HSP(繊細過ぎる人)やアダルトチルドレンの人は、他人の気持ちや感情に敏感なため周囲の人や場の雰囲気に対して必要以上に影響されてしまいます。
これはたとえて言うならば他人との境界に人はそれぞれ膜のようなものを持っており、その膜の厚さや強さは個人差があるようなイメージです。
そしてHSP(繊細過ぎる人)やアダルトチルドレンの人は他人との境界の膜が薄かったり弱かったりするわけです。
ですからその薄くて弱い膜から容易に境界浸入されてしまい、自分自身をうまく守れず様々な影響を受け過ぎてダメージを受けやすくなっているのです。
心理カウンセリングではまず現実的対処として今ある対人関係について一緒に話し合い、できる範囲で自分自身を守る具体的な対応策(コーピング)を一緒に考えたり専門的なアドバイスをしたりして、それを実際の場面で試していきます。
そして得られるフィードバックを糧にしてブラッシュアップしながら、きちんと自分自身を守り対人関係や自己表現などのスキルに対して自信をつけていきます。
また一方で自分と他人との境界にある膜そのものは先天的な要素があるものの、心のベースの部分でもカウンセリングを繰り返していくことによって「自分自身の全体性を受容し自分は自分であっていい」といったアイデンティティを確立をしながら、できる範囲で自分と他人との境界にある膜を厚く強くしていくことも可能です。
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心が楽になって“なりたい自分”にきっと変われるはずです。