アイデンティティ

気分の落ち込み(うつ)を理解する

新たな可能性やあり方を得るための退行現象

心の無意識を想定したユングはその中に創造性や新たな可能性といったポジティブな面を強調しています。それはクライアントさんのお悩みや心的症状は次なる次元への成長に至るための不適応とも捉えられ新たなあり方を手に入れるプロセスであるという視点を投げかけてくれます。
カウンセリングを受ける

心の筋肉をつけていくイメージでカウンセリングを受けていく

カウンセリングを受けて心や人生を変えていくプロセスは、スポーツを続けて上達していくとか筋トレを繰り返し筋肉をつけていくのに似ているところがあるように思います。つまり身体の改造と同じようにかなり地道でコツコツした努力や意識づけが必要になってくるのです。
カウンセリングを受ける

「あるがままでいい」の本当の意味合い

「あるがままでいい」の本当の意味合いは人間だからおかしかったり修正すべきところがあり、それを明らかに見極めた上で今直ぐには変えられない自分がいる。そのことを受容 しながら必要なところは変わっていこうという事で決してそのままの自分で問題はないという意味ではありません。
こころにプラスな本

自分を好きになるヒントがある本

心にプラスな本の紹介になります。自分自身の様々な側面をどう捉えていけばいいか自分を好きになるためにはどうしたらいいか、そのヒントになる小説家でもある平野啓一郎さんのベストセラー、私とは何か「個人」から「分人」へを今回は紹介します。
ACからの回復のために

自分の全体性を受容していく

アイデンティティを確立していくと自分のプラス面マイナス面を含め様々な側面を認めながら、その全体性を受容し自分は自分でいいという肯定的な感覚があります。大切なのはマイナス面と捉えるところも今の自分の全体の一部として認めて受容している感覚です。
気分の落ち込み(うつ)から回復する

自己イメージの執着を手放していく

心理カウンセリングでは他人の評価を気にし過ぎて仕事や勉強に集中できない、それによって自分を自由に生きれないという人がよくお見えになります。話を聴いてみると他者評価が気になる背景に自己評価を下げたくない=自己イメージの執着という心の構図が見え隠れします。
ACからの回復のために

親が過干渉にしてしまう心理的背景には強い不安がある

過干渉にしてしまう親にはどのような心理的背景があるのでしょうか?多いのは親自身が強い不安を抱えていて無意識に子供へ過剰に関わることで安心感を得て心のバランスを保っているケースです。 さらにご両親の夫婦関係に何らかの問題があって、母親が不安を抱えているケースが多いです。
ACからの回復のために

過干渉に育てられると生きづらさを抱える

親に過干渉に育てられたクライアントさんは他人の期待や感情に縛られて自主性を発揮できず、対人関係に難を抱えながら生きづらさを抱えているというお悩みが殆どです。適度に冒険をして自主的に生きる機会を失うので、過干渉は結果的に自分を生きてはいけないというメッセージとなっているのです。
気分の落ち込み(うつ)を理解する

内的イメージが関与する心的現実を聴く

悩んでいる人が訴えることが現実としてどうなのかとは別次元で、心的現実つまり心の中のイメージを事実のように感じて悩んでいることがあります。またその内的イメージは心の深層が関わっています。その心的現実を深く理解して話を聴いていくには心理カウンセラーが身に付けた専門的な知識と聴き方が必要になってきます。
ACからの回復のために

アイデンティティの確立という発達課題

ライフサイクル理論で有名なE・H・エリクソンは自分は何者なのかを定義するアイデンティティの概念を提唱したことで有名ですが、その青年期における発達課題はアイデンティティの確立×アイデンティティの拡散です。心がその発達課題を乗り越えていくと自分は自分であっていいという感覚そして他者や社会から認められているという感覚を得ることに至ります。
ご家族の方のために

“ひきこもり”に対してのカウンセリング

ひきこもりは自宅にひきこもってしまい学校や会社に行かない状態を指します。ここではカウンセリングについて説明します。本人が自ら相談しに来ることは稀ですが、ご家族がご相談されることによって直接ではなくてもご本人のお悩みや状態への援助に対して十分効果的です。
カウンセリングを受ける

心もホメオスタシスの機能が働く

ホメオスタシスとは生態恒常性と呼ばれます。身体に備わっているホメオスタシスと同じように心も変化を好まず一定を保とうとする機能があるように思います。なので意識的に自分と向き合ったり別の価値観や捉え方に触れたりしないと変化が起きにくいと思います。
ACからの回復のために

きょうだい児のマイナス面の影響

きょうだい児とは病気や障がいのある兄弟姉妹を持つ子どものことを呼びます。その影響はプラス面がある一方でカウンセリングではお悩みに付随するマイナス面が語られます。そして自分の本当のところを生きれない、主体的になれない、対人関係がうまくいかないといったお悩みが多くあります。
ACからの回復のために

きょうだい児とは

きょうだい児という言葉を聞いたことはあるでしょうか?きょうだい児とは病気や障がいのある兄弟姉妹を持つ子どものことを呼びます。きょうだい児は幼い頃から病気や障がいを持つ兄弟姉妹との生活が当たり前の家庭環境で育ってきた人がほとんどになります。
こころにプラスな本

普通がいいという病|心にプラスな本

今回はお勧めの心にプラスな本のご紹介になります。「普通がいい」という病 泉谷 閑示 著 とても意味深長なタイトルです。私たちはこの「普通」について、どこか窮屈さを感じながらも「普通」に憧れ「普通」におびえ「普通」を演じて生きていないでしょうか?