メンタルヘルス

気分の落ち込み(うつ)を理解する

ネガティブな気分はネガティブな物事を引き寄せる

人はネガティブなムード(気分)になっている時、目の前の状況の解釈をネガティブに捉えがちになります。悲しい気分にある時、悲しみと関連した内容が連想されやすくなり、悲しみと一致する方向へと解釈や評価が変わり、悲しみに関連する事柄に注意が向くようになっていきやすくなります。この現象を認知理論では、ムード(気分)一致効果と呼びます。
ACからの回復のために

不安から行動していることにまず気がつく

苦痛と感じる人は、本当はそんなことしたくないのにしなければいけない状態になっています。結果である自らの行動の被害者にならざるを得なくなっています。その行動の原動力には、自分自身の欲求ではなくて不安や恐れの悪循環があるのです。つまり『不安や恐れからの行動』になっているのです。
ACからの回復のために

コミュニケーションをとることはそもそも難しい

今日は、相手とコミュニケーションをとることがいかに難しいことなのか、というお話をしたいと思います。そのことを今回は、コミュニケーションの避けられない性質という視点から説明しましょう。
カウンセリングを受ける

一人で悩むよりカウンセリングを利用してみる

専門知識を携えたコーチの存在がいるだけで、あなたの潜在能力は活性化せれて目標達成に大きく近づきます。心理的にサポートされて、あなた一人の時と違って、行動が実際に変わってくるのです。
気分の落ち込み(うつ)を理解する

成功や失敗の要因を心理的に考えてみる

あなたは成功した時や失敗した時の要因を、どんなことにしていますか?自分の成功や失敗の原因を、どんなことに帰属させるかということを、心理学では『原因帰属』と言います。
ACからの回復のために

いらないモノ・コトを捨てられない・手放せない

心理カウンセリングでも、いらないモノを捨てられないお悩みがあります。「断捨離」のように心や頭の中も、いらないコトを上手に手放せて、そのぶんスペースを空けて余裕を持てる。そして、あなたにとってプラスになるコトを新たに招き入れられる循環をつくれると良いですね。
心と体を楽にするスキル

リラクゼーション法を身につけよう|漸進的筋弛緩法

今回は、リラクゼーション法として【漸進的筋弛緩法】を簡略化した方法をご紹介します。 とても難しい名前がついていますが、身体の筋肉の力を体のパーツに分けて順番にゆるめていく、という簡単な方法です。 ポイントは、力をゆるめる前に一度逆にグッ...
心にプラスな物語・言葉

2:6:2の法則(自分らしさを出せない人へ)

今回は、“心にプラスな物語・言葉”のコーナーになります。 2:6:2の法則を知っていますか? パナソニック(松下電工)の創業者で有名な、松下幸之助さんが語った法則と言われています。 ************ 世の中には あなたのこ...
気分の落ち込み(うつ)から回復する

学校や社会にうまく適応できず困っている

学校や社会にうまく適応できなくてどうしていいか分からない、といったお悩みはカウンセリングではとても多いです。 相談するところが分からないというのもあるようですから、潜在的にはさらに多くの人がお悩みだと思われます。 大学生になってアルバイ...
気分の落ち込み(うつ)を理解する

新学期を少し過ぎた頃に多い“適応障害”

“適応障害”という名は、ニュースなどで聞いたことがある人も多いと思います。ある社会環境においてうまく適応することができず、様々な心身の症状があらわれて社会生活に支障をきたす状態を言います。
気分の落ち込み(うつ)から回復する

メンタルヘルスで社会的・経済的に追い詰められてしまったら

“うつ”などのメンタルヘルスで職を失い、それもまだ改善していない時に、家族がいなかったり家族の方も病気を患っていたりして、本人がまったくサポートを受けれなくなってしまうケースが一番問題です。そうなると、今の社会では転げ落ちるように社会的・経済的に追い詰められてしまいます。
気分の落ち込み(うつ)を理解する

会社や企業のメンタルヘルスに対する認識や対応の格差

クライアントさんの勤める会社や企業によって、“うつ”などのメンタルヘルスに対する職場の認識や対応の仕方には、かなりの格差があります。
ACからの回復のために

“アイデンティティの確立”がうまくいかないと…

前回は“アイデンティティの確立”とはどういうことかを述べました。 今回は“アイデンティティの確立”がうまくいかない場合のお話です。 “アイデンティティの確立”がうまくいかないことを、“アイデンティティの拡散”と言います。 具体的に“ア...
ACからの回復のために

青年期におけるアイデンティティの確立

“アイデンティティの確立”という言葉を聞いたことがありますか? さまざまな分野で使われていますが、心理学では青年期の発達課題とされます。 青年期は自分探しの時期です。 「自分はどんな人間や性格なのか?」 「これからどう生きていくのか?...
心と体を楽にするスキル

認知のゆがみに気づく①極端な一般化

極端なものの考え方や受け取り方を鬱や不安症に有効なアプローチである認知行動療法では“認知のゆがみ”と呼びます。今回はよく陥りやすい“極端な一般化”を挙げてみます。これは過去の少数の事実や結果を取り上げて他のすべての事が同じ結果になるだろうと結論づけてしまう事を言います。