関係性の記事

カウンセリングでご夫婦やご家族の話を聞いていくと、お互い求めているコミュニケーションがズレていることに気付かないまま、それを繰り返してストレスを抱えていることがよくあります。

日常のコミュニケーションは繰り返し習慣となって、夫婦や家族の関係性に大きな影響を与えます。

実際のカウンセリングでは、分かってもらえないとか、頼りにできないとか、一緒という感じがしないとか、何だか話しているとイライラするといった訴えになってきます。

そこで、お互いの具体的なコミュニケーションを聴いていくと…

感情レベルの会話と思考レベルの会話とで、どちらか分かっていなくて受け応えが食い違っている

とにかく気持ちを受け止めて欲しいのか、アドバイスまで求めているのかで食い違って、気持ちがいつもスッキリしない

母性的なものを求めている会話なのか、父性的なものを求めている会話なのかで食い違い、安心できなかったり、頼りにならなかったりする

自己表現が苦手だったり、負い目を感じ過ぎていたりすると、回りくどい表現になって、いつも意見や結論が見えてこなくてストレスになる

などが、実際のコミュニケーションのズレのよくある例として挙げられます。

次回は、さらに具体的な例を挙げて見て行きましょう。

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ご一緒に、お悩みやその問題と向き合っていきましょう。
心が楽になって、“なりたい自分”にきっと変われるはずです。

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あなたは悩んで苦しい時、自分ひとりで頑張ろうとしていませんか?

「カウンセリングでお話を聴くと、どうしてそこまでひとりで頑張ろうとしたの?」
「もう少し早く、周りに助けを求めても良かったんじゃないの?」

と思うことがよくあります。

人は悩んでいる時には、心の視野が狭くなってしまいます。
ですから、そんな余裕すらなくなってしまうのはよくわかるのですが…。

そして、カウンセリングで早く状態が良くなっていく人は、上手に誰かに助けを求められる人なのです。つまり、自分が良くなっていくまで、周りのネットワークに適度に支えてもらうことができる人なのです。

ひとりで頑張ってしまう傾向のある人は、悩んでいる自分を必要以上に嫌ったり、情けなく思ってしまいます。だから、何とか他人に頼らず変わろう、安定しようという思いが強くなってしまうのですね。

また、自立することが“他人にまったく依存しない状態”、という極端なイメージをもっている人も少なからずいます。
実際には、それでは自立ではなく孤立になってしまうのですが…。

悩んでいる時に限らず、精神的に安定感がある人は多少不安定になっても、自らサポートを受けるネットワークを数多くもっている人なのです。

ここで言うネットワークとは、自分を取り巻く資源(リソース)すべてを指します。

両親・兄弟・友人はもちろん、学校の先生や会社の上司や同僚、病院や公的機関、様々な利用できる制度、インターネットや電話相談など、サポートに利用可能な人や場所や物事すべてです。

これらをあなたの状態や事情に合わせて、上手に組み合わせてサポートを受けても良いのです。
あなた自身に余裕がない時は、信頼できる人にアドバイスを受け、コーディネートしてもらうのも良いことです。

カウンセリングも、そのネットワークのひとつに十分なり得ます。

他人と関わることが困難な人、外出そのものが苦痛な人、心理的エネルギーがなくなって何もする気が起きない人などは、上手にカウンセリングを利用して下さい。

そして状態が良くなってきたら、できる範囲であなたなりのネットワークを広げていけば良いのです。

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あなたの家族関係の中にも、まるで通奏低音のように“バックグラウンドに流れている雰囲気”があるのではないでしょうか?

たとえば、“ポジティブな雰囲気の流れ”だと、「何とかなるさ」という楽観性だったり、「それで良いんだよ」という肯定感だったり。

“ネガティブな雰囲気の流れ”だと、「悪い方にいくんじゃないか?」という不安感だったり、「本当にそうだろうか?」という不信感だったり、「それではいけない」という否定感だったり。

そういうものです。

こういった雰囲気の流れは、家族のバックグラウンドに流れています。
しかし、あなた自身が客観的に感じられないと、なかなか気付かないものです。

家族カウンセリングでお話を伺っていると、お話の内容のバックグランドにこれらの「悪い方にいくんじゃないか?」という不安感や「本当にそうだろうか?」という不信感や「それではいけない」という否定感が常に流れていることによく出会います。

また、個人のカウンセリングであっても、その個人の心の中に、また背景の人間関係に同じようなものが流れていることを感じることがよくあります。

家系をさかのぼって聞いてみると、先祖代々にまるで因縁のように脈々と流れていることすらあるのです。
もちろん家族の皆が、その流れを比較的楽なものへと変えたいと思っているはずです。

しかし、どう抗っても流れている不安感や不信感・否定感に呑み込まれてしまうのです。
家族の成員はまるで、その不安感や不信感・否定感に上方から糸で操られている操り人形のようなイメージなのです。

そう考えると、そこにいる誰もが悪いわけではありません。
問題なのは、そこに“流れている雰囲気”なのですから…。

もし余裕があるときには少し冷静になって、流れに呑み込まれているあなた自身や家族を客観的に感じてみるようにしましょう。
そうすると、必要以上に誰かを責めたり恨んだりすることも減るはずです。

また、最初は雰囲気の流れに呑み込まれながらも、やがてその流れから抜け出す舟を漕ぎ出し始めることができるのです。

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<心理カウンセリングに関する、よくある質問疑問です>

今回は、カウンセリングで話したくない内容についてです。

決してそんなことはありませんので、安心してください。
話したくないことや話しにくいことを無理に話す必要はありません。

カウンセラーがクライエントさんのそのような雰囲気に気付けば、『無理に話すことはないですよ。』と声を掛けてくれるはずです。

また、初回面接の時にそのことを事前に伝えられることもあります。

もちろんクライエントさんの方から、『そのことは話したくないです。』『今はまだ言いたくないです。』と伝えても良いのです。

カウンセラーに伝えられず、罪悪感に苛まれる必要はありません。

場合によっては、カウンセリングが進んでいくプロセスで信頼関係が深まり、回数を重ねると話せるようになったり、話したくなったりすることもあるものです。

カウンセラー側からは、お引き受けする上でどうしても必要な情報はありますが、やはりすべてを話さないとカウンセリングが進まないとか、良くならないといったことはありません。

きちんとしたカウンセラーなら、クライエントさんのそういったお気持ちをしっかり受け止めてくれて、心や身体が楽になる方向へとカウンセリングを進めてくれるはずです。

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今回はテーマ【心にプラスな本】になります。

『鏡の法則』 野口嘉則著
 
あなたの人生はあなたの心を映し出した鏡である。
だから、原因はあなたの心の中にある。

・親などのキーパーソンとの関係は、現在の様々な人間関係に投影されていること

・相手や状況が変わってくれることばかりを期待しても、なかなか問題は根本的に解消しないこと

・自分と向き合い、悩みが解消されてきた時に、大切なことを気づかせてくれるために起こったのだと感じること

・お悩みの根本的な解消には、感謝の気持ちと自分や他人を許すことが鍵となること

・怒りや憎しみなどの感情の下には、傷ついた自分がいるものの、その自分とつながることには自ら怖れを持っていること

・勇気をもって自分と向き合い、傷ついた自分とその事実を受け止めることによって、心は癒されていくこと

など、心理カウンセリングとも共通して、お悩みが解消されていくプロセスが物語(実話?)として表現されている素晴らしい本です。

同じテーマで書かれている、『3つの真実』 野口嘉則著 もお勧めです。

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心理的要因の症状や病気には、その人の人生や生き方において重要な意味合いが存在していることがあります。

たとえば、無意識に強い罪悪感を持ちながらも意識化できず、それを手洗いを何度もする強迫症状という代償行為によって、まさに罪悪感を洗い流すことで心のバランスをとっている。

また、ずっと他人に弱みを見せずに頑張ってきた人が、突然うつ状態になって頑張れなくなった心の無意識には、もういい加減に頑張らない生き方をしたい自分がいる。

といった例のように、症状や心の病がその人の人生や生き方において重要な意味合いが存在することがあるのです。

このような例では、心の奥底で『もうバランスがとれないよ!』という限界の時機が到来して、症状や心の病として現れるのかもしれませんね。

とは言え、心の中はもっと複雑で様々な要因が絡み合っていますから、カウンセリングではじっくりとご一緒にお話をしていく中で、今この時に顕在化してきた症状や心の病の背景にある、人生や生き方における意味合いを少しずつ感じていくことが多いものです。

そして、このような例では、症状や心の病が伝える意味合いを感じ、それを自分自身の心が受け容れられるようになってくると、自然と症状や心の病は快方へ向かっていきます。

さて、あなたの症状には、何らかの意味合いが隠されていないでしょうか?

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「家庭のちょっとした悩みを友人に聞いてもらったら気持ちがすっきりした」
「仕事でのトラブルを同僚に聞いてもらったら気が楽になって解決策が浮かんだ」

あなたにもこのような経験があると思います。

人は自分の心の中の悩みやモヤモヤを、信頼できる人に話して、よく聞いてもらうと気持ちが楽になります。

しかし、その悩みやモヤモヤがとても難しい事情だったり、重い内容だったりすると、話す側も聞く側も双方ハードルが高くなります。

童話の“王様の耳はロバの耳”では、皆さんもご存知の通り、王様の髪を切る床屋さんが、秘密である王様の耳がロバの耳であることを口止めされています。

しかし、誰にも話せない苦しみから、井戸に向かって「王様の耳はロバの耳!」と大声で叫びます。

ずっとこの秘密を黙っていた床屋さんは、やっと本当の事が言えたと気持ちがすっきりします。
でも、その声が全ての井戸に通じていて、街中に広がって聞こえてしまったという物語ですね。

このように、人はとても難しい事情を独りで抱え込んでいると、想像以上に大きなストレスになります。

この事は、心の中のお悩みや精神的な症状・つらい気持ちなどにも当てはまると言えないでしょうか。

また、この物語に出てくる井戸を心の奥底や無意識と捉えるならば、井戸に叫ぶこと ⇒ 抑圧などをして溜め込んでしまうことが、街中に広がってしまって大変なことになってしまうこと ⇒ “うつ”や“眠れない”といった心の病や症状になってしまうと解釈できるかも知れません。

カウンセリングでは、他人や家族にも簡単に話せない難しい事情や、ハードルの高い重い内容を心の専門家であるカウンセラーが気持ちをしっかり受け止めてお聴きします。

もちろん秘密やプライバシーはきちんと守られます。
そして、カウンセラーは基本的にその内容に対して良い悪いなどの価値判断をしないで、もっと心の深いところの背景に思いを馳せながら、お話をお聴きします。

ですから、社会的とか倫理的に問題のあると言われるような内容も、守られた空間と時間の中でお話しすることができるのです。

また、ずっと秘密にしていた、もしくはずっと話せなかったお悩みや生い立ちなども、安心してお話しすることができます。
逆に自分が話したくない内容までは、無理にお話しする必要もないのです。

とても難しい事情や心の中のお悩み・つらい気持ちなどを、もし独りで抱え込んで苦しんでいるようでしたら、カウンセリングを上手に利用して頂ければと思います。

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心理カウンセリングと言っても、具体的なイメージがつかめない人が多いようです。
クリニックの受付にいると、『カウンセリングって何をするんですか?』と質問されることもよくあります。

皆さんによくあるカウンセリングのイメージは、カウンセラーは心の専門家だから何でもわかっている存在であり、カウンセリングの場面ではすぐに何か特別なアドバイスを与えてもらえて、心が楽になるというものです。

しかし、実際には心の専門家でもよくわからない事はたくさんあります。
また、すぐにアドバイスを与えてお悩みが解決するようなケースはないわけではありませんが、現実には少ないものです。

例えば、いつもクヨクヨ悩んでしまって気分が落ち込んでしまう人に対して、もっと自信を持つようにアドバイスをしても、当たり前の話ですが、そうできない自分を悩んでいるのですから意味がありませんよね。

では、心理カウンセラーは何をするのか?

それは、クライアントさんのお悩みやご相談を 『よく聴くこと』から始めていきます。
もちろん、ただ聞くのではなく専門家の視点でよく聴いていきます。

するとカウンセラーは、クライアントさんがどうしてお悩みになっているのか、心理的に深いレベルで理解できるようになります。

『ああ、それならクヨクヨしたり憂鬱になってしまうのは無理もないなあ』と共感できるようになります。
そして、そのことをクライアントさんに伝えていきます。

クライアントさんはカウンセラーにお悩みや相談内容をよく聴いてもらい、また共感してもらうと、段々と心が軽くなってきて頭の中や感情の整理がついていきます。

この段階になると、カウンセラーはそれぞれのクライアントさんに有効な専門的なアドバイスや指示を与えることができます。
認知行動療法などの、それぞれのクライアントさんに合ったアプローチを紹介することもできます。

このように心理カウンセリングでは、まずクライアントさんのお話をよく聴かせて頂くことから始まるのです。
そして、心のお悩みや症状には、『よく聴くこと』が『よく効くこと』につながるわけです。

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~今回は、心にプラスな物語・言葉です。~

ある本に書いてあった“天国と地獄”の話です。

あまり気持ちの良い話ではありませんが…

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

地獄には大きなテーブルがあり、その上にはご馳走が並んでいます。

人々はその周りの椅子に座っているのですが、左手は椅子に椅子に縛られ、右手は長いひしゃくが縛られています。

人々はひしゃくでテーブルの上のご馳走をとることはできますが、それを口に入れようとすると、ひしゃくが長すぎて口に入りません。

人々はお腹がペコペコで気が立つあまり、ひしゃくを振り回し、周りの人にぶつけています。
人々は食事どころではなく、ひしゃくをぶつけながら互いに罵り合っていました。

一方、天国では、地獄と違って和やかな雰囲気で人々は食事をしています。

でもよく見ると、環境は地獄とまったく同じです。
大きなテーブルに、その上に並んだご馳走。

人々はテーブルの周りの椅子に座り、地獄の人々と同じように左手を椅子に縛られ、右手には長いひしゃくが縛られています。

でも、雰囲気は地獄と違って和やかで、人々は食事をちゃんとしています。
何が違うのでしょう?

違いは人々の行動でした。

自分のひしゃくですくったご馳走は自分では食べられませんが、それを他の人に食べさせてあげているのです。
そして自分が食べたくなったときには、その他の人が食事をひしゃくで取って食べさせてくれるのです。

( 『絶妙な聞き方の技術』 あとがきより出典 宇都出 雅巳 著 )

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

内容からなのか、なかなか強烈な印象を与える話ですね。
さて、皆様はどう捉えたでしょうか?

私は、縛られている苦痛があるだけで天国ではないのでは?と思いました。

しかし、もし縛られていること=人間や個人の生い立ちなどの宿命、と考えてみると、世の中や人間関係というのはこの話のような世界かも?とも思いました。

環境が同じでも、何か?が違えば、天国にでも地獄にでも世界は変わるようです。

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さらに前回の続きになります。

『喪失体験』による悲しみの基本的な回復プロセスの後半の2段階を見ていきましょう。

③回復していく段階

悲しみは引きずっているものの、客観的に物事を見られるようになってきて、現実をしだいに受け入れながら、その痛みと一緒に生きていこうとしていきます。

大切な人やペットがいない環境にも徐々に慣れてきて、少しずつ回復していきます。

④通常の生活へ戻る段階

通常の生活へ戻って行く段階です。

失った大切な人やペットのことを、良い思い出として気持ちを整理しながら、その思い出と一緒に生きていこうとしていきます。

以上の後半の段階になると、周囲の人の言うことを受け入れられるようになってきます。

前半の段階では受け入れるのは難しいことも多く、周囲の人はアドバイスや意見を控えめにして温かく見守ることを基本にした方が良いでしょう。

今は嘆き悲しでいても、やがて心の傷は癒えて、その痛みと一緒に生きていける時は必ず来るもの。

悲しみの強さと長さには個人差はあるものの、悲しみからの回復プロセスを経て心身は回復していくはずですので、今回の記事を参考にして見て下さい。

( ※ 回復が思わしくない場合は、心療内科など医師の診察を必ず受けて下さい。)

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前回の続きになりますが、『喪失体験』による悲しみの基本的な回復プロセスを見ていきましょう。

ここでは簡単に分かりやすく4段階で説明していきます。

①ショックと否認の段階

ショックのあまり現実に起こったことを心と身体が拒否します。

涙も出ないくらい感情が鈍麻することもありますが、これは直ぐに悲しみを受け入れると心も身体も潰れてしまうので、人間の防衛本能として現実を否認しているからで決しておかしな事ではありません。

②絶望感と悲しみの段階

悲しみを受け入れていく段階になりますが、初めは抵抗があるため何に対しても苛立ったり怒りが沸いたり、一方で絶望感に襲われることも多くなります。

一番つらくて苦しい段階と言えます。

以上の2つの段階では、早く立ち直ろうと焦ったり頑張り過ぎないことが大切です。

またこの段階では、感情が鈍麻したり何に対しても苛立つ自分をおかしいと思わないようにして下さい。

それでは次の段階は、次回に詳しく紹介していきます。

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親や配偶者など大切な人との別れ、存在の大きかったペットとの別れといった『喪失体験』は、ずっと立ち直れないと感じる程の悲しみや身体の不調に襲われるものです。

しかしそれ程の悲しみでも、人は基本的に段階的なプロセスを経て、必ず心身共に回復してくるものです。

その回復のプロセスは、いくつもの段階に分かれるのですが、ここでは分かりやすく4つの段階で説明していきましょう。

以下の段階プロセスになります。

①ショックと否認の段階
②絶望感と悲しみの段階
③回復していく段階
④通常の生活へ戻る段階

詳しくは次回に、その段階の内容を見ていきましょう。

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『あるがままの自分でいいんだよ』
『あなたはあなたのままでいいんだよ』

という言葉かけがあります。

自分を認めることができずに『こんな自分ではいけない』と自責的に思って行き詰っている人には、とても救われる言葉だと思います。

本来、『あるがままでいい』というのは、…

人間だからおかしいところや修正すべきところがあり、それを明らかに見究めてた上で、でも、これも人間だから今直ぐには変えられない自分がいる。

だから、その自分を肯定的・受容的に認めながら未来に向けては変わっていこう、という意味合いだと思います。

決してそのままの自分で問題はないという意味ではありません。

ですから、『あるがまま』という意味合いを履き違えると、かえって問題をごじらせてしまう事があります。

実際にお悩みになっている人や問題を抱えている人は、未来へ向かってどこか自分自身を、もしくは主体的に環境を変えていかないといけない事が多いのです。

そもそも人間は誰でも、環境や人間関係の移り変わりに対して、自分自身も常に変化させていかないと生きられないはずです。

でも、心がまだ未熟だったり依存性が強い人だと、『あるがまま』を履き違えてしまい、自分は変わらなくて良くて全て周りのせいであるかのように被害者意識が強くなってしまうことがあります。

自己愛の保ち方に偏りがある人も、やはり『あるがまま』を履き違えてしまうことが多く、内省して自分自身を変えていくという考えになかなか至らないことがあります。

ですから、私は不用意に『あるがままの自分でいい』『あなたはあなたのままでいい』とは言いません。

やはり変わる必要のあるところは、伝えていく時機というのはありますが、私はきちんと伝えていきますし、その方が良心的だと思っています。

カウンセリングは相互作用ですので、カウンセラー側にも問題があります。

未熟なカウンセラーや、残念なことに自分の何かを満たすために行っているようなカウンセラーは、『あるがままの自分でいいんだよ』『あなたはあなたのままでいいんだよ』といった言葉を連発する傾向があります。

言われたクライアントさんは、表面的には気持ちがいいので『あるがまま』を履き違えながら受け入れてしまいます。

それが続くと、自分を変えていく力や主体的に生きていく強さが奪われ、気持ちはいいけど長年何も変わらず結果的には苦しむという事態になってしまいます。

話が少し逸れましたが、人の心に強く訴える言葉の使い方や捉え方には注意が必要です。

『あるがまま』を履き違えないで、本当に楽になれる自分へと変化していって欲しいです。

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<心理カウンセリングに関する、よくある質問疑問です>

今回は、心理カウンセリングの時間とペースについてです。

カウンセリングは通常、予約制になります。
お電話やメール、または直接来院・来所されてご予約をとることになります。

時間については機関により違いがありますが、30分~90分の設定が多く1セッション45~60分前後が一般的です。

ご家族の方が数名お見えになって行う家族療法では、少し時間が長めに設定されているところもあります。

通われるペースについては、カウンセラーの拠り所にしている心理療法の流派により考え方は異なるのですが、通常は初回面接の時にご一緒に話し合って設定します。
クライエントさんのご事情もあると思いますので、その点は遠慮なくお話して頂いて決定します。

具体的には1週間に一回、2・3週間に一回、1ヶ月に一回というのが今の時代なら一般的でしょう。

また、クライエントさんのお悩みが改善されてきて、気持ちや身体が楽になってくれば、少しずつ期間を延ばしていきます。

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あなたは『自分自身のことは自分が一番わかっている』と思いますか?

確かにその通りかも知れません。

しかし、他人にはわかるのですが、自分にはよくわからない自分も存在します。

短編小説『空中ブランコ』をご存じの人も多いと思いますが、その中でベテラン空中ブランコ師は突然に失敗を繰り返すようになります。

本人は、自分に問題はないと訴えます。
そして、破天荒な精神科医との関わりの中、やがて自分には思いもよらない自分を目の当たりにします。

詳しくは小説を読んで頂くとして、自分には思いもよらない自分に気がつくこと。
それが自分にとって認めたくない欠点であったり、情けないと感じることならば、つらいことですね。

そんな自分に気づくことにプラスの意味合いや価値を見出せなければ、ただ苦痛なだけでしょう。

しかし、そこに自分なりのプラスの意味合いや価値を見出し、たとえ欠点であったり情けなかったりする自分でも、それも大切な今の自分の一部である。

そして、実は長所にもなり得る部分なんだと、心の中で受け容れられるようになってくると、その人は人間的に一回り成長するようです。

もちろん、認めたくない自分や見たくない自分を、できれば避けて通りたいのが人情でもありますが…。

 空中ブランコ
 奥田英朗 著

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カウンセリングルーム

プロフィール

中村はじめ
1968年生まれ 男性
心理カウンセラー
公認心理師(国家資格)
精神保健福祉士(国家資格)
横浜(個人開業)及び杉並区(メンタルクリニック勤務)を中心に心理カウンセラーとして活動中。

※詳しくはプロフィール

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