気分の落ち込み(うつ)を理解する この症状さえなければ問題はないのに 『この緊張感さえなければもっと他人とうまく話せるのに…』『この原因不明の吐き気が無くなれば学校に行けるのに…』その気持ちはよく分かります。しかし症状を出す自分を嫌がれば嫌がるほど、症状は強くなってしまい固定化する傾向があります。 2025.02.28 気分の落ち込み(うつ)を理解する
気分の落ち込み(うつ)を理解する 努力するほど逆の結果に陥ってしまう心理法則 緊張しないようにとすればするほど緊張してしまう、気にしないようにしようとすればするほど気になってしまうなど、何とかしようと努力すればするほど逆の結果に陥ってしまうということはないでしょうか?これを心理学では【努力逆転の法則】と言います。 2025.02.25 気分の落ち込み(うつ)を理解する
気分の落ち込み(うつ)を理解する 水面に浮かぶ氷山にたとえられる意識と無意識 普段意識できにくい心である無意識にはどんな特徴があると思いますか?意識と無意識の関係はよく“水面に浮かんでいる氷山”にたとえられます。このたとえでは意識とは水面に頭を出した部分を指し無意識とはその水面下にある部分を指します。 2025.02.14 気分の落ち込み(うつ)を理解する
気分の落ち込み(うつ)を理解する 部分的な問題を全体に短期的な問題を永遠に捉えるネガティブ思考 前回は気分や頭が疲れてネガティブな時によく陥りやすい2つの典型的な思考パターンを紹介しましたが、今回はそのネガティブ思考を具体的に見ていきます。部分的な問題を全体視してしまう思考パターンと短期的な問題を永遠と感じてしまう思考パターンです。 2025.02.07 気分の落ち込み(うつ)を理解する
気分の落ち込み(うつ)を理解する 心の視野が狭くなると陥りやすい2つの思考パターン 気分が落ち込んでいる時やスランプに陥った時には、普段なら難なく気がついたり柔軟に考えるられることが全く気がつかなかったり出口が無いような絶望感に襲われたりすることがあります。そういった時に頭の中で出てきすい2つの思考パターンを紹介します。 2025.02.04 気分の落ち込み(うつ)を理解する
気分の落ち込み(うつ)を理解する 新たな可能性やあり方を得るための退行現象 心の無意識を想定したユングはその中に創造性や新たな可能性といったポジティブな面を強調しています。それはクライアントさんのお悩みや心的症状は次なる次元への成長に至るための不適応とも捉えられ新たなあり方を手に入れるプロセスであるという視点を投げかけてくれます。 2024.12.27 気分の落ち込み(うつ)を理解する
気分の落ち込み(うつ)を理解する 意識と無意識は騎手と馬にたとえられる 意識で思っている自分と実際行動する自分とが食い違ってしまうことはないですか?そしてそのような時にどうしたら良いのでしょうか?意識と無意識は騎手と馬によくたとえられます。難しいですがその馬である無意識の気持ちを感じてみると良いかも知れません。 2024.10.04 気分の落ち込み(うつ)を理解する
気分の落ち込み(うつ)を理解する 怒りや攻撃性は大切な心的エネルギー 怒りや攻撃性はそれ自体あなたにとって大切な心的エネルギーと言えます。問題はその心的エネルギーの使い方にあります。高い次元の“自分を活かすエネルギー”へと昇華できてくると建設的・積極的な方向へとそのエネルギーを回せるようになってきます。 2024.09.27 気分の落ち込み(うつ)を理解する
気分の落ち込み(うつ)を理解する 心の内を外界に投影して怖い 自分自身が自分はおかしいと思っていると、その心の内を外界に投影して他人の言動がやっぱり自分はおかしいと証明しているかのように関連付けられて怖くなってきます。このメカニズムは無意識のことで本人はそう感じている世界が事実ですから本当に苦しんでいます。 2024.07.23 気分の落ち込み(うつ)を理解する
気分の落ち込み(うつ)を理解する 内的イメージが関与する心的現実を聴く 悩んでいる人が訴えることが現実としてどうなのかとは別次元で、心的現実つまり心の中のイメージを事実のように感じて悩んでいることがあります。またその内的イメージは心の深層が関わっています。その心的現実を深く理解して話を聴いていくには心理カウンセラーが身に付けた専門的な知識と聴き方が必要になってきます。 2024.06.28 気分の落ち込み(うつ)を理解する
気分の落ち込み(うつ)を理解する 焦ってしまいソワソワ落ち着かない カウンセリングでは焦ってしまいソワソワ落ち着かないクライアントさんがお見えになることも多いです。心の奥底で早く自分は変わらないとダメだと強く信じきっていることが多く、今の自分を否定しながらとにかく早く前へ進もうとしてグルグル空回りしている状態になっているのです。 2024.06.18 気分の落ち込み(うつ)を理解する
気分の落ち込み(うつ)を理解する 実はこれも喪失体験に当てはまる 喪失体験を広義で捉えるならば、自分自身が老いてきて心身の機能を失っていくこと、怪我をして好きなスポーツなどができなくなること、仕事の定年やリタイアすることで社会的地位やネットワークを失うこと、親が老化や認知症で今までの親ではなくなっていくことも喪失体験に当てはまります。 2024.06.14 気分の落ち込み(うつ)を理解する
気分の落ち込み(うつ)を理解する 心のやわらかさを失い動きがなくなる カウンセリングでお話を聴くと気分が落ち込み抑うつ状態になっている人、長い間お悩みになっている人は心のやわらかさを失ってその動きがあまり感じられません。たとえ心の動きがあったとしても、同じところをグルグル回ることを繰り返しいるような硬直した感覚しか伝わってこないのです。 2024.04.17 気分の落ち込み(うつ)を理解する
気分の落ち込み(うつ)を理解する 同年代と同じようになる必要はない 自己否定が強く怖くて社会へ出れない人や引きこもっている人は、同年代と同じように学校へ通えていないとか社会適応できていないと自分を責めています。また親や周りの人も同じように考えていたり社会や世間にも同じような風潮が流れていたりします。その中で本当に同年代と同じようになる必要はあるのでしょうか? 2024.03.22 気分の落ち込み(うつ)を理解する
気分の落ち込み(うつ)を理解する 自分と悩みごとの距離感 自分と悩みごとの距離感は人によって違いがあります。ここで言う“悩みごと”とは気がかりや心配ごと、それに関する気持ちの流れなどを指します。それらが大きくなると不安や恐怖・恐怖などの感情が強まり、自分と悩みごととの距離は近くなりすぎてしまいます。 2024.02.14 気分の落ち込み(うつ)を理解する