他人はもちろん自分自身のことでさえ、すべて思い通りになることはありません。
自分自身とは出てくる自然な感情や無意識の癖、自律神経が関係している身体のこと、例えば心臓は意識的に動かせませんしその感覚はありません。
極端化な例えかも知れませんが、親や自分の身体を選んで産まれてきた感覚は普通ありませんし、幼い頃の環境や先天的な特性や病気なども自分では選ぶことはできません。
しかし幼い頃に両親やキーパーソンになる人から意図せずとも思い通りにされ続けると、自分も他人や自分自身が思い通りになるという思い込みを持ってしまう人がいます。
また本人が強いコンプレックスの反動から現実離れした理想像を持ってしまうことなども関係していると思います。
いずれにしても思い通りになる(コントロールできる)と思う範囲が現実とかけ離れて大きい(=自己が肥大化している状態)思い込みを持ってしまうのです。
次回は続きで、そういったお悩みを持つ人の特徴やカウンセリングについて書いていきます。
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