健全な依存心と良くない依存心

依存することは悪いことなのか?

依存するのは悪いことで早く自立しないといけない、自立できていない自分はダメだ、と話すクライアントさんは心理カウンセリングで多くいます。

それでは依存することは本当に悪いことなのでしょうか?

健全な依存と良くない依存とは

依存と言っても必要な時に助けを求めたり適度に甘えたりする健全な依存心と、自分でできることも他人にほとんど頼ってしまうような良くない依存心があります。

心理カウンセリングで前述のように言うクライアントさんは、ほとんどが健全な依存もうまくできないもしくは経験したことがない人です。

確かに良くない依存も多少するのかも知れませんが、健全な依存についても否定している反動で結果的に良くない依存をせざるを得ない心の状態になっていることが多いのです。

またメンタルが不安定だったりまだ心の力がついていなかったりするので、実際に人に助けてもらったり周りの環境に理解してもらったりしないとどうにもならない状態なことが多いはずです。

本当の自立とは依存の対極にはない

本当の自立とは依存の対極にあるのではなく、苦しい時にきちんと助けを求めたり適度に甘えられたりといった健全な依存が必要な時にできることなのです。

クライアントさんそれぞれの心理的背景を考慮しながら、そのバランスをどう変えていくかを心理カウンセリングではクライアントさんと一緒に話し合っていきます。

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