その人の行動は取り巻く環境の影響も大きいかも?
今回は以下のような公式を紹介します。
Bは行動(Behavior)、Pは人(Person)、Eは環境(Environment)です。
B = f ( P, E )
社会心理学において功績を残したクルト・レヴィンは【行動はその人と環境との関数である】ことを示す上記の公式を示しました。
問題行動の理解には環境との相互作用を考える視点も大切
問題と言われる行動はその人自身の内的要因ばかりに目を向けられがちですが、この公式はその人がどのような環境に置かれていたか?状況が及ぼしている力は何か?という外的要因にも目を向けなければその行動は理解できないことを教えてくれます。
ナチスドイツによるユダヤ人大量虐殺で強制収容所へ移送する指揮官を務めていたアドルフ・アイヒマンが、戦後の裁判で公の場に現れた時に多くの人がその姿に唖然としたそうです。
とんでもない大悪人をイメージしていた人にとって、彼はあまりにも気の弱そうな冴えない普通の人で「命令に従っただけ」と繰り返すばかりでした。
その事をどう捉えるかは様々ですが、環境や状況の力といった外的要因が彼の行動に大きく影響を及ぼしていた事は間違いないでしょう。
こちらはあくまでも極端な例でしたが、例えば家族の中で子どもが問題となっている時に本人の内的要因ばかりではなく、自分を含めた周りの人や環境・関係性による影響力の相互作用を考えていく視点も大切になります。
心理カウンセリングではクライアントさんの内的要因だけではなく、そのクライアントさんを取り巻く環境の影響や人間関係の相互作用もよく聴きながらサポートしていきます。
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