認知のゆがみに気づく④自己関連付け

極端なものの考え方や受け取り方を、鬱や不安症に有効なアプローチである認知行動療法では“認知のゆがみ”と呼びます。

特徴的な“認知のゆがみ”のパターンについては、代表的なものが幾つかあることが知られています。

今回はネガティブに結びつけて自己否定に陥りやすく、鬱の要因にもなりやすい“自己関連付け″を挙げてみます。

これは何か悪いことが起きると何でも自分のせいで起こったと結びつけて捉え、その結果自分を責めてしまう思考パターンを言います。

例えば、友達からしばらく連絡がなくメールしても返信が来ないといった状況で、もしかしたら嫌われたのではないか?そう言えばこの前の自分の発言が良くなかったのではないか?と要因を自分に関連付けて自分を責めてしまいます。

この場合、友達はひどい風邪に罹って返信ができないのかも知れませんし、スマホが壊れて連絡が取れないのかも知れませんし、ただ単に相手の事情が要因の可能性があります。

また対人関係は相互作用で成り立っているので、相手の捉え方など半分は相手の問題であって全部自分で責任を負う必要もありません。

このように現実適応的な他の可能性や要因を考えてみることで“認知のゆがみ″を修正して、ネガティブな捉え方から抜け出し心の視野を広げていくことが大切です。

いずれにしても自分がどのような“認知のゆがみ”を抱えているのかを認識することは大切です。
自己否定して気持ちが落ち込みやすい背景にどんな捉え方があるのかをはっきり意識化することによって、初めてそれを変えることができるようになるからです。

練習をしながら段々と自分が抱えている“認知のゆがみ”を修正していこうとする専門的なアプローチが認知行動療法になります。

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