自分を表現していくことは心の癒しにつながる

自己表現を通したアートセラピーや箱庭療法

自己表現を通して心の癒しや心の成長・成熟につながる心理療法はたくさんあります。

非言語的なイメージ表現を扱うものでは、絵画療法やコラージュ療法・サイコドラマなどのアートセラピーがあります。

砂の入った箱とミニチュア玩具を使って、イメージを自由に表現する箱庭療法は皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか?

箱庭療法やアートセラピーではそのイメージ表現について、セラピストはクライアントさんに対して解釈を基本的にしません。

ですからクライアントさんのイメージによる自己表現をメインに、自己治癒力が活性化し心の癒しや心の成長・成熟につながっていくことが可能になっていきます。

自分自身を表現していくことは心のプラスな変化へとつながる

それだけ自分自身を表現していくことは心のプラスな変化へと有効に働くと言えます。

もちろんセラピストとクライアントさんとの関係性がとても大切ですし、自由にして保護された空間が確保されるなどの専門的な枠組みが前提での話になります。

心理カウンセリングではやはり自由にして保護された空間の中で、イメージ表現よりさらに直接的・意識的な言語表現をメインにした自己表現をしてカウンセラーと対話をしながら、心の癒しや心の成長・成熟、心理的要因のお悩みや症状の改善へ至ることを可能にしていきます。

実際にクライアントさんが無理のない範囲で自己表現していくことにより、表現できたことだけでも心が楽になったり、感情が解放され心の整理がついてきたり、今まで気づかなかったことに気づいてきたり、背景にある心のテーマが明確になってきたりすることがあるのです。

それだけ人間にとって自分を表現していくということ、そしてそれを安心できる環境と関係性の中で他者に受け止められるということはとても大切なことなのだと思います。

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