状況説明ばかりで自分のことを表現できていない
心理カウンセリングでお話を聴いていると状況説明はできているものの、それについて自分がどう感じていたり思っているのかが細やかに分かっていなくて、漠然と辛かったり悲しいといった感じで涙を流すクライアントさんがいます。
そういったクライアントさんは主体性がまだ育っていないことが多く、自分(私)が主語になった表現がうまくできません。
また感情が未分化で自分がどう感じていたり思っていたりが細やかに分からないので、自分のことを伝える言葉や表現力もすごく乏しかったりします。
感情表現の言葉としては知っていても、その感情が今の自分に当てはまるのか今一つ分からないと言う人もいます。
感情が未分化な状態をカウンセリングで変えていく
“感情が未分化”というのは喜怒哀楽をベースに他にもある様々な感情がまだ枝分かれしてなくて、心の中では漠然とした固まりとしてしか認識できない状態を言います。
しかしカウンセリングのセッションを繰り返して心の力が段々とついてくると、感情が枝分かれして自分の中にある細やかな感情がきちんと分かるようになってきます。
自己表現のスキルも身に付ける必要はありますが、自分主体の在り方になって自分自身のことを相手にきちんと伝えられるようになっていきます。
自分の心の中にある感情や思いを細やかに認識して、自分自身のことをぴったりな言葉で相手に表現できると、それはもちろん大きな心理的安定につながっていきます。
そして自分のことを適切に伝えられると、相手にも人となりが分かりやすくなり対人関係も良好に変わってくるはずです。
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心が楽になって、“なりたい自分”にきっと変われるはずです。
