北風と太陽の逸話と心理カウンセリング
心にプラスな物語・言葉です。
今回は皆さんご存じの『北風と太陽』(イソップ寓話集)です。
敢えて紹介したのは心理カウンセリングをしていると、まるでこの物語のようなことがよくあると感じるからです。
まずは『北風と太陽』のお話から。
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北風と太陽が自分の力の強さについて言い争っていました。
そこでどちらかが旅人を裸にさせたものが勝ちだということにしました。
まず北風から始めて烈しく風を吹きつけました。
旅人は着物をしっかり押さえますので、北風はいっそう強く吹きつけました。
しかし旅人は寒さに弱らされて、さらに着物を余計に着込みました。
次に太陽は最初ほどよい加減に照りつけました。
旅人は余分な着物を脱ぎましたので、太陽はもっと強く照りつけを増しました。
とうとう旅人は暑さに堪えることができず、着物を脱ぎ捨て水を浴びに河に入りました。
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北風と太陽を実際のケースに当てはめてみると
旅人はそもそも寒いのですから着物を着ているわけですね。
それを力ずくで脱がせようとしているのですから、強引なコントロールをしようとしています。
それはまるで心の奥底では自分自身にわかって欲しい感情や気持ちや感覚があるのにもかかわらず、『こんなことをしている自分はダメだ』『早く他の人と同じようにならないといけない』などと考える自分が、それらの感情や気持ちに蓋をして自分自身を強引にコントロールしている姿に似ているのです。
結果かえって状況は悪い方へ向かってしまうことが多いはずです。
また北風が子供に対して何とかしてあげようとする親御さんで(子供のためと思って悪気がないのですが)、旅人はそういったご両親の言うことを聞かない問題行動をする子供だったり、一見怠けているように思える不登校になった子供の姿にも当てはめることができます。
これも北風をいっそう強く吹きつけても、かえって問題解決から遠ざかってしまうことが多いはずです。
一方で太陽は旅人が望んでいるもの、つまり暖かさを届けました。
このようにもし問題がこじれてしまっている時には表面上の問題だけを見てコントロールしようとするのではなく、まず問題の根源にあるものを感じようとする姿勢が必要になってくると思います。
そして必要なことを満たしたり届けたりすることによって、自分自身や子供さんなどの対象は自然と真の解決や良い変化へと向かっていくはずです。
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