苦しい人生の脚本には禁止令がある

前回は心の奥底にある人生の脚本について書きましたが、今回はその脚本の中身をもう少し詳しく見ていきましょう。

周りの世界が自分に対してネガティブに感じられ、実際に人生が思うようにいかなくてお悩みのクライアントさんは【禁止令】を含む脚本を持っています。

前回の例を見ていくと『自分は愛情を貰えなくて幸せになってはいけない』『他人から受け入れられなくて認められない』といった『自分は〜してはいけない存在だ』という【禁止令】があります。

他にも例を挙げると『自分はあるがままの自分ではいけない』とか『弱い自分であってはいけない』など、同じように【禁止令】を含んだ脚本になります。

またこの【禁止令】と表裏一体に『自分は〜であらねばならない』というクライアントさんを駆り立てる【ドライバー】という観念がセットになっていることが多くあります。

例えば、『自分はあるがままの自分ではいけない』の裏には『常に良い子であらねばならない』とか、『弱い自分であってはいけない』の裏には『人に頼ったり甘えたりしてはならず、常にしっかりとした自分であらねばならない』といったクライアントさんを駆り立てる【ドライバー】があるのです。

これでは自分自身のあるがままの全体性を認めることができず心が苦しくなるのは当然です。
そして抗っても抗ってもその脚本通りに人生が動いていってしまうのです。

カウンセリングではそういった【禁止令】や【ドライバー】にまず気づき、自分の全体性を受け入れられるような体験を少しずつ繰り返しながら、やがてはその【禁止令】や【ドライバー】を根本的に書き換えていき人生を楽な方向へと変えていくのです。

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