部分的な問題を全体視してしまう思考パターン
前回は、気分が落ち込んだ時や気持ちに余裕がない時・スランプに陥った時によく陥りやすい2つの典型的な思考パターンを紹介しました。
1つ目は、部分的な問題を全体視してしまう思考パターンです。
たとえば、ひとつの失敗した事を自分は何もできないダメな人間だとか、自分は全く仕事ができない人間だと考えてしまうことです。
冷静な時は極端すぎる考えだと気づくでしょうが、気分がとても落ち込んでいたりするとこういったネガティブ思考しか出てこないことがあります。
短期的な問題を永遠と感じてしまう思考パターン
次にもう1つは、短期的な問題を永遠と感じてしまう思考パターンです。
たとえば、苦手でうまくいかなかった事柄について自分はもう他人とずっとうまく関われないとか、自分はこの先認められることはないに違いないと考えてしまうことです。
こちらも心に余裕がある時なら極端な考えだと思うでしょうが、やはりスランプに陥った時などには同じようなネガティブ思考しか出てこないことがあります。
ネガティブ思考のパターンを予め知って早く抜け出し楽になろう
誰でも落ち込むことはあるのでこのような思考パターンに陥ってしまうこと自体はある程度仕方ないですが、ネガティブ思考にずっとのみ込まれたままでいる事は良くないですし辛いですよね。
ネガティブな時に陥りやすい思考パターンを予め知り、もしそのネガティブ思考に陥った時には一つのことを全ての事へと広げてしまっている、先なんて分からないのにずっと続くように感じてしまっていると客観的に意識できるだけでも、そのネガティブ思考にずっとのみ込まれ続ける状態を回避できるはずです。
なるべく早くネガティブ思考から抜け出して、心や頭の中の視野を広げて楽になっていきましょう。
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ご一緒にお悩みやその問題と向き合っていきましょう。
心が楽になって“なりたい自分”にきっと変われるはずです。