次回の予約を入れていく効果

心理カウンセリングは定期的に行なって変わっていく身体トレーニングと同じようなところがあります。

また心理カウンセリングでは受けているその時だけではなく、次回までの期間にも効果や意味があります。

実際のところ次回のカウンセリングまでの期間には心の奥に触れて内省する時間が増えますし、カウンセラーがアドバイスした内容を自分で意識したり行動に移したりする機会にもなります。

ですから次回の予約を入れていくと、自分が変わろうとする目的意識が強まりますし、上記のような時間や機会を持ててとても効果が高まります。

そもそも心は多少苦しくても現状の安定を保とうとするので、変化に対して色々と抵抗が出るものです。

具体的には自分で様々な言い訳けを持ち出して継続しない方向へ傾きやすいのです。
身体トレーニングによくある三日坊主と同じですね。

定期的間隔の一般的な目安は最初2・3週間ごとが理想で、ご事情に合わせてで結構なのですが1ヶ月を超えてくると目的意識は弱まり、間延びして実際キャンセルになることが多いのが実感です。

そして改めて同じテーマのお悩みを半年・一年後にまた相談に来る人も多くいます。

次回の予約を入れていく効果は、継続して回数を重ねていくとさらに高まります。

具体的には、

自分自身との関わりが増えるので自己理解が深まったり自己受容をしやすくなる。
心の無意識にアクセスする時間が多くなるので問題解決への気づきが出やすくなる。
勇気が持てて主体的な行動を取りやすくなる。
自分自身を導いてくれたり変わっていくヒントを与えてくれる夢を見る、
これも無意識にアクセスする時間が増えるため問題解決へのシンクロするような出来事が起こってくる。

などちょっと不思議なことも含め、その効果として人生が自分の求める良い方向へ変わっていく手応えを得られるはずです。

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