カウンセリングでご夫婦やご家族の話を聞いていくと、お互い求めているコミュニケーションがズレていることに気付かないまま、それを繰り返してストレスを抱えていることがよくあります。
日常のコミュニケーションは繰り返し習慣となって、夫婦や家族の関係性に大きな影響を与えます。
実際のカウンセリングでは、分かってもらえないとか、頼りにできないとか、一緒という感じがしないとか、何だか話しているとイライラするといった訴えになってきます。
そこで、お互いの具体的なコミュニケーションを聴いていくと…
感情レベルの会話と思考レベルの会話とで、どちらか分かっていなくて受け応えが食い違っている
とにかく気持ちを受け止めて欲しいのか、アドバイスまで求めているのかで食い違って、気持ちがいつもスッキリしない
母性的なものを求めている会話なのか、父性的なものを求めている会話なのかで食い違い、安心できなかったり、頼りにならなかったりする
自己表現が苦手だったり、負い目を感じ過ぎていたりすると、回りくどい表現になって、いつも意見や結論が見えてこなくてストレスになる
などが、実際のコミュニケーションのズレのよくある例として挙げられます。
次回は、さらに具体的な例を挙げて見て行きましょう。
【カウンセリングご希望の方へ】
“ひとり”で悩まないで、ご相談下さい。
ご一緒に、お悩みやその問題と向き合っていきましょう。
心が楽になって、“なりたい自分”にきっと変われるはずです。