親が過干渉にしてしまう心理的背景には強い不安がある

前回は過干渉に育てられると他人の期待や感情に縛られて、自主的に生きることができなくなり生きづらさを抱えることを書きました。

では過干渉にしてしまう親にはどのような心理的背景があるのでしょうか?

ケースによってそれぞれ事情は違いますが、多いのは親自身が強い不安を抱えているがそれと向き合うことができずに、無意識に子供へ過剰に関わることで安心感を得て心のバランスを保っているケースです。

さらにご両親の夫婦関係に何らかの問題があって母親が不安を抱えているケースが多いです。

母親はとくに第一子に関しては多少不安が強いところがあって当然なのですが、元々自分自身が抱えている不安が強かったり夫婦関係の不安が重なったりすると不安定になりやすいのです。

夫婦関係の問題を見ていくと物理的に夫(父親)が単身赴任でいない事情があったりもしますが、それより夫(父親)が主体的に家族へ関っていないことも多く、母親がとくに心理面で負担の大きいワンオペ育児になって不安を抱えていることが多いです。

もし過干渉にしてしまっている自分に気づいたなら、まず自分の不安をよく感じてあげて誰かに助けを求めたりサポートを受けたりして見て下さい。

過干渉に接してしまう自分自身を意識できるようになるだけでも、子供へのその影響は確実に軽減されてくるはずです。

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