Google+ タグ: 葛藤の記事一覧-横浜こころの森カウンセリング ~ACや抑うつをケアします~

葛藤の記事

少し前の記事【依存するのはいけないこと?】で、依存するのは悪いことで早く自立しないといけない…、自立できていない自分はダメだ…、と話すクライアントさんがカウンセリングでは多くいることを書きました。

必要な時に他人に頼ったり、適度に甘えたりするような健全な依存に対しても、否定的であったり抵抗があったりする心理的背景の一つに、勝ち負けの世界にとてもだわっていて、上手に負けられない、負けるのが嫌だという心理があります。

そして、そのこだわりや強い想いが、結果的に自分自身を苦しめていることが多くあるのです。

勝ち負けの世界にこだわっていない人は、他人に頼ったり甘えたりすることが、イコール負けだとは感じても思ってもいません。

しかし、そこにこだわりがある人は、実際に「負けるような感じがして嫌です!」とか、「すごく抵抗があってできません!」と話すのです。

どうして勝ち負けの世界にこだわるようになって、そんなに負けるのが嫌なのかは人それぞれですが、お話を聞いていくとそこには過去の経験からの大きな感情のしこりがあるものです。

カウンセリングでは、そういった深い心理をよく聴きながら、クライアントさんが楽になる方向へと一緒にセッションを進めていきます。

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依存するのは悪いことで早く自立しないといけない…、自立できていない自分はダメだ…、と話すクライアントさんはカウンセリングで多くいます。

依存することは本当に悪いことなのでしょうか?

依存と言っても、必要な時に助けを求めたり適度に甘えたりする健全な依存と、自分でできることも他人にほとんど頼ってしまうような良くない依存があります。

カウンセリングで前述のように言うクライアントさんは、ほとんどが健全な依存もできない、もしくは経験したことがない人です。

確かに良くない依存もするのでしょうが、健全な依存をすることができなかったり否定していたりするので、その反動で結果的に良くない依存をせざるを得ない心の状態になっていることが多いのです。

また調子が悪かったり、まだ心の力がついていないので、やはり人に助けてもらったり、周りの環境に理解してもらわないとどうにもならない状態なことが多いものです。

本当の自立は依存の対極にあるのではなく、苦しい時にきちんと助けを求めたり、適度に甘えられたりと言った健全な依存が必要な時にできることも自立なのです。

クライアントさんそれぞれの心理的背景を考慮しながら、そのバランスをどう変えていくかをカウンセリングでは行っていきます。

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時々あることですが、カウンセリングに対してマイナスイメージをお持ちの人がお見えになります。

たとえば、知人に紹介されてカウンセリングルームへお見えになった人がいるとします。

ご本人はあまり気が進まずに来たようです。

待合室の様子や面接票に記入して頂く態度などで、何となく伝わってきます。

お話を伺っていくと、案の定あまりお話したくないご様子。

まず、お見えになって頂いたことに感謝の気持ちを伝えます。
そして、『もしかしてあまり気が進まなかったのではないか?』と質問すると、案の定『本当はあまり来たくなかったんです。わたしはカウンセリングというのがあまり信じられないんです。』とお話してくれました。

その理由を詳しく伺っていくと、『カウンセリングというのは一方的にアドバイスされて、言われた通りにできないとそんな自分を責められるのではないか?』と思っていたそうです。

これでは心を楽にしていくためのカウンセリングなのに、お見えになること自体が苦痛でしかなかったはずです。カウンセラーはそのお気持ちを受け止めて、少しでも安らいでもらおうとします。

他にも、『説教されるのではないか?』、『ご両親様ですと育て方が悪かったと叱られるのではないか?』、『心を見透かされて思ってもいない方向に心をコントロールされるのではないか?』、などとマイナスイメージは人それぞれです。

(カウンセリングはけっしてオープンな場ではないですから、仕方ないのですが…。)

もちろん、実際にはそんなことはありません。

心理カウンセラーはクライエントさんのそういったイメージや抵抗のあるお気持ちにちゃんと寄り添ってくれます。そして、まずそのことについてお話をよく聴く態度を示してくれるはずです。

また、『気が進まなければ、もちろんカウンセリングを受けなくて良いのですよ。』と声をかけてくれるはずです。

決して無理にカウンセリングを進めるようなことはありませんので、どうか安心して下さい。

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家族の中でいつの間にか調整する役割を担ってきたり、子供なのに大人のようにしっかりしないといけない状況があったり…。

そういった自分の役割に価値観を持てているうちは問題は起こりません。

しかし、無意識にあるもっと自分を優先させたいとか、自分の方がもっと分かってもらいたい、もっと子供のように甘えたい、といった自分が高まって無意識に葛藤が起こり、心の中で消化不良を起こしだすと心のバランスを失って来ます。

心は自分の全体性を統合しようとする傾向があるので、未開発な部分を統合しようと変化する時に、心の中で様々な葛藤が起こりバランスを失いやすいのです。

場合によっては、不眠や抑うつ・無気力・原因不明の身体の不調といった症状を訴えることもあります。

あまり役割に縛られたことがない人には分からないと思いますが、役割=自分のアイデンティティーとなっている人にとっては、そこから解放されることは大変な心の大仕事になってきます。

役割から解放された自分を初めはまったくイメージできませんし、生きたことがないところを生きるのはとても怖いことです。

また、ずっと担ってきた役割を手放すことは、今までの自分を全否定するようにも感じられて(実際にはそんな事はないのですが…)、まったく簡単なことではないのです。

カウンセリングではそういった気持ちに寄り添いながら、適切なタイミングでのアドバイスも含め、クライアントさんを継続的にサポートしていきます。

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こころが晴れるノート(うつと不安の認知療法自習帳)
 大野裕 著

認知療法で有名な、大野裕先生の本です。

毎日少しずつ読んで少しずつ書き込んでいくうちに、ものの見方や考え方が変わり、憂うつな気分や不安がしだいにほぐれていく、自分でできるワークブックです。

シンプルでわかりやすい“コラム法”は、とてもお勧めです。

気持ちが沈んだり、ちょっと不安になったり、人間関係に悩んだり、自分を変えたいと思ったり…。このノートはそんな人のやさしい味方です。

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過去の失敗や後悔にとらわれたり、親の育て方が悪かったなどと過去に問題があるから苦しんでいるという人がいます。

実際にお話をお聴きすると、本当に大変だったのだなあと思い知らされます。

しかし、ひとしきり涙を流されたら、次はあなた自身の未来をイメージする力を信じて欲しいですね。

現在は過去に規定されていると思いがちです。

しかし刻一刻と訪れる現在は、決して一直線上の過去に規定されているわけではなく、むしろ未来へのあなた自身のイメージに規定されています。

未来は現在のあなたがイメージすることで無数に存在するはずなのです。

よく社会で成功した人やスポーツで名をあげた人が、ずいぶん以前から何年後はこんな自分になっていると明確にイメージしていて、本当にその通りになっているという話を聞くことがあります。

まさにこれが、未来をイメージする力を信じて実践した好ましい例なのでしょう。

実際に考えて見てください。

すべてとは言いませんが、想わない未来が訪れることはあり得ないのです。
なりたい自分のイメージなしにそうはなり得ないのです。

そう言う私もこの力を信じられるまで、過去の問題にずいぶんととらわれて苦しんできました。

そして今でも悟ったわけではないので、過去の問題はしょっちゅう頭に浮かんできます。

それでも、未来をイメージする力を信じられると、心と身体の潜在能力は活性化され、そのイメージに向けて具体的に現在の自分を動かし始めます。

もしこころに余裕が出てきたらで良いですから、何年後かの楽に変わっているあなたをイメージして、その未来のあなたが今現在のあなたに声をかけるとしたら、アドバイスをするとしたら、何と言うのかを想像して見て下さい。

少しずつ何かが変わり始めるはずです。

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『この緊張感さえなければ、もっと他人とうまく話せるのに!』

『この原因不明の吐き気さえなくなれば、きちんと学校に行けるんです!』

本当にそうですよね。
お気持ちはよく分かります。

これが因果関係のはっきりとした風邪や骨折なら、薬を飲んで休むとか、固定して骨が付くのを待つとかの対処方法は明らかです。

しかし、心が要因になっている症状や病気ではそうはいかないことが多いようです。

いつの間にか緊張感がある自分と、他人とうまく話せない自分が強く意識され、うまく話せない自分は緊張感がある自分の被害者になってしまいます。

本当は同じ自分であるはずなのに…。

いつの間にか吐き気のある自分と、学校に行けない自分が強く意識され、学校に行けない自分は吐き気のある自分の被害者になってしまいます。

これも同様に同じ自分であるはずなのに…。

そして、そんな自分自身を責めるばかりになってしまうと本当につらいですよね。

実は症状を出す自分を嫌がれば嫌がるほど、症状は強くなってしまい固定化する傾向があります。

それには、最初は難しいかも知れませんが、症状の被害者になり過ぎないように、症状を出す自分を嫌がり過ぎないようにして見ましょう。

症状を出す自分の方にも、それをつくり出す理由や事情がもしかしたらあるのかも知れませんから…。

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<心理カウンセリングに関する、よくある質問疑問です>

今回は、クライアントさんがカウンセラーを代えることについてです。

交代することは可能です。
遠慮なく、その旨をカウンセラーに伝えて見てください。

きちんとしたカウンセラーなら、その事をしっかり受け止めてくれ、またそういう気持ちになった経過をよく聴いてくれるでしょう。

こういった内容は、クライエントさんからは伝え難いことかも知れませんが、相性の問題もあるのでカウンセリングでは時にはあることです。

ですから、ご自分の率直な気持ちを遠慮なく伝えてみましょう。

カウンセラーが複数いるところでは、他のカウンセラーを紹介してくれます。

また、その気持ちを伝えることで、行き詰っていたカウンセリングの流れが、良い方向に流れていくこともあるかも知れません。

ただ、ひとつ注意するケースがあります。

それは、何度もカウンセラーを交代して、カウンセリング自体が進まないクライエントさんです。

そうなってしまうのには、ご本人も気付かない無意識での何らかの理由があります。

ですから、そのようなケースでは交代を繰り返してしまうこと自体をテーマにして、カウンセラーとお話して見たらいかがでしょうか。

新しい道が開けてくるかも知れません。

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『 緊張しないようにとすればするほど緊張してしまう。』

『 眠ろうとすればするほど目が覚めてしまう。』

『 気にしないようにしようとすればするほど気になってしまう。』

このように何とかしようと努力すればするほど、逆の結果に陥ってしまうということはないでしょうか?

これを心理学では『努力逆転の法則』と言います。

この法則では、以下のように言われています。

“意志の力”と“想像力(イメージ)”が相反したときは、“想像力(イメージ)”が勝つ。
“意志の力”で努力すればするほど“想像力(イメージ)は強くなって、その意志の努力とは反対の結果になる。

あなたも経験から何となくわかるのではないでしょうか?

もしそういった悪循環に長く陥ってしまった時、適当に諦められれば楽になれるのでしょうが、なかなかそうはいかなくなります。

また“逆説的思考”と言って、いわゆる開き直って『緊張するならすれば良い』『眠れないなら一日くらい眠らなくても良い』『気になるなら気にさせておこう』と思えれば楽になれるのでしょうが、これもなかなかそうはいかなくなるものです。

そんな時は、心理的背景として無意識的な不安や葛藤があることが多いです。

ただ、こういう法則があることを頭に入れておくだけでも、あなたは不毛な努力を繰り返していることに気づいて、少しは心が楽になったり変わっていけたりする“きっかけ”になるのではないでしょうか。

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<心理カウンセリングに関する、よくある質問疑問です>

今回は、カウンセリングを断られるケースについてです。

ほとんどのケースではありませんので安心して下さい。

しかし、以下のケースではカウンセリングが成立せず断られることもあります。

◆ご本人がまったくカウンセリングを受ける意志がなく、周りの人が無理に受けさせようとしているケース。

◆病気の急性期で病状がまだ不安定のため、カウンセリングを受けるとかえって心や頭が混乱してしまうケース。

◆病院内のカウンセリングで、医師が適切でないと判断したケース。

◆クライエントさんのお悩みの内容が、担当のカウンセラー側の専門や能力を超えていて、カウンセラー自身がお断りするケース。

などが挙げられます。

しかし、あなた自身が悩んでいて主体的にカウンセリングを受けたいケース。

ご家族の人についてお悩みで相談したいケースなど、ほとんどのケースでカウンセリングは成立しますのでどうか安心して下さい。

(病院やクリニック内のカウンセリングでは、本人が受診しないと受付けてくれない所もあるようですが、私の所ではご家族のご相談や夫婦関係のご相談も受付けております。)

また、担当のカウンセラー側の専門や能力を超えているケースでは、ベテランのカウンセラーや専門分野のカウンセラーをご紹介することができることもあります。

ですから、そういったケースでも遠慮なくあなたの希望を伝えて、ご相談して見て下さい。

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<心理カウンセリングに関する、よくある質問疑問です>

今回は、クライアントさんがカウンセラーを選ぶことについてです。

選ぶことは、もちろん可能です。

◇◇さんの紹介で、〇〇カウンセラーでお願いしたいんですが…。
といった要望は実際によくあることで、ご希望通りに配慮してもらえるはずです。

また、男性の方がいい、女性の方がいい、自分より年上のカウンセラーがいい、などといった要望も伝えることができます。

もちろん、できる限りそのように配慮してもらえると思いますが、カウンセリング機関によって、また、通いたい曜日によっては、男性しかいないとか若いカウンセラーしかいないという事があるかも知れません。

いずれにしても、ご自分の希望を伝えることはとても大切なことですし、是非ご相談して見て下さい。

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“精神分析”と聞くと、どんな内容をイメージされるでしょうか?

よく聞く話では、無意識には性的な願望の抑圧があるという、心の中に無意識を見出したフロイトによる断片的な理論のイメージが多いようです。

同じく心の中に無意識を見出したユングは、その無意識の中に創造性や新たな可能性を見出し、その特性を強調しています。

そして、このユングの視点をカウンセラーが持つか持たないかは、お悩みや心的症状によって苦しまれているクライアントさんをより深く理解していく上で、とても大きなことです。

つまり、クライアントさんにとってのお悩みや心的症状は、もちろん辛いことだという認識の上で、次なる次元への成長に至るための不適応とも捉えられ、その課題を乗り越えて、今までのあり方とは異なる新しい可能性やあり方を手に入れるプロセスであるという視点を投げかけてくれるのです。

一面的には、ネガティブと捉えられるお悩みや心的症状も、心が“次なる次元へ変容するための契機”と捉えることができるのです。

実際のカウンセリングでも、例えば、他人を優先させる生き方をずっとしてきたクライアントさんが、仕事やプライベートで病的に無気力になっている無意識には、もっと自分を主体的に生きたがっている自分が高まっているなどという例はよくある事なのです。

ユングは、心的エネルギーが自我から無意識の方向へと流れることを“退行現象”と言いました。

実際には、無気力に陥ったり、気分が過度に落ち込んだり、感情に必要以上に振り回されたり、心的症状を示したり、といった状態として“退行現象”は現れます。

そして、ユングはこの“退行現象”をネガティブな事だけとは捉えず、むしろ無意識へ向かった心的エネルギーが新たな可能性や創造性を獲得するために必要なプロセスであるとしているのです。

(※もちろん適切なサポートを受けた上で、新たな可能性やあり方を獲得することが多いので、病的な状態の時はお医者様の診断・診察をきちんと受けて下さい。)

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<心理カウンセリングに関する、よくある質問疑問です>

今回は、カウンセリングの時間を設定する理由についてです。

カウンセリングも終了の時間になると、『先生、もっと話したいんです』『まだ帰りたくないんです』と言うクライエントさんが稀にいます。

心理カウンセリングでは、40分とか60分とか時間が設定されています。
私は話の区切りがつくまでなるべく柔軟に対応していますが、やはり時間はきちんと設定しています。

前述のように訴えるクライエントさんが、どうしてそのように言うのかを次の面接で聴いてみると、“人と別れること自体にとても悲しい気持ち”があったり、“つらい日常生活から逃げ出したい気持ち”があったり、様々な想いをお話になります。

その人なりの理由があるのですね。

しかし時間は無限ではありませんので、やはり時間が設定された枠組みで心理カウンセリングは行われます。そして、その枠組みを設定する事には、きちんとした意味があるのです

一つには、カウンセリング中というのは日常生活から一旦離れた、あなたが心理的に守られた特別な時間と空間になります。ですから、その枠組みをはっきりさせること自体に意味があり、カウンセリングの効果を高めるのです。

そこで心の中のお話をしていくわけですが、もし時間に区切りがなければ、その特別な時間と空間の虜になってしまい、あなたはいつもの日常生活にきちんと戻れなくなる危険性もあります。

また、枠組みをはっきりさせることによって、カウンセラーと会っていない時間では、カウンセリングでお話した内容を、自分自身が意識でも無意識でも考えたり感じたりすることに意味があり、やはりカウンセリングの効果を高めます。

さらに、最終的にはあなた自身が主体的に生きるという意味で、人生は有限の時間の中で展開されていますから、『どう時間を使うか?』つまり『どう生きるか?』がカウンセリングにおいてはとても重要な意味をもってくるのです。

もっと話したいあなたの気持ちをわかってあげながら、心理カウンセリングで時間を設定する意味があることも頭に入れていてもらえればと思います。

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心理カウンセリングでは、ご家族のお悩みはよくあるご相談です。

ご家族でお見えになる場合、お子様に症状やお悩みがあって、ご両親様と共にお見えになるケースがよくあります。

そして、お話を聴くと心の奥底に、ご両親様が自分達の責任で子供がこのようになったのではないかと、自らを必要以上に責めていることがよくあります。

日本では昔から「子どもが問題を起こす責任は、親の育て方にある」という独断的な風潮があります。

実際には特定の誰かのせいではなく、様々な要因が重なって問題が起こり、さらにその問題が悪循環の中で固定化されるものです。

場合によっては、家族の成員それぞれの善意の言動にも関わらず、家族関係の中で誤解やコミュニケーションのズレが生じて、問題に至ってしまうことすらあるのです。

例えば、親が子供を傷つけないようにと、あえて触れないようにしていた話があることが、子供にとっては逆に水臭い関係を意識してしまい苦しみ、その事が他の問題と絡み合って不登校という大きな問題に発展してしまったり…。

ですから、何とか解決しようとする気持ちはもちろん大切ですが、必要以上に原因探しや悪者探しをする必要はないのです。

たとえ原因がはっきりわかったとしても、その原因を絶てば解決するような単純な話ではなかったり、問題の解決の方法はまったく別のところにあったりすることもあります。

ご両親様が責任を感じ過ぎて苦しくなり、子供に本当の気持ちを伝えられなくなっていることが、むしろお子様の状態や家族関係を硬直させてしまうという悪影響を作り出し、問題を拗らせてしまっていることも多いのです。

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ご相談に来た男の子が言います。

「お母さんが僕に細かく言ってかまいすぎたから、生きるのが窮屈になって苦しいんだ。だから、お母さんが悪いんだ!」

カウンセラー:「ふむふむ。もっとお母さんに自分の気持ちや意志を尊重して欲しかったんだね。」(それだけ聞くと原因がお母さんにあって、お母さんが悪者???)

そこで付き添いで見えたお母さんにお話を聴くと…。

「私の育て方が悪かったのでしょうか?実はあの子はもう子供を諦めかけた頃に産まれた子で、私は嬉しくてつい子育てに力が入ってしまったもので…。それに主人の実家が伝統のある老舗で、姑さんからとにかく息子を跡取りとして大事に育てるように教えられたんです。」

カウンセラー:「ふむふむ。そうだったんですか。お母様も大変でしたね。」
(お母様にはお母様の事情があって、愛情をかけて息子さんを育てたようだ。)

そこで今度は大事な跡取りのお孫さんが苦しんでいるのを心配してお見えになった御婆様に話を聴くと…。

「私が伝統ばかりにこだわってしまったのが悪かったのでしょうか?代々受け継いできたお店を絶やしてはいけないと思いまして…。それに一昔前の私の生まれた地方では何より子供には細かく言って聞かせて育てるのが当たり前だったものなんです。」

カウンセラー:「ふむふむ。そうですよね。御婆様も大変だったんですね。」
(御婆様には御婆様のご事情があって、時代や土地柄によっても価値観は違うようだ。)

息子さん本人が『お母さんが悪いんだ!』と言えたことは、自立心を訴えたという意味ではとても良いことなのですが、こうやってお話を聴くと初めにあった悪者はいったい誰なのか分からなくなります。

どうやら息子さん本人を含め、誰も悪者はいないようですね。

(※この話はよくある例をもとに、私が創造したもので個人的な内容ではありません。)

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カウンセリングルーム

プロフィール

中村はじめ
1968年生まれ 男性
心理カウンセラー
精神保健福祉士(国家資格)・認定心理士
横浜(個人開業)及び杉並区(メンタルクリニック勤務)を中心に心理カウンセラーとして活動中。

※詳しくはプロフィール

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