ごあいさつ
こころの森カウンセリングは
横浜(関内)/ 東京(杉並)/ スカイプ(Skype)で心理カウンセリングを行っているカウンセラーによる、お悩みの方やそのご家族の方への支援サイトです。

やる気が出ない
気分が落ち込む
不安で仕方ない
学校や会社へ行けない
人とうまくいかない
など…お悩みの方(ご家族の方)
考え方を変えたい
性格を変えたい
もっと楽に生きたい
と、お考えの方
相性が良さそうだな
相談をして見たいな
と、思われた方
ひとりで悩まないで、ご相談下さい。
ご一緒にお悩みや問題と向き合っていきましょう。
あなたの中にある力を引き出していきます。
初回カウンセリングは時間をゆったりとっています。
お気軽にご相談下さい。
秘密厳守でプライバシーは守られます。
安心してお話下さい。
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プロフィール… 中村はじめ 1968年生まれ 男性 精神保健福祉士(国家資格)
横浜市関内のシェアオフィス内の会議室/スカイプ(個人開業)と東京杉並区(メンタルクリニック勤務)を中心に、心理カウンセラーとして活動しています。
よろしくお願い致します。
詳しいプロフィールはこちらで紹介しています。
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カテゴリー記事一覧
雑念が病的なものにならないために
あなたにも“雑念”が湧いてくることはありませんか?
ここで言う“雑念”とは、意思とは無関係にあらわれる思考のことです。
これに感情的な苦痛が伴うと、気分は否定的になります。
たとえば…(強迫的で少し極端な例ですが)
『眠れないと頭がおかしくなって大変なことになるのでは…』
『会社で周りの人が自分の事を否定的な視線で見ているのでは…』
『4という数字を避けないと自分や家族に悪いことが起こるのでは…』
などといったものです。
では、こういった雑念が増えて、病的なものにならないようにするにはどうすれば良いのでしょうか?
それには、こんな研究結果がヒントになります。
一つに、『出てきた雑念をコントロールしないと良くない結果を招くのでは?』と思えば思うほど、かえって雑念が増えていく。
もう一つは、『出てきた雑念が自分にとって重要なこと・意味あること』と捉えれば捉えるほど、コントロールが難しくなるという研究結果が出ているのです。
つまり、雑念を消し去ろうとする努力が、逆にその雑念を活性化させてしまうという皮肉な結果を招くということです。
事実、強迫性障害の人や一部の不眠でお悩みの人には、上述の研究結果が当てはまる悪循環が、脳の中の誤作動として起こっていることが分かっています。
そして、私がカウンセリングをしている経験からも『こんな雑念が湧く自分はおかしいのではないか?』、『こんな雑念が湧いてくるのはおかしいことだから、何とか消し去らないと…』と強く思っている人が病的な雑念に苦しまれています。
また、実は同じような内容の雑念が、心が健康な人でもある程度は起こっていることも研究で分かっているのです。
心の中のことや思考のことは、他人と比べることが難しいですよね。
ですから、こういった情報を参考にして、あなただけに特別に起こっていることではないと安心できることだけでも、病的な雑念にならないための予防策になるはずなのです。
もちろん、こじれてしまった場合はカウンセリングでサポートできますので、お気軽にご相談して見て下さい。
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“良い子”の役割を無理に続けてしまうと
“良い子”の役割を長い間無理に続けてしまうと、思いもよらない結果を招きます。
よくある例を挙げて見ましょう。
(Aさんはよくある例をもとに、私が創造した人物です。)
Aさんは、二人姉妹の長女で幼いころから勉強がよくでき、親にも将来を期待され、いわゆる“良い子”でずっと育ってきました。2つ下の妹さんに対しても、面倒見が良くとても良いお姉さんだったのです。
Aさんも“良い子”と評価されることは、初めとても嬉しいことでした。
しかし、Aさんの心の中で段々と“良い子”の役割に自分自身が縛られて、とても窮屈な思いをしていく自分を感じていました。
そして気がつくと、その“良い子”の役割を自分でもコントロールすることができなくなっていたのです。
無理をして親や妹と接して苦しくなり、気持ちはしだいに憂うつになってきました。
そして、ちょっとしたことでイライラするようになり、不眠や過食にもなっていきました。
しかし、Aさんは心の中が混乱して、自分の本当の気持ちを上手に表現できません。
“良い子”の役割と違う自分を今まで表現したことがないのですから、とても怖い気持ちもあるのでしょう。
ですから、周りの家族から見れば、Aさんに何が起きているのか見当もつきません。
Aさんのような人は、背景にある“よい子”の問題を扱うだけの余裕が本人の心にはなく、カウンセリングでは不眠や過食を治したいという目的でお見えになることが多いのです。
Aさんような人が“良い子”から脱皮する時、今まで抑圧してきた自分の心の一面が噴出して、極端な行動や行為に走りがちになります。
Aさんの場合では、親に対して今まで本当の自分をわかってもらえなかったと強く感じ、繰り返し恨みを訴えるかもしれません。
また、Aさんにとっては比較的自由に生きてきただろうと思われる妹さんに対して、強い嫉妬心を抱き突然に大喧嘩をし始めるかもしれません。
そんな時、周りの家族はどうして良いのか分からずに混乱し、とても不安になるものです。
カウンセラーは、そんな本人の心の成熟度や周りの環境の許容度を見極め、本人が危険を冒し過ぎて挫折しないように…。また最終的には、きちんと自分自身の全体性を主体的に生きれるように、一緒に寄り添いながらサポートしていきます。
こういったケースでは、ご本人はカウンセリングを受けたがらないことも多いです。
自分が悪者にされるのをとても嫌がるからです。
しかし、もし家族の方が希望されるなら、ご本人不在でも家族療法という形態でサポートすることも可能です。
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カウンセリングの通い方と期間について
【カウンセリングの通い方と期間について】
カウンセリングの通い方については、お悩みの内容によって異なります。
今あるお悩みに関して心理的な背景を知りたい、ご家族の方がお子様の状況への心理的アドバイスをして欲しい、といったケースでは、コンサルタント的に一回や数回通って頂くことになります。
気分の落ち込み(うつ)を改善したい、アダルトチルドレンから回復したい、依存と自立の葛藤など心のテーマを乗り越えていきたい、といったケースでは、今まで積み重なったものを変えていく必要があるため、できるかぎり定期的かつ継続的に通って頂くことになります。
定期的とは、クライアントさんの御事情に合わせてで結構なのですが、1週間おき・2週間おき・3週間おき等といった間隔です。気持ちが楽になってきたり状態が良くなってきたりしたら、期間を延ばしていきます。
どれくらいの期間を通えば良いかという質問もよく受けるのですが、これもお悩みの内容や心のテーマの深さによって異なってきます。通常は数カ月、ケースによっては1年以上ということもあります。
もちろん同じ状態が続くのではなく、波があるものの状態が少しずつ改善されながら、また心のテーマも変化しつつ継続していくことになります。
定期的かつ継続的に通って頂きたい理由のひとつには、調子が悪くなってお越し頂いたり、問題がこじれてしまってからお越し頂くと、その時の気持ちを楽にするためだけに、また表面的・対症療法的な解決だけに、限られた時間を費やすことになってしまうからです。
つまり根本的な改善には、もう少し心の深い部分での変化に対するアプローチの機会も必要になってくるのです。
たとえて言うならば、お悩みに関する問題やテーマを毎回のカウンセリング場面で一緒に話し合って、まるで鍋の中に入れて火をかけていくようなものです。
ご一緒に火をかけて温めていき、またそれによって圧力をかけて、心の中の変化を促したり待っていくわけです。
ここであまりにも期間が開いて火の勢いが弱まったり、圧力が抜けてしまったら、期待するような変化が起きにくいのです。
もちろんクライアントさんの御事情に合わせてで結構なのですが、以上の点を頭に入れて頂くと、カウンセリングの効果もより高まるはずです。
(※あくまでもこちらでのカウンセリングについての考え方です。また、診断や専門的ケアは必ずお医者様に受けて下さい。)
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タイプA行動パターンとは
あなたはタイプAの性格傾向に当てはまるでしょうか?
このタイプAの人は、典型的な“うつ”になりやすいと言われています。
タイプAと言われる人は、こんな人が当てはまります。
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Rさんはとても仕事熱心で、目標達成に向けて突き進む中堅サラリーマンです。
会社での評価も高く、とても忙しい部署を任されるくらいです。
責任感も人一倍強く、「他人は何故もっと積極的に仕事をしないのか?」と思っていて、Rさんはいくつもの仕事を抱え込んでいます。そのせいか血圧も高めです。
他人から見れば食事をとるのも話すのも、いつもせわしなく動き、仕事は時間に追われて常に競争しているように見えます。
また、自らストレスの多い生活を好んで、その大きなストレスを自覚せず無理をしているように見えるのです。
(Rさんは私が創造した一般的なタイプAの人です。)
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性格によって同じストレス状況であっても、感じ方や対処の仕方が異なります。
ストレスを強く受けてうまくかわせないと、自律神経やホルモン分泌などに影響を与え免疫力は下がり、特定の身体疾患や抑うつ状態になりやすいのです。
Rさんのような人は、仕事が順調に進んでいる時には好調です。
しかし、目標を失ってしまったり息切れしてしまったりすると、まるで車のガス欠のように心のエネルギーが枯渇してしまって典型的な“うつ”になってしまいます。
そして、自らエスカレートして作り上げてしまった社会的・対人的ハードルの高さに苦しみます。
だから、なかなか回復できなくなります。
たとえ仕事に復帰しても、また同じような状況に陥り、“うつ”を再発させることが多いのです。
もしあなたがタイプA行動パターンに当てはまり、カウンセリングで改善するには次の事が大切です。
まず、あなた自身がタイプA行動パターンであることをよく認識することが大切です。
そしてご一緒に話し合い、ご自分が納得しながら実際の行動そのものを修正していきます。
リラックス法を覚えるのも良いですね。
タイプAのあなたは思考レベルでの理解力は抜群です。
しかし、なかなか行動そのものは変わりにくいでしょう。
実際の行動修正ついては、どうか専門家にお任せ下さい。
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“アイデンティティの確立”がうまくいかないと…
前回は“アイデンティティの確立”とはどういうことかを述べました。
今回は“アイデンティティの確立”がうまくいかない場合のお話です。
“アイデンティティの確立”がうまくいかないことを、“アイデンティティの拡散”と言います。
具体的に“アイデンティティの拡散”という状態では…
極端な例では、
見た目の良さだけに自分の評価の拠り所を求め、整形手術を繰り返したり…。
自分自身の証しを刻み込むために、刺青を衝動的にいれたり…。
拠り所を外に求めて、過激な新興宗教の教祖に自分の存在の承認を求めたり…。
何をしていいのか分からず無気力になって、引きこもってただ時間を過ごしたり…。
自分自身の存在をとりあえずでも確認するために、自傷を繰り返してみたり…。
“アイデンティティの確立”つまり…
『自分は他の誰でもない存在である。だから、自分は自分でいい。』
『自分自身の最大の良さや魅力は、自分自身であること。』
といった感覚を自分の心の根底に築けず、心理的に混乱して、このような行為や行動を起こしてしまうのです。
反対に“アイデンティティが確立された状態”では、自己評価が安定し客観性があるため、必要以上に他者評価に振り回されません。
集団の中に入っても独りでいても、社会的場面でもプライベートでも、自分自身の存在そのものに安定感があります。
“アイデンティティが拡散している状態”では、他者のサポートが必要になります。
もちろん、心理カウンセリングでは専門家として的確なサポートが可能です。
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アイデンティティの確立(青年期)
“アイデンティティの確立”という言葉を聞いたことがありますか?
さまざまな分野で使われていますが、心理学では青年期の発達課題とされます。
青年期は自分探しの時期です。
「自分はどんな人間や性格なのか?」
「これからどう生きていくのか?」
「どんな仕事につくのか?」
「自分らしく生きるにはどうしたらよいか?」
などと悩むもの。
“アイデンティティの確立”とは、そういった悩みを通して自分自身を形成していき、
『自分は他の誰でもない存在である。だから、自分は自分でいい。』
『自分の最大の良さや魅力は、自分自身であること。』
といった感覚が自分の心の根底に築かれた状態を言います。
こういった感覚を漠然とでも、自分の中に築いてきた人にはお分かりになるでしょう。
時期としては10代後半から20代。最近では、30代でも確立しきれない人も多いかも知れません。
また、アイデンティティは青年期だけではなく、その後の人生でも繰り返し再構築されるものです。
“アイデンティティの確立”は、幼い頃から親や周りの人達から与えられる安心感や肯定感を基礎にして、あなた自身がさまざまな人間関係や社会経験を通して、それまで獲得した自己の整理をしながら、自分自身の中に築かれていく感覚です。
決して安易に、スピリチャルなものから与えられる感覚ではないのです。
さて、あなたの中には“アイデンティティが確立された感覚”はあるでしょうか?
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あなたの家族の中での心理的役割は?
あなたは家族の中で、どんな心理的役割を担っていますか?
自分が思っているより、その役割は心に染み付いているかも知れません。
心理的役割とは…、たとえばこんな家族がいるとしましょう。
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お母さんは、夫に対して「仕事ばかりでなくてもっと家庭の事をやって欲しい」などと強く不満がある。
そのことを子供2人に悪気はないが、つい愚痴ることが多い。
姉は同性ということもあって、「まあそうね!」くらいで上手に愚痴から逃れ、甘えて一緒に買い物に行くくらい母と仲が良い。
弟は元来優しい性格もあって、母の愚痴をまともに聞いて必要以上に心理的負担を負ってしまう。
そのお蔭なのか?お父さんは妻の不満を感じながらも、面と向かって話し合わずに長い間済んでしまっている。
——————————————————————
一面的に判断はできないものの、家族内では一人一人がそれぞれの心理的役割を担いながら、家族全体の力動のバランスを保っています。
この中で当然、心理的負担を大きく抱えているのは弟さんですね。
反抗期に荒れて、その役割を放棄できれば良いですが、(そうなると父と母は正面から話し合う必要が出てくるでしょう。)うまく乗り越えられないままだと、学校や会社や結婚してからも同じようなパターンの役割を担うことになったり、無理がたたれば心の悩みや症状になったりする可能性もあるのです。
しかし、悪いことばかりではありません。
そんな弟さんが、その心理的役割を乗り越えられると、今度は自分で選んでその役割を受け持つことができます。つまり、その心理的役割を担ってきたことを自分のメリットに変えられるのです。
無理がなくなり、他人の気持ちをよく分かってあげられます。
集団や仲間の人間関係のバランスをとることができます。
自己中心的でなく思いやりをもって、他人を助けることができるようになるかも知れません。
そういった能力を活かして、リーダーシップが育つかも知れません。
さて、あなたは今、家族や学校や会社でどんな心理的役割を担っているでしょうか?
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自己表現ができないストレス
あなたにも、こんなことがないでしょうか?
友人の許せない部分を指摘したいのにずっとできないでいると、もうその友人に会いたくなくなったり…。またそんな風に思ってしまう自分を嫌いになったり…。
職場で嫌なことを頼まれて断れないことが続くと、頼んでくる相手をすごく嫌いになったり…。そういう職場自体が自分に合わない環境と感じたり…。
でも思い切って、指摘したり、断ったり、意見を言ったり、NOと言ったり…
自分が本当に思っていることを表現できると、気持ちや心が楽になって、今まで感じていた認識そのものも楽な方向に変わることがあります。
このように、初めは状況や環境や相手そのものがストレスになっていると感じることでも、言いたい事を自分が表現できた後になると、『自分が表現していなかったこと、できなかったことによるストレスが意外と大きかったんだ』と思う経験をされた人は多いでしょう。
しかし、ずっと表現しない又はできない環境にあった人にとっては、今までしたことがないのですから、すごく怖かったり…。
長い間言いたいことを抑えてきた人にとっては、蓋をしてきたその中身はすごい圧力になっていると感じ、表現すると感情が爆発してしまうのではと不安だったり…。
表現すること自体が、なかなか簡単にはいかないこともあるのです。
カウンセリングでは、そういった背景にある無理もない事情に共感しながら、ご一緒に話し合いながら楽になる方向へとサポートを進めていきます。
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“ゆれる”兄弟・姉妹間の心
あなたは、映画『ゆれる』をご覧になったことがありますか?
この映画は、主に男兄弟の兄弟間葛藤を衝撃的に描いている作品です。
オダギリジョー・境井照之演じる男兄弟の人生の葛藤が、すばらしい演技力と監督力でこちらの心をグラグラと揺さぶってきます。
文字通り、真実がゆれる。現実がゆれる。関係性がゆれる。二人の心がゆれる。人生がゆれるのです。真の意味での客観なんて存在しない!と思い知らされます。
カウンセリングでも、兄弟・姉妹間の葛藤がクライエントさんの心のテーマになっている場面によく遭遇します。ある意味、映画と同じように『ゆれる心』に一緒に寄り添っていくのです。
しかし、同じ兄弟間葛藤でも女姉妹のケースがずっと多く、しかもこじれてしまっていることが多いと感じます。
それは、私が男性カウンセラーという理由からかも知れませんが…。
また、双子さんの間の心的葛藤が要因になっているお悩みも多いケースですね。
カウンセリングでは、兄弟・姉妹間の葛藤が関係するお悩みにもアプローチすることができます。
DVD『ゆれる』 お勧めです。
下にリンクを貼りました。
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心の中の混乱をカウンセラーに話す価値
カウンセリングにお見えになる人は、心や頭の中が混乱してお見えになります。
自分の力だけでは、なかなか解決できないお悩みを抱えてお見えになるのですから当然ですね。
そこでまず混乱したままで良いですから、心や頭の中にあることを話していくことがとても大切なことになります。
なぜなら、あなたが話すことによって(カウンセラーに聴いてもらうことによって)その心や頭の中の混乱が整理されてくるからです。
とくに心理カウンセラーという心の専門家は、クライアントさんが心や頭の中の混乱を整理しやすいように聴くプロですから、こんがらがってしまった内容も段々と整理がついていきます。
そこが、家族や友人に話しても解決できない時との違いです。
あなたの持っている心の力が強く、混乱がそれほど深くなければ、一回や数回サポートしてもらえれば整理がついてくるでしょう。
あなたの持っている心の力がまだ弱かったり、混乱が深いケースでも、決して心配する必要はありません。
カウンセラーはそんなあなたに歩調を合わせ、無理のないペースでそのこんがらがっている混乱をほどくサポートをしてくれます。
順序良く目の前にある問題を明らかにしてくれるでしょうし、その整理のつけ方の具体的な方法も教えてくれます。
心の中や頭の中のことですから、すべてスムースにはいきませんが、あなたのお悩みや混乱した内容をカウンセラーにお話しする価値は必ずあるはずです。
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“生活のしやすさ”を目標にしてみる
カウンセリングを受けると言うと、
その目標が抽象的で難しい内容になってしまうことがあります。
たとえば…
「同年代の人と同じような社会的に立派な自分になること」
「誰々のように人格を高めること」
「心を強くするために、もっと精神性を高めること」
コンプレックスが強い人や自分は他人と違うという意識の強い人が、上記のような目標を掲げる傾向があります。
もちろん、そういった目標を掲げることは何も悪くないです。
達成出来れば言うこと無しですよね。
ただ、具体的にお話を聴いて見ると…、
「会社で他人の目を気にし過ぎて苦しんでいる」
「夜に考えごとが止まらなくなってよく眠れない」
「昔の嫌なことが頭に出てきて集中できない」
などと実際の生活で困っていることがある訳です。
カウンセリングでは、まずそういった”生活のしづらさ”を楽にしていくことを目標にしていっても良いのです。
その積み重ねで日常生活がし易くなれば、あなたは気持ちも楽になり自信もついて、最終的に目標とする『成りたい自分』へ自然に近づいているはずです。
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マンガだからスッと入る心を知る本|心にプラスな本
帯に書いてあるように、マンガと言ってもあなどれない『こころ』を語る本です。
大昔にロングセラーになり、シリーズもたくさん出ています。
「答えはボクにあった」というように、色々気づかされるはずです。
とても気軽に読めますので、どなたにもお勧めです。
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自分と悩み事の距離は人によって違う
カウンセリングでクライアントさんのお話を聴いて感じるのですが、自分と悩み事との距離感は人によって違いがあります。
ここで言う悩み事とは、気がかりや心配ごと、それに関する気持ちの流れなどを指します。
気がかりや心配ごとが大きくなると不安や恐怖・怒りなどの感情が強まり、自分と悩み事との距離は近くなり過ぎてしまいます。
その結果その事にとらわれ、また感情に圧倒されて、苦しい状態になってしまいます。
この場合、まず距離をとる工夫をしていくと共に、気がかりや心配ごとが多少大きくなっても、適切な距離をキープできるように心の力をつけていく事も必要でしょう。
逆に悩んでいるのだけれど、その悩み事と自分との距離感が元々遠い人もいます。
あまり自分の気持ちや内面に触れない、触れても表面的だったりする癖がついている人です。
ですから、ご本人もつらい状況になっている理由がよくわからなかったりすることが多く、思考レベルの解決方法だけを探ろうとする傾向があります。
こういったタイプの人は、自分の内面や気持ちにあまり触れないので、初めはカウンセリングが深まらないことがあります。
しかし、カウンセラー側の働きかけととクライアントさんの努力の相互作用で、もちろん内省が深まり変化してくる人も多くいます。
私たちは普段、仕事や家庭で忙しく、外界との対応に追われることが多いと思います。
ですから、悩み事である気がかりや心配ごとは日常生活の「邪魔者」と扱われがちです。
しかし、時にはゆっくりできる時間を作り、自分の内面世界に適度な距離を保って優しく触れ、自分の気持ちや身体の感覚を味わってみるのも良いことではないでしょうか。
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心が守られた環境で話をする
カウンセラーには秘密を守る義務があります。
これは、あなたの了解なしに、カウンセリングでお話した内容を、たとえ御両親様や配偶者の方と言えども、一切他言してはならないという約束事です。
この約束事がないと、あなたには自分が守られている感覚がなく、安心して気持ちを表現したり、今まで誰にも話せなかったようなお悩みを打ち明けたりはできないでしょう。
もちろん、カウンセラーとあなたとの信頼関係にかかわってくる大切なことですね。
また、“感情”や“想い”といった“心の内面”を表現することに慣れていないような人にとっては、『こんな想いがある自分はおかしいのではないか?』『他人と違って変なのではないか?』といった怖れを抱いていることが多くあります。
(あなたに様々な思いがあることは自然なこどです。決しておかしなことは、実際にはないのです。)
ですから、そんな人にとっては“感情”や“想い”といった“心の内面”を表現することは、人一倍に勇気のいることでしょう。
そのためには、守られた空間や時間・約束事の中で、あなたが安心してお話できる環境が必要になってくるのです。
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カウンセリングで身体や心に副作用は出ますか?
<心理カウンセリングに関する、よくある質問疑問です>
今回は、カウンセリングによる副作用についてです。
カウンセリングによる副作用のような影響は以下のようなことがあります。
クライアントさんがいったん心理的に悪い方向へと心が向いていると感じる。
その事によって、一時的に身体へ影響が出ることは稀にあります。
しかし、もちろんカウンセリングは心と体が楽になっていく方向へと進めていきます。
『いったん心理的に悪い方向へと心が向いていると感じる』とは、全体的に進んでいる方向は楽になる方向であっても、心が変化していくには調子の波があること。
また始めに多いことですが、今まで滞っていた感情や心のエネルギーが流れることにより、身体が一時的にだるくなったり、疲れやすくなったりすることがあり得ると言うことです。
ケースによってはあなた自身が自分の心とよく向き合う必要があります。
そういうケースでは、たとえ良い方向に進んでいても変化する時機には、産みの苦しみと言いますか、新しい心の安定に到達するまでの不安定と言いますか、そういうことはよくあることなのです。
カウンセラーはそのプロセスを十分理解しています。
きちんと説明してくれたり、できる範囲のサポートもしてくれます。
ですから、あなたは必要以上に怖がらなくても大丈夫です。
どうか、安心してカウンセリングを進めていって下さい。
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ゴールデンウィークの営業日について
【ゴールデンウィークの営業日について】
通常通りにプラスして営業しています。
以下の日にちはカウンセリングを行っています。
4月30日(月)・5月3日(木)・4日(金)・5日(土)
どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
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“いい人”が本当に“いい人”なのか?
前回は“都合のいい人”という記事を投稿しました。
あなたはどう思われましたか?
意味合いは少し違いますが、カウンセリングではこの“いい人”という捉え方が、「心のお悩みを改善していく上では、本当のところはどうなんだろうか?」と問題になることがあります。
具体的な例を挙げると…、
「何でも確認しないと気が済まなくなっている子供をもつ親が、本人を少しでも安心させようと一緒に確認したり。本人に頼まれて替わりに確認行為をしてあげたり。」
そうすることによって、本人にとっては一時的に安心するので、確認行為をしてくれる親はとても優しくて“いい人”になるわけです。
しかし、自分で克服したり、不安なままの自分でいることの機会を奪うことになるので、結果的にはその“いい人”が心のお悩みや症状を助長する悪循環に手を貸してしまっているとも捉えることができるのです。(もちろん親も苦しんで仕方なくそうなってしまっているわけですが…)
他にもアルコール依存の人の周りには、とてもその人のことを想っているのだけれど、依存を助長させてしまう悪循環に対して、結果的に手を貸してしまっている人の存在が多いことは有名です。(この人のことを、イネイブラーと言います。)
そんな時には、カウンセリングなどの場で、ご本人と家族や周りの人がその悪循環を一緒に見つめ合い、心のお悩みに対して一緒に立ち向かっていける環境を整えられると理想的だと思います。
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あなたは都合の“いい人”?
先日、とても忙しい会社で働いている人が、疲れが溜まっていた不満もこめて、こんなことを言っていました。
『いい人ほど、ものすごく忙しいのに評価はされない。よく見ると要領のいいやつは、実はそんなに忙しくないんだ!』、と。
実際のところは分かりません。
しかし、私はこの“いい人”という言葉の使い方には関心を持ちました。
ものすごく忙しい人の中には、とても仕事ができて自らのスキルアップのため、自主的に多くの仕事を引き受けている人もいるでしょう。
しかし、ここで言っている“いい人”とは、おそらくこんな人でしょう。
『優しくて自分が大変なのにも関わらず、頼まれると断りきれずに仕事を引き受けてしまう。そしてそれだけの仕事をこなしている事を会社や周りに上手にアピールできなかったり、仕事をこなし切れずに逆に評価を落としてしまっている。』
結果的に見ると、言わば“都合のいい人”になってしまっているのではないでしょうか?
実はこの“都合のいい人”タイプは、気分の落ち込みや無気力を伴う抑うつ状態になりやすい人なのです。
そして、そういった抑うつ状態になってしまった人の話をカウンセリングでお聴きすると、例えば「家族の中で自分がNOと表現しなかったことで家族関係のバランスを保ってきた役割を知らず知らずにしてきた」などという、“都合のいい人”になってしまう無理もない理由があるのです。
ですから、そういう人達にとっては他人からの依頼を断ったり、自分を優先してNOと言ったりすることも、そんなに簡単にできることではないのですね。
ただ、やはりきちんと自分自身のことを守りながら人生を歩んでいくには、必要な表現はある程度身に付けていかなければならないでしょう。
カウンセリングでは、そのようなお悩みもサポートすることができます。
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クライエントさんにストレスをかけずに
心理カウンセラーをしてきて、ここ何年か自分のテーマとして掲げていることがあります。
それは、クライアントさんに『なるべくストレスをかけずに』、『できるだけ短期間に』、“楽なこころのあり方”や“なりたい自分”になって頂けるようにするには、いったいどんなことができるか?です。
心理カウンセラーなら当たり前のテーマですが、実際に意識し続けて行ってみると、とても深いテーマなのです。
『できるだけ短期間に』と言うのは、カウンセラーが共感や分析するばかりで、何年もカウンセリング通いになって心に変化が起きなければ、プロとして本当に申し訳がありません。
と言って、急激な変化はかえって心のバランスを失ってしまいますから、そんな時は上手に(これもなるべくクライアントさんにストレスなく)ブレーキをかけてあげないといけないのです。
また、心が変わっていくプロセスには、怖さや不安がともなうことが多いのです。
『なるべくストレスをかけずに』と言うのは、新しい自分のあり方を生きる怖さや不安に対して
「そこを生きていく意味合いや価値を一緒に見出したり。」
「確認し合ったり。勇気づけたり。」
「怖さや不安の過度なイメージを、少しでも小さくしたり。」
「実際に経験していく行動のハードルを、無理のないように調整したり。」
「まるで苦行のようになっていたら、ストーリーを替えてあげて、笑いや楽しみの要素をつけ足したり。」
他にもいっぱいありますが、とにかく変化することに対してクライアントさんに『なるべくストレスをかけずに』なのです。
それには、技術はもちろん相当必要なのですが、それを使いこなす知恵や頭の柔軟さが大切だと感じています。
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自分のこころの動きを観察する|心にプラスな本
気楽なさとり方
“悟り”と言っても、難しい本ではありません。
心の中の“牛”を見つけて、つかまえて、飼い慣らすという、
何枚かの絵図で“自己コントロールの方法”を現わしています。
上手に利用すれば、自分の心の中の動きを、自分で観察して見る
『内省』の練習になるはずです。
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仕事に関係する悩みをカウンセリングで解決
あなたは仕事に関係するお悩みをお持ちですか?
カウンセリングでは、仕事に関係するお悩みはとても多いです。
それによって、気分がとても落ち込んだり、過剰に不安になったりして苦しまれている人も多いのです。
上司との折り合いが悪くて、眠れなくなってきた。
どうしても仕事を抱え込んでしまって、うまく進められない。
依存症のように、仕事中毒(ワーカホリック)になってしまっている。
断わるなど、仕事場で上手に自己表現ができない。
苦手なタイプの人に対して、すごく萎縮してしまう。
会議の発表などで、過剰に緊張してしまう。
上司や周りの評価が気になり過ぎて、何もかも空回りしてしまう。
やる気はあるはずなのに、何故か朝になると仕事に行きたくなくなる。
などなど・・・。
詳しくお話しを聴くと、職場環境の問題、自分自身にある心理的テーマ、コミュニケーションスキルの未熟さ、などの要因が折り重なっていることが多いです。
また、それらが相互に悪循環を起こし、お悩みや様々な生きづらさに至っていることが多いのです。
こういったお悩みは、カウンセリングでは決して珍しくありません。
だから、自分だけが悩んでいると思わないで欲しいのです。
また、珍しくないだけに、逆に他人に相談しにくくて独りで苦しんでいたり、誰でも悩むことを乗り越えられないと、自分を情けなく思って責めたりしていることも多いのです。
もちろん、本当はそんなことないのですが…。
カウンセリングでは、仕事に関係するお悩みに対しても、十分サポートできます。
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“あるがまま”を履き違えないように
『あるがままの自分でいいんだよ』
『あなたはあなたのままでいいんだよ』
という言葉かけがあります。
自分を認めることができずに『こんな自分ではいけない』と自責的に思って行き詰っている人には、とても救われる言葉だと思います。
本来、『あるがままでいい』というのは、…
人間だからおかしいところや修正すべきところがあり、それを明らかに見究めてた上で、でも、これも人間だから今直ぐには変えられない自分がいる。
だから、その自分を肯定的・受容的に認めながら未来に向けては変わっていこう、という意味合いだと思います。
決してそのままの自分で問題はないという意味ではありません。
ですから、『あるがまま』という意味合いを履き違えると、かえって問題をごじらせてしまう事があります。
実際にお悩みになっている人や問題を抱えている人は、未来へ向かってどこか自分自身を、もしくは主体的に環境を変えていかないといけない事が多いのです。
そもそも人間は誰でも、環境や人間関係の移り変わりに対して、自分自身も常に変化させていかないと生きられないはずです。
でも、心がまだ未熟だったり依存性が強い人だと、『あるがまま』を履き違えてしまい、自分は変わらなくて良くて全て周りのせいであるかのように被害者意識が強くなってしまうことがあります。
自己愛の保ち方に偏りがある人も、やはり『あるがまま』を履き違えてしまうことが多く、内省して自分自身を変えていくという考えになかなか至らないことがあります。
ですから、私は不用意に『あるがままの自分でいい』『あなたはあなたのままでいい』とは言いません。
やはり変わる必要のあるところは、伝えていく時機というのはありますが、私はきちんと伝えていきますし、その方が良心的だと思っています。
人の心に強く訴える言葉の使い方や捉え方には注意が必要です。
『あるがまま』を履き違えないで、本当に楽になれる自分へと変化していって欲しいです。
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自分の心を身近な他人に置き換えてみる
『自分を少し離れたところから客観的に眺められ、そんな自分を笑うことができたら気持ちが楽になれた』ことがないでしょうか?
そこまで望めなくても、あなた自身を客観的に眺める状態を意識的につくる方法があります。
それは、あなたのつらい心の状態を身近な他人に置き換えてみる方法です。
わかりやすい例で説明していきましょう。
会社で“自分は仕事ができない”と強く思っている人がいます。
その人が新規の仕事を上司から任されました。
プレッシャーを過剰に感じてしまい、「自分にはできない」「必ず失敗する」とネガティブな考えがぐるぐると廻り始めました。そして、気分は不安や恐怖が出てきて、心が段々つらくなってきました。
そこで、とりあえず不安や恐怖を脇に置いて、社内のAさん(積極的なタイプ)やBさん(何とかなるだろうタイプ)に、まるであなたがその人になったかのように、同じ状況を置き換えて考えたり感じたりして見るのです。
ここで大切なことは、他人と比べて自己否定につなげないことです。
あくまでも目的は、不安や恐怖にのみ込まれているあなたが、悪循環から一旦解放されて冷静になることです。そして少しでも心が楽になれる方向へと、自分を立て直す“きっかけ”をつくることなのです。
(と言っても、どうにもならないくらいつらい状態に陥っている時には、どうしても自己否定につながってしまいますので、そんな時はカウンセリングに来て下さいね。)
さて、Aさんになってみると、「新規の仕事を任されたということは、自分は上司に評価されているんだ」「大変かもしれないが、チャレンジしてみよう」などと考えられる自分がいました。
次に、Bさんになってみると、「実際に取り組んでみないとわからないから、まあやってみよう」「今までも成るようになったのだから、今回も何とかなるだろう」などと考えられる自分がいました。
「でも、自分はAさんやBさんのようにとても考えられない。そんな自分はやっぱりダメだ!」
あらら、いけません!
何も置き換えたその人になろうとする必要はありません。
(そんなことこそ、無理な話ですから…)
ここで大切なのは、同じような状況に置かれても、いろいろな考え方や感じ方があるということを客観的に認識することなのです。
悩んでいる時や落ち込んでいる時には、心の視野が狭まっています。
それを意識的に広げてみる試みなのです。
それに他人に置き換えたと言っても、イメージしたのは誰でもないあなたなのですから、あなたの中にその可能性があるということです。
不安や恐怖にのみ込まれているあなたを、少しでも客観的に眺めることができると、とりあえずでも不安や恐怖から少し距離を置けているあなた自身に気が付くでしょう。
もしかしたら、今起こっている状況そのものにネガティブな要素があるのではなく、あなた自身の状況の捉え方によって、心がつらくなっているんだと思えるかもしれません。
その事は、あなたの状況の捉え方が少しずつでも変われば、あなたの気分も楽に変われるということなのです。
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心の階段を一段ずつあがればいい
カウンセリングでお話をお聴きすると、その背景にある心のテーマというのは、人それぞれです。
そして、あなたの心のテーマの階段を、一段ずつあがっていけばいいのです。
「他の人はこんなことを悩まないで生きているのに!」
「自分くらいの年齢になって、まだこんなことをしている自分が情けない!」
などと他人と比較したり、自分を否定する必要なんてないのです。
目の前にある心の階段は、あなたの人生にある固有のものなのです。
ですから、一段一段、形も高さも異なっているものなのです。
だから、比べる必要なんて本当はないのです。
他人には簡単にあがれる一段でも、あなたには高くて難しい一段が用意されていることもあり、またその逆もあるわけです。
ですから、目の前にある一段を、しっかりあがることが大事なのです。
そのこと自体に、価値があるのです。
そして、一段あがれたら、自分のことをよく誉めてあげましょう。
あなた自身がそうできなかったら、よくわかってくれる人に誉めてもらいましょう。
一段あがった世界は、見える景色が必ず変わっているはずです。
何より乗り越えられたという自信をあなたは持てるはずです。
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そんな働き方を強いられれば…
20~30代の自殺は、ここ何年かで過去最悪らしいです。
失業や過酷な労働条件で、追い込まれてのものが多いのです。
カウンセリングでお話しを聴いても、業種にもよりますが、最近の過酷な労働条件には本当に驚かされます。とくに若い人たちの負担は、ものすごいものがあります。
「そんな働き方を強いられれば、誰でもおかしくなるよ」と感じる話も、今は決して珍しくないのです。
そんな中で、社会的・経済的・心理的に、自分自身をどう守って人生を歩んでいくかは、とても大きな社会問題であると共に、個人的にも重要なテーマになっていると感じます。
カウンセリングでは、その中で精神的な不調を訴えてお見えになる人が多くいます。
抑うつ状態や不眠・慢性的な疲労感を訴える方が多いです。
心理カウンセリングでは、そのようなお悩みに対してのメンタルサポートはもちろん、心理的に自分を守っていくための自己やアイデンティティーの確立についても十分サポートすることができます。
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スカイプ・カウンセリングを始めました
スカイプ・カウンセリングを、2012年1月より本格的に始めています。
こちらは、主に遠方の方や外出が困難などのご事情がある方を対象としています。
実際に会ってお話をする対面カウンセリングでは、うまく話せない、本当に言いたいことが言えない、緊張してしまうといった人には、スカイプカウンセリングの方が合っているようで好評です。
どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
詳しくは、スカイプ・カウンセリングをご覧ください。
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老年期に心の統合を図って生きる
心理学にはライフサイクルという考え方があります。
人の一生を青年期や老年期といったライフステージに分けて、それぞれの発達課題を提示しています。
さて、近所で1年前にご主人様を亡くされた女性(70歳)が、ずいぶんと落ち込まれていました。
どうしているだろうか?と思っていると先日、「最近始めた“きり絵”の展覧会を仲間としますのでどうぞ宜しく!」という内容のパンフレットが届きました。
そこには『暗闇の中から私を救ってくれたのは、この“きり絵”でした。この中に私は新しい希望と仲間を見つけました。』と書き添えてありました。
ライフサイクル理論で有名な、E・H・エリクソンにおける老年期の発達課題は、統合性×絶望です。
心がその発達課題を乗り越えていくと、人生の統合に向かっていくが、困難に会い心が挫折してしまうと絶望へと傾いてしまうと解釈できます。
前述の女性の心の中で、どのようなお気持ちの流れがあったのかはうかがい知れませんが、その書き添えられた言葉には感動を覚えます。
象徴として“きり絵”を描くことの中に心の統合を図り、この女性は人生を捉え直して新しく生き直したのでしょう。
さて、あなた自身のライフサイクルにおいて、あなたなりの今のテーマは何だと感じているでしょうか?
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本当に自分の事を分かっていますか?|心にプラスな本
空中ブランコ
奥田英朗 著
以前に“コラム”の中の『自分にはよくわからない自分』でも紹介しました。
自分自身のことは自分が一番わかっているようで、実はわからない自分もいる。
破天荒な精神科医、伊良部先生が体を張って?悩みを解消していきます。
笑いのある小説ですので、元気な人にお勧めします。
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ポジティブに捉えられる自分になりたい
「物事をポジティブに捉えられる自分になりたい。」
「ポジティブ思考を身に付けたい。」
私もそう思います。
そうなれたら、やはり人生を前向きに生きられますよね。
そしてカウンセリングには、
「ネガティブにしか考えられない自分が嫌で仕方がない」
「上司にどうしてネガティブにしか考えられないのか?といつも怒られる。自分でもポジティブな自分に変わりたいけど変われない。」
といった内容のご相談が持ち込まれます。
世の中にはポジティブシンキングのハウツー本が溢れる中、こういったお悩みが多いのは不思議ですね。
実は、このようなお悩みでカウンセリングにお見えになるクライエントさんには共通することがあります。
それは、「今現在の自分自身を否定して、ポジティブな自分になりたい」
もしくは、「やはり今現在の自分自身を否定して、ポジティブな自分にならなければならない」と強く思っていることです。
そして、物事をポジティブに捉えられる人というのは、ほとんどネガティブな考えや思いが浮かんでこないはずだと思い込んでいることもあります。
結局のところ、物事をポジティブに捉えられる人と自分とは、まったく違う人種であるように感じ、今現在の自分自身のことが大嫌いなのです。
一方、ポジティブシンキングを上手に利用して、スポーツ界や経営者として成功されている人達がいます。
その人達に共通することは、今現在の自分自身を必ず肯定していることです。
そして習慣として、ネガティブな考えや思いをポジティブな考えや思いへと換える力を身につけているのです。
ネガティブな考えや思いがほとんど浮かんでこないということは、同じ人間としてあり得ません。こころの中で一旦はきちんと受け止めたり、認めたりしているのです。
つまり、まずは自分の中のポジティブもネガティブも両方含めた全体性を肯定している。
その上でポジティブな方向を選んでいるとでも言いましょうか?
と言っても、お悩みになっているクライエントさんに自分自身を肯定するように伝えてもすぐに変われるはずもありません。そこは、やはり専門的なサポートが必要です。
しかし、ひとつ言えることがあります。
それは、あなたの中に在るそれだけ嫌がっているネガティブな部分にも、カウンセラーと一緒によく向き合っていくと、実はけっこうポジティブな部分が見つかるものです。
ネガティブな部分を上手に活かせるようになったら、ポジティブな部分に変わることもあります。
今あなたが思い描いているネガティブな中にも、何かポジティブな要素があるかも知れません。
それを感じられると、ネガティブはもうネガティブでなくなるはずです。
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アダルトチルドレンと癒し
アダルトチルドレンが癒されるとは?
こんな例を挙げてみましょう。
(※この内容はよくある例を、私が組み合わせて創造したもので、個人的内容ではありません。)
ある日、一人の若い女性が茫然とした表情でお見えになりました。
そのご相談内容は、…
『子供に対して、今まで何回かヒステリックになって、その時は詳しい記憶のないまま、きつく怒ってしまい本当に怖い思いをさせてしまった。本当にひどい事をしたと思う。今は、実家のお母さんが子供の面倒を見てくれているが、自分がまた同じ事をするのではないか?と不安でどうしたら良いか分からず相談に来た。インターネットで調べたら、自分はアダルトチルドレンではないかと思う。』
ということでした。
そして、ご一緒に今までの自分と向き合っていく事と、未来へ向けて変わる事を目的にカウンセリングを始めました。
最初、過去のさみしい体験を語りながらも、本当の自分の感情とつながれない人だったのですが、子供の事を考えるとポロポロと涙が止まらなくなるのでした。
カウンセリングを数回重ねていくうちに、彼女は子供に対する涙が自分自身の子供時代に対する気持ちへも向けられていることに気付いていきます。
ちょうどその頃、彼女の心の中に、独りさみしそうに狭い部屋の中でポツンと座っている子供のイメージが現れました。
それから彼女はその子供のイメージと向き合い、根気よく対話をしながら少しずつ変わっていきました。
ずいぶんと感情表現ができるようになって活き活きとし、母親としてまた女性としても段々と自信を持っていきました。
この例のように、未来に向けて自分を変えていくために、また子供の頃の自分とつながっていくために、そしてその事を受け止めて捉え直していくためには、アダルトチルドレンという概念はとても有効に働きます。
実際に毎週のように、彼女がつらいながらも真剣に子供の頃の自分と向き合っていき、これから変わろうとする姿は、私の方が感心させられたくらいです。
また、イメージ力が豊かなことにも恵まれ、インナーチャイルド(内なる子供)と対話していくことが、彼女なりの癒し方だったのでしょう。
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失敗する怖さが強い人は…
教育心理学には、【目標に対する動機づけ】について、こんな式があります。
達成場面での動機づけ=(成功願望ー失敗恐怖)×成功可能性×目標の価値
心の動きについて、こんな式があるのは珍しいので面白いですね。
今回注目して欲しいのは、失敗に対する恐怖が成功願望より強い人は、どうあれマイナスになってしまうことです。
つまり、行動をしないという結果になってしまうのです。
またその中でも式は、ほぼ100%成功するか、自他共に100%失敗すると分かっている事に対しては、プレッシャーが比較的少なく取り組めることを示しています。
ですから失敗する怖さが強い人は、本当にハードルの低いことからで良いですから、段々と小さな成功体験を積み重ねていくことが大切なのです。
実際のカウンセリングでは、他者評価が気になるといった他者中心のあり方、自己イメージの低さや高さなどのテーマが絡み合っているのですが、ご一緒に話し合いながら小さな成功体験を積み重ねていく事は十分可能です。
宜しかったらご相談ください。
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積極的に『あきらめる』と心が楽になる
いい意味であきらめられた時、心が楽になった経験がありませんか?
悩んで心に余裕がない時には、ものごとにこだわってしまいがちです。
また、繰り返し出てくる考えなどにも、とらわれてしまうものです。
そして、それを何とかしようとすればするほど悪循環に陥っていきます。
ちょうどあまり泳げない人が、プールの中で手足を必死にバタバタしているような感じです。
そこで、もしフッと力を抜くことができれば、緊張が取れて楽に体が浮いてきます。
その「フッと力を抜く」コツのひとつが、いい意味で『あきらめる』ことなのです。
『あきらめる』という言葉は、もともとは『明らかに究める』という意味から発しているそうです。
悩み事に正面から向き合って、問題の本質を『明らかに究める』ことができた時に初めて、次に選ぶべき道が見えてくるという意味でしょうか。
そこまですぐに求めなくても良いと思いますが、どうやら何かを『あきらめる』ということは、決して後ろ向きの言葉ではないようです。
先ほどのあまり泳げない人のたとえ話に戻れば、フッと力を抜いて体が浮いてくるのを感じる。
つまり、一旦あきらめて心に少しでも余裕をつくる。
それから今度は少し余裕のできた分、周りや自分を見つめ直したり、自分が泳ぎたい方向を決めたり、必要なら泳ぎ方を練習したりしていけば良いのです。
状況によっては、積極的に『あきらめる』ことも悪いことではないのです。
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能力や強さに焦点を当てるストレングス視点
ソーシャルワーカーの福祉領域には、ストレングス視点(ストレングスモデル)という大切な概念があります。
これは、クライエントさんの本来有する能力や強さ(望み・可能性・活力・知恵)に焦点を当てます。そして、支援者と対等で協働的な関係の中で問題を解決していく視点を言います。
そこで、クライエントさんの能力や強さを発見し、それを引き出し、伸ばして、今までと違ったクライエントさんなりの新たな物語を共につくり出していきます。
一方、病理モデルという概念もあります。
これは、上下関係の中でクライエントさんの問題点や弱点・疾病そのものに焦点を当てます。そして、その不足や欠点を補おうとする概念です。
もちろん、どちらが良い悪いということはないでしょう。
病理モデルは、お医者様がきちんと診断をくだすには欠かせない視点でありますし、疾病の特徴を把握せずにストレングス視点も成り立たないのです。
カウンセリングでも、クライエントさんが頑張り屋さんで、問題や弱点を克服していきたいという場合などには、上下関係の中で指示を与えていく方が効果的なケースがあります。
また、ストレングス視点のようにクライエントさんの能力や強さ(望み・可能性・活力・知恵)に焦点を当て、それを引き出し、伸ばすことによって問題の捉え方が変わり、クライエントさんなりの新たな物語をつくり出していくこともあります。
ただし、ストレングス視点を利用すると、クライエントさんに不必要なストレスを与えません。そして、クライエントさん自身が自分の可能性の広がりを感じられるなど、メリットが多いのです。
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良い悪いの波を繰り返して心は変わっていく
以前に、『らせん階段を昇るように心は変容していく』と書きましたが、調子の良い悪いの波を繰り返してこそ、心は練られて新しい安定を産み出す力がついていきます。
たとえつらい考え方や苦しい観念であっても、今まで生きてきたあなたにとっては何らかの心の支えになっています。手放さないことによって無意識を含めた心の全体ではバランスを保っているとも言えるのです。
あなたの心が動き出してくると、
「こんな風に変わっていければ楽になるのだろうな。」
「こういう思いを大切に生きられれば良いんだな。」
と“気づき”が出てきます。
しかし、そんなあなたを現実にまだ生きたことがないのですから、心の奥底では不安や抵抗があり、すぐには気づいたままの自分を生きれないのです。
心の奥底では、新しい考え方や観念と古い考え方や観念との引っ張り合いが生じます。
つまり、調子の良い悪いの波が起こり、その行きつ戻りつの中から心のバランスの支点が少しずつ移動し、新しい心の安定を産み出していくのです。
ですから、動き出しているあなたの心の新しい面も今までの面もあるがまま認めて、変わろうとし始めているあなたを、あなた自身が焦らず待ってあげる気持ちになることが大切なのです。
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自分自身を許してあげる工夫をする
あなたは自分自身を許してあげる工夫を何かされていますか?
私はある時から、どんな結果であろうと自分を責めそうになったら、『あの時はあれが自分のできる範囲のベストだったんだ!』と、自分自身に対して言ってあげるようにしています。
たとえば、勉強会で発表した時に、自分が言いたいことのほとんどを上手く伝えられないことがありました。
普段なら、『まあ仕方ない。反省して今度はこんな風に伝えてみよう。』と思えます。
しかし、体調が悪かったり、疲れがたまっていたり、プレッシャーを必要以上に感じていた時には、『何でうまく伝えられなかったんだろう。もっとこうすれば良かったのに。』『何であの時そうできなかったんだろう。そんな自分は…。』と自分を責める“ぐるぐる思考”に陥ってしまうことがあります。
そんな時です!
自分自身がそのように自分を責めていることに、まず気づいてあげます。
そして、『いけない。いけない。あの時はあれが自分のできる範囲のベストだったんだ。』と自分自身に声をかけてあげます。
すると、心が少し楽になって、その“ぐるぐる思考”から抜け出すことができます。
また、『本当にそうだったなあ』と自分を許してあげられることもあります。
実際に、その時の体調や心理状態、周りの人との関係性や相性、場の雰囲気、そこに至るまでの自分の事情など。全てひっくるめて、まるで自分自身の弁護士になったようによく考えてみると、『本当にその時の自分の精一杯だったんだなあ』と感じられるはずです。
自分を許せなくなった時、その時の結果はどうあれ、それが自分のその時における精一杯であったということ。つまり、『その時のマイベストだったんだ!』」と自分自身が感じる工夫をしてみるのはいかがでしょうか?
参考にしながら、あなたなりにアレンジしてやって見て下さい。
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成功や失敗の要因を心理的に考えてみる
あなたは成功した時や失敗した時の要因を、どんなことにしていますか?
改めて考え直してみると、自分が要因としている事柄に傾向があるはずです。
例えば、試験で悪い点数をとってしまった時を考えてみましょう。
悪い点数を取った要因を「自分の能力の無さ」「努力の足りなさ」「試験が難しかった」「運が悪かっただけ」などと思うことがあります。
逆に、試験で良い点数をとった時を考えてみましょう。
この時も良い点数を取った要因を「自分の持っている能力」「努力をしたから」「試験が易しかった」「運が良かっただけ」などと思うことがあります。
このように自分の成功や失敗の原因を、どんなことに帰属させるかということを、心理学では『原因帰属』と言います。
前向きで向上心を強く保てる人は、これらの要因の中で失敗した時は「自らの努力の足りなさ」と、成功した時は「自分の今の能力」「今まで努力をしたから」と帰属させる傾向があります。
一方で、ものごとを悲観的に考えがちな人は、これらの要因の中で失敗した時は「自分の能力の無さ」と、成功した時は「試験が易しかったから」「運が良かっただけ」と帰属させる傾向があります。
こうやって客観的に眺めてみると、よく理解できると思います。
ものごとを悲観的に考えがちな人は、失敗の要因を自分自身を否定するような要因に、成功した時は自分自身とは関係ない外部の要因に帰属させる傾向があるのです。
まずその事に気がつき、できたら失敗したらもっと他の要因を考えてみたり、成功したらもっと自分を誉めてあげられたら良いのです。
成功した時にはちょっとした物でもいいですから、自分にご褒美をあげたりするのも良いですね。
小さな変化から好循環の歯車は動き出して、きっと大きな変化につながるはずです。
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ひきこもり|社会的ひきこもり
“ひきこもり”は、自宅にひきこもってしまい、学校や会社に行かない状態を指します。
このような状態ですから、家族以外の対人関係はほとんどない状態です。
また、何年も続く長期化していることが特徴です。
ほとんどのケースでは、本人は表現しなくても社会生活を送れないことを苦しんでいます。また、ご家族も本人の状態を心配されているものの、どのように援助したら良いか、具体的にどんな声を掛けたら良いかが分からずに苦しんでいることが多いでしょう。
ひと口に“ひきこもり”と言っても、実態やきっかけ等はさまざまです。
どのようなタイプなのか判断を得るためにも、やはり病院やカウンセリング機関などの専門家へ早めに相談に行くことをお勧めします。
さて、ここではカウンセリングに関して説明します。
ひきこもっている人は、他者との関係や自分自身について、とても自信を失っています。それに、外出したり社会と関係を持つことが何より苦痛ですから、本人が自らカウンセリングへ相談しに来ることは稀です。
もちろん、そのような心の状態なのですから無理もありません。
そのためなのか、ご家族の方は本人がカウンセリングを受けに行かなければ意味がないと思われますが、決してそんなことはありません。
むしろ、ご家族の方がカウンセリングをお受けになってご相談されることは、コンサルテーションや家族療法と言って、直接ではなくてもご本人のお悩みや状態への援助に対して十分効果があるのです。
内容を判断した上で、適切な対応やアドバイスをすることができます。
そして、ご家族の方がカウンセリングに通われることで、本人にとって良い影響も与えられます。
また、ご家族の方、とくに一緒にいる時間が長いお母様はとても苦しんでいるでしょう。
ご相談にお見えになるお母様は、少なからず自分の育て方が悪かったのではないか?とご自分を責められています。
さらに、原因探しをする過程でご家族も傷つき、かえって問題がこじれてしまっているケースもあります。
“ひきこもり”はさまざまな要因がからみ合っています。
ですから、決して誰が悪いわけでもないのです。
そのような場合、私はカウンセリングで、そんな苦しんでいるご家族の方のお気持ちに共感しながら、ご一緒に解決に向けてのお話を進めていきます。
どうか早めに専門家のところへご相談に行って見て下さい。
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あなたにとっての『普通』とは
あなたにとっての『普通』とは何でしょうか?
クライエントさんはよく
「こんな自分は普通でないですから」
「こんな症状が出るのは普通でないですよ」
とお話しすることがあります。
『普通』を辞書で調べると、「特に変わっていないこと。ごくありふれたものであること。それがあたりまえであること。」と書いてあります。
しかし、クライエントさんが使っている『普通』とは、
「他の人は普通であって自分はどこかおかしい」
「他の人は難なくできている。それが普通なのに、自分は症状のせいでうまくできない」
といった意味で使うことが多いのです。
よくある具体例を私が創造して、わかりやすく説明してみましょう。
———————————————————————————-
Aさんは大学を卒業して会社に就職したばかりの新入社員です。
性格が“まじめ”なのはとても良いところです。しかし、緊張すると“まじめ”も過剰になり、少し強迫的になるところがあるようです。
そんなAさん。とにかく頑張らないと…しっかりやらないと…と思い過ぎたのでしょうか?人前で大事な書類を書こうとすると、何故だか手がいつも震えるようになってしまいました。
(本当に困ってしまいますね。)
———————————————————————————–
そこで出てくるセリフがまさに、
「こんな症状が出るのは普通でない!」
「同期は普通にできているのに自分だけできない!」
だったりするわけです。
しかも、『普通』でないから『普通』になろうとさらに頑張ってしまうと、リラックスできず逆に緊張感を強めてしまいます。そして、症状を悪化させてしまったり、固定化させてしまう悪循環に陥るのです。
確かに、“症状のあらわれ”や“仕事の結果”(実際には問題ないレベルでできていることが多かったりするのですが…)だけを見れば、『普通』でないのかも知れません。
しかし、新入社員で緊張するのは当たり前のところはありますし、同期の中でも症状で仕事が…とは言わなくても、仕事がうまくできずに悩んでいる人は多いはずです。
そういった意味では、他の人とそんなに変わらないのかも知れません。
もし違いがあるとすれば、『その緊張や不安がある自分を受け入れられているのか?いないのか?』が一番大きいことなのです。
「自分は普通でない!」と思い過ぎてしまう時、あなたの『普通』を一度疑ってみましょう。
周りの人や知り合いの心の中はどうなのか?それとなく聞いてみるのも良いでしょう。
自分が思っているより、実は『普通』であるあなた自身に気づくかも知れませんよ。
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自分の気持ちを切り離してしまうと…
『切り離す』と言う言葉は、適当でないかも知れませんね。
あなた自身の心の意識できない場所へと気持ちを追いやると言えば、もう少し分かりやすくなるでしょうか?
そうする事自体は、決して病的な状態ではありません。
あなたはプライベートで腹が立つことがあっても、会社の会議中ではその場に集中しないといけません。怒りの感情はとりあえず意識しないで済むように、心はバランスを保ちます。
しかし、本来十分に感じる必要がある気持ちまで感じない習慣を繰り返してしまうと、あなたは感じていた気持が段々よく分からなくなってしまい、心がしだいに苦しくなってきます。
場合によっては、精神的・身体的症状になって現れてきます。
例えば、人前で何か発表することに対してとても恐い人が、その思いを『そんな風に思っても状況は変わらない。とにかくやらないといけないんだから』と繰り返し自分の気持ちを無いことにしてしまうと、心が落ち込んでつらくなったり、いつの間にか恐いことがどこかへ行ってしまって発表の前にお腹が痛くなったりするのです。
人によっては成長過程の家族関係の影響から、無意識に気持ちを感じない習慣がついてしまい、自分でも気付かないということもあるでしょう。これはとてもつらいことですね。
何事にも当てはまりますが、心の中のことでも度を過ぎた行為をすると、そのバランスを保てなくなってしまうのです。
お悩みになってお見えになるクライアントさんの中には、このような心理的背景が認められることが多くあるのです。
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カウンセラーとクライアントとの相性はあるの?
<心理カウンセリングに関する、よくある質問疑問です>
今回は、カウンセラーとクライアントさんの相性についてです。
カウンセラーとクライアントさんとの相性は、実際にあります。
まず、そのカウンセラーが拠り所にしている理論やカウンセリングの手法と、クライエントさんのお悩みの内容との相性があります。
また、カウンセラーの個性とクライエントさんとの相性もあります。
ただし、ベテランの経験豊かなカウンセラーになると、ほとんどのクライエントさんと信頼関係を築けるようになるようです。
クライエントさんの方から見れば、『女性の方が話しやすいなあ』『男性の方がいいなあ』『同じ年くらいだと心を開けないなあ』など、色々希望があるのは当然なことでしょう。
また、カウンセラーの雰囲気などから、『よく話を聞いてもらえそうだなあ』『信頼できそうだなあ』といったクライアントさん自身の感覚・インスピレーションがあるはずです。
お互いの信頼関係はセッションの流れの中から築いていきます。
しかし、カウンセラー選びはとくに最初に出会って話してみた、あなた自身の感覚・インスピレーションを大切にして頂きたいですね。
そこからセッションを始まっていくわけですから、カウンセラーの経歴や肩書なども大切ですが、何よりあなた自身が自らに訴えている感覚を信じてあげて下さい。
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無理にカウンセリングを受ける必要はない
時々あることですが、カウンセリングに対してマイナスイメージをお持ちの人がお見えになります。
たとえば、知人に紹介されてカウンセリングルームへお見えになった人がいるとします。
ご本人はあまり気が進まずに来たようです。
待合室の様子や面接票に記入して頂く態度などで、何となく伝わってきます。
お話を伺っていくと、案の定あまりお話したくないご様子。
まず、お見えになって頂いたことに感謝の気持ちを伝えます。
そして、『もしかしてあまり気が進まなかったのではないか?』と質問すると、案の定『本当はあまり来たくなかったんです。わたしはカウンセリングというのがあまり信じられないんです。』とお話してくれました。
その理由を詳しく伺っていくと、『カウンセリングというのは一方的にアドバイスされて、言われた通りにできないとそんな自分を責められるのではないか?』と思っていたそうです。
これでは心を楽にしていくためのカウンセリングなのに、お見えになること自体が苦痛でしかなかったはずです。カウンセラーはそのお気持ちを受け止めて、少しでも安らいでもらおうとします。
他にも、『説教されるのではないか?』、『ご両親様ですと育て方が悪かったと叱られるのではないか?』、『心を見透かされて思ってもいない方向に心をコントロールされるのではないか?』、などとマイナスイメージは人それぞれです。
(カウンセリングはけっしてオープンな場ではないですから、仕方ないのですが…。)
もちろん、実際にはそんなことはありません。
心理カウンセラーはクライエントさんのそういったイメージや抵抗のあるお気持ちにちゃんと寄り添ってくれます。そして、まずそのことについてお話をよく聴く態度を示してくれるはずです。
また、『気が進まなければ、もちろんカウンセリングを受けなくて良いのですよ。』と声をかけてくれるはずです。
決して無理にカウンセリングを進めるようなことはありませんので、どうか安心して下さい。
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ネガティブな感情とどう付き合うか
あなたは怒りや不満や憎しみといった、いわゆるネガティブと言われる感情をどうしていますか?
こういった感情が湧いてくると、自分でも気分が悪くなります。
また、他人にそのままぶつけてしまえば、それもお互い気分が悪くなります。
困ったものですね。
Aさんは真面目で、仕事場でも家庭でもとても穏やかな人です。
(Aさんは、わかりやすく説明するための架空の人物です。)
今までAさんは人前でほとんど嫌な顔をしたり、ネガティブな感情を表現したりしたことはありません。でも最近は、心の中では怒りや不満や憎しみといった感情がふつふつと湧くようになってきました。
今までは意識的にそういった感情を抑えられたのに、どうにも抑えられずに心のバランスがとれなくなってきました。そして、様々な症状が出るようになりカウンセリングにお見えになったのです。
お話を聴くと、ご両親や周りの人達も同じようにそういった感情表現をする人は少なく、Aさんは心の中にそんな感情が強くあってはいけないと思っていました。
ですから、それを表現するなんて考えたこともなく育ってきたのです。
ご一緒にお話していくうちに、心が守られているカウンセリングの場では少しずつ怒りや不満や憎しみを表現できるようになっていきました。
また、そういった感情を自分自身でも少しずつ受け止められるようになっていきました。
そして、日常の場ではAさんなりに工夫をされて、感情が溜まってくるとメモ用紙に書き出して(吐き出して)破り捨てるという行為を意識的にするようにしたのです。
そうすることによって、自分の感情が流れて気分がすっきりしてくるのを段々と実感されていったのです。
それにつれて悩まされていた様々な症状も、Aさんから消え去っていきました。
そもそも怒りや不満や憎しみは、あなたや他人に何も悪さをするために出てくるわけではありません。ただ感じたまま、自然に湧き出てくる感情です。
また、ネガティブとレッテルを貼られることが多いですが、そのレッテルも頭の思考レベルでつけたものです。ですから、自然に出てくる感情そのものにはネガティブもポジティブもないはずです。
それにあなたが心の中でどう感じようと、誰に迷惑をかけてもいないですよね。
自然に湧き出てきた感情は、水が自然に上流から下流にながれていくように、心の中をそのまま自由に流せていければ、あなたは楽でいられるのです。
こういった感情に関するお悩みについても、カウンセリングでは十分サポートすることができます。
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心のやわらかさを失い動きがなくなる
劇団四季の『キャッツ』を観てきました。
すごく感動しました。
目を見張るダンス、圧倒される歌声、輝いて放射するような表現力。
何だかエネルギーをいっぱいもらえて、心の中がものすごく動いているのを感じました。
感動プロデューサー平野秀典氏は、感動は期待より実感が上回っている状態になった時に心の中から湧き起こると言っています。
本当にその通りだと思います。
さて、カウンセリングでお話を聴くと、うつ病や抑うつ状態になっている人、また長い間お悩みになっている人は、“心のやわらかさ”を失ってその動きがあまり感じられません。
たとえ心の動きがあったとしても、同じところをグルグル回ることを繰り返しいるような硬直した感覚しか伝わってこないのです。
当然、感動するようなことはないか、あっても直ぐに蓋がかぶさってしまうような状態になっています。
先ほどの話と合わせると、期待の方がずいぶん膨れ上がってしまって、自分自身の本来持ち合わせている実感から遠ざかってしまっている状態とも言えるかもしれませんね。
(うつ病や抑うつ状態の人がすべて当てはまるものではありません)
期待というのは、自分に対してだったり、周りの人に対してだったり、物事に対してであったり、社会に対してだったりするのでしょう。
もちろん期待すること自体がいけないのではなく、その期待を支えている観念や思いにこだわってしまい、逆にその期待に自分が縛られている状態になってしまうから苦しくなるのです。
そうなると現実からどんどん離れてしまい、その観念や思いが一人歩きをして何だかとても抽象的な世界が膨れ上がっていきます。
不満感や自己不全感が高まります。
心身ともに固まって身動きが取れなくなります。
不安になったり恐くなったりして行動が起こせなくなります。
こうなると自分自身の本来持ち合わせている実感が湧かなくなってくるのです。
きちんと実感が湧くという状態は、実際的・具体的に生きられている状態、つまり比較的ありのままの自分・今の自分を生きられている状態です。
それほど特定の観念や思いにこだわらず、心が自由で心的エネルギーがスムーズに流れている時なのです。
つまり、心に柔軟な動きがある状態です。
そのような心の状態では、心に動きがなくなった状態と違い、日常の小さな出来事や変化に対しても、心は柔軟に動いて感動できるのです。
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カウンセリングで人や物との関係を変えていく
似たもの同士や同じタイプの人たちが、お互い引き合うかのようにつながっていきます。
あなたもそう感じることが、よくあるのではないでしょうか?
ブログで受容的な内容の文章を書くと、とても優しい雰囲気のブログを書いている人が見てくれます。また、未来志向の内容の文章を書くと、とても前向きにセミナーなどを開いている人が見てくれます。
そういったつながりを感じてみると、とても不思議な感覚がします。
カウンセリングでも同じようなことがあります。
クライエントさんが“自分にとって楽なあり方”に変わってくると、不思議と今まで関わってきた人や物との関係性が変わってきます。
まったく違うタイプの人や物と出会ってきたりすることさえよくあります。
もちろん、自分にとって楽だったり、本当に求めていた人や物とのつながりに変わってくるのです。
よくある例を挙げると、いつも同じようなタイプの彼氏と知り合ってその関係性に苦しんでいた女性が、全く違うタイプの男性に惹かれるようになって付き合い始めたり…。
お母さんの一言一言にイライラしていた娘さんが段々とあまり気にならなくなって、いつの間にか無理なく会話している自分になっていたり…。そんな感じです。
それは急に変化することもありますが、そういう事が最初はポツポツと。
そして段々と回数が増えていく場合が多いです。
(最初、クライエントさんはその変化に戸惑ったりするのですが…。)
カウンセラーはその変化を信じています。
そして、クライエントさんより早い時機にその変化を感じますから、その事を予告したりすることもあります。
クライエントさんが実際に予告どおりに変わってきたりすると、「どうして前もってわかっていたんですか?」と驚いて聞かれたり、クライエントさん自身も喜びながらも、その変化をとても不思議がったりするものです。
その変化はクライエントさん自身が“こころの力”をつけてきた証拠です。
そういう自分に成ってきたことに自信をもって欲しいことなのです。
自分が変わってくると、関係性が変わって相手が変わります。
また、初めに関係性を変えると、自分や相手が変わってきます。
すべては相互作用で成り立っているのです。
難しいことは置いといて、とにかく“自分にとって楽なあり方”に変わることができれば嬉しいですよね!
カウンセリングでは、このような変化をあなたにも起こすことができます。
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カウンセリングを受けたいが断られることもあるの?
<心理カウンセリングに関する、よくある質問疑問です>
今回は、カウンセリングを断られるケースについてです。
ほとんどのケースではありませんので安心して下さい。
しかし、以下のケースではカウンセリングが成立せず断られることもあります。
◆ご本人がまったくカウンセリングを受ける意志がなく、周りの人が無理に受けさせようとしているケース。
◆病気の急性期で病状がまだ不安定のため、カウンセリングを受けるとかえって心や頭が混乱してしまうケース。
◆病院内のカウンセリングで、医師が適切でないと判断したケース。
◆クライエントさんのお悩みの内容が、担当のカウンセラー側の専門や能力を超えていて、カウンセラー自身がお断りするケース。
などが挙げられます。
しかし、あなた自身が悩んでいて主体的にカウンセリングを受けたいケース。
ご家族の人についてお悩みで相談したいケースなど、ほとんどのケースでカウンセリングは成立しますのでどうか安心して下さい。
(病院やクリニック内のカウンセリングでは、本人が受診しないと受付けてくれない所もあるようですが、私の所ではご家族のご相談や夫婦関係のご相談も受付けております。)
また、担当のカウンセラー側の専門や能力を超えているケースでは、ベテランのカウンセラーや専門分野のカウンセラーをご紹介することができます。
ですから、そういったケースでも遠慮なくあなたの希望を伝えて、ご相談して見て下さい。
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書き込みながらこころが晴れる|心にプラスな本
こころが晴れるノート(うつと不安の認知療法自習帳)
大野裕 著
前回に続き、大野裕先生の本です。
こちらは毎日少しずつ読んで少しずつ書き込んでいくうちに、ものの見方や考え方が変わり、憂うつな気分や不安がしだいにほぐれていく、自分でできるワークブックです。
シンプルでわかりやすい“コラム法”は、とてもお勧めです。
気持ちが沈んだり、ちょっと不安になったり、人間関係に悩んだり、自分を変えたいと思ったり…。このノートはそんな人のやさしい味方です。
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寄り添って解決策を語ってくれる|心にプラスな本
『こころの自然治癒力』
-自分を回復させる力の高め方ー
大野裕 著
気軽に読めるエッセイ風の本です。
語り口が柔らかく、寄り添ってくれているような感覚があり、とても読みやすいと思います。
うつ病や抑うつ状態、不安があってお悩みの方にお勧めです。
サブタイトルにあるように、自分を回復させる力の高め方を、具体的に分かりやすく書いてあります。
ものの見方や考え方を変えて気持ちを楽にしていく、認知療法や認知行動療法で有名な“大野裕先生”の本です。
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『劣等感』の正体とは
あなたは、『劣等感』とは何だと思いますか?
「劣等」とは比較して劣っているということですよね。
たとえば、テストで100点採った人より、70点しか採れなかった人は「劣等」です。
100メートル走を11秒で走る人より、12秒でしか走れない人は「劣等」です。
と書きましたが、何かおかしいですね。
そう! 劣っているという事実は、『点数の低い人の方が劣っている』『足が遅い人の方が劣っている』という価値観(心の中のものさし)があって初めて成り立つことなのです。
昔の日本では、ふくよかな女性が美人の要素だったそうです。
しかし、今はスリムな方が…という風潮がありますね。
このように時代や国や環境によっても、一般的と言われる価値観(心の中のものさし)は異なってきます。
ですから、おのずと『劣っている』という事実も変わってくるのです。
もちろん、人それぞれの価値観(心の中のものさし)によっても。
『劣等感』を持つ人は、劣っている自分を許せず大嫌いです。
劣っているという事実を認めたくありません。
実は、「劣っている」と思うこと自体が『劣等感』なのではなく、「劣っている」ということを認めたくない・許せない心のあり方が『劣等感』なのです。
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劣等感の背景にあるもの
あなたはどのような劣等感をもっていますか?
どう見ても綺麗な女性が、「私は顔が醜いから人に好かれないんです。」
一流の学歴をお持ちの人が、「私は頭が悪いから仕事ができないんです。」
などと、傍から見ると「えっ!…どうして?」と思うような人が、『わたしは他人より劣っている』と劣等感に苛まれて、カウンセリングにお見えになります。
客観的に見ればそれほどのことでもないのに…と思われることでも、もちろんご本人は真剣にお悩みになっています。
大なり小なり、人はそれぞれ劣等感をもっているでしょう。
努力をして劣等感を克服し、成功を果たすこともありますから、劣等感をもつこと自体が問題ではありません。
しかし、それが“こだわり”となって執着してしまうと、心が苦しくなってしまいます。そして、日常生活に支障が出てしまうこともあります。
そういった劣等感を強くもつ人のお話を聴いて気づくことがあります。
それは、逆の『他人より優れたい』『優越感をもちたい』という欲求も強いことです。
(劣等感に苦しんでいると、どうしても逆の優越感をもつことによって心のバランスを保とうとする力が働くものではありますが…。)
ですから反対に、「私は優れている」「俺以外はみんなダメだ」などと優越意識を語る人は、心の奥底には劣等感が潜んでいることも多かったりするのです。
他人と比較して自分が成長するバネにすることは素晴らしいことです。
しかし、他人と比較して自分が優れることに強くとらわれてしまうと、やはり自分自身が苦しんでしまいます。
その背景には、自己評価によって自信が持てない自分がいることが多いです。
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未来をイメージする力を信じてみよう
過去の失敗や後悔にとらわれたり、親の育て方が悪かったなどと過去に問題があるから苦しんでいるという人がいます。
実際にお話をお聴きすると、本当に大変だったのだなあと思い知らされます。
しかし、ひとしきり涙を流されたら、次はあなた自身の未来をイメージする力を信じて欲しいですね。
現在は過去に規定されていると思いがちです。
しかし刻一刻と訪れる現在は、決して一直線上の過去に規定されているわけではなく、むしろ未来へのあなた自身のイメージに規定されています。
未来は現在のあなたがイメージすることで無数に存在するはずなのです。
よく社会で成功した人やスポーツで名をあげた人が、ずいぶん以前から何年後はこんな自分になっていると明確にイメージしていて、本当にその通りになっているという話を聞くことがあります。
まさにこれが、未来をイメージする力を信じて実践した好ましい例なのでしょう。
実際に考えて見てください。
すべてとは言いませんが、想わない未来が訪れることはあり得ないのです。
なりたい自分のイメージなしにそうはなり得ないのです。
そう言う私もこの力を信じられるまで、過去の問題にずいぶんととらわれて苦しんできました。
そして今でも悟ったわけではないので、過去の問題はしょっちゅう頭に浮かんできます。
それでも、未来をイメージする力を信じられると、心と身体の潜在能力は活性化され、そのイメージに向けて具体的に現在の自分を動かし始めます。
もしこころに余裕が出てきたらで良いですから、何年後かの楽に変わっているあなたをイメージして、その未来のあなたが今現在のあなたに声をかけるとしたら、アドバイスをするとしたら、何と言うのかを想像して見て下さい。
少しずつ何かが変わり始めるはずです。
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アダルトチルドレンという言葉と癒しのプロセス
あなたはアダルトチルドレンという言葉を知っていますか?
アダルトチルドレンとは、子供の時に家庭の中で心が傷つくような言動や暴力を受けて育ったため、心や人間関係に障害を持つようになった人のことを言います。
そして、このアダルトチルドレンというコンセプトとその癒しのプロセスは、生きづらさを抱えて悩んでいる人の回復や成長に役立っています。
私がカウンセリングをしていく中でも、なかなか回復しない病状や変わりにくい対人関係の背景に、子供の頃の親との習慣化した関係性や家庭の中で受けた心の傷(トラウマ)が大きく影響を及ばしているケースが多くあります。
なかなか回復しない病状とは、何年も繰り返す抑うつ状態たったり、自分に対する強い否定感だったり、人生に対する虚無感や現実感の希薄さだったり…。
変わりにくい対人関係とは、本当は嫌なのに周りの期待にそって振る舞ってしまったり、相手に対してNOと言えず問題を抱え込んでしまったり、不幸を招く依存的な関係から抜け出せなかったり…。
人は、誰かにしてもらった事・与えてもらった事・示してもらった事を、自分の心の中に取り込んで初めて、自分自身に対しても同じことをすることができるようになると言えます。
ですから、生まれ育ってきた関わり合いの環境は、その後の自分自身との関わり合いや他人との人間関係に大きな影響を及ぼすことになります。
関わり合いの中で、たくさんの愛情を受けた人は、自分に対しても愛情をたっぷり向けることができます。
しかし、心を傷つけるような言動や暴力を受けた人は、苦しいながらも結果的に、自分自身に対しても傷つけるように接してしまう傾向があるのです。
そして、そのような悪循環から容易には抜け出せないのです。
自分が関わりあった関係性の世界しか知らないので、それが当たり前になってしまい、自分には幸せになったり楽になったりする権利を感じられない人も多くいます。
幸せになったり楽になったりする状況が少しでも訪れると、何故か居心地が悪くなって自らそれを壊してしまう傾向があります。
たとえ幸せになりたい楽になりたいと思っていても、その方法や変わっていくプロセスが分からない人も多くいるでしょう。
心の傷は必ず癒せるものです。
まずは、今あるそのままの自分を認めながら、そこから楽な方向へ変わりたい自分・主体的な人生を生きたがっている自分を漠然とでも良いですから感じて、その自分を大切にしていきましょう。
そして、自分の心が癒される意味合いや価値を少しずつ膨らませて大きくしていきましょう。
カウンセリングでは、変わっていく方法やプロセスを示すことができますし、その変化のプロセスのサポートをすることができます。
宜しかったら一度ご相談にお越し下さい。
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<心理カウンセリングに関する、よくある質問疑問です>
今回は、心理カウンセラーの資格についてです。
心理カウンセラーの資格については、日本では未だ国家資格が存在していません。
それには様々な理由があるようです。
心理学や臨床心理学の発展が、欧米に比べ何年も遅れをとっていた歴史があったり、日本では心理学と医学との距離が密接でなかった事情があったり、政府の縦割り行政の悪影響があったり…。
しかし、国家資格は存在していないものの、他に様々な素晴らしい民間資格が存在しています。
その中でも現在のところ、最も信頼がおける資格は、臨床心理士です。
この資格も法人の認定資格になりますが、大学・大学院で心理学を学び、現場での実践経験を重ねて資格を取得できるシステムになっています。
また、何年ごとかに査定があるため、きちんと研修を受けなければいけません。
と書いてはいるものの、私は臨床心理士ではなく、ソーシャルワーカーの領域の国家資格である※精神保健福祉士を取得しています。
精神保健福祉士については後ほど説明を付しておきますが、このように心理カウンセラーと言っても、様々な資格を有している者が携わっているのです。
名高い資格があれば、全員が良いカウンセラーとは言えませんが、やはり大きな目安になると思います。
また、カウンセラーの評価というのは、資格さえきちんとしていれば…とか、経験をたくさん積んでさえいれば…とも一概に言えなかったりして、難しい判断なところがあります。
私が思うには、カウンセリングを受け持っている期間に、クライエントさんに不必要なストレスをかけることなく、なるべく短期間にクライエントさんの求める結果やサービスを提供できる心理カウンセラーが優秀なのではないかと思います。
と言っても、クライエントさんからカウンセラーの詳しい情報を集めることは、難しいのが現実ですね。
できれば、通われている病院や信頼できる知人に紹介してもらったり、事前に電話やHP・本などで情報を集めたりしてから、実際に会って話して見るのが一番だと思います。
その時は何よりご自分の感覚を大切にして欲しいと思います。
事前のプロフィールや情報だけでなく、実際に会った最初の印象や、ご自分の話した時の感覚、たとえば、このカウンセラーなら話しやすそうだなとか、しっかり気持ちを受け止めてくれそうだな、といったような感覚を大切にして下さい。
※精神保健福祉士とは
精神保健福祉士とは、1997年に誕生した精神保健福祉領域のソーシャルワーカーの国家資格です。
精神保健福祉士は精神科ソーシャルワーカー(PSW:Psychiatric Social Worker)という名称で、 1950年代より精神科医療機関を中心に医療チームの一員として導入された歴史ある専門職です。
活動している場は、医療機関はもちろん生活支援施設・福祉行政機関・司法施設など、近年その職域は広がっており、人間関係・本人を取り巻く人々の自己実現・経済生活・職業や教育などについて、ご本人を中心にお話をしっかりと聴かせて頂き、その解決をめざして一緒に考え共に取り組んでいきます。
私のようにさらに、心理学や臨床心理学を身に付けながら、医療機関や専門機関にて心理カウンセラーとして活躍されている人も多くいます。
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心理カウンセリングの時間を設定する理由は?
<心理カウンセリングに関する、よくある質問疑問です>
今回は、カウンセリングの時間を設定する理由についてです。
カウンセリングも終了の時間になると、『先生、もっと話したいんです』『まだ帰りたくないんです』と言うクライエントさんが稀にいます。
心理カウンセリングでは、40分とか60分とか時間が設定されています。
私は話の区切りがつくまでなるべく柔軟に対応していますが、やはり時間はきちんと設定しています。
前述のように訴えるクライエントさんが、どうしてそのように言うのかを次の面接で聴いてみると、“人と別れること自体にとても悲しい気持ち”があったり、“つらい日常生活から逃げ出したい気持ち”があったり、様々な想いをお話になります。
その人なりの理由があるのですね。
しかし時間は無限ではありませんので、やはり時間が設定された枠組みで心理カウンセリングは行われます。そして、その枠組みを設定する事には、きちんとした意味があるのです。
一つには、カウンセリング中というのは日常生活から一旦離れた、あなたが心理的に守られた特別な時間と空間になります。ですから、その枠組みをはっきりさせること自体に意味があり、カウンセリングの効果を高めるのです。
そこで心の中のお話をしていくわけですが、もし時間に区切りがなければ、その特別な時間と空間の虜になってしまい、あなたはいつもの日常生活にきちんと戻れなくなる危険性もあります。
また、枠組みをはっきりさせることによって、カウンセラーと会っていない時間では、カウンセリングでお話した内容を、自分自身が意識でも無意識でも考えたり感じたりすることに意味があり、やはりカウンセリングの効果を高めます。
さらに、最終的にはあなた自身が主体的に生きるという意味で、人生は有限の時間の中で展開されていますから、『どう時間を使うか?』つまり『どう生きるか?』がカウンセリングにおいてはとても重要な意味をもってくるのです。
もっと話したいあなたの気持ちをわかってあげながら、心理カウンセリングで時間を設定する意味があることも頭に入れていてもらえればと思います。
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努力するほど逆の結果に陥ってしまう心理法則
『 緊張しないようにとすればするほど緊張してしまう。』
『 眠ろうとすればするほど目が覚めてしまう。』
『 気にしないようにしようとすればするほど気になってしまう。』
このように何とかしようと努力すればするほど、逆の結果に陥ってしまうということはないでしょうか?
これを心理学では『努力逆転の法則』と言います。
この法則では、以下のように言われています。
“意志の力”と“想像力(イメージ)”が相反したときは、“想像力(イメージ)”が勝つ。
“意志の力”で努力すればするほど“想像力(イメージ)は強くなって、その意志の努力とは反対の結果になる。
あなたも経験から何となくわかるのではないでしょうか?
もしそういった悪循環に長く陥ってしまった時、適当に諦められれば楽になれるのでしょうが、なかなかそうはいかなくなります。
また“逆説的思考”と言って、いわゆる開き直って『緊張するならすれば良い』『眠れないなら一日くらい眠らなくても良い』『気になるなら気にさせておこう』と思えれば楽になれるのでしょうが、これもなかなかそうはいかなくなるものです。
そんな時は、心理的背景として無意識的な不安や葛藤があることが多いです。
ただ、こういう法則があることを頭に入れておくだけでも、あなたは不毛な努力を繰り返していることに気づいて、少しは心が楽になったり変わっていけたりする“きっかけ”になるのではないでしょうか。
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カウンセラーを途中で替えられるか?
<心理カウンセリングに関する、よくある質問疑問です>
今回は、クライアントさんがカウンセラーを替えることについてです。
交代することは可能です。
遠慮なく、その旨をカウンセラーに伝えて見てください。
きちんとしたカウンセラーなら、その事をしっかり受け止めてくれ、またそういう気持ちになった経過をよく聴いてくれるでしょう。
こういった内容は、クライエントさんからは伝え難いことかも知れませんが、相性の問題もあるのでカウンセリングでは時にはあることです。
ですから、ご自分の率直な気持ちを遠慮なく伝えてみましょう。
カウンセラーが複数いるところでは、他のカウンセラーを紹介してくれます。
また、その気持ちを伝えることで、行き詰っていたカウンセリングの流れが、良い方向に流れていくこともあるかも知れません。
ただ、ひとつ注意するケースがあります。
それは、何度もカウンセラーを交代して、カウンセリング自体が進まないクライエントさんです。
そうなってしまうのには、ご本人も気付かない無意識での何らかの理由があります。
ですから、そのようなケースでは交代を繰り返してしまうこと自体をテーマにして、カウンセラーとお話して見たらいかがでしょうか。
新しい道が開けてくるかも知れません。
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この症状さえなければ問題はないのに…
『この緊張感さえなければ、もっと他人とうまく話せるのに!』
『この原因不明の吐き気さえなくなれば、きちんと学校に行けるんです!』
本当にそうですよね。
お気持ちはよく分かります。
これが因果関係のはっきりとした風邪や骨折なら、薬を飲んで休むとか、固定して骨が付くのを待つとかの対処方法は明らかです。
しかし、心が要因になっている症状や病気ではそうはいかないことが多いようです。
いつの間にか緊張感がある自分と、他人とうまく話せない自分が強く意識され、うまく話せない自分は緊張感がある自分の被害者になってしまいます。
本当は同じ自分であるはずなのに…。
いつの間にか吐き気のある自分と、学校に行けない自分が強く意識され、学校に行けない自分は吐き気のある自分の被害者になってしまいます。
これも同様に同じ自分であるはずなのに…。
そして、そんな自分自身を責めるばかりになってしまうと本当につらいですよね。
実は症状を出す自分を嫌がれば嫌がるほど、症状は強くなってしまい固定化する傾向があります。
それには、最初は難しいかも知れませんが、症状の被害者になり過ぎないように、症状を出す自分を嫌がり過ぎないようにして見ましょう。
症状を出す自分の方にも、それをつくり出す理由や事情がもしかしたらあるのかも知れませんから…。
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ひとりで頑張らずネットワークを上手に活用しよう
あなたは悩んで苦しい時、自分ひとりで頑張ろうとしていませんか?
「カウンセリングでお話を聴くと、どうしてそこまでひとりで頑張ろうとしたの?」
「もう少し早く、周りに助けを求めても良かったんじゃないの?」
と思うことがよくあります。
人は悩んでいる時には、心の視野が狭くなってしまいます。
ですから、そんな余裕すらなくなってしまうのはよくわかるのですが…。
そして、カウンセリングで早く状態が良くなっていく人は、上手に誰かに助けを求められる人なのです。つまり、自分が良くなっていくまで、周りのネットワークに適度に支えてもらうことができる人なのです。
ひとりで頑張ってしまう傾向のある人は、悩んでいる自分を必要以上に嫌ったり、情けなく思ってしまいます。だから、何とか他人に頼らず変わろう、安定しようという思いが強くなってしまうのですね。
また、自立することが“他人にまったく依存しない状態”、という極端なイメージをもっている人も少なからずいます。
実際には、それでは自立ではなく孤立になってしまうのですが…。
悩んでいる時に限らず、精神的に安定感がある人は多少不安定になっても、自らサポートを受けるネットワークを数多くもっている人なのです。
ここで言うネットワークとは、自分を取り巻く資源(リソース)すべてを指します。
両親・兄弟・友人はもちろん、学校の先生や会社の上司や同僚、病院や公的機関、様々な利用できる制度、インターネットや電話相談など、サポートに利用可能な人や場所や物事すべてです。
これらをあなたの状態や事情に合わせて、上手に組み合わせてサポートを受けても良いのです。
あなた自身に余裕がない時は、信頼できる人にアドバイスを受け、コーディネートしてもらうのも良いことです。
カウンセリングも、そのネットワークのひとつに十分なり得ます。
他人と関わることが困難な人、外出そのものが苦痛な人、心理的エネルギーがなくなって何もする気が起きない人などは、上手にカウンセリングを利用して下さい。
そして状態が良くなってきたら、できる範囲であなたなりのネットワークを広げていけば良いのです。
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カウンセラーを選ぶことはできるか?
<心理カウンセリングに関する、よくある質問疑問です>
今回は、クライアントさんがカウンセラーを選ぶことについてです。
選ぶことは、もちろん可能です。
◇◇さんの紹介で、〇〇カウンセラーでお願いしたいんですが…。
といった要望は実際によくあることで、ご希望通りに配慮してもらえるはずです。
また、男性の方がいい、女性の方がいい、自分より年上のカウンセラーがいい、などといった要望も伝えることができます。
もちろん、できる限りそのように配慮してもらえると思いますが、カウンセリング機関によって、また、通いたい曜日によっては、男性しかいないとか若いカウンセラーしかいないという事があるかも知れません。
いずれにしても、ご自分の希望を伝えることはとても大切なことですし、是非ご相談して見て下さい。
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話したくない内容もカウンセリングでは話さないといけないの?
<心理カウンセリングに関する、よくある質問疑問です>
今回は、カウンセリングで話したくない内容についてです。
決してそんなことはありませんので、安心してください。
話したくないことや話しにくいことを無理に話す必要はありません。
カウンセラーがクライエントさんのそのような雰囲気に気付けば、『無理に話すことはないですよ。』と声を掛けてくれるはずです。
また、初回面接の時にそのことを事前に伝えられることもあります。
もちろんクライエントさんの方から、『そのことは話したくないです。』『今はまだ言いたくないです。』と伝えても良いのです。
カウンセラーに伝えられず、罪悪感に苛まれる必要はありません。
場合によっては、カウンセリングが進んでいくプロセスで信頼関係が深まり、回数を重ねると話せるようになったり、話したくなったりすることもあるものです。
カウンセラー側からは、お引き受けする上でどうしても必要な情報はありますが、やはりすべてを話さないとカウンセリングが進まないとか、良くならないといったことはありません。
きちんとしたカウンセラーなら、クライエントさんのそういったお気持ちをしっかり受け止めてくれて、心や身体が楽になる方向へとカウンセリングを進めてくれるはずです。
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意識と無意識は水面に浮かぶ氷山にたとえられる
無意識(普段意識できにくい心)には、どんな特徴があると思いますか?
以前に、意識と無意識を“騎手と馬”にたとえて話しましたが、他にはよく“水面に浮かんでいる氷山”にたとえられます。
このたとえでは、意識とは水面に頭を出した部分を指し、無意識とはその水面下にある部分を指します。
イメージして頂ければわかるように、氷山の水面に出ている部分はほんの一部です。
そして、その水面下にはまるで山の裾野のように広大な部分が隠れているのです。
本当のところは誰も分りませんが、その意識と無意識の比率は、意識が1割くらいで無意識が9割くらいなんて言われています。
意識の下に広大な無意識が横たわっているのですから、無意識の方が強い影響力があるように感じられるかも知れませんね。
その無意識は様々な側面から説明されていますが、産まれてから(産まれる前から?)今までに経験した体験にまつわるすべて、たとえば親や周りの人から教えられたことや言われたこと、その反応や行動、それらの記憶や形成された観念・習慣・感情など、良い悪いを問わずあらゆるものごとが蓄積されているとも言われています。
さらに眠っている時に見る夢は、無意識の断片がイメージとして意識に現れてきたものとも言われ、無意識にはイメージや抽象の世界、創造的活動の源泉、知恵や可能性・感性がぎっしり詰まっているとも言われます。
また夢がそうであるように、無意識には時間という概念がないようです。
このように書くと、過去の出来事が原因で現在悩んでいると強く考える人は、無意識の力の前にとても無力感を感じてしまうでしょう。
しかし、その無意識を統合しているのは意識の力です。
好ましくない記憶や習慣・観念・感情を、自分にとって楽な形に変えていくことができるのも“意識の力”なのです。
また、あなた自身の可能性や知恵・創造性を引き出すことができるのも“意識の力”なのです。
あなた自身の無意識の被害者になることなく、意識の力で上手に無意識をコントロールできるようになれると一番良いですね。
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病院に通いながらカウンセリングは受けられる?
<心理カウンセリングに関する、よくある質問疑問です>
今回は、病院に通院しながらのカウンセリングについてです。
基本的に問題はありません。
実際、心療内科や精神科といった病院に通いながら、別の場所のカウンセリング機関に通われている人は多くいます。
ただし前もって、主治医の先生にカウンセリングに通われることを相談して、了解を得ることをお勧めします。
主治医の先生は、病状を専門的な医師の目でよく理解しているのですから、ご相談すれば適切な判断を下してくれるはずです。
ほとんどのケースでは了承してもらえると思いますが、病状がまだ不安定でカウンセリングを受けることによって、かえって心や思考が混乱するようなケースでは、時期を待つように言われることもあるかも知れません。
カウンセラーの立場からは主治医の先生と連携をはかれることを望んでいますし、クライエントさんにとっても安心できるのではないでしょうか。
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薬の処方は心理カウンセリングでしてくれるの?
<心理カウンセリングに関する、よくある質問疑問です>
今回は、お薬の処方についてです。
診断をしてお薬を処方するのはお医者様ですので、カウンセラーはお薬の処方をすることはできません。
しかし、病院やクリニック併設のカウンセラーでしたら、そちらでの担当医と必ず連携をはかっているはずです。
また、民間のカウンセリングルームでもお薬が必要と思われるケースでは、比較的近くの病院やクリニックを紹介してくれるはずです。
カウンセリングを受けながらお薬の力を借りたい時や、状態が悪化していて早く楽になりたい時には、遠慮なくカウンセラーに相談してみましょう。
信頼できる病院やクリニックの医師をきちんと紹介してくれると思います。
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【人間万事塞翁が馬】 ものの見方・枠組みを変える
【人間万事塞翁が馬】
今回も有名すぎるほどの故事成語ですが、あえてご紹介します。
まずはお話から…。
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中国の北方に、占いの上手い老人(翁)が住んでいました。
さらに北には“胡”という、恐れられていた異民族が住んでおり、国境には城壁(塞)がありました。
ある日、その老人の所有する馬が、北の“胡”の国の地へ逃げていってしまいました。
馬は良馬で、高価なものだったので、近所の人たちが気の毒がって、老人を慰めに来ました。
ところが、老人は残念がっている様子もなく言いました。
『このことが幸福にならないとも限らないよ。』
すると、しばらく経ったある日、 逃げた老人の馬が“胡”の良馬を何頭も連れて帰ってきました。
そこで近所の人たちが、お祝いを言いに来ましたが、老人は少しも喜ばずに言いました。
『このことが災いにならないとも限らないよ。』
すると、またしばらく経ったある日に、老人の息子がその馬から落ちて、足の骨を折ってしまいました。
そこで近所の人たちが、可愛そうに思い慰めに行くと、老人は平然と言いました。
『このことが幸福にならないとも限らないよ。』
すると、しばらく経ったある日に、“胡”の異民族が国境の城壁(塞)を襲撃してきました。
近くの若者は皆、戦いに行きました。
城壁を何とか守ることができたものの、多くの若者が戦いで亡くなりました。
しかし、老人の息子は足が不自由だったため、戦いに行かずに済み、親子とも無事だったということです。
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解釈は、この世の全てのこと(人間万事)は、塞翁の馬のように幸福や不幸は予想のしようがない、とよく書かれています。
もう少し違った解釈をして見ると、起こった出来事そのものに意味があるのではなく、状況や自分のものの見方という枠組みがあってこそ、意味が生み出されるとも捉えられます。
老人の息子が馬から落ちて骨折した出来事は、戦争という状況に変われば、まったく反対の意味が生み出されました。
老人は占いをしていたのでしょうが、反対の意味が生み出される前から、近所の人たちとは異なるものの見方をしていたのかも知れません。
状況も、自分のものの見方によって意味は変わります。
そして、自分のものの見方という枠組みは、意識的に自分で変えることができます。
枠組みを変えると、出来事の意味が変わります。
意味が変わると気持ちや行動が変わります。
どうせなら、心地の良い気持ちや張り合いのある行動にしたいですよね。
今ある自分のものの見方に固執せずに、柔軟なものの見方ができるようになると、心はかなり楽になるものです。
カウンセリングの場面でも、例えばお子様が不登校になっている問題があるとします。
それも柔軟で別の見方をするば、夫婦が直接ぶつかり合わないように緩衝材の役割を担っていたり…。
嫁姑問題が表面化しないようにストッパーの役割を担っていたり…。
一般的に問題と言われることにも、関係性の中で、大きな価値や役割を発見することもできるのです。
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カウンセリングの予約のキャンセルについて
<心理カウンセリングに関する、よくある質問疑問です>
今回は、予約のキャンセルについてです。
キャンセルの場合は、理由とともにその旨を電話などで連絡をすれば大丈夫です。
キャンセル料については、カウンセリング機関によって無料のところから、半額や当日では全額頂くところもあるようです。
カウンセラーは、やむを得ない事情はもちろん、何だか今日は行きたくないなどの曖昧な理由でキャンセルがあることを理解しています。
そして、そういった場合は次回にきちんとフォローしてくれるはずです。
よくあるのが、自分自身と向き合うことがつらくなってしまい、カウンセリングに通うことに葛藤が出てくる場合です。
もしそのような時は、遠慮せずカウンセラーにその気持ちを伝えてみることです。
カウンセラーはきちんとその気持ちを受け止めてくれるでしょうし、そうすることによってカウンセリングが進展していくことが多いのです。
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カウンセリングの時間とペースについて
<心理カウンセリングに関する、よくある質問疑問です>
今回は、心理カウンセリングの時間とペースについてです。
カウンセリングは通常、予約制になります。
お電話やメール、または直接来院・来所されてご予約をとることになります。
時間については機関により違いがありますが、30分~60分の設定が多く1セッション45分前後が一般的です。
ご家族の方が数名お見えになって行う家族療法では、もう少し時間が長めに設定されているところもあります。
通われるペースについては、カウンセラーの拠り所にしている心理療法の流派により考え方は異なるのですが、通常は初回面接の時にご一緒に話し合って設定します。
クライエントさんのご事情もあると思いますので、その点は遠慮なくお話して頂いて決定します。
具体的には1週間に一回、2・3週間に一回、1ヶ月に一回というのが今の時代なら一般的でしょう。
また、クライエントさんのお悩みが改善されてきて、気持ちや身体が楽になってくれば、少しずつ期間を延ばしていきます。
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両親が子供の問題の責任を感じ過ぎてしまうと…
心理カウンセリングでは、ご家族のお悩みはよくあるご相談です。
ご家族でお見えになる場合、お子様に症状やお悩みがあって、ご両親様と共にお見えになるケースがよくあります。
そして、お話を聴くと心の奥底に、ご両親様が自分達の責任で子供がこのようになったのではないかと、自らを必要以上に責めていることがよくあります。
日本では昔から「子どもが問題を起こす責任は、親の育て方にある」という独断的な風潮があります。
実際には特定の誰かのせいではなく、様々な要因が重なって問題が起こり、さらにその問題が悪循環の中で固定化されるものです。
場合によっては、家族の成員それぞれの善意の言動にも関わらず、家族関係の中で誤解やコミュニケーションのズレが生じて、問題に至ってしまうことすらあるのです。
例えば、親が子供を傷つけないようにと、あえて触れないようにしていた話があることが、子供にとっては逆に水臭い関係を意識してしまい苦しみ、その事が他の問題と絡み合って不登校という大きな問題に発展してしまったり…。
ですから、何とか解決しようとする気持ちはもちろん大切ですが、必要以上に原因探しや悪者探しをする必要はないのです。
たとえ原因がはっきりわかったとしても、その原因を絶てば解決するような単純な話ではなかったり、問題の解決の方法はまったく別のところにあったりすることもあります。
ご両親様が責任を感じ過ぎて苦しくなり、子供に本当の気持ちを伝えられなくなっていることが、むしろお子様の状態や家族関係を硬直させてしまうという悪影響を作り出し、問題を拗らせてしまっていることも多いのです。
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らせん階段を昇るように心は変わっていく
心の病気が改善されていく・お悩みが楽になっていくにはプロセスがあります。
それは、良くなったり悪くなったりという振幅の波を繰り返し、まるで心の筋力をつけながら変わっていくのです。
(ただし症状の消失など、ケースによっては1回や2回で改善されることもあります。カウンセラーはクライアントさんに、なるべく短期に不必要なストレスを与えることなく、改善するようにつとめることが大前提です。)
さて、カウンセリングの効果が現われてくると、クライエントさんは少し気持ちが楽になり、『良かったなあ』とホッとします。
しかし、しばらくすると調子の“より戻し”の波が訪れて、『ああ、元に戻ってしまった!』とガッカリされることがあります。
もう同じ苦しい思いはしたくないですから、お気持ちはよく分かりますね。
かの有名な精神分析のフロイト大先生は、心の病気が改善されていく・お悩みが楽になっていくプロセスを、『らせん階段を昇って行くように変わっていく』と言いました。
イメージとしては、左右に調子の良い悪いの波を行ったり来たりしながらも、あなた自身の立ち位置をふと見れば高いところに昇っている。
確実に状態は上がって、あなたの心は変わっているという意味です。
ですから、たとえ調子の“より戻し”の波が訪れても、もし余裕がある時には症状や気持ちだけにとらわれないようにしましょう。
そして、1か月前や3ヶ月前と今の自分との心の変化に焦点を当てられると、少し安心できて早くその波から抜け出すことができるでしょう。
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