カウンセリング

ACからの回復のために

“良い子”の役割を無理に続けてしまうと

良い子の役割を長い間無理に続けてしまうと、思いもよらない結果を招きます。よくある例を挙げて見ましょう。Aさんはよくある例をもとに、私が創造した人物です。
ACからの回復のために

具体例で説明する他人の気持ちや感情に敏感な心の仕組み

成長過程で親や周りの人がよく怒鳴ったり、場合によっては暴力を振るうような攻撃的な人がいると、大人になっても相手が自分に怒っているのではないか?、自分が相手に何かおかしなことをしていないかビクビクするなど、現実にはそのようなことが無くても過度に気になって常に緊張感と恐怖心に苛まれたりします。
ACからの回復のために

他人の気持ちや感情に敏感な心の仕組み

HSP(敏感過ぎる人)やアダルトチルドレンに当てはまる人は、他人と一緒にいたり近くにいるだけでも、その人の気持ちや感情がよく分かり過ぎるくらいに敏感なことが多いです。敏感過ぎるあまりに、その影響を受けて自分の調子を崩してしまうのです。
気分の落ち込み(うつ)から回復する

メンタルヘルスで社会的・経済的に追い詰められてしまったら

“うつ”などのメンタルヘルスで職を失い、それもまだ改善していない時に、家族がいなかったり家族の方も病気を患っていたりして、本人がまったくサポートを受けれなくなってしまうケースが一番問題です。そうなると、今の社会では転げ落ちるように社会的・経済的に追い詰められてしまいます。
気分の落ち込み(うつ)を理解する

会社や企業のメンタルヘルスに対する認識や対応の格差

クライアントさんの勤める会社や企業によって、“うつ”などのメンタルヘルスに対する職場の認識や対応の仕方には、かなりの格差があります。
心と体を楽にするスキル

褒めることの難しさ

今回は“褒めることの難しさ”について書いて見ます。 カウンセリングでは、もっと親に褒めてもらいたかったと話す人が多いのですが、ケースによってはできた時だけとか、親の期待に添う結果の時だけ褒められた気がして苦しかったと話す人もいます。 後...
ACからの回復のために

心が回復しない場合に潜む“疾病利得”

“疾病利得”という言葉を聞いたことがありますか? 文字通り、病気でいることがその人にとって何らかのメリットがあり、なかなか回復や改善しないケースで、援助者側が使う言葉です。 具体的な例を広い意味で挙げると…、 「上手に甘えられない人が...
ACからの回復のために

“アイデンティティの確立”がうまくいかないと…

前回は“アイデンティティの確立”とはどういうことかを述べました。 今回は“アイデンティティの確立”がうまくいかない場合のお話です。 “アイデンティティの確立”がうまくいかないことを、“アイデンティティの拡散”と言います。 具体的に“ア...
ACからの回復のために

青年期におけるアイデンティティの確立

“アイデンティティの確立”という言葉を聞いたことがありますか? さまざまな分野で使われていますが、心理学では青年期の発達課題とされます。 青年期は自分探しの時期です。 「自分はどんな人間や性格なのか?」 「これからどう生きていくのか?...
心と体を楽にするスキル

認知のゆがみに気づく①極端な一般化

極端なものの考え方や受け取り方を鬱や不安症に有効なアプローチである認知行動療法では“認知のゆがみ”と呼びます。今回はよく陥りやすい“極端な一般化”を挙げてみます。これは過去の少数の事実や結果を取り上げて他のすべての事が同じ結果になるだろうと結論づけてしまう事を言います。
心と体を楽にするスキル

認知のゆがみに気づく②白黒思考

極端なものの考え方や受け取り方を鬱や不安症に有効なアプローチである認知行動療法では“認知のゆがみ”と呼びます。今回は“白黒思考”を挙げてみます。これは白か黒もしくは0か100という極端な考え方で割り切ろうとして、両者の間やグレーな部分を認められない思考パターンを言います。
心にプラスな物語・言葉

偉いお坊さんが教えてくれる“こだわり”について

“心にプラスな物語・言葉”というテーマを作っています。 その名の通り、心にプラスになりそうな物語や言葉などをご紹介して、コメントしていきます。 さて、ある本にこんな宗教エピソードが書いてありました。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇...
気分の落ち込み(うつ)を理解する

万能感を伴った気分の波がある

気分の波がある人の中に、調子が良い時に万能感が出てくる人がいます。 万能感とは具体的には、現実とは掛け離れて過剰に自分は何でもできる感覚です。 一方で落ち込む時には、過剰に自己否定してしまう事が多く、そういった波を繰り返す事になります。...
心と体を楽にするスキル

雑念が病的なものにならないために

あなたにも“雑念”がわいてくることはありませんか? ここで言う“雑念”とは、意思とは無関係にあらわれる思考のことです。 これに感情的な苦痛が伴うと、気分は否定的になります。 たとえば…(強迫的で少し極端な例ですが) 『眠れないと頭がお...
カウンセリングを受ける

心や頭の中の混乱を話していく

カウンセリングにお見えになる人は、心や頭の中が混乱してお見えになります。 自分の力だけでは、なかなか解決できないお悩みを抱えてお見えになるのですから当然ですね。 そこでまず混乱したままで良いですから、心や頭の中にあることを話していくこと...