人間関係の記事

前回の続きです。

※ 前回の記事はこちら

成長過程で親や周りの人がよく怒鳴ったり、場合によっては暴力を振るうような攻撃的な人がいると、大人になっても相手が自分に怒っているのではないか?、自分が相手に何かおかしなことをしていないかビクビクするなど、現実にはそのようなことが無くても過度に気になって常に緊張感と恐怖心に苛まれたりします。

このようなケースでは攻撃性の悪い表現を子供時代に常に見せられたので、自分自身の心の中にもある攻撃性を統合しきれずに(未成熟なまま)育っていきます。

攻撃性と言っても悪い表現ばかりでなく、良い表現に転換できれば“必要な時に怒る”とか“断る”とか、“適切な自己主張をする”のも攻撃性が源泉になっています。

誰にでもある攻撃性を心の中で統合できないと、こういった自分を守ったり主張したりする表現がうまくできないですし、それ以前に怒りといった感情があまり湧かないといった人もいます。

しかし、心の奥底や無意識には自分でも気が付かなくても攻撃的なエネルギーは自然と溜まっていきますし、その心的エネルギーが自分ではなく相手の中に投影されて(自分の心の中にあるものがまるで影になって相手の中にあると感じて)、現実とは掛け離れたイメージの世界が膨み過度に怒られるのではないかなどと怖くなってくるのです。

ですからこういったお悩みの人の心のテーマは、自分の攻撃性を心の中でどう統合していくか(成熟させていくか)、具体的には誰にでもある怒りなどの感情を認められるようになってくること、攻撃性を高い次元のエネルギーに転換して適切な自己表現が少しずつできるようになってくるかが大切になってきます。

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心が楽になって、“なりたい自分”にきっと変われるはずです。

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HSP(敏感過ぎる人)やアダルトチルドレンに当てはまる人は、他人と一緒にいたり近くにいるだけでも、その人の気持ちや感情がよく分かり過ぎるくらいに敏感なことが多いです。

敏感過ぎるあまりに、その影響を受けて自分の調子を崩してしまうのです。

今回はその相手の気持ちや感情に敏感過ぎる心の仕組みの一つのパターンについてご紹介します。

成長過程で親や周りの人がよく怒鳴ったり、場合によっては暴力を振るうような攻撃的な人がいると、大人になっても当然同じようなタイプの人が苦手になります。

相手が自分に対して怒っているのではないか?、自分は相手に何かおかしなことをしていないかビクビクするなど、現実にはそのようなことが無くても過度に気になって、常に緊張感と恐怖心に苛まれます。

こういったケースでは、どのような心の仕組みが働いていて、また楽になるにはどのような心のテーマを乗り越えていけばいいのでしょうか?

次回にそれを詳しく書いて行きます。

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前回は“褒めることの難しさ”について書きました。

そこで褒めるとは別に、相手の存在をそのまま認めるようなコミュニケーションを常日頃から取れていると良いとも書きましたが、それはどんなことでしょうか?

もう一度褒めることについて考えて見ると、褒めることは気をつけないと上下関係を前提として相手を評価することになります。

信頼関係の中では、それでもすごく嬉しいこともありますから、すべてがいけないと言うことではもちろんありません。

ただ上記の視点で考えると、褒める以外に相手の存在をそのまま認めたり、相手を勇気づける言葉かけとしては、上下関係ではなく対等な関係でのコミュニケーションになってくると思います。

具体的には、「ありがとう」といった感謝の言葉を素直に相手へ伝える。
喜びを共有するような「うれしい」「助かった」といった自分の気持ちをこちらも素直に伝える、といったことになると思います。

たとえ子供に対しても、「えらいね」と言うより、やはり「ありがとう」「〜でお母さんはうれしい」「〜でお父さんは助かった」と言って見るのです。

そう言われると、相手は自分を対等に尊重してくれていると感じますし、自分は必要とされているとか周りに貢献しているという感覚が得られて勇気づけられますし、お互いの関係も良好になってくるはずです。

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今回は“褒めることの難しさ”について書いて見ます。

カウンセリングでは、もっと親に褒めてもらいたかったと話す人が多いのですが、ケースによってはできた時だけとか、親の期待に添う結果の時だけ褒められた気がして苦しかったと話す人もいます。

後者のケースでは、できなかった時や期待に添う結果でない時は叱られていることが多いものです。

ただここで大切なのは、気をつけないと“褒めること”が相手を条件付きで認めることになりかねないことです。

褒めることは相手に対しての評価を含んでいるので仕方ないところがあるのですが、自分の期待通りに次もして欲しいとは思わないで、その時その時を優しくさっぱりと褒める。

そして常日頃から相手の存在をそのまま認めるようなコミュニケーションが取れていると良いのかも知れませんね。

(※次回へ続きます。)

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今回は働くことに悩みを抱えている15歳~39歳までの若者に対してのサポート機関をご紹介します。

カウンセリングを受けて良くなり、仕事を考え出したクライアントさんを私も紹介したり、必要な場合は初回面談に同行することもあります。

地域若者サポートステーション(愛称:サポステ)になります。

こちらのサポート機関は、厚生労働省が委託した全国の若者支援の実績やノウハウのあるNPO法人、株式会社などが実施しています。

横浜にも“よこはま若者サポートステーション”があります。
横浜駅西口から徒歩7分ほどの場所です。

個別に担当者が丁寧に支援をしてくれると思いますし、コミュニケーションなどに関するワークショップや、協力企業への就労体験などもあるようです。

社会へ出ることに関して不安が強い方、一度社会へ出たが挫折して躊躇されている方など、サポート機関を利用すれば心理的にも実際的にもハードルが下がり、比較的スムーズに就労へつながると思います。

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この時期は新年度に入って、入社や社内の異動などで環境が変わり、なかなか組織や上司・周りの人と馴染めないという方も多いのではないでしょうか?

子供の頃には経験がある人も多いと思いますが、近所の小学生も連休明けに学校へ行きたくない、と朝から泣いているのを見かけました。

人は環境からも大きな影響を受けるので誰でもこういった事はありますが、ストレスが大きくなり、やる気が極端に落ちたり、不安が続いたり、眠れなくなったりといった状態になると辛くなりますね。

こういった場合、なかなか話しづらい事もあるでしょうが、なるべく上司や先輩などに相談して、できたら環境面を少しでも調整してもらうのが一番です。

相談して話を聞いてもらうだけでも気が楽になって、調子が戻ってくる事もあるでしょう。

それでも楽になって来ない場合は、専門家に相談するのも一つの方法です。

病院だったら、必要ならお薬やドクターが話を聞いてくれてサポートしてくれるはずです。

カウンセリングでもお役に立てますし、中々調子が戻らないケースの人のお話を聞いていくと、その人にとっての心理的なテーマが背景に認められる事もあります。

例えば、上司とうまくいかない事がお父さんとの関係性を投影してダブっていたり、きちんと自己主張したりNOを言う自分に変わる必要性や時機が訪れていたり、といった事があります。

回復しない場合は、ひとりで抱え込まずに、なるべく早めに相談される事をお勧め致します。

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母性のプラス面とマイナス面について少し前に書きましたが、今回は父性のプラス面とマイナス面です。

母性の時と同じように、父性もイコール父親ではありません。
母親つまり女性にも、父性的な要素は十分ありますので間違えないようにお願いします。

父性のプラス面の働きとは、母性の分け隔てなく優しく包み込まれた状態から、個性や違いを認めて自立を促していく、適度な厳しさによって評価をして社会性や生きる強さを身に付けていくようなイメージです。

良い悪い・OKとNGのように評価、つまり分断したり切っていく働きや、信じて手を出さず本人に任せるといった役割も含まれます。

父性は母性とのバランスで考えることが大切になります。

父性のマイナス面は、必要な母性が与えられないまま厳しく関わられると、具体的には誉められることも無く怒られてばかりとか、否定されたり制限されてばかりだと、まるで自分のことを切り刻んでしまうようなイメージで自己否定することにつながってしまいます。

この場合も、まだ自分の中にある母性のプラス面が未発達のような状態にあり自分自身へ向けられないので、厳し過ぎる自分との間に入って仲立ちするようなイメージを持ちながら、まずそれを発揮できるような自分へと変わっていくことが大切だと思います。

そういったプロセスをカウンセリングでは専門に扱っています。

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自分や人が問題行動をする時、私達はその原因をよく、自分やその人の性格や人格のせいにします。

例えば、「自分はだらしない性格だから」「あの人は無責任な人だから」と…。

しかし、これはその行動の原因では無く、問題行動に対してレッテルを貼っているに過ぎない事に気がつきませんか?
とりあえずレッテルを貼り解釈して、気持ちを納得させているようなものです。

なぜなら、同じ人でも環境や状況が変われば、きちんとしたり責任ある行動をとる事もあるのですから…。
仕事場ではだらしがないと言われる行動をよくする人が、趣味の場ではキッチリ行動をするのはよくあります。

ある状況下での問題行動を解決する場合、つまりその行動を変えるには、このレッテル貼りでは思考停止に陥ってしまいます。
また、自分やその人を否定するばかりになってしまいがちです。

一方、人の行動はその後に起こる出来事もしくは起きない出来事によって決まるという行動分析学の考え方があります。

心理学と言うと、その人の内的要因だけに焦点を当てると思われがちですが、心理学のひとつの行動分析学では行動の原因を内的な要因に帰属させずに、実際的な問題解決へ有効なアプローチを提供します。

ひきこもり、不登校、良くない習慣や悪癖、目標達成、滞ってしまっている人間関係や会社組織などに対して示唆に富んだ多くの知見があります。

もし、問題行動をする自分やその人を否定するばかりになって解決への道筋が見出せない時は、一旦でも良いですから性格や人格のせいにする考えから離れて見てはいかがでしょうか?

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前回は、【あなたは敏感すぎて困っていませんか?】と題して、
HSP(Highly Sensitive Persons)=”敏感すぎる人”という呼び名を紹介しました。

今回はその詳しい参考本のご紹介です。

予備校講師である著者もHSPの傾向があって、一時は引きこもり状態にもなったことがあり、様々な研究論文を調べて敏感な自分と上手につきあっていく対処方法をまとめたものです。

宜しかったら参考にして下さい。

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あなたは敏感すぎて困っていませんか?

とても感受性が高くて繊細である
些細なことでもドキッとしてしまう
他人の言動や気分に影響を受けすぎてしまう
大きな音や明るい光、強い匂いに圧倒されやすい
一度にたくさんのことを短期間にすると混乱する
場の空気を読みすぎてしまい、いつも自分を抑圧してしまう

など…。

このような人たちを今では、HSP(Highly Sensitive Persons)=”敏感すぎる人”と呼びます。

私も少なからず当てはまるので、ストレスが高まった時のその生きづらさはよく分かります。

またAC(アダルトチルドレン)の人は、ほとんどの方が当てはまるのかも知れませんね。

生物学的にもともと約2割、つまり5人に一人くらいはそういった傾向があるとも言われています。

次回は、HSP=”敏感すぎる人”について詳しく書かれている参考本をご紹介します。

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会話が途切れて沈黙が訪れるのが怖い。

そこで沈黙を埋めようと焦って余計なことを言ってしまい、かえって気まずい雰囲気を作ってしまった。

こんな事はないでしょうか?

カウンセリングでお話を聞いていると、沈黙が怖いと話す人はとくに若い人に多くいます。

その背景には、つまらない人と思われたくないとか、自分のせいで相手を不愉快にさせているのではといった心理や、会話は途切れてはいけないもので沈黙してはいけない、といった固定観念が認められます。

会話をしていると、どんな親しい間柄にも沈黙は訪れます。
ただ話が一段落ついただけな事がほとんどかも知れません。

ですから、本当は無理に話さなくて良いのですが…。

実際、何とかしようとする必死の気持ちや緊張が相手に伝わって、かえって気まずくしてしまう場面が多いのものです。

また強い心理的要因として、対人緊張やアイデンティティーの確立などのテーマがある場合はカウンセリングでお役に立てます。

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ストレスチェック制度がH26年の労働安全衛生法の改正により、常時50人以上の従業員を使用する事業場に義務付けられました。

ですから、その調査票に記入し結果を通知されたことがある人も多いと思います。

ストレスチェック制度の目的は、事業者が心理的負担の高い従業員を早期発見し、医師の面接指導につなげて「うつ」などのメンタヘルス不調を未然に防ぐこと。

また何より本人が、自分自身のストレスの状態を知ることで、ストレスを溜めすぎないように対処することです。

そこでメンタルヘルスと言うとおそらく気になるのが、プライバシーの保護と結果によって不利益な取り扱いをされるのではないかという懸念だと思います。

しかし法律では、結果は本人の同意なく事業者へ知らされませんし、医師の面接指導の結果によって不利益な取り扱いをすることは禁止されています。

ストレスが高い人でもし必要とされれば、就業時間の短縮などの措置を受けることもできます。

ですからメンタルヘルス不調を自覚している人は、ストレスチェック制度をうまく活用して、心身の状態を何より回復させて欲しいと思います。

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自己表現がうまくいかないタイプには大きく2つあります。

1つは、自分の気持ちや考えをきちんと表現していない非主張的タイプ。
2つは、自分の気持ちや考えを相手に押しつけがちな攻撃的タイプです。

非主張的タイプの心理的背景には、自信の無さや相手にどう思われるのかという不安があり、具体的には消極的態度から声が小さかったり、言い訳けがましくなったり、何より伝えたい事をはっきり言えないのが特徴です。

対等ではなく相手より下のポジションをとってしまう上に、内容をはっきり伝えていないため、自分の気持ちや考えは取るに足らないことだと結果的に自ら表明していることにもなってしまいます。

攻撃的タイプの心理的背景には、主導権を握って相手より優位に立とうとする意識があったり、実は自分の気持ちや考えはそのまま受け入れられないのではという怖れがあったりします。

一見して自己表現がよくできていると思われがちですが、相手への配慮が足りずにお互いの関係をギスギスさせたものにして、結局は自分にとってマイナスになります。

自分の気持ちや考えを表明する権利は誰にでもあるものです。
またお互いの考え方や意見に違いがあることを認めれば、自分もOKで相手もOKなコミュニケーションが可能なはずですね。

心理的背景や具体的スキルについては、カウンセリングでも十分お役に立てます。

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カウンセリングでお話を聞いていると、状況説明はできているものの、自分がどう感じていたり思っているのか細やかに分かっていなくて、漠然と辛かったり悲しいといった感じで涙を流す人がいます。

そういう人は主体性がまだ育っていないので、自分が主語になった話ができません。

また、感情が未分化で自分のことを細やかに分からないので、自分について伝える表現力がすごく乏しいのです。

言葉では知っていても、その感情が今の自分に当てはまるのか分からないと言う人も多いです。

感情が未分化というのは、喜怒哀楽をベースに他にもある様々な感情がまだ枝分かれしてなくて、心の中では漠然とした固まりとしてしか認識できない状態を言います。

しかし、セッションを繰り返し心の力が段々とついてくると、感情が枝分かれしてきちんと認識できるようになります。

自己表現のスキルも身に付ける必要はありますが、自分を中心とした世界で自分のことを相手にきちんと伝えられるようになってきます。

自分の心の中にあることをきちんと認識して、自分の事を細やかに言葉で表現できると、それはもちろん大きな心理的安定につながってきます。

そして、自分のことをきちんと伝えられると相手も分かりやすくなり、対人関係も良好に変わってくるのです。

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他人との関係性には、対等の関係と上下関係があります。

ここで言っているのは、組織での役職の関係性ではなく、夫婦やプライベートなどの人との関係性を指しています。

例えば、ご夫婦のカウンセリングをしていてそのコミュニケーションを観察していると、どちらが本当に言いたい事を我慢しているような上下の関係性が出来上がっている場面によく出会います。

上に立とうとする方が支配的な場合もありますが、言いたい事を我慢してしまう方が自ら下の立場に身を置いてしまう場合も多くあります。

その理由を詳しく聴いていくと、相手に引け目を感じている強いコンプレックスを抱えていたり、自己否定が強く自分は発言する資格がないと思っていたり、幼い頃より存在の否定感があって自尊心が極端に低かったりする事情が認められます。

つまり相手との関係性で、自ら下の立場へ身を置かざるを得ない心理的状況になっていると言えるかも知れません。

まずは、その事実に気づくことが大切だと思います。

そしてカウンセリングでは、自らを対等の立場へと置けるような自分を確立していくと共に、実際のコミュニケーションも変えていきます。

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カウンセリングルーム

プロフィール

中村はじめ
1968年生まれ 男性
心理カウンセラー
公認心理師(国家資格)
精神保健福祉士(国家資格)
横浜(個人開業)及び杉並区(メンタルクリニック勤務)を中心に心理カウンセラーとして活動中。

※詳しくはプロフィール

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