劣等感

ACからの回復のために

ポジティブに捉えられる自分になりたい

「物事をポジティブに捉えられる自分になりたい。」 「ポジティブ思考を身に付けたい。」 私もそう思います。 そうなれたら、やはり人生を前向きに生きられますよね。 そしてカウンセリングには、 「ネガティブにしか考えられない自分が嫌で仕方が...
ACからの回復のために

失敗する怖さが強い人は…

教育心理学には、【目標に対する動機づけ】について、こんな式があります。 達成場面での動機づけ=(成功願望ー失敗恐怖)×成功可能性×目標の価値 心の動きについて、こんな式があるのは珍しいので面白いですね。 今回注目して欲しいのは、失敗に...
気分の落ち込み(うつ)を理解する

あなたにとっての『普通』とは?

あなたにとっての『普通』とは何でしょうか? クライエントさんはよく 「こんな自分は普通でないですから」 「こんな症状が出るのは普通でないですよ」 とお話しすることがあります。 『普通』を辞書で調べると、「特に変わっていないこと。ごくあり...
気分の落ち込み(うつ)を理解する

自己表現がうまくいかない2つのタイプ

自己表現がうまくいかないタイプには大きく2つあります。 1つは、自分の気持ちや考えをきちんと表現していない非主張的タイプ。 2つは、自分の気持ちや考えを相手に押しつけがちな攻撃的タイプです。 非主張的タイプの心理的背景には、自信の無さや...
心と体を楽にするスキル

聴き上手が話し上手になる

これは知人から聞いた、美容師さんの話です。 その人は「自分はお客さんと話が上手くできない」という、コンプレックスを持っていたそうです。 最初は「何とか面白い話をしないといけない」とか、「ヘンな間が空いたらいけない」と緊張しながら、どんな...
ACからの回復のために

過去を手放すことの難しさ

過去の出来事に対して、とても大きな感情のしこりがあると、なかなか前を向いて進んでいけないことが多くあります。 過去のことはもう終わった事だから、早く忘れて前へ進むようアドバイスをされても、頭では分かっていてもどうしてもそこに引き戻されてし...
気分の落ち込み(うつ)を理解する

『劣等感』の正体とは

あなたは、『劣等感』とは何だと思いますか? 「劣等」とは比較して劣っているということですよね。 たとえば、テストで100点採った人より、70点しか採れなかった人は「劣等」です。 100メートル走を11秒で走る人より、12秒でしか走れない...
気分の落ち込み(うつ)を理解する

劣等感の背景にあるもの

あなたはどのような劣等感をもっていますか? どう見ても綺麗な女性が、「私は顔が醜いから人に好かれないんです。」 一流の学歴をお持ちの人が、「私は頭が悪いから仕事ができないんです。」 などと、傍から見ると「えっ!…どうして?」と思うよう...
ACからの回復のために

焦ってしまう時どうすれば良いか?

『とにかく早く治りたい』 『同じ年齢の人と比べると、こんな状態ではいられない』など… とても焦ってしまって、その焦ることがさらに悪循環を招いてしまうことがあります。 そもそも“焦る”という状態とは、心の中でどのような事が起こっているの...
気分の落ち込み(うつ)から回復する

自己イメージへの執着を手放していく

前回の心にプラスな本でも紹介した『考えない練習』小池 龍之介 著の一節に、他人の言動を必要以上に気にする背景には、他人から良く見られたい・良く思われたいという欲求がある。 しかし、それよりも深くにある欲求は、自分が自分の株を下げたくないと...
こころにプラスな本

「考えない練習」で自己コントロール|心にプラスな本

今回は、テーマ【心にプラスな本】になります。 【考えない練習】 小池龍之介 著     タイトルが示すように、心(脳)に湧き上がる雑念を中心に、平常心を保つ自己コントロールのスキルについて書かれています。 著者はお坊さんでもあるので...
気分の落ち込み(うつ)を理解する

“現実”と内的イメージが関与する“心的現実”

「仕事で人が大勢いる部署に転属になったら、何だか周りから責められているような感じがしてきて怖くなってきた。だから他人の視線が怖いんです。」 「大学生になった頃から突然、自分の言葉遣いや服装がこれで良いのか気になり出し、親に大丈夫か何回も確...
ACからの回復のために

過干渉にされると自分を生きづらくなる

暴力・暴言や無関心といった明らかに問題と分かる環境で育った人がいます。 一方、親から愛情は確かにあるものの、過剰に心配されたり世話を焼かれたり、と言った過干渉にされて育った人もよくカウンセリングへご相談にお見えになります。 他人の期待や...
カウンセリングを受ける

村上春樹の世界とカウンセリング

前回に“村上春樹の世界と心理療法の共通点”というタイトルで、心にプラスになる本の紹介をしましたが、皆さんは『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読まれたでしょうか? 主人公は過去に深く傷ついた理不尽な出来事を、十数年来誰にも話さな...
ACからの回復のために

『自信がない自分』と『理想の自分』を往復すると…

自分に自信を持てない、自分を確立できない要因のひとつをご紹介します。 それは『こんなはずではないと思う理想の自分』と『本当は自信がない自分』との間を、自分の心が行ったり来たりすることです。 分かりやすく説明しましょう。 『本当は自信が...