心の成長

気分の落ち込み(うつ)から回復する

自己イメージへの執着を手放していく

前回の心にプラスな本でも紹介した『考えない練習』小池 龍之介 著の一節に、他人の言動を必要以上に気にする背景には、他人から良く見られたい・良く思われたいという欲求がある。 しかし、それよりも深くにある欲求は、自分が自分の株を下げたくないと...
カウンセリングを受ける

『話すこと』は『放すこと』につながる

「家庭のちょっとした悩みを友人に聞いてもらったら気持ちがすっきりした」 「仕事でのトラブルを同僚に聞いてもらったら気が楽になって解決策が浮かんだ」 あなたにもこのような経験があると思います。 人は自分の心の中の悩みやモヤモヤを、信頼でき...
心にプラスな物語・言葉

【天国と地獄の違いは?】自ら世界を変える

~今回は、心にプラスな物語・言葉です。~ ある本に書いてあった“天国と地獄”の話です。 あまり気持ちの良い話ではありませんが… ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 地獄には大きなテーブルがあり、その上にはご馳走が並んでいます。 人々...
カウンセリングを受ける

『あるがまま』をはき違えないように

『あるがままの自分でいいんだよ』 『あなたはあなたのままでいいんだよ』 という言葉かけがあります。 自分を認めることができずに『こんな自分ではいけない』と自責的に思って行き詰っている人には、とても救われる言葉だと思います。 本来、『あ...
ACからの回復のために

敏感な自分を受け入れ、そんな自分を守ってあげる意識を持とう

アダルトチルドレンやHSPの人は、他人の感情や場の雰囲気、自分に対してもとても敏感です。 またそんな自分を持て余してしまい、「何で普通の人が簡単にできることができないんだ!」「とにかく普通になりたい!」と自分を嫌ってしまいがちです。 人...
気分の落ち込み(うつ)を理解する

自分にはよくわからない自分

あなたは『自分自身のことは自分が一番わかっている』と思いますか? 確かにその通りかも知れません。 しかし、他人にはわかるのですが、自分にはよくわからない自分も存在します。 短編小説『空中ブランコ』をご存じの人も多いと思いますが、その...
カウンセリングを受ける

カウンセリングで腑に落としていく

前回、思考レベルと感情レベルで『分かる』ことの違いについて書きました。 カウンセリングの内容はよく理解されないことが多いのですが、その大きな一つにこの“感情レベルで分かっていく”こと、“腑に落としていく”ことがあるのです。 それによって...
カウンセリングを受ける

思考レベルと感情レベルで『分かる』ことの違い

『分かる』ということには、“思考レベル”と“感情レベル”の次元があります。 “思考レベル”で分かるとは、文字通り頭の中で考えて理解する次元になります。 “感情レベル”で分かるとは、心の深い部分に落とし込んで理解し、実際に言動や習慣が変わ...
カウンセリングを受ける

村上春樹の世界とカウンセリング

前回に“村上春樹の世界と心理療法の共通点”というタイトルで、心にプラスになる本の紹介をしましたが、皆さんは『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読まれたでしょうか? 主人公は過去に深く傷ついた理不尽な出来事を、十数年来誰にも話さな...
こころにプラスな本

村上春樹の世界と心理療法の共通点|心にプラスな本

村上春樹さんの本の世界は、思春期のこころを描いたものが多いですね。 そして、描かれたこころの変化のプロセスは、心理療法でのクライアントさんの変化のプロセスと似ていると感じるケースがあります。 そこで、心理療法と村上春樹さんの世界の共通点...
気分の落ち込み(うつ)から回復する

老年期に心の統合を図って生きる

心理学にはライフサイクルという考え方があります。 人の一生を青年期や老年期といったライフステージに分けて、それぞれの発達課題を提示しています。 さて、近所で1年前にご主人様を亡くされた女性(70歳)が、ずいぶんと落ち込まれていました。 ...
ACからの回復のために

『自信がない自分』と『理想の自分』を往復すると…

自分に自信を持てない、自分を確立できない要因のひとつをご紹介します。 それは『こんなはずではないと思う理想の自分』と『本当は自信がない自分』との間を、自分の心が行ったり来たりすることです。 分かりやすく説明しましょう。 『本当は自信が...