心理カウンセリングと言うと、『自分自身の心と正面から向き合わないといけない』と思いがちです。
そんなイメージから、カウンセリングを受ける事に対して、重く捉え過ぎてしまう人も多いのではないでしょうか?
もちろん、ここぞという時には正面から真剣に向き合う必要もあります。
しかし、同じ心理カウンセリングと言っても、様々なアプローチの仕方があり、私は不必要にクライアントさんへストレスや負担をかけないカウンセリングを心掛けています。
なぜなら、散々悩んできてご相談にお見えになったのですから…
さらに、自分の性格や行動の問題(本当に?)と向き合ったり、ご家族の環境や育て方に問題(本当に?)を見出しても、ただ苦しくなるばかりで、それこそ問題解決には何もプラスに働かないと思うからです。
ご一緒に、問題ではなく解決に向けて話し合い、
できたら、なるべく笑いがあったり…。
最初は小さくても成功体験を重ねて自信を持ってもらったり…。
クライアントさん本人は当然のこととして、必要以外はご家族の誰かを悪者にすることもなく…。
クライアントさん自身やご家族の関係性のプラスな面、すでにできている点に焦点を当てて、良くなっていってもらうのが一番です。
お悩みとしてある問題は、『・・・が問題だからこうなった』と指摘されることや思い込むことによって、本当に問題として形作られていく傾向があります。
そうなると、柔軟な考えは浮かばなくなり、その問題のことしか考えられなくなるはずです。
つまり、解決に向けての考えや行動を取れなくなってしまうのです。
この事は、とても気をつけてもらいたいことですね。
次回は、その点をもう少し分かりやすく書いていきます。
【カウンセリングご希望の方へ】
“ひとり”で悩まないで、ご相談下さい。
ご一緒に、お悩みやその問題と向き合っていきましょう。
心が楽になって、“なりたい自分”にきっと変われるはずです。