2021年 12月

前回の“魔法の言葉!『痛いの痛いの飛んでけ~』”のつづきです。

【自分と症状を一旦切り離してみる】ことは、心の病やお悩みからの症状にも有効に働きます。

さて、【自分と症状を一旦切り離してみる】と、どんな効用があるのでしょうか?
たくさんあるのですが、ここでは3つの流れを説明しましょう。

①自分自身が症状との距離を少し取れるようになる。

そして、前回もお話ししたように、自分を責めたり悪者にすることを止めましょう。
それは症状のせいです。あなたが悪いのではありません。

②すると、症状から距離を取れた自分自身が少しずつ自由になり、自己肯定感を持ちやすくなる。

そして、どんな時に症状が強くなるのか等、自分を冷静に客観視できるようになります。
段々と有効な対処方法が見つかっていくるかも知れません。

③さらに、症状から距離を取れた自分自身が成長すると、症状をコントロールする力や知恵を身につけることができるようになります。

そうなると、必要以上に症状を怖がらなくなります。
不安にならなくなります。
自己肯定感も強まります。

このスキルは、その人と症状にあわせてアレンジすれば、適用範囲はとても広いものです。

ひとつ注意点は、【自分と症状を一旦切り離してみる】ことによって、あなたが症状の被害者になってしまったら、かえって苦しくなってしまいます。

そうなる場合やどうしても症状にのみこまれてしまう場合は、カウンセリングなどのサポートが必要です。
この点は気をつけましょう。

【カウンセリングご希望の方へ】
“ひとり”で悩まないで、ご相談下さい。
ご一緒に、お悩みやその問題と向き合っていきましょう。
心が楽になって、“なりたい自分”にきっと変われるはずです。

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『痛いの痛いの飛んでけ~!』

幼い頃、小さな怪我をした時にお母さんから言ってもらった人も多いでしょう。

本当に痛いのが飛んでいったような気がして、痛みが和らいだり、子供は泣き止んだりするのですから、まさに“魔法の言葉”ですね。

この“魔法の言葉”には、いろいろな知恵が詰まっています。

その大きなひとつに、【自分と症状を一旦切り離してみる】という事があります。

そして、この【自分と症状を一旦切り離してみる】は心の病やお悩みと言われる症状にも有効なことが多いのです。

たとえば、

“うつ”で苦しんでいるあなたは、思うように動けないあなた自身を責めて、さらに苦しくなるという悪循環に陥っていませんか?

しかし、あなたが悪くて動けないのではありません。
それは“うつ”の症状のせいです。

あなた自身と症状を一旦切り離しましょう。

強迫症状でお悩みのあなたは、何度も繰り返し確認するあなたを、弱い自分と思っていませんか?

しかし、あなたが弱いからそうなっているのではありません。
それは脳の中の警報装置が誤作動を起こしているせいかも知れません。
あなたが悪いのではありません。

あなた自身と症状を一旦切り離しましょう。

自分イコール症状や病気と思ってしまうと苦しくなるばかりです。
自分は自分、症状は症状、病気は病気と分けることが大事なのです。

つづきは次回で、【自分と症状を一旦切り離してみる】と、どんな効用があるのかを説明していきます。

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前回までは、アサーティブな自己表現の概要と簡単な公式についてまで述べました。

アサーティブな自己表現とは、自分も相手も大切にした自己表現になります。
このアサーティブな自己表現には、簡単な公式があります。

今回はその公式を使って、具体的な表現方法について勉強しましょう。

まずは公式のおさらいです。

<事実 + 私は……な気持ちになるので + お願い( ……してもらえませんか?)>の公式です。

たとえば、仕事場面で先輩が必要な情報を教えてくれないで困っているとしましょう。

その時に、どうせ教えてくれないとか、自分がダメだから教えてくれないと思わず、またカッーとして不機嫌になるのでもなく、公式を使って正直かつ率直に自己表現して見ましょう!

この場合では、

【事実】=先輩から何も言ってもらえないと、
【私は……な気持ちになるので】=私はこの仕事をどうして良いか分からず混乱してしまうので、
【お願い(……してもらえませんか?)】=ヒントだけでも教えてもらえませんか?

といった自己表現になります。

アサーティブな自己表現をしても、相手の問題があるので全て上手くいくことはありませんが、きちんと自己表現できる自分自身に対して自尊心を保てたり自信が持てますし、正直な気持ちや考えが相手に伝わる確率はやはり高くなるはずです。

宜しかったら実践して見て下さい。
尚アサーションについては、詳しい本もたくさん出ています。

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アサーションというコミュニケーションスキルがあります。

アサーティブな自己表現とは、自分も相手も大切にした自己表現になります。

逆にアサーティブではない自己表現とは、「どうせ言ってもわかってもらえない」といった気持ちから非主張的な自己表現だったり、相手を責めたり怒ったりして自分の意見や欲求を相手に押しつける攻撃的な自己表現を言います。

一方、アサーティブな自己表現は自分も相手も大切にした自己表現なので、自分の気持ちや考えを正直かつ率直にその場にふさわしい形で表現していきます。

また相手にも同じような表現や発言をすることを奨励するような態度も大切になります。

このアサーティブな自己表現には、簡単な公式があります。

その公式は、

<事実 + 私は……な気持ちになるので + お願い( ……してもらえませんか?)>

といった公式になります。

次回は、この公式を使った具体的な例を挙げていきます。

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カウンセリングでお話を聴いていくと、過剰に防衛していた心がやわらかくなって、まず“怒り”を表現するクライアントさんが多くいます。

重い抑うつ状態だったりすると、感情はあまり出てこない、出てきても具体的な想いははっきりせず、ただ涙が出てくるようなつらい状態になります。

ですから、どんな“怒り”であっても表現できるようになってきたこと自体は、心のエネルギーが高まってきた証拠ですし、心が楽になる方向へと動き出したと言えるのです。

両親に対する怒り、自分の置かれていた境遇に対する怒り、会社や上司に対する怒り、などなど。

まず、自分自身を立て直していくためにも、この時点で原因と思われることや災いとなっている対象に対して、自分がそこから心理的に離れていくためにも“怒り”が出てくるのは、当然の心の流れなのかも知れませんね。

その後、怒りがおさまり、心が楽になれればカウンセリングも終結に近づきます。
しかし、怒りがおさまらず心が楽になってこないクライアントさんも多くいます。

そこで、ずっと怒りを持ち続けて被害者でいることは、クライアントさん自身にとっても好ましくないことのため、専門的な聴き方でさらにカウンセリングを進めていきます。

段々と心の力がついて、怒りの対象に対して対峙できるようになってきます。
その事実を主体的に受け止められるようになってきます。

すると、“怒り”に変わって、今度は“悲しみ”が自分の中から湧いてきます。

この時点で悲しくて涙を流すことは、やはりつらい事とは言え、感情が浄化されていく涙になります。そして、そこから心理的に離れ、前へ進んでいく一歩手前であることが多いのです。

このように、抑うつ状態などから感情が出てくる時、まず“怒り”が出てきて、次に“悲しみ”が出てくるという順番があるようです。

つまり、『怒りの感情』の下には『悲しみの感情』があるのです。

付け加えるならば、さらに下には“喜び”や“楽しみ”があるはずです。

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カウンセリングルーム

プロフィール

中村はじめ
1968年生まれ 男性
心理カウンセラー
公認心理師(国家資格)
精神保健福祉士(国家資格)
横浜(個人開業)及び杉並区(メンタルクリニック勤務)を中心に心理カウンセラーとして活動中。

※詳しくはプロフィール

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