気分の落ち込み(うつ)を理解する

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あなたにとっての『普通』とは?

あなたにとっての『普通』とは何でしょうか? クライエントさんはよく 「こんな自分は普通でないですから」 「こんな症状が出るのは普通でないですよ」 とお話しすることがあります。 『普通』を辞書で調べると、「特に変わっていないこと。ごくあり...
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自己表現がうまくいかない2つのタイプ

自己表現がうまくいかないタイプには大きく2つあります。 1つは、自分の気持ちや考えをきちんと表現していない非主張的タイプ。 2つは、自分の気持ちや考えを相手に押しつけがちな攻撃的タイプです。 非主張的タイプの心理的背景には、自信の無さや...
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自分の気持ちを切り離してしまうと…

『切り離す』と言う言葉は、適当でないかも知れませんね。あなた自身の心の意識できない場所へと気持ちを追いやると言えば、もう少し分かりやすくなるでしょうか?そうする事自体は、決して病的な状態ではありません。あなたはプライベートで腹が立つことがあ...
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『劣等感』の正体とは

あなたは、『劣等感』とは何だと思いますか? 「劣等」とは比較して劣っているということですよね。 たとえば、テストで100点採った人より、70点しか採れなかった人は「劣等」です。 100メートル走を11秒で走る人より、12秒でしか走れない...
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劣等感の背景にあるもの

あなたはどのような劣等感をもっていますか? どう見ても綺麗な女性が、「私は顔が醜いから人に好かれないんです。」 一流の学歴をお持ちの人が、「私は頭が悪いから仕事ができないんです。」 などと、傍から見ると「えっ!…どうして?」と思うよう...
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努力するほど逆の結果に陥ってしまう心理法則

『 緊張しないようにとすればするほど緊張してしまう。』 『 眠ろうとすればするほど目が覚めてしまう。』 『 気にしないようにしようとすればするほど気になってしまう。』 このように何とかしようと努力すればするほど、逆の結果に陥ってしまう...
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意識と無意識は水面に浮かぶ氷山にたとえられる

無意識(普段意識できにくい心)には、どんな特徴があると思いますか? 以前に、意識と無意識を“騎手と馬”にたとえて話しましたが、他にはよく“水面に浮かんでいる氷山”にたとえられます。 このたとえでは、意識とは水面に頭を出した部分を指し、無...
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心の視野が狭くなると陥りやすい2つの思考パターン

前回は、気分が落ち込んだ時や気持ちに余裕がない時、スランプに陥った時によく陥りがちな2つの思考パターンを紹介しました。 1つ目は、部分的な問題を全体視してしまう思考パターンです。 たとえば、ひとつの失敗した事を、自分は何もできないダメな...
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心の視野が狭くなると陥りやすい思考パターン

傍目からもイライラしている人が、右側から車が直ぐそこへ来ていることに気が付かずに横断歩道へ入り、もう少しで轢かれそうになったところを以前に見たことがあります。 おそらくイライラしている内容に心や頭が捕らわれて、普段は危ないと気づくはずの近...
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意識と無意識は騎手と馬にたとえられる

『勉強を頑張ろうと確かに思っているのに、何故かやる気が起きない。』 『ギャンブルをやめようと思っているのに、気が付くとまたやってしまっている。』 あなたにもこのように、意識で思っている自分と実際の自分とが食い違ってしまうことはないでしょ...
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怒りや攻撃性は大切な心的エネルギー

心理テストの結果を見て、攻撃性や敵意の項目が高い数値だと、それを悪いイメージに捉える人がいます。 しかし、攻撃性や怒りはあなたにとって大切な心的エネルギーなのです。 問題はそのエネルギーの使い方にあります。 場にそぐわず怒ったり他人を...
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ペットロスはメンタルヘルス上の重大な問題

ペットロスという言葉は、日本でもすっかり定着してきました。 ペットロスとは、飼っていたペットを失った時に起こる心身の様々な症状の事で、またその喪失感から回復していくプロセスも含めて呼ばれています。 昔の飼い犬は番犬という捉え方が多かった...
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自分にはよくわからない自分

あなたは『自分自身のことは自分が一番わかっている』と思いますか? 確かにその通りかも知れません。 しかし、他人にはわかるのですが、自分にはよくわからない自分も存在します。 短編小説『空中ブランコ』をご存じの人も多いと思いますが、その...
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“現実”と内的イメージが関与する“心的現実”

「仕事で人が大勢いる部署に転属になったら、何だか周りから責められているような感じがしてきて怖くなってきた。だから他人の視線が怖いんです。」 「大学生になった頃から突然、自分の言葉遣いや服装がこれで良いのか気になり出し、親に大丈夫か何回も確...
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“新型うつ”に対する家庭や職場の困惑

前回は“うつ”になった人と接する時の今まで常識である、「励ましてはいけない」「頑張れと言ってはいけない」という対応で、『この人の“うつ”は本当にそれで良いの?』と疑問をもつケースが多くなっていることをお話ししました。 そしてそれは、今まで...