被害者意識

ACからの回復のために

未来をイメージする力を信じてみよう

過去の失敗や後悔にとらわれたり、親の育て方が悪かったなどと過去に問題があるから苦しんでいるという人がいます。 実際にお話をお聴きすると、本当に大変だったのだなあと思い知らされます。 しかし、ひとしきり涙を流されたら、次はあなた自身の未来...
ACからの回復のために

この症状さえなければ問題はないのに…

『この緊張感さえなければ、もっと他人とうまく話せるのに!』 『この原因不明の吐き気さえなくなれば、きちんと学校に行けるんです!』 本当にそうですよね。 お気持ちはよく分かります。 これが因果関係のはっきりとした風邪や骨折なら、薬を飲ん...
ご家族の方のために

悪者はいったい誰でしょうか?

ご相談に来た男の子が言います。 「お母さんが僕に細かく言ってかまいすぎたから、生きるのが窮屈になって苦しいんだ。だから、お母さんが悪いんだ!」 カウンセラー:「ふむふむ。もっとお母さんに自分の気持ちや意志を尊重して欲しかったんだね。」(...
気分の落ち込み(うつ)から回復する

症状には意味合いがあることも…

心理的要因の症状や病気には、その人の人生や生き方において重要な意味合いが存在していることがあります。 たとえば、無意識に強い罪悪感を持ちながらも意識化できず、それを手洗いを何度もする強迫症状という代償行為によって、まさに罪悪感を洗い流すこ...
心と体を楽にするスキル

自分と症状を一旦切り離してみよう!

前回の“魔法の言葉!『痛いの痛いの飛んでけ~』”のつづきです。 【自分と症状を一旦切り離してみる】ことは、心の病やお悩みからの症状にも有効に働きます。 さて、【自分と症状を一旦切り離してみる】と、どんな効用があるのでしょうか? たくさん...
心と体を楽にするスキル

魔法の言葉!『痛いの痛いの飛んでけ~』

『痛いの痛いの飛んでけ~!』 幼い頃、小さな怪我をした時にお母さんから言ってもらった人も多いでしょう。 本当に痛いのが飛んでいったような気がして、痛みが和らいだり、子供は泣き止んだりするのですから、まさに“魔法の言葉”ですね。 この“...
カウンセリングを受ける

“怒り”の感情の下には“悲しみ”がある

カウンセリングでお話を聴いていくと、過剰に防衛していた心がやわらかくなって、まず“怒り”を表現するクライアントさんが多くいます。 重い抑うつ状態だったりすると、感情はあまり出てこない、出てきても具体的な想いははっきりせず、ただ涙が出てくる...
カウンセリングを受ける

村上春樹の世界とカウンセリング

前回に“村上春樹の世界と心理療法の共通点”というタイトルで、心にプラスになる本の紹介をしましたが、皆さんは『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読まれたでしょうか? 主人公は過去に深く傷ついた理不尽な出来事を、十数年来誰にも話さな...
お知らせ/イベント情報

自分でできるメンタルメンテ『怒りを上手にコントロール』の監修

保健同人社の『 笑顔 』の、“自分でできるメンタルメンテ”の2月号(2018年)の監修をさせて頂きました。 少し前に「イライラをコントロールするために知っておきたいこと」という記事を書きましたが、 2月の“メンタルメンテ”は、【怒りを上手...