イライラして子供に対して怒りをぶつけてしまったり部下へ感情的に言い過ぎてしまったりして、後で自己嫌悪になる話はカウンセリングでよく出てきます。
「怒り」というのは自分が掲げている目標と現状との間に大きなギャップがあり、そのギャップを埋めるための打つ手が見つからない時に出る感情だと本で読んだことがあります。
怒りをぶつけたところで一時的な発散にはなるのでしょうが、根本的に何も解決しない事は多いですね。
怒りをぶつけられた相手は萎縮して自由な行動が取れなくなり、状況はむしろ悪循環に陥ることが多いです。
子供に対してひどく怒ってしまった後は素直に謝り、自分の中のこういう理由で怒ってしまったと説明すれば子供が自分のせいとか自分が悪いからだと思うことを防ぐことができます。
「叱る」は相手の行動を改善する必要がある時、それを指摘あるいは要求する行為になります。
本当に相手のことを考えているなら叱ることも時には必要ですが、その際にはいくつかポイントがあります。
絶対にしてはいけないのがその人の人格や性格を叱ることです。
叱るポイントはあくまでもその人の行動にしましょう。
やってしまった行動ややらなかった行動だけを対象にするのです。
そしてさらに望ましい行動への方法を教えるなど、相手へのフォローをしてあげられると良いですね。
この2つがセットになると「叱る」行為は有効に働くはずです。
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心が楽になって“なりたい自分”にきっと変われるはずです。