います。

このリラクゼーション法は、ジェイコブソン(生理心理学者)が提唱して、実際によく用いられる技法です。

いつでもどこでもできるように、自分の技として身につけると大変役立つと思います。

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アダルトチルドレン(AC)とは、子供の時に家庭の中で心が傷つくような言動や暴力を受けて育ったため(機能不全家族)、大人になっても心や人間関係に障害を持つようになった人のことを言います。

機能不全家族で育つと言うことは、両親の言動に一貫性がなかったり、気分にムラがあったり、常に緊張感があったりする環境の中で育つということになります。

子供は、まだ親に擁護される立場であり自我が確立していないため、両親や環境の責任を自分の責任と感じる傾向があります。

つまり、「自分が悪いから…」と思ってしまいます。
そして、そのことが自己存在の前提として、心の中に刻み込まれ育っていきます。

親に対して【見捨てられ不安】が働くため、どこかで理不尽な事と感じていても、両親の言われた通りにし過ぎたり、我慢し過ぎたりすることを繰り返していきます。

ですからしだいに、自分の感情を表現することができなくなってしまうこと、さらに自分の感情すら分からなくなってしまうことが、アダルトチルドレンの最大の特徴です。

その結果、自分を信じられなくなり、他人に対しても根源的な人間不信が存在することになります。

当然の事として、コミュニケーションはうまく行かず、人間関係や社会生活に支障が出てきます。
心身に悪影響を及ぼして“うつ状態”や依存症などにも陥りやすくなります。

また、アダルトチルドレン(AC)の人は【共依存】になりやすい傾向も特徴です。

やはり【見捨てられ不安】があるために依存心が強く、同じような依存的で不安定な相手に対して、自分を犠牲にしてまでも助けたり世話をしたりして、相手に対して必要な存在であることで自己存在を確認します。

そして、アダルトチルドレンの人は他者に自分を認めてもらいたいため、また「自分が悪いから…」という対人関係における不安と【見捨てられ不安】があるため、人の何倍も頑張る人が多いです。

しかし、根本に自己信頼や主体性が育ち切れていないため、それだけ頑張ってもうまく行かないことが多くなります。たとえ、うまく行っても自信につながらなくて、もっと頑張らないといけないと思い続ける傾向があります。

もしあなたがアダルトチルドレンであるならば、自分がそこまでボロボロになるまで頑張る必要があるのでしょうか? 自分自身をいじめ過ぎてはいませんか?

今の悪循環なあり方から抜け出し、自分自身を主体的に生きれるようになるためには、まずその事に気づくこと、そして自分が本当に感じている事・表現したい事に、自分自身が心理的に近づいていく必要があるのです。

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子供の心に傷を与え、アダルトチルドレン(AC)を生み出すような家族を“機能不全家族”と言います。

機能不全家族では、心が傷つくような言動や暴力を受けるため、人格が尊重されなかったり、必要十分な愛情や保護が与えられなかったり、安全が守られなかったりします。

身体的虐待や性的虐待がある家族は、言うまでもなく機能不全家族ですが、精神的な虐待や親の仲が悪いなどの環境的な内容は、どこまでがそれに当たるのかは定義が難しいところです。

親も完璧ではありませんから、間違いや欠点はあるものですし、子供にとってもある程度のストレスは、大人になって社会を強く生きていくためにむしろ必要なものです。

ただし、以下に挙げるような家族関係や環境で育ち、そこで経験した事が今の生きづらさや人間関係がうまくいかないという悩みに大きな影響が認めれれるのなら、あなたは機能不全家族で育ったと言えるかもしれません。

・親にアルコール依存などのアディクション(依存症)がある家族

・否定的な言葉や酷い言葉、馬鹿にする態度を常に受けるような家族

・親の仲がいつも悪くてケンカが絶えず、感情が爆発しやすい家族

・親からの過剰なコントロールや抑圧がある家族

・親からの過度な期待によって、自主性を妨げる家族

・子供を過度に甘やかし、溺愛して自立を妨げる家族

・不安や世間体などから、親が子供に過干渉な家族

・他者の目や世間体を気にし過ぎて、表面だけよく振る舞う家族

・愛情がなく冷めきっていたり憎しみ合っている家族

・兄弟姉妹や他人と過度に比較されたり、えこひいきがある家族

・親がいつも不在な家族

・子供が親の役目をするような関係が逆になっている家族

また、このような機能不全家族で育った子供が、心の傷を癒せずに問題を抱えたまま大人になって親になると、同じような家族関係や環境を作り出す傾向があるのです。

これを“世代間伝達”と言います。

自分自身が持つ生きづらさや苦しみを、自分の子供に伝達しないためにも、何より自分自身が癒されて楽なあり方になるために、一度心理的なサポートを受けても良いのではないでしょうか。

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アダルトチルドレン(AC)が癒されるとは?

こんな例を挙げてみましょう。
(※この内容はよくある例を、私が組み合わせて創造したもので、個人的内容ではありません。)

ある日、一人の若い女性が茫然とした表情でお見えになりました。

そのご相談内容は、…

『子供に対して、今まで何回かヒステリックになって、その時は詳しい記憶のないまま、きつく怒ってしまい本当に怖い思いをさせてしまった。本当にひどい事をしたと思う。今は、実家のお母さんが子供の面倒を見てくれているが、自分がまた同じ事をするのではないか?と不安でどうしたら良いか分からず相談に来た。インターネットで調べたら、自分はアダルトチルドレンではないかと思う。』

ということでした。

そして、ご一緒に今までの自分と向き合っていく事と、未来へ向けて変わる事を目的にカウンセリングを始めました。

最初、過去のさみしい体験を語りながらも、本当の自分の感情とつながれない人だったのですが、子供の事を考えるとポロポロと涙が止まらなくなるのでした。

カウンセリングを数回重ねていくうちに、彼女は子供に対する涙が自分自身の子供時代に対する気持ちへも向けられていることに気付いていきます。

ちょうどその頃、彼女の心の中に、独りさみしそうに狭い部屋の中でポツンと座っている子供のイメージが現れました。

それから彼女はその子供のイメージと向き合い、根気よく対話をしながら少しずつ変わっていきました。

ずいぶんと感情表現ができるようになって活き活きとし、母親としてまた女性としても段々と自信を持っていきました。

この例のように、未来に向けて自分を変えていくために、また子供の頃の自分とつながっていくために、そしてその事を受け止めて捉え直していくためには、アダルトチルドレンという概念はとても有効に働きます。

実際に毎週のように、彼女がつらいながらも真剣に子供の頃の自分と向き合っていき、これから変わろうとする姿は、私の方が感心させられたくらいです。

また、イメージ力が豊かなことにも恵まれ、インナーチャイルド(内なる子供)と対話していくことが、彼女なりの癒し方だったのでしょう。

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あなたはアダルトチルドレン(AC)という言葉を知っていますか?

アダルトチルドレンとは、子供の時に家庭の中で心が傷つくような言動や暴力を受けて育ったため、心や人間関係に障害を持つようになった人のことを言います。

そして、このアダルトチルドレンというコンセプトとその癒しのプロセスは、生きづらさを抱えて悩んでいる人の回復や成長に役立っています。

私がカウンセリングをしていく中でも、なかなか回復しない病状や変わりにくい対人関係の背景に、子供の頃の親との習慣化した関係性や家庭の中で受けた心の傷(トラウマ)が大きく影響を及ばしているケースが多くあります。

なかなか回復しない病状とは、何年も繰り返す抑うつ状態たったり、自分に対する強い否定感だったり、人生に対する虚無感や現実感の希薄さだったり…。

変わりにくい対人関係とは、本当は嫌なのに周りの期待にそって振る舞ってしまったり、相手に対してNOと言えず問題を抱え込んでしまったり、不幸を招く依存的な関係から抜け出せなかったり…。

人は、誰かにしてもらった事・与えてもらった事・示してもらった事を、自分の心の中に取り込んで初めて、自分自身に対しても同じことをすることができるようになると言えます。

ですから、生まれ育ってきた関わり合いの環境は、その後の自分自身との関わり合いや他人との人間関係に大きな影響を及ぼすことになります。

関わり合いの中で、たくさんの愛情を受けた人は、自分に対しても愛情をたっぷり向けることができます。

しかし、心を傷つけるような言動や暴力を受けた人は、苦しいながらも結果的に、自分自身に対しても傷つけるように接してしまう傾向があるのです。

そして、そのような悪循環から容易には抜け出せないのです。

自分が関わりあった関係性の世界しか知らないので、それが当たり前になってしまい、自分には幸せになったり楽になったりする権利を感じられない人も多くいます。

幸せになったり楽になったりする状況が少しでも訪れると、何故か居心地が悪くなって自らそれを壊してしまう傾向があります。

たとえ幸せになりたい楽になりたいと思っていても、その方法や変わっていくプロセスが分からない人も多くいるでしょう。

心の傷は必ず癒せるものです。

まずは、今あるそのままの自分を認めながら、そこから楽な方向へ変わりたい自分・主体的な人生を生きたがっている自分を漠然とでも良いですから感じて、その自分を大切にしていきましょう。

そして、自分の心が癒される意味合いや価値を少しずつ膨らませて大きくしていきましょう。

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カウンセリングにお見えになる人は、心や頭の中が混乱してお見えになります。

自分の力だけでは、なかなか解決できないお悩みを抱えてお見えになるのですから当然ですね。

そこでまず混乱したままで良いですから、心や頭の中にあることを話していくことがとても大切なことになります。

なぜなら、あなたが話すことによって(カウンセラーに聴いてもらうことによって)その心や頭の中の混乱が整理されてくるからです。

とくに心理カウンセラーという心の専門家は、クライアントさんが心や頭の中の混乱を整理しやすいように聴くプロですから、こんがらがってしまった内容も段々と整理がついていきます。

そこが、家族や友人に話しても解決できない時との違いです。

あなたの持っている心の力が強く、混乱がそれほど深くなければ、一回や数回サポートしてもらえれば整理がついてくるでしょう。

あなたの持っている心の力がまだ弱かったり、混乱が深いケースでも、決して心配する必要はありません。

カウンセラーはそんなあなたに歩調を合わせ、無理のないペースでそのこんがらがっている混乱をほどくサポートをしてくれます。

順序良く目の前にある問題を明らかにしてくれるでしょうし、その整理のつけ方の具体的な方法も教えてくれます。

心の中や頭の中のことですから、すべてスムースにはいきませんが、あなたのお悩みや混乱した内容をカウンセラーにお話しする価値は必ずあるはずです。

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あなたは家族の中で、どんな心理的役割を担っていますか?

自分が思っているより、その役割は心に染み付いているかも知れません。

心理的役割とは…、たとえばこんな家族がいるとしましょう。

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お母さんは、夫に対して「仕事ばかりでなくてもっと家庭の事をやって欲しい」などと強く不満がある。

そのことを子供2人に悪気はないが、つい愚痴ることが多い。

姉は同性ということもあって、「まあそうね!」くらいで上手に愚痴から逃れ、甘えて一緒に買い物に行くくらい母と仲が良い。

弟は元来優しい性格もあって、母の愚痴をまともに聞いて必要以上に心理的負担を負ってしまう。

そのお蔭なのか?お父さんは妻の不満を感じながらも、面と向かって話し合わずに長い間済んでしまっている。

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一面的に判断はできないものの、家族内では一人一人がそれぞれの心理的役割を担いながら、家族全体の力動のバランスを保っています。

この中で当然、心理的負担を大きく抱えているのは弟さんですね。

反抗期にでも、その役割を放棄できれば良いですが、(そうなると父と母は正面から話し合う必要が出てくるでしょう。)うまく乗り越えられないままだと、学校や会社や結婚してからも同じようなパターンの役割を担うことになったり、無理がたたれば“うつ”などの心の病や症状になったりする可能性もあるのです。

しかし、悪いことばかりではありません。

そんな弟さんが、その心理的役割を乗り越えられると、今度は自分で選んでその役割を受け持つことができます。つまり、その心理的役割を担ってきたことを自分のメリットに変えられるのです。

無理がなくなり、他人の気持ちをよく分かってあげられます。
集団や仲間の人間関係のバランスをとることができます。

自己中心的でなく思いやりをもって、他人を助けることができるようになるかも知れません。
そういった能力を活かして、リーダーシップが育つかも知れません。

さて、あなたは今、家族や学校や会社でどんな心理的役割を担っているでしょうか?

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カウンセラーには秘密を守る義務があります。

これは、あなたの了解なしに、カウンセリングでお話した内容を、たとえ御両親様や配偶者の方と言えども、一切他言してはならないという約束事です。

この約束事がないと、あなたには自分が守られている感覚がなく、安心して気持ちを表現したり、今まで誰にも話せなかったようなお悩みを打ち明けたりはできないでしょう。

もちろん、カウンセラーとあなたとの信頼関係にかかわってくる大切なことですね。

また、“感情”や“想い”といった“心の内面”を表現することに慣れていないような人にとっては、『こんな想いがある自分はおかしいのではないか?』『他人と違って変なのではないか?』といった怖れを抱いていることが多くあります。

(あなたに様々な思いがあることは自然なこどです。決しておかしなことは、実際にはないのです。)

ですから、そんな人にとっては“感情”や“想い”といった“心の内面”を表現することは、人一倍に勇気のいることでしょう。

そのためには、守られた空間や時間・約束事の中で、あなたが安心してお話できる環境が必要になってくるのです。

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自己表現を通して、心の癒しや心の成長・成熟に至ることが可能な心理療法はたくさんあります。

非言語的なイメージ表現を扱うものでは、絵画療法やコラージュ療法、サイコドラマなどのアートセラピーがあります。

砂の入った箱とミニチュア玩具を使って、イメージを自由に表現する箱庭療法は皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか?

箱庭療法やアートセラピーでは、そのイメージ表現に対してセラピストは解釈などはしません。

ですから、クライアントさんのイメージによる自己表現をメインに、自己治癒力が活性化し、心の癒しや心の成長・成熟に至っていくことが可能になってきます。

それだけ自己表現をしていくことは、心のプラスな変化へと有効に働くと言えます。

もちろん、セラピストとクライアントさんとの関係性がとても大切ですし、自由にして保護された空間が確保されるなどの専門的な枠組みが前提でのお話です。

カウンセリングでは、やはり自由にして保護された空間の中で、イメージ表現よりさらに直接的・意識的な言語表現をメインにした自己表現をして、カウンセラーと対話をしながら、心の癒しや心の成長・成熟、心理的要因のお悩みや症状の改善へ至ることを可能にしていきます。

実際に、クライアントさんが無理のない範囲で自己表現していくことにより、表現できたことだけでも心が楽になったり、感情が解放され心の整理がついてきたり、今まで気づかなかったことに気づいてきたり、関係ないと思っていた事柄が関係してきたり、背景にある心のテーマが明確になってきたりすることがあるのです。

それだけ人間にとって、自分を表現していくという事、そしてそれを安心できる環境と関係性の中で他者に受け止められるという事は、とても大切なことなのだと思います。

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これは知人から聞いた、美容師さんの話です。

その人は「自分はお客さんと話が上手くできない」という、コンプレックスを持っていたそうです。

最初は「何とか面白い話をしないといけない」とか、「ヘンな間が空いたらいけない」と緊張しながら、どんなお客さんに対しても頑張って話をしようとしていたそうです。

しかし、緊張するばかりで、話が上手くなる様子もありません。

思い切ったところがあるこの人は、「上手く話せないのはもう仕方がない。自分が頑張って話すのは半ば諦めて、おしゃべり好きでよく話をしてくるお客さん相手の時だけは、せめてその話をよく聴くようにしよう。」と心に決めました。

すると、どうでしょう。

一年も過ぎた頃には、自分も自然に話が上手にできるようになっていたそうです。

お客さんの話をよく聴いていたことで、いつの間にか話のネタや情報量は豊富になり、話し方や話のキャッチボールの間合いといった技術も、少しずつ自分の中に取り込んでいたのです。

たとえ上手く話せなくても相手の話をよく聴くだけで、相手にはよく聴いてもらっているという安心感や満足感を与えているわけですから、決して悪い印象はなく、十分なコミュニケーションになっていることもあるのかも知れませんね。

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似たもの同士や同じタイプの人たちが、お互い引き合うかのようにつながっていきます。

あなたもそう感じることが、よくあるのではないでしょうか?

ブログで受容的な内容の文章を書くと、とても優しい雰囲気のブログを書いている人が見てくれます。また、未来志向の内容の文章を書くと、とても前向きにセミナーなどを開いている人が見てくれます。

そういったつながりを感じてみると、とても不思議な感覚がします。

カウンセリングでも同じようなことがあります。

クライエントさんが“自分にとって楽なあり方”に変わってくると、不思議と今まで関わってきた人や物との関係性が変わってきます。

まったく違うタイプの人や物と出会ってきたりすることさえよくあります。

もちろん、自分にとって楽だったり、本当に求めていた人や物とのつながりに変わってくるのです。

よくある例を挙げると、いつも同じようなタイプの彼氏と知り合ってその関係性に苦しんでいた女性が、全く違うタイプの男性に惹かれるようになって付き合い始めたり…。

お母さんの一言一言にイライラしていた娘さんが段々とあまり気にならなくなって、いつの間にか無理なく会話している自分になっていたり…。そんな感じです。

それは急に変化することもありますが、そういう事が最初はポツポツと。
そして段々と回数が増えていく場合が多いです。
(最初、クライエントさんはその変化に戸惑ったりするのですが…。)

カウンセラーはその変化を信じています。

そして、クライエントさんより早い時機にその変化を感じますから、その事を予告したりすることもあります。

クライエントさんが実際に予告どおりに変わってきたりすると、「どうして前もってわかっていたんですか?」と驚いて聞かれたり、クライエントさん自身も喜びながらも、その変化をとても不思議がったりするものです。

その変化はクライエントさん自身が“こころの力”をつけてきた証拠です。
そういう自分に成ってきたことに自信をもって欲しいことなのです。

自分が変わってくると、関係性が変わって相手が変わります。
また、初めに関係性を変えると、自分や相手が変わってきます。
すべては相互作用で成り立っているのです。

難しいことは置いといて、とにかく“自分にとって楽なあり方”に変わることができれば嬉しいですよね。

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頑張らなくては認めてもらえないというメッセージの中で育ったり、家族の中でしっかりしないといけない役割を担って育った人は、自分が全部責任を負ってやらないといけないという観念が強くなる傾向があります。

すると、他人に頼ったり助けてもらったりすることができず、自分の弱みを見せられなくなります。

ただそういった自分に気づかないか、自分もその観念や役割に価値を持てているうちは問題がなかったりします。

しかし、自分の中で認めれることに条件が付いていることが辛くなってきたり、その観念や役割に縛られて自由を感じられなくなると、生きづらさを感じたり抑うつなどの心理的症状が出てくることがあります。

カウンセリングでお話を聴くと、ふと気がついたら人とのつながり感が希薄で、強い孤立感や淋しさを訴えたり、自分の価値観や存在感が大きく揺らいで未来へ対する不安を訴えたりします。

そういった変化はある意味、心の中で自分のあり方を大きく変えていく時機なのでしょうし、カウンセリングではそこに寄り添ってサポートをしていくことになります。

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過去の失敗や後悔にとらわれたり、親の育て方が悪かったなどと過去に問題があるから苦しんでいるという人がいます。

実際にお話をお聴きすると、本当に大変だったのだなあと思い知らされます。

しかし、ひとしきり涙を流されたら、次はあなた自身の未来をイメージする力を信じて欲しいですね。

現在は過去に規定されていると思いがちです。

しかし刻一刻と訪れる現在は、決して一直線上の過去に規定されているわけではなく、むしろ未来へのあなた自身のイメージに規定されています。

未来は現在のあなたがイメージすることで無数に存在するはずなのです。

よく社会で成功した人やスポーツで名をあげた人が、ずいぶん以前から何年後はこんな自分になっていると明確にイメージしていて、本当にその通りになっているという話を聞くことがあります。

まさにこれが、未来をイメージする力を信じて実践した好ましい例なのでしょう。

実際に考えて見てください。

すべてとは言いませんが、想わない未来が訪れることはあり得ないのです。
なりたい自分のイメージなしにそうはなり得ないのです。

そう言う私もこの力を信じられるまで、過去の問題にずいぶんととらわれて苦しんできました。

そして今でも悟ったわけではないので、過去の問題はしょっちゅう頭に浮かんできます。

それでも、未来をイメージする力を信じられると、心と身体の潜在能力は活性化され、そのイメージに向けて具体的に現在の自分を動かし始めます。

もしこころに余裕が出てきたらで良いですから、何年後かの楽に変わっているあなたをイメージして、その未来のあなたが今現在のあなたに声をかけるとしたら、アドバイスをするとしたら、何と言うのかを想像して見て下さい。

少しずつ何かが変わり始めるはずです。

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カウンセリングルーム

プロフィール

中村はじめ
1968年生まれ 男性
心理カウンセラー
公認心理師(国家資格)
精神保健福祉士(国家資格)
横浜(個人開業)及び杉並区(メンタルクリニック勤務)を中心に心理カウンセラーとして活動中。

※詳しくはプロフィール

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