無意識

気分の落ち込み(うつ)を理解する

新たな可能性やあり方を得るための退行現象

心の無意識を想定したユングはその中に創造性や新たな可能性といったポジティブな面を強調しています。それはクライアントさんのお悩みや心的症状は次なる次元への成長に至るための不適応とも捉えられ新たなあり方を手に入れるプロセスであるという視点を投げかけてくれます。
ご家族の方のために

家族の中の悪者はいったい誰でしょうか?

家族カウンセリングでの架空シーンですが相談に来た男の子が言います。「お母さんが僕に細かく言ってかまいすぎたから、生きるのが窮屈になって苦しいんだ。だからお母さんが悪いんだ!」その気持ちを受けて止めてさらにお母様や御婆様にも話を聴いていくと…
よくある疑問質問

心理カウンセリングの時間を設定する理由は?

心理カウンセリングに関するよくある質問疑問で、今回はカウンセリングの時間を設定する理由についてです。時間は無限ではありませんので時間を設定した枠組みで心理カウンセリングは行われます。そしてその枠組みを設定するにはきちんとした意味があります。
ACからの回復のために

「どうせ私なんか」を「私だって」に変えていこう

「どうせ私なんか」という想いや観念は決して納得していないネガティヴな諦めです。それを持つ人は愛情を受け取るのが苦手ですが心理カウンセリングのサポートをうけて、やがて「どうせ私なんか」を「私だって」に変えていけると良いですね。
ACからの回復のために

「どうせ私なんか」という想いで生きづらい

生きづらさを抱えている人の中に「どうせ私なんか」という想いが強い人がいます。プラスのストロークや愛情をあまり与えられないと私はそういった愛情を貰えない存在、受ける資格が無い存在と捉えて「どうせ私なんか」という想いになってくるのでしょう。
ACからの回復のために

家族のバックグラウンドに流れているメッセージ

あなたの家族のバックグラウンドにまるで通奏低音のように流れているメッセージはありませんか?ネガティブなメッセージだと「うまくいかないのでは」という不安感だったり「それはいけないこと」という罪悪感だったり「それではダメだ」という否定感だったり。
気分の落ち込み(うつ)を理解する

意識と無意識は騎手と馬にたとえられる

意識で思っている自分と実際行動する自分とが食い違ってしまうことはないですか?そしてそのような時にどうしたら良いのでしょうか?意識と無意識は騎手と馬によくたとえられます。難しいですがその馬である無意識の気持ちを感じてみると良いかも知れません。
気分の落ち込み(うつ)から回復する

症状には人生における意味合いが存在することもある

心の病気や症状にはそのクライアントさんの人生や生き方において重要な意味合いが存在していることがあります。そして今この時に顕在化してきた意味合いを感じ、それを自分自身の心が受け容れられるようになると自然と心の病や症状は快方へ向かっていきます。
気分の落ち込み(うつ)から回復する

心はらせん階段を昇るように変わっていく

心の病が改善されていく・お悩みが楽になっていくにはプロセスがあります。それは良くなったり悪くなったりという振幅の波を繰り返し心の筋力をつけながら変わっていくのです。精神分析のフロイトはそれを「らせん階段を昇って行くように変わっていく」と言いました。
カウンセリングを受ける

『話すこと』は『放すこと』につながる

人は自分の心の中の悩みやモヤモヤを信頼できる人に話して、よく聞いてもらうと気持ちが楽になります。しかしその悩みやモヤモヤがとても難しい事情だったり重い内容だったりすると、話す側も聞く側も双方ハードルが高くなります。
気分の落ち込み(うつ)から回復する

自己イメージの執着を手放していく

心理カウンセリングでは他人の評価を気にし過ぎて仕事や勉強に集中できない、それによって自分を自由に生きれないという人がよくお見えになります。話を聴いてみると他者評価が気になる背景に自己評価を下げたくない=自己イメージの執着という心の構図が見え隠れします。
こころにプラスな本

考えない練習で自己コントロール|心にプラスな本

今回は心にプラスな本のテーマになり「考えない練習」小池龍之介著を紹介します。タイトルが示すように心に湧き上がる雑念を中心に平常心を保つ自己コントロールのスキルについて書かれています。マインドフルネスにも役立つヒントになる本だと思います。
こころにプラスな本

自分にはよくわからない自分

他人にはわかるけど自分にはよくわからない自分が存在します。短編小説『空中ブランコ』奥田英朗著の中ではベテラン空中ブランコ師が突然失敗を繰り返すようになり、破天荒な精神科医との関わりの中、自分には思いもよらない自分を目の当たりにします。
気分の落ち込み(うつ)を理解する

心の内を外界に投影して怖い

自分自身が自分はおかしいと思っていると、その心の内を外界に投影して他人の言動がやっぱり自分はおかしいと証明しているかのように関連付けられて怖くなってきます。このメカニズムは無意識のことで本人はそう感じている世界が事実ですから本当に苦しんでいます。
ACからの回復のために

苦しい人生の脚本には禁止令がある

周りの世界が自分に対してネガティブに感じられ、人生が思うようにいかなくてお悩みのクライアントさんは禁止令を含む人生脚本を持っています。自分は〜してはいけない存在だという禁止令と、自分は〜であらねばならないといったドライバーという観念をセットに持っているのです。