葛藤

気分の落ち込み(うつ)から回復する

喪失体験による悲しみの回復プロセス1

親や配偶者など大切な人との別れ、存在の大きかったペットとの別れといった『喪失体験』は、ずっと立ち直れないと感じる程の悲しみや身体の不調に襲われるものです。 しかしそれ程の悲しみでも、人は基本的に段階的なプロセスを経て、必ず心身共に回復して...
こころにプラスな本

自分のこころの動きを観察する|心にプラスな本

 気楽なさとり方 “悟り”と言っても、難しい本ではありません。 心の中の“牛”を見つけて、つかまえて、飼い慣らすという、 何枚かの絵図で“自己コントロールの方法”を現わしています。 上手に利用すれば、自分の心の中の動きを、自分で観...
気分の落ち込み(うつ)を理解する

自分にはよくわからない自分

あなたは『自分自身のことは自分が一番わかっている』と思いますか? 確かにその通りかも知れません。 しかし、他人にはわかるのですが、自分にはよくわからない自分も存在します。 短編小説『空中ブランコ』をご存じの人も多いと思いますが、その...
気分の落ち込み(うつ)を理解する

“現実”と内的イメージが関与する“心的現実”

「仕事で人が大勢いる部署に転属になったら、何だか周りから責められているような感じがしてきて怖くなってきた。だから他人の視線が怖いんです。」 「大学生になった頃から突然、自分の言葉遣いや服装がこれで良いのか気になり出し、親に大丈夫か何回も確...
ACからの回復のために

過干渉にされると自分を生きづらくなる

暴力・暴言や無関心といった明らかに問題と分かる環境で育った人がいます。 一方、親から愛情は確かにあるものの、過剰に心配されたり世話を焼かれたり、と言った過干渉にされて育った人もよくカウンセリングへご相談にお見えになります。 他人の期待や...
ACからの回復のために

不安にのみこまれて苦しくなる

強い不安にのみこまれてしまい、その状態から抜け出せず苦しい、というご相談はカウンセリングでは多くあります。 その不安とは、怒られるのではないか?認められないのではないか?嫌われるのではないか?見捨てられるのではないか?など人それぞれです。...
心と体を楽にするスキル

行動は感情よりコントロールしやすい

「ついカッとなってしまったり。」 「いつも一言多かったり。」 「必要以上に人に頼り過ぎてしまったり。」 ・・・・・ その結果、トラブルを引き起こし人間関係がうまくいかない人がいます。 そして、そのような行為を繰り返すことによって、そんな...
カウンセリングを受ける

村上春樹の世界とカウンセリング

前回に“村上春樹の世界と心理療法の共通点”というタイトルで、心にプラスになる本の紹介をしましたが、皆さんは『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読まれたでしょうか? 主人公は過去に深く傷ついた理不尽な出来事を、十数年来誰にも話さな...
こころにプラスな本

村上春樹の世界と心理療法の共通点|心にプラスな本

村上春樹さんの本の世界は、思春期のこころを描いたものが多いですね。 そして、描かれたこころの変化のプロセスは、心理療法でのクライアントさんの変化のプロセスと似ていると感じるケースがあります。 そこで、心理療法と村上春樹さんの世界の共通点...
ACからの回復のために

AC(アダルトチルドレン)参考書のご紹介

AC(アダルトチルドレン)に関する参考本のご紹介です。 これらの本の内容にあるような話が、カウンセリングでも最近とても多くなっているように感じます。 家族の事は子供の時には他の家族と比べる機会が少なく、それが当たり前と思っていたのに大人...
気分の落ち込み(うつ)から回復する

老年期に心の統合を図って生きる

心理学にはライフサイクルという考え方があります。 人の一生を青年期や老年期といったライフステージに分けて、それぞれの発達課題を提示しています。 さて、近所で1年前にご主人様を亡くされた女性(70歳)が、ずいぶんと落ち込まれていました。 ...
気分の落ち込み(うつ)を理解する

“新型うつ”に対する家庭や職場の困惑

前回は“うつ”になった人と接する時の今まで常識である、「励ましてはいけない」「頑張れと言ってはいけない」という対応で、『この人の“うつ”は本当にそれで良いの?』と疑問をもつケースが多くなっていることをお話ししました。 そしてそれは、今まで...
気分の落ち込み(うつ)を理解する

この人の“うつ”は今まで通りの対応で良いの?

“うつ”になった人と接する時に、今まで常識になってきたことがあります。 それは、本人に対して『励ましてはいけない』『頑張れと言ってはいけない』ということです。 心的エネルギーの枯渇している“典型的うつ”の人には、本当に「励ましの言葉」や...
ACからの回復のために

『自信がない自分』と『理想の自分』を往復すると…

自分に自信を持てない、自分を確立できない要因のひとつをご紹介します。 それは『こんなはずではないと思う理想の自分』と『本当は自信がない自分』との間を、自分の心が行ったり来たりすることです。 分かりやすく説明しましょう。 『本当は自信が...
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『ギリギリまで手がつけられない性格を直したい 』ハッピーシンキングの監修

『 笑顔 』(5月号) という家庭の医学・暮らしと健康の保健同人社の雑誌にある“ハッピーシンキング~心を元気にする考え方~”というコーナーの監修をさせて頂きました。 5月号のテーマは、『ギリギリまで手がつけられない性格を直したい 』で...