アイデンティティ

ACからの回復のために

青年期におけるアイデンティティの確立

“アイデンティティの確立”という言葉を聞いたことがありますか? さまざまな分野で使われていますが、心理学では青年期の発達課題とされます。 青年期は自分探しの時期です。 「自分はどんな人間や性格なのか?」 「これからどう生きていくのか?」 「...
ACからの回復のために

あなたの家族の中での心理的役割は?

あなたは家族の中で、どんな心理的役割を担っていますか? 自分が思っているより、その役割は心に染み付いているかも知れません。 心理的役割とは…、たとえばこんな家族がいるとしましょう。 -----------------------------...
カウンセリングを受ける

そんな働き方を強いられれば…

20~30代の自殺は、依然としてそれなりに多いそうです。 失業や過酷な労働条件で、追い込まれてのものもあるようです。 ブラック企業と言われ、社会問題にもなっていますね。 そしてメンタルヘルスへの関心はさらに高まっています。 カウンセリングで...
ACからの回復のために

父性のプラス面とマイナス面について

母性のプラス面とマイナス面について少し前に書きましたが、今回は父性のプラス面とマイナス面です。 母性の時と同じように、父性もイコール父親ではありません。 母親つまり女性にも、父性的な要素は十分ありますので間違えないようにお願いします。 父性...
ACからの回復のために

会話での沈黙が怖い

会話が途切れて沈黙が訪れるのが怖い。 そこで沈黙を埋めようと焦って余計なことを言ってしまい、かえって気まずい雰囲気を作ってしまった。 こんな事はないでしょうか? カウンセリングでお話を聞いていると、沈黙が怖いと話す人はとくに若い人に多くいま...
心と体を楽にするスキル

スモールステップで取り組んでみよう!

完全欲が強すぎたり、理想が高すぎてそれに縛られたり。 失敗することを極端に怖れたり、周りの期待に応えないといけないと思いすぎたり。 そういったことが要因になって、いつも物事に取り掛かれなかったり、途中で苦しくなって放棄してしまう人がいます。...
ACからの回復のために

感情が未分化で自分についてうまく表現できない

カウンセリングでお話を聞いていると、状況説明はできているものの、自分がどう感じていたり思っているのか細やかに分かっていなくて、漠然と辛かったり悲しいといった感じで涙を流す人がいます。 そういう人は主体性がまだ育っていないので、自分が主語にな...
ACからの回復のために

下の立場に自らを置いてしまう

他人との関係性には、対等の関係と上下関係があります。 ここで言っているのは、組織での役職の関係性ではなく、夫婦やプライベートなどの人との関係性を指しています。 例えば、ご夫婦のカウンセリングをしていてそのコミュニケーションを観察していると、...
ACからの回復のために

役割に縛られて心のバランスを失う

家族の中でいつの間にか調整する役割を担ってきたり、子供なのに大人のようにしっかりしないといけない状況があったり…。 そういった自分の役割に価値観を持てているうちは問題は起こりません。 しかし、無意識にあるもっと自分を優先させたいとか、自分の...
心と体を楽にするスキル

不安にのみこまれて苦しい時には…

前回は、“強い不安にのみこまれてしまい、その状態から抜け出せず苦しい”というお悩みについて書きましたが、今回は続きになります。 「不安にのみこまれて苦しい」というお悩みのベースにある心のテーマは、他人主体の在り方で自分をまだ確立しきれていな...
ACからの回復のために

不安にのみこまれて苦しくなる

強い不安にのみこまれてしまい、その状態から抜け出せず苦しい、というご相談はカウンセリングでは多くあります。 その不安とは、怒られるのではないか?認められないのではないか?嫌われるのではないか?見捨てられるのではないか?など人それぞれです。 ...
カウンセリングを受ける

村上春樹の世界とカウンセリング

前回に“村上春樹の世界と心理療法の共通点”というタイトルで、心にプラスになる本の紹介をしましたが、皆さんは『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読まれたでしょうか? 主人公は過去に深く傷ついた理不尽な出来事を、十数年来誰にも話さなか...
気分の落ち込み(うつ)を理解する

この人の“うつ”は今まで通りの対応で良いの?

“うつ”になった人と接する時に、今まで常識になってきたことがあります。 それは、本人に対して『励ましてはいけない』『頑張れと言ってはいけない』ということです。 心的エネルギーの枯渇している“典型的うつ”の人には、本当に「励ましの言葉」や「頑...
お知らせ/イベント情報

飼っていた犬が死んでしまい…ペットロス(笑顔3月号監修)

『 笑顔 』(3月号) という家庭の医学・暮らしと健康の保健同人社の雑誌にある“ハッピーシンキング~心を元気にする考え方~”というコーナーの監修をさせて頂きました。 3月号のテーマは、ペットロス『飼っていた犬が死んでしまい、何をする気力も起...
ACからの回復のために

『自信がない自分』と『理想の自分』を往復すると…

自分に自信を持てない、自分を確立できない要因のひとつをご紹介します。 それは『こんなはずではないと思う理想の自分』と『本当は自信がない自分』との間を、自分の心が行ったり来たりすることです。 分かりやすく説明しましょう。 『本当は自信がない自...