負けられないことが自分を苦しめていて楽に生きれない
以前の記事【健全な依存心と良くない依存心】でも触れましたが、依存するのは悪いことで早く自立しないといけない…、自立できていない自分はダメだ…、と話すクライアントさんが心理カウンセリングでは多くいることを書きました。
必要な時に他人に頼ったり適度に甘えたりするような“健全な依存”に対しても、否定的であったり抵抗があったりする心理的背景の一つに、勝ち負けの世界にとてもこだわっていて上手に負けられないとか負けるのがとにかく嫌だという心理があります。
そしてそのこだわりや強い想いが、結果的に自分自身を苦しめていて楽に生きれないことに繋がっていることが多くあります。
カウンセリングでは負けられない心理に共感しながら進めていく
勝ち負けの世界に特にこだわっていない人は「負けるが勝ち」という言葉もありますが、他人に頼ったり甘えたりすることがイコール負けだとは思ってもいません。
しかしそこにこだわりがある人は、実際に「負けるような感じがして嫌です!」とか「すごく抵抗があってそれはできません!」と話すのです。
そのクライアントさんがどうして勝ち負けの世界にこだわるようになり、そんなに負けるのが嫌なのかの理由は人それぞれですが、お話をよく聴いていくとそこには過去の経験からの大きな感情のしこりがあったりします。
カウンセリングではそういった深い心理をよく聴き共感をしながら、そのクライアントさんなりに楽になる方向へと一緒にセッションを進めていきます。
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