関係性の記事

さらに前回の続きになります。

『喪失体験』による悲しみの基本的な回復プロセスの後半の2段階を見ていきましょう。

③回復していく段階

悲しみは引きずっているものの、客観的に物事を見られるようになってきて、現実をしだいに受け入れながら、その痛みと一緒に生きていこうとしていきます。

大切な人やペットがいない環境にも徐々に慣れてきて、少しずつ回復していきます。

④通常の生活へ戻る段階

通常の生活へ戻って行く段階です。

失った大切な人やペットのことを、良い思い出として気持ちを整理しながら、その思い出と一緒に生きていこうとしていきます。

以上の後半の段階になると、周囲の人の言うことを受け入れられるようになってきます。

前半の段階では受け入れるのは難しいことも多く、周囲の人はアドバイスや意見を控えめにして温かく見守ることを基本にした方が良いでしょう。

今は嘆き悲しでいても、やがて心の傷は癒えて、その痛みと一緒に生きていける時は必ず来るもの。

悲しみの強さと長さには個人差はあるものの、悲しみからの回復プロセスを経て心身は回復していくはずですので、今回の記事を参考にして見て下さい。

( ※ 回復が思わしくない場合は、心療内科など医師の診察を必ず受けて下さい。)

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前回の続きになりますが、『喪失体験』による悲しみの基本的な回復プロセスを見ていきましょう。

ここでは簡単に分かりやすく4段階で説明していきます。

①ショックと否認の段階

ショックのあまり現実に起こったことを心と身体が拒否します。

涙も出ないくらい感情が鈍麻することもありますが、これは直ぐに悲しみを受け入れると心も身体も潰れてしまうので、人間の防衛本能として現実を否認しているからで決しておかしな事ではありません。

②絶望感と悲しみの段階

悲しみを受け入れていく段階になりますが、初めは抵抗があるため何に対しても苛立ったり怒りが沸いたり、一方で絶望感に襲われることも多くなります。

一番つらくて苦しい段階と言えます。

以上の2つの段階では、早く立ち直ろうと焦ったり頑張り過ぎないことが大切です。

またこの段階では、感情が鈍麻したり何に対しても苛立つ自分をおかしいと思わないようにして下さい。

それでは次の段階は、次回に詳しく紹介していきます。

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親や配偶者など大切な人との別れ、存在の大きかったペットとの別れといった『喪失体験』は、ずっと立ち直れないと感じる程の悲しみや身体の不調に襲われるものです。

しかしそれ程の悲しみでも、人は基本的に段階的なプロセスを経て、必ず心身共に回復してくるものです。

その回復のプロセスは、いくつもの段階に分かれるのですが、ここでは分かりやすく4つの段階で説明していきましょう。

以下の段階プロセスになります。

①ショックと否認の段階
②絶望感と悲しみの段階
③回復していく段階
④通常の生活へ戻る段階

詳しくは次回に、その段階の内容を見ていきましょう。

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『あるがままの自分でいいんだよ』
『あなたはあなたのままでいいんだよ』

という言葉かけがあります。

自分を認めることができずに『こんな自分ではいけない』と自責的に思って行き詰っている人には、とても救われる言葉だと思います。

本来、『あるがままでいい』というのは、…

人間だからおかしいところや修正すべきところがあり、それを明らかに見究めてた上で、でも、これも人間だから今直ぐには変えられない自分がいる。

だから、その自分を肯定的・受容的に認めながら未来に向けては変わっていこう、という意味合いだと思います。

決してそのままの自分で問題はないという意味ではありません。

ですから、『あるがまま』という意味合いを履き違えると、かえって問題をごじらせてしまう事があります。

実際にお悩みになっている人や問題を抱えている人は、未来へ向かってどこか自分自身を、もしくは主体的に環境を変えていかないといけない事が多いのです。

そもそも人間は誰でも、環境や人間関係の移り変わりに対して、自分自身も常に変化させていかないと生きられないはずです。

でも、心がまだ未熟だったり依存性が強い人だと、『あるがまま』を履き違えてしまい、自分は変わらなくて良くて全て周りのせいであるかのように被害者意識が強くなってしまうことがあります。

自己愛の保ち方に偏りがある人も、やはり『あるがまま』を履き違えてしまうことが多く、内省して自分自身を変えていくという考えになかなか至らないことがあります。

ですから、私は不用意に『あるがままの自分でいい』『あなたはあなたのままでいい』とは言いません。

やはり変わる必要のあるところは、伝えていく時機というのはありますが、私はきちんと伝えていきますし、その方が良心的だと思っています。

カウンセリングは相互作用ですので、カウンセラー側にも問題があります。

未熟なカウンセラーや、残念なことに自分の何かを満たすために行っているようなカウンセラーは、『あるがままの自分でいいんだよ』『あなたはあなたのままでいいんだよ』といった言葉を連発する傾向があります。

言われたクライアントさんは、表面的には気持ちがいいので『あるがまま』を履き違えながら受け入れてしまいます。

それが続くと、自分を変えていく力や主体的に生きていく強さが奪われ、気持ちはいいけど長年何も変わらず結果的には苦しむという事態になってしまいます。

話が少し逸れましたが、人の心に強く訴える言葉の使い方や捉え方には注意が必要です。

『あるがまま』を履き違えないで、本当に楽になれる自分へと変化していって欲しいです。

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<心理カウンセリングに関する、よくある質問疑問です>

今回は、心理カウンセリングの時間とペースについてです。

カウンセリングは通常、予約制になります。
お電話やメール、または直接来院・来所されてご予約をとることになります。

時間については機関により違いがありますが、30分~90分の設定が多く1セッション45~60分前後が一般的です。

ご家族の方が数名お見えになって行う家族療法では、少し時間が長めに設定されているところもあります。

通われるペースについては、カウンセラーの拠り所にしている心理療法の流派により考え方は異なるのですが、通常は初回面接の時にご一緒に話し合って設定します。
クライエントさんのご事情もあると思いますので、その点は遠慮なくお話して頂いて決定します。

具体的には1週間に一回、2・3週間に一回、1ヶ月に一回というのが今の時代なら一般的でしょう。

また、クライエントさんのお悩みが改善されてきて、気持ちや身体が楽になってくれば、少しずつ期間を延ばしていきます。

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あなたは『自分自身のことは自分が一番わかっている』と思いますか?

確かにその通りかも知れません。

しかし、他人にはわかるのですが、自分にはよくわからない自分も存在します。

短編小説『空中ブランコ』をご存じの人も多いと思いますが、その中でベテラン空中ブランコ師は突然に失敗を繰り返すようになります。

本人は、自分に問題はないと訴えます。
そして、破天荒な精神科医との関わりの中、やがて自分には思いもよらない自分を目の当たりにします。

詳しくは小説を読んで頂くとして、自分には思いもよらない自分に気がつくこと。
それが自分にとって認めたくない欠点であったり、情けないと感じることならば、つらいことですね。

そんな自分に気づくことにプラスの意味合いや価値を見出せなければ、ただ苦痛なだけでしょう。

しかし、そこに自分なりのプラスの意味合いや価値を見出し、たとえ欠点であったり情けなかったりする自分でも、それも大切な今の自分の一部である。

そして、実は長所にもなり得る部分なんだと、心の中で受け容れられるようになってくると、その人は人間的に一回り成長するようです。

もちろん、認めたくない自分や見たくない自分を、できれば避けて通りたいのが人情でもありますが…。

 空中ブランコ
 奥田英朗 著

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<心理カウンセリングに関する、よくある質問疑問です>

今回は、心理カウンセリングの料金についてです。

カウンセリングの料金は、今現在では健康保険が適用されていないことがほとんどです。
ですから、原則としてクライエントさんには相応の金額の負担があります。

大体の目安の料金になりますが、45分で5000円~8000円前後になります。

現在私が勤めているメンタルクリニックでは30分で5000円、45分で7500円、60分で10000円(税抜き)で行っています。

時間はきっちりとした枠組みではなく、例えばお話の区切りがついた時間が40分であれば30分の料金を頂くような、比較的柔軟な対応をしています。

しかし、その辺の取り決めは、カウンセリング機関やカウンセラーによって異なりますので、あくまでも参考までにお願いします。

ちなみに、私自身は横浜で、初回 80分 7000円、2回目以降 60分 6000円 で行っています。
時間は比較的柔軟に対応しています。

対面のカウンセリングとは少し形態が違いますが、認知行動療法のグループ療法や復職プログラムでは、一人当たりの料金はもう少し格安になるところが多いです。

家族療法の複数での面接では、もう少し長い時間での料金設定になっているところもあります。

また、大学内で行われているカウンセリングは、大学側が料金を負担するため無料のところが多いようです。
会社によっては、外部のカウンセリング機関と契約を結び、会社側や健康保険組合が料金を一部負担してカウンセリングを受けられるところもあるようです。

詳しい料金については、事前にカウンセリング機関に問い合わせて確認するのが一番でしょう。

また、初回の面接において、カウンセリングの方針や方向性をきちんと示してもらい、金額に見合うだろうと納得されたら、継続するのも良い方法かも知れません。

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前回は、過干渉にされると執着的な愛情に心が混乱し、自主的に生きることがうまくできなくなることを書きました。

では、過干渉にしてしまう親にはどのような事情があるのでしょうか?

もちろんそれぞれ事情は違いますが、多いのは親自身が強い不安を抱えているがそれと向き合う事ができずに、無意識に子供へ過剰に関わる事で安心感を得てバランスを保とうとしているケースです。

さらに見ていくと、ご両親の夫婦関係に何らかの問題があって、お母様が不安を抱えているケースが多いです。

母親はとくに第一子に関しては元々不安が強いところがあって当然なのですが、以前から自分自身が抱えている不安や夫婦の問題が関係している不安が重なると不安定になりやすいのです。

夫婦の問題を見ていくと、ご主人が単身赴任などの事情があったりしますが、きちんと家族の中に入って関わろうとしないことが多く、母親が孤立していて責任感を重く感じ不安にさいなまれていることが多いです。

もし過干渉にしてしまっている自分に気づいたなら、まず自分の不安をよく感じてあげて、誰かに助けを求めたりサポートを受けたりして見て下さい。

過干渉にしてしまう自分を意識できるようになるだけでも、子供へのその影響は確実に軽減されてくるはずです。

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暴力・暴言や無関心といった明らかに問題と分かる環境で育った人がいます。

一方、親から愛情は確かにあるものの、過剰に心配されたり世話を焼かれたり、と言った過干渉にされて育った人もよくカウンセリングへご相談にお見えになります。

他人の期待や感情に縛られて、自主性をうまく発揮できず対人関係に難を抱えながら、自分を楽に生きれないというお悩みがほとんどです。

過干渉にされてしまうと、どこまでが真の愛情で、どこからが過剰なのか見極めがつかず心は混乱します。過剰な部分は執着的な愛情に感じます。

また過剰に世話を焼かれてしまうと、自分でやりたい事・やった方が良い事をする機会を失ってしまうので、どうしても必要以上に依存的になってしまったり、自分で何かやろうとしても怖いイメージが出てくるようになります。

適度に冒険をして自主的に生きる機会を失っていくので、過干渉は結果的には「自分を生きてはいけない」というメッセージとなってしまいます。

ですから、自分を生きようとすると罪悪感が強く出てくることもあります。

そういった内容をよく聴きながらカウンセリングを進めていくのですが、他人の期待や感情を優先し過ぎていないか、そして自分自身の本当の欲求や感情は何なのかを、まず意識していくことが大切になります。

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前回は、コミュニケーションをとる上で、「自分の領域」と「相手の領域」があることを述べました。

また普段の何気ない会話の中で、私たちはあまり意識せずについ「相手の領域」へ入ってしまうことがあります。
そして、相手を不快にさせたり自分でも後悔したり、関係を悪化させるようなトラブルを招くことさえあるものです。

今回は、その普段の何気ない会話を例に示して見ましょう。

例えば…

「あなた、なぜゴミ出しもしてくれないの?」と言うと、【相手の領域】に侵入してしまっているのが分かりますか?

相手は「自分の領域」に侵入されると、たとえ正しいことでも責められたような感じがしてしまい反発してしまうのです。

この場合、【自分の領域】だけで話せば以下のようになります。

「私、今手が離せないからゴミ出ししておいてくれる?」

これだと、【相手の領域】に侵入してなくて【自分の領域】だけで話しているので、相手は内容を受け入れやすくなります。

もう一つ例を挙げると…

「今あまり仕事が忙しくないのなら、手伝ってもらえませんか?」と言うと、【相手の領域】に侵入してしまっています。

「この仕事は明日が期限なんだけど、私いっぱいいっぱいなので、手伝ってもらえませんか?」

これなら【相手の領域】に侵入してなくて【自分の領域】だけで話しているので、関係も悪くならず何もなければ手伝ってもらえる確率は高くなるでしょう。

ポイントは、私を主語にして事情や気持ちを述べ、そしてお願いの形で伝えることです。

これは以前に書いたアサーションのスキルにも共通したことになりますので、宜しかったら以下のリンクを参考にして見て下さい。

アサーティブな自己表現とは http://7kokoro7.com/archives/5507.html

アサーティブな自己表現の公式を使ってみよう http://7kokoro7.com/archives/5509.html

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コミュニケーションをとる上で、私たちはそれぞれ背景にある事情や心のあり方は異なります。

背景にある事情や心のあり方とは、個人が今まで体験してきたこと、育った環境、価値観、その日の体調や気分、その時々の考え方や認識の仕方などです。

私たちはそれらを前提として、また影響を受けながら生きています。

自分が感じたり考えたりする世界=主観的世界は、個人の中では常に変化していますし、人それぞれであって他人からはよく分からないものです。

つまり、自分にしか分からない「領域」を皆それぞれ持っていて、そこを生きていると言えます。

例えば、同じ映画のラストシーンの感想を何人かに聞けば、それぞれ異なるのは当然です。

それぞれ「自分の領域」で感想を持っているわけですが、もし「そういう感想を持つのはおかしい」となれば「相手の領域」へ侵入したことになります。

映画の感想なら「相手の領域」を尊重することは簡単ですが、実は普段の何気ない会話の中で、私たちはあまり意識せずについ「相手の領域」へ入ってしまうことがあります。

そして、相手を不快にさせたり自分でも後悔したり、関係を悪化させるようなトラブルを招くことさえあるものです。

次回は、その普段の何気ない会話を例に示して見ます。

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以前、【目標に対する動機づけ】 について、心理学では珍しい?次のような公式をご紹介しましたが…

達成場面での動機づけ=(成功願望-失敗恐怖)×成功可能性×目標の価値

今回はこんな公式をご紹介します。

B = f ( P, E )

社会心理学において功績を残した、クルト・レヴィンは、
【行動は人と環境との関数である】として上記の公式を示しました。

Bは行動(Behavior)、Pは人(Person)、Eは環境(Environment)です。

問題と言われる行動は、兎角その人自身の内的要因ばかりに目を向けられがちですが、この公式はその人がどのような環境に置かれていたか?状況が及ぼしている力は何か?という外的要因にも目を向けなければ、その行動は理解できないことを教えてくれます。

ナチスドイツによるユダヤ人大量虐殺で、強制収容所へ移送する指揮官を務めていたアドルフ・アイヒマンが戦後の裁判で公の場に現れた時、その姿に多くの人が唖然としたそうです。

とんでもない大悪人をイメージしていた人にとって、彼はあまりにも気の弱そうな冴えない普通の人で「命令に従っただけ」と繰り返すばかりでした。

その事をどう捉えるかは様々ですが、環境や状況の力といった外的要因が彼の行動に大きく影響を及ぼしていた事は間違いないでしょう。

こちらはあくまでも極端な例でしたが、もし家族の一員が問題となっている時、本人の内的要因ばかりではなく、自分を含めた周りの環境や関係性による影響力との相互作用を考えていく視点も大切なのではないでしょうか…。

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本当は不安で落ち着かないのに、自分自身でそれを自覚できずに、相手に対してイライラや怒りをぶつけてしまい、いつも関係がうまく行かなくなる人がいます。

権威的な男性に当てはまるケースもありますが、カウンセリングでは圧倒的に女性が多いように感じます。

心理的背景には、素直な感情を表現したり受け止めてもらう機会が生育過程で少なかったり、勝ち負けの世界に生きていて素直に表現できなかったり、依存することに否定的な観念を持っていると弱さを見せられなかったりすることがあります。

アダルトチルドレンの場合は、その不安が強い見捨てられ不安であることも多く、結果として相手を過度にコントロールしようとしてしまう人もいます。

本当は不安なのに違う表現をしてしまうのですから、相手はよく理解できません。
また、誤解されることも多く関係がうまくいかずに自分も自信を失ってしまい、さらに不安になってイライラや怒りで表現してしまうという悪循環になってしまいがちです。

カウンセリングではそれぞれの心理的背景を考えながら、まずはカウンセリングの場で素直な感情表現ができるようになってくることを目指します。

また、外の世界でも段々とうまく表現できるようになってくれば、相手との関係性は良くなり、自分ももっと楽に生きられるようになるはずです。

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今日は前回に書いた、【怒ると叱るは違う】についての気になったニュースを書きます。

以前ある番組でシンクロナイズドスイミング指導者の井村雅代さんの指導方法について紹介されていました。

その中のインタビューで井村さんはこんなことを仰っていました。

選手を叱る時に厳守している「叱る絶対3点セット」があると。

それは…

① 叱る相手の悪いところを具体的にしっかりと指摘する。

② その悪いところを改善する方法を指導する。

③そこが直ったかどうか、OKかNGかをきちんと伝える。

だそうです。

つい感情的にただ怒ってしまう事が多い中で、ここまで実際に実践されている上司や指導教育担当者は中々いないと思います。

とくに最後の本人へのフィードバックまで責任を持って実践できれば、お互い気持ち良く成長できるでしょうね。

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イライラして子供に対して怒りをぶつけてしまったり、部下へ感情的に言い過ぎてしまったりして、後で自己嫌悪になる話はカウンセリングでよく出てきます。

「怒り」というのは、自分が掲げている目標と現状との間に大きなギャップがあり、そのギャップを埋めるための打つ手が見つからない時に出る感情だと本で読んだことがあります。

怒りをぶつけたところで一時的な発散にはなるのでしょうが、根本的に何も解決しない事は多いですね。

怒りをぶつけられた相手は、萎縮して自由な行動が取れなくなり、むしろ悪循環に陥る事が多いです。

子供に対してひどく怒ってしまった後は素直に謝り、こういう理由で怒ったと説明すれば、子供が自分のせいとか自分が悪いからだと思う事を防ぐことができます。

「叱る」は、相手の行動を改善する必要がある時、それを指摘あるいは要求する行為になります。

本当に相手のことを考えているなら、叱ることも時には必要ですが、その際にはいくつかポイントがあります。

絶対にしてはいけないのが、その人の人格や性格を叱ることです。
叱るポイントはあくまでも、その人の行動にしましょう。

やってしまった行動ややらなかった行動だけを対象にするのです。
そして、さらに望ましい行動への方法を教えるなど、相手へのフォローをしてあげられると良いですね。

この2つがセットになると「叱る」行為は有効に働くはずです。

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カウンセリングルーム

プロフィール

中村はじめ
1968年生まれ 男性
心理カウンセラー
精神保健福祉士(国家資格)・認定心理士
横浜(個人開業)及び杉並区(メンタルクリニック勤務)を中心に心理カウンセラーとして活動中。

※詳しくはプロフィール

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