意識と無意識は騎手と馬にたとえられる

思うようにならない自分

「勉強を頑張ろうと頭では思っているのに、何故かまったくやる気が起きない。」

「ギャンブルは金輪際やめようと思っているのに、気が付くとまたやってしまっている。」

あなたにもこのように意識で思っている自分と実際行動する自分とが食い違ってしまうことはないでしょうか?

意識と無意識=騎手と馬

意識と無意識(普段意識できにくい心)は『騎手と馬』によくたとえられます。

騎手(意識)と馬(無意識)の行きたい方向が同じならスムーズに事は運ぶでしょう。

しかし、もし騎手(意識)が右方向に馬(無意識)は左方向へ行きたかったら思うようにならない自分を感じるでしょう。

そのような時は馬である無意識の方が力が強いので、どうにもならないことが多いはずです。

そしてどうにもならない馬を騎手がムチを打ってどうにかしようとすればするほど、心のエネルギーばかり消耗してかえって上手くいかない悪循環に陥ることが多いと思います。

また思い通りに行動できない自分を情けなく思ったり、責めたりすることも多いかも知れませんね。

無意識の気持ちを感じてみる

ではこのような時、どうしたらあなたは少しでも楽になれるのでしょうか?

それはとりあえず意識で何とかしようとする自分をあきらめて(明らかに認めて)、馬である無意識の気持ちを感じてみると良いでしょう。(内省や自己洞察)

普段意識できにくい心が無意識ですから、簡単には馬がどう思っているのかは分からないかも知れません。

しかし少なくとも馬の方は騎手が自分を無理に動かそうとするのではなく、「あれ?自分の気持ちを聞いてくれるのかな?」と感じてあまり反発しなくなるかも知れません。

もし馬の気持ちを感じられたら、ひょとしたら「一旦思いっきり遊んで満足したら勉強しても良いと思っている馬」がいたり「ギャンブルにすがっていないといられないすごく寂しい馬」がいたりするかも知れませんよ。

どんな気持ちの馬がいるかはもちろん人それぞれですが。

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