喪失体験による悲しみの回復プロセス2

前回の続きになりますが、『喪失体験』による悲しみの回復プロセスを見ていきましょう。

ここでは簡単に分かりやすく4段階で説明していきます。

①ショックと否認の段階

ショックのあまり現実に起こったことを心と身体が拒否します。

涙も出ないくらい感情が鈍麻することもありますが、これは直ぐに悲しみを受け入れると心も身体も潰れてしまうので人間の防衛機能で現実を否認しているからであって決しておかしな事ではありません。

②絶望感と悲しみの段階

悲しみを受け入れていく段階になりますが、初めは心理的抵抗があるため何に対してもイライラしたり怒りがわいてきたり、一方で絶望感に襲われることも多くなります。

一番つらくて苦しい段階と言えます。

以上の2つの段階では早く立ち直ろうと焦ったり頑張り過ぎないことが大切です。

また②絶望感と悲しみの段階では、周りの人に何度も悲しみや怒りを表現する人もいれば、それを我慢して自分の中に溜め込んでしまう人もします。

できたら表現して感情を流していった方が心の整理がつきやすいのですが、本人も周りの人も難しいところがありますので困った時は心理カウンセリングを利用して見て下さい。

それでは次の段階は次回に見ていきましょう。

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