Google+ タグ: 統合の記事一覧-横浜こころの森カウンセリング ~ACや抑うつをケアします~

統合の記事

カウンセリングでお話を聴いていくと、過剰に防衛していた心がやわらかくなって、まず“怒り”を表現するクライアントさんが多くいます。

重い抑うつ状態だったりすると、感情はあまり出てこない、出てきても具体的な想いははっきりせず、ただ涙が出てくるようなつらい状態になります。

ですから、どんな“怒り”であっても表現できるようになってきたこと自体は、心のエネルギーが高まってきた証拠ですし、心が楽になる方向へと動き出したと言えるのです。

両親に対する怒り、自分の置かれていた境遇に対する怒り、会社や上司に対する怒り、などなど。

まず、自分自身を立て直していくためにも、この時点で原因と思われることや災いとなっている対象に対して、自分がそこから心理的に離れていくためにも“怒り”が出てくるのは、当然の心の流れなのかも知れませんね。

その後、怒りがおさまり、心が楽になれればカウンセリングも終結に近づきます。
しかし、怒りがおさまらず心が楽になってこないクライアントさんも多くいます。

そこで、ずっと怒りを持ち続けて被害者でいることは、クライアントさん自身にとっても好ましくないことのため、専門的な聴き方でさらにカウンセリングを進めていきます。

段々と心の力がついて、怒りの対象に対して対峙できるようになってきます。
その事実を主体的に受け止められるようになってきます。

すると、“怒り”に変わって、今度は“悲しみ”が自分の中から湧いてきます。

この時点で悲しくて涙を流すことは、やはりつらい事とは言え、感情が浄化されていく涙になります。そして、そこから心理的に離れ、前へ進んでいく一歩手前であることが多いのです。

このように、抑うつ状態などから感情が出てくる時、まず“怒り”が出てきて、次に“悲しみ”が出てくるという順番があるようです。

つまり、『怒りの感情』の下には『悲しみの感情』があるのです。

付け加えるならば、さらに下には“喜び”や“楽しみ”があるはずです。

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どうしても乗り越えられない今の自分の悩みが、子供のころに負った心の傷や消化しきれていない感情と無意識の世界でつながっていること。

そして、その捉え直しや癒しによって、今の自分の人生が楽な方向や前向きな方向へと変わっていくこと。

そういった事は、心理カウンセリングの世界では決して珍しくないことです。

私がカウンセリングをしていく中でも、なかなか回復しない病状や変わりにくい対人関係の背景に、アダルトチルドレン(AC)を含めた子供の頃の親との習慣化した関係性や家庭の中で受けた心の傷(トラウマ)が大きく影響を及ばしているケースが多くあります。

なかなか回復しない病状とは、何年も繰り返す抑うつ状態たったり、自分に対する強い否定感だったり、人生に対する虚無感や現実感の希薄さだったり…。

変わりにくい対人関係とは、本当は嫌なのに周りの期待にそって振る舞ってしまったり、相手に対してNOと言えず問題を抱え込んでしまったり、不幸を招く依存的な関係から抜け出せなかったり…。

人は、誰かにしてもらった事・与えてもらった事・示してもらった事を、自分の心の中に取り込んで初めて、自分自身に対しても同じことをすることができるようになると言えます。

ですから、生まれ育ってきた関わり合いの環境は、その後の自分自身との関わり合いや他人との人間関係に大きな影響を及ぼすことになります。

関わり合いの中で、たくさんの愛情を受けた人は、自分に対しても愛情をたっぷり向けることができます。

しかし、心を傷つけるような言動や暴力を受けた人は、苦しいながらも結果的に、自分自身に対しても傷つけるように接してしまう傾向があるのです。

そして、そのような悪循環から容易には抜け出せないのです。

自分が関わりあった関係性の世界しか知らないので、それが当たり前になってしまい、自分には幸せになったり楽になったりする権利や資格を感じられない人も多くいます。

幸せになったり楽になったりする状況が少しでも訪れると、何故か居心地が悪くなって自らそれを壊してしまう傾向があります。

たとえ幸せになりたい楽になりたいと思っていても、その方法や変わっていくプロセスが分からない人も多くいるでしょう。

心の傷は必ず癒せるものです。

まずは、今あるそのままの自分を認めながら、そこから楽な方向へ変わりたい自分・主体的な人生を生きたがっている自分を漠然とでも良いですから感じて、その自分を大切にしていきましょう。

そして、自分の心が癒される意味合いや価値を少しずつ膨らませて大きくしていきましょう。

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心理カウンセリングでは、カウンセラーがクライアントさんへ一方的に指示を与えるわけではありません。また、クライアントさんのお話をカウンセラーがただ聴くだけでもありません。

ご一緒にお話しをしながら、カウンセラーとクライアントさんが協同で新しい物語や現実を創造していくのです。

たとえて言うならば、お互いが糸を出し合って、相互の協力で織物を織っていくような感じです。
もちろんカウンセラーの糸は専門知識や経験を含んだものですね。

お話を聴かせてもらったり、話し合ったりしていきますが、最初はどんな織物が織られているのか分からないかも知れません。

しかし、しだいに織り合った生地には新たな模様が現れてくるはずです。

新たな模様は、今まで語られなかった意味を含んだ、クライアントさんの新しい物語や現実です。

この新しい物語や現実は、クライアントさん固有のものであって、人それぞれ異なるものです。どんな生地にどんな模様が現れるのかは、カウンセリングを進めてみないと詳しくは分からないのです。

だから、同じお悩みのクライアントさんでも、決して同じプロセスを通ることはないですし、同じ目標を目指すわけでもないのです。

たとえ同じような目標を目指すとしても、クライアントさんそれぞれにとって微妙に意味合いや価値は違うものなのです。

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行動の原動力とは何だと思いますか?

以前テレビで、芸能人の中から潔癖の人たちが集まって、トークする番組を放送していました。

番組はお笑いエンターテイメント系で、潔癖の出演者たちは『自分たちがどれだけ潔癖なのか』という具体的なエピソードを面白おかしく話していました。

そして、聞いている側の出演者たちも驚いたりびっくりしたりするものの、とても楽しい雰囲気で放送されていました。

そのエピソードは、友人でも自分の家に入れる時は用意した服に着替えてもらう。買ってきた缶ビールやペットボトルは一度全部洗わないと気が済まない。

などと、日常生活をしていく上でかなり苦痛なのではないか?と思える内容もありました。

しかし、これを見て気づかされることは、他人から見て大変だろうと思えるような行為でも、本人が問題と思っていなければ問題ではないということです。

では、潔癖を苦痛と感じて悩んでいる人との違いは何なんでしょうか?

まず、問題と思っていない人たちは、自分がそうしたいからそうしているという主体性があるのです。自分は汚いものはダメだという自分を認めて、自らすすんで綺麗でいようとしているのです。

つまり、自分自身の『欲求からの行動』を起こしているのです。

一方、苦痛と感じる人は、本当はそんなことしたくないのにしなければいけない状態になっています。結果である自らの行動の被害者にならざるを得なくなっています。これでは苦しいですよね。

その行動の原動力には、自分自身の欲求ではなくて不安や恐れの悪循環があるのです。
つまり、『不安や恐れからの行動』になっているのです。

そして、その不安や恐れを打ち消すために、または少しでも安心するために行動せざるを得ないのです。それでは、根本的に不安や恐れは解消されませんから、同じ状態を繰り返すことになります。

そして何より行為や行動の被害者にずっとなってしまうと、心はますます辛くなってしまうのです。

このような時は、この『不安や恐れからの行動』をしていることに、まず客観的に気が付くことが大切です。

『欲求からの行動』か『不安や恐れからの行動』かということは、あなたがあなた自身によく聞いてみるとわかってきます。

単純に気持ちが良かったか良くなかったか、という快か不快かの基準でもわかるはずです。

カウンセリングでは、このような『不安や恐れからの行動』を変えるサポートをすることができます。

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目標に向かって頑張って見たけど、途中で挫折してしまった。
でも、誰かコーチのような存在がいたら、何とか最後まで頑張れた。

こんな経験をせれた人も多いのではないでしょうか?

例えば…

自分自身の能力を超えていると感じ、あなたにはとてもできないと思っていた仕事が、適切なアドバイスを丁度良いタイミングで与えてくれる上司がいたら、何とか仕上げることができた!

ダイエットする時に、あなたはいつも途中で挫折していたのに、コーチングで話を聴いてもらい、励ましてもらい、アドバイスを受けたら、続くようになってダイエットが成功した!

他にもプロスポーツでは、コーチの存在が大きなものであることは有名です。

このように専門知識を携えたコーチの存在がいるだけで、あなたの潜在能力は活性化せれて目標達成に大きく近づきます。

心理的にサポートされて、あなた一人の時と違って、行動が実際に変わってくるのです。

心理カウンセリングでのご相談は、目標自体がはっきりとしていないことが多いです。
心の病やお悩みになっている時には、混乱していたり不安が強かったりするわけですから、「どうして良いかわからない」といったことが多いわけです。

もちろん、『楽になりたい』という方向性は、共通してありますよね。

目標自体がはっきりしていなくても、まずはお話をしながら、そんな心の混乱を整理したり、少しでも安心感を得たりすることを目標にしても良いのです。

だんだんと霧が晴れるように混乱は静まり、「もっとこんな自分になりたい」「こうしたらもっと楽になれそう」など明確な目標や方法が現れて、あなたはきっと変われるはずです。

このように心理カウンセリングでも、あなた一人で悩むよりカウンセラーの存在がいるだけで、ずっとその状態から抜け出しやすいのです。

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以前、「断捨離」って流行りましたね。

断・捨・離とは、自分とモノとの関係を問い直し、いらないモノを捨てていく方法論です。

文字通り、断ち・捨て・離れ、引き算の解決方法によって、新たに入ってくるスペースを空け、滞ることない良い循環をつくるという思想が背景にあります。

心理カウンセリングでも、いらないモノを捨てられないお悩みがあります。

現実的に、ほとんどモノを捨てれなくて部屋や家の中がまったく片付かないような人は、ADHD(注意欠陥多動性障害)という病気であることがあるので、お医者様にまず診てもらった方が良いでしょう。

ケースによっては、社会という外の世界では無理にきちんとし過ぎていて、その反動からプライベートはだらしなくなってしまい、こころ全体としては不安定ながらもバランスを保っている人もいます。

モノではなくても、こころの中で気になるコトを手放せなくて苦しんでいる人も、心理カウンセリングでは多くお見えになります。

「この仕事は期限があるから、まず大筋をつかんで取り組むことが大事だ」と頭では分かっていても、いざ取り組むと枝葉の細かいコトが気になって、それほど必要ないのにそれを済まさないといられなくなり、効率も悪くて疲れきってしまう。

このようになる人は、もともと強迫傾向が強い性格なのですが、背景に不安が強まっていることが多いです。
環境要因も大きいですが、根本に自信が持てなかったり、自分のあり方が不安定だったりすることから生じる不安もあります。

「断捨離」のように心や頭の中も、いらないコトを上手に手放せて、そのぶんスペースを空けて余裕を持てる。そして、あなたにとってプラスになるコトを新たに招き入れられる循環をつくれると良いですね。

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クライアントさんがカウンセリングの最中に…

「今、話していて気付いたんですけど、最近の僕にはかなりストレスがかかっていたんですね。」
「今、話していて思ったんですけど、私は自分に対してものすごく厳しいんですね。」

などと話されることがよくあります。

そして、これは新しい自分へと変わっていく大切な“変化のきざし”なのです。

『無意識にある感情や観念を意識化することが大事』なんて専門家は言いますが、そんなに難しく考える必要はありません。

先ほどのような、クライアントさん自身が

「今まで気づかなかった自分にちょっと気づいた!」
「今までと違って少しでも自分を客観的に見れた!」

という事なのです。

悩んでいる時や問題を抱えている時には、考えれば考えるほどうまくいかないものです。
そのような悪循環に陥っているのです。

お悩みに対して、あなたが今まで解決策を考えても良いアイデアが浮かんで来なかった。
結局は同じループをぐるぐる回るだけで、お悩みに対して前進したり変化することがなかった…。

しかし、一緒にお話していくことによって、先ほどの“ちょっとした気づき”のような小さな変化は、悪循環である同じループから少し外れたルートに出た瞬間であり、“変化のきざし”があなたの中から出てきたということなのです。

実はこのような小さな変化の積み重ねが、あなたにとって必要な解決策や楽になっていくアイデアを確実なコトにしていくのです。

そして、気をつけて欲しいのは、『やっぱりダメだ!』『何も変わっていない!』という、心の病や長くお悩みになっている人のクセである自己否定的な観方によって、せっかく芽を出した新しい自分自身を自ら摘まないようにして欲しいのです。

その新芽に、焦らず水をやったり、陽を当てたり、栄養をやったり、見守ったりすれば、必ずしっかりとした木に育っていくはずですから…。

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アダルトチルドレン(AC)とは、子供の時に家庭の中で心が傷つくような言動や暴力を受けて育ったため(機能不全家族)、大人になっても心や人間関係に障害を持つようになった人のことを言います。

機能不全家族で育つと言うことは、両親の言動に一貫性がなかったり、気分にムラがあったり、常に緊張感があったりする環境の中で育つということになります。

子供は、まだ親に擁護される立場であり自我が確立していないため、両親や環境の責任を自分の責任と感じる傾向があります。

つまり、「自分が悪いから…」と思ってしまいます。
そして、そのことが自己存在の前提として、心の中に刻み込まれ育っていきます。

親に対して【見捨てられ不安】が働くため、どこかで理不尽な事と感じていても、両親の言われた通りにし過ぎたり、我慢し過ぎたりすることを繰り返していきます。

ですからしだいに、自分の感情を表現することができなくなってしまうこと、さらに自分の感情すら分からなくなってしまうことが、アダルトチルドレンの最大の特徴です。

その結果、自分を信じられなくなり、他人に対しても根源的な人間不信が存在することになります。

当然の事として、コミュニケーションはうまく行かず、人間関係や社会生活に支障が出てきます。
心身に悪影響を及ぼして“うつ状態”や依存症などにも陥りやすくなります。

また、アダルトチルドレン(AC)の人は【共依存】になりやすい傾向も特徴です。

やはり【見捨てられ不安】があるために依存心が強く、同じような依存的で不安定な相手に対して、自分を犠牲にしてまでも助けたり世話をしたりして、相手に対して必要な存在であることで自己存在を確認します。

そして、アダルトチルドレンの人は他者に自分を認めてもらいたいため、また「自分が悪いから…」という対人関係における不安と【見捨てられ不安】があるため、人の何倍も頑張る人が多いです。

しかし、根本に自己信頼や主体性が育ち切れていないため、それだけ頑張ってもうまく行かないことが多くなります。たとえ、うまく行っても自信につながらなくて、もっと頑張らないといけないと思い続ける傾向があります。

もしあなたがアダルトチルドレンであるならば、自分がそこまでボロボロになるまで頑張る必要があるのでしょうか? 自分自身をいじめ過ぎてはいませんか?

今の悪循環なあり方から抜け出し、自分自身を主体的に生きれるようになるためには、まずその事に気づくこと、そして自分が本当に感じている事・表現したい事に、自分自身が心理的に近づいていく必要があるのです。

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アダルトチルドレン(AC)が癒されるとは?

こんな例を挙げてみましょう。
(※この内容はよくある例を、私が組み合わせて創造したもので、個人的内容ではありません。)

ある日、一人の若い女性が茫然とした表情でお見えになりました。

そのご相談内容は、…

『子供に対して、今まで何回かヒステリックになって、その時は詳しい記憶のないまま、きつく怒ってしまい本当に怖い思いをさせてしまった。本当にひどい事をしたと思う。今は、実家のお母さんが子供の面倒を見てくれているが、自分がまた同じ事をするのではないか?と不安でどうしたら良いか分からず相談に来た。インターネットで調べたら、自分はアダルトチルドレンではないかと思う。』

ということでした。

そして、ご一緒に今までの自分と向き合っていく事と、未来へ向けて変わる事を目的にカウンセリングを始めました。

最初、過去のさみしい体験を語りながらも、本当の自分の感情とつながれない人だったのですが、子供の事を考えるとポロポロと涙が止まらなくなるのでした。

カウンセリングを数回重ねていくうちに、彼女は子供に対する涙が自分自身の子供時代に対する気持ちへも向けられていることに気付いていきます。

ちょうどその頃、彼女の心の中に、独りさみしそうに狭い部屋の中でポツンと座っている子供のイメージが現れました。

それから彼女はその子供のイメージと向き合い、根気よく対話をしながら少しずつ変わっていきました。

ずいぶんと感情表現ができるようになって活き活きとし、母親としてまた女性としても段々と自信を持っていきました。

この例のように、未来に向けて自分を変えていくために、また子供の頃の自分とつながっていくために、そしてその事を受け止めて捉え直していくためには、アダルトチルドレンという概念はとても有効に働きます。

実際に毎週のように、彼女がつらいながらも真剣に子供の頃の自分と向き合っていき、これから変わろうとする姿は、私の方が感心させられたくらいです。

また、イメージ力が豊かなことにも恵まれ、インナーチャイルド(内なる子供)と対話していくことが、彼女なりの癒し方だったのでしょう。

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“良い子”の役割を長い間無理に続けてしまうと、思いもよらない結果を招きます。

よくある例を挙げて見ましょう。
(Aさんはよくある例をもとに、私が創造した人物です。)

Aさんは、二人姉妹の長女で幼いころから勉強がよくでき、親にも将来を期待され、いわゆる“良い子”でずっと育ってきました。2つ下の妹さんに対しても、面倒見が良くとても良いお姉さんだったのです。

Aさんも“良い子”と評価されることは、初めとても嬉しいことでした。
しかし、Aさんの心の中で段々と“良い子”の役割に自分自身が縛られて、とても窮屈な思いをしていく自分を感じていました。

そして気がつくと、その“良い子”の役割を自分でもコントロールすることができなくなっていたのです。

無理をして親や妹と接して苦しくなり、気持ちはしだいに憂うつになってきました。
そして、ちょっとしたことでイライラするようになり、不眠や過食にもなっていきました。

しかし、Aさんは心の中が混乱して、自分の本当の気持ちを上手に表現できません。
“良い子”の役割と違う自分を今まで表現したことがないのですから、とても怖い気持ちもあるのでしょう。

ですから、周りの家族から見れば、Aさんに何が起きているのか見当もつきません。

Aさんのような人は、背景にある“よい子”の問題を扱うだけの余裕が本人の心にはなく、カウンセリングでは不眠や過食を治したいという目的でお見えになることが多いのです。

Aさんような人が“良い子”から脱皮する時、今まで抑圧してきた自分の心の一面が噴出して、極端な行動や行為に走りがちになります。

Aさんの場合では、親に対して今まで本当の自分をわかってもらえなかったと強く感じ、繰り返し恨みを訴えるかもしれません。

また、Aさんにとっては比較的自由に生きてきただろうと思われる妹さんに対して、強い嫉妬心を抱き突然に大喧嘩をし始めるかもしれません。

そんな時、周りの家族はどうして良いのか分からずに混乱し、とても不安になるものです。

カウンセラーは、そんな本人の心の成熟度や周りの環境の許容度を見極め、本人が危険を冒し過ぎて挫折しないように…。また最終的には、きちんと自分自身の全体性を主体的に生きれるように、一緒に寄り添いながらサポートしていきます。

こういったケースでは、ご本人はカウンセリングを受けたがらないことも多いです。
自分が悪者にされるのをとても嫌がるからです。

しかし、もし家族の方が希望されるなら、ご本人不在でも家族療法という形態でサポートすることも可能です。

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前回の続きです。

※ 前回の記事はこちら

成長過程で親や周りの人がよく怒鳴ったり、場合によっては暴力を振るうような攻撃的な人がいると、大人になっても相手が自分に怒っているのではないか?、自分が相手に何かおかしなことをしていないかビクビクするなど、現実にはそのようなことが無くても過度に気になって常に緊張感と恐怖心に苛まれたりします。

このようなケースでは攻撃性の悪い表現を子供時代に常に見せられたので、自分自身の心の中にもある攻撃性を統合しきれずに(未成熟なまま)育っていきます。

攻撃性と言っても悪い表現ばかりでなく、良い表現に転換できれば“必要な時に怒る”とか“断る”とか、“適切な自己主張をする”のも攻撃性が源泉になっています。

誰にでもある攻撃性を心の中で統合できないと、こういった自分を守ったり主張したりする表現がうまくできないですし、それ以前に怒りといった感情があまり湧かないといった人もいます。

しかし、心の奥底や無意識には自分でも気が付かなくても攻撃的なエネルギーは自然と溜まっていきますし、その心的エネルギーが自分ではなく相手の中に投影されて(自分の心の中にあるものがまるで影になって相手の中にあると感じて)、現実とは掛け離れたイメージの世界が膨み過度に怒られるのではないかなどと怖くなってくるのです。

ですからこういったお悩みの人の心のテーマは、自分の攻撃性を心の中でどう統合していくか(成熟させていくか)、具体的には誰にでもある怒りなどの感情を認められるようになってくること、攻撃性を高い次元のエネルギーに転換して適切な自己表現が少しずつできるようになってくるかが大切になってきます。

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HSP(敏感過ぎる人)やアダルトチルドレンに当てはまる人は、他人と一緒にいたり近くにいるだけでも、その人の気持ちや感情がよく分かり過ぎるくらいに敏感なことが多いです。

敏感過ぎるあまりに、その影響を受けて自分の調子を崩してしまうのです。

今回はその相手の気持ちや感情に敏感過ぎる心の仕組みの一つのパターンについてご紹介します。

成長過程で親や周りの人がよく怒鳴ったり、場合によっては暴力を振るうような攻撃的な人がいると、大人になっても当然同じようなタイプの人が苦手になります。

相手が自分に対して怒っているのではないか?、自分は相手に何かおかしなことをしていないかビクビクするなど、現実にはそのようなことが無くても過度に気になって、常に緊張感と恐怖心に苛まれます。

こういったケースでは、どのような心の仕組みが働いていて、また楽になるにはどのような心のテーマを乗り越えていけばいいのでしょうか?

次回にそれを詳しく書いて行きます。

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“疾病利得”という言葉を聞いたことがありますか?

文字通り、病気でいることがその人にとって何らかのメリットがあり、なかなか回復や改善しないケースで、援助者側が使う言葉です。

具体的な例を広い意味で挙げると…、

「上手に甘えられない人が、ヒステリー症状で歩けなくなり家族に甘えている。」
「子供が不登校になることによって、仲の悪い両親の関係を良く保つ働きを無意識にしている。」
「目の前の厳しい現実に対して、自分が傷つかないようにうつ状態や心身症になって現実から逃避する。」など。

心理的な症状やお悩みでは、少なからずあることなのです。

しかし、本人は意識できていないことが多いのです。
ですから、決して責められる話でもありません。

また、本人が薄々気づいていても、その変わり方が分からなかったり、周りから指摘されて傷ついてしまっているケースもあります。

心理カウンセラーはカウンセリングの場で、そこにある変化への不安や怖さに共感し、また周りの人たちとの関係性なども考慮に入れて、本人が安心して前へ進めるように導いていきます。

心がなかなか回復しない場合には、“疾病利得”を考えて見ましょう。

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前回は“アイデンティティの確立”とはどういうことかを述べました。

今回は“アイデンティティの確立”がうまくいかない場合のお話です。

“アイデンティティの確立”がうまくいかないことを、“アイデンティティの拡散”と言います。

具体的に“アイデンティティの拡散”という状態では…

極端な例では、
見た目の良さだけに自分の評価の拠り所を求め、整形手術を繰り返したり…。
自分自身の証しを刻み込むために、刺青を衝動的にいれたり…。

拠り所を外に求めて、過激な新興宗教の教祖に自分の存在の承認を求めたり…。
何をしていいのか分からず無気力になって、引きこもってただ時間を過ごしたり…。

自分自身の存在をとりあえずでも確認するために、自傷を繰り返してみたり…。

“アイデンティティの確立”つまり…

『自分は他の誰でもない存在である。だから、自分は自分でいい。』
『自分自身の最大の良さや魅力は、自分自身であること。』

といった感覚を自分の心の根底に築けず、心理的に混乱して、このような行為や行動を起こしてしまうのです。

反対に“アイデンティティが確立された状態”では、自己評価が安定し客観性があるため、必要以上に他者評価に振り回されません。

集団の中に入っても独りでいても、社会的場面でもプライベートでも、自分自身の存在そのものに安定感があります。

“アイデンティティが拡散している状態”では、他者のサポートが必要になります。
もちろん、心理カウンセリングでは専門家としてサポートが可能です。

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“アイデンティティの確立”という言葉を聞いたことがありますか?

さまざまな分野で使われていますが、心理学では青年期の発達課題とされます。

青年期は自分探しの時期です。

「自分はどんな人間や性格なのか?」
「これからどう生きていくのか?」
「どんな仕事につくのか?」
「自分らしく生きるにはどうしたらよいか?」

などと悩むもの。

“アイデンティティの確立”とは、そういった悩みを通して自分自身を形成していき、
『自分は他の誰でもない存在である。だから、自分は自分でいい。』
『自分の最大の良さや魅力は、自分自身であること。』

といった感覚が自分の心の根底に築かれた状態を言います。

こういった感覚を漠然とでも、自分の中に築いてきた人にはお分かりになるでしょう。

時期としては10代後半から20代。最近では、30代でも確立しきれない人も多いかも知れません。
また、アイデンティティは青年期だけではなく、その後の人生でも繰り返し再構築されるものです。

“アイデンティティの確立”は、幼い頃から親や周りの人達から与えられる安心感や肯定感を基礎にして、あなた自身がさまざまな人間関係や社会経験を通して、それまで獲得した自己の整理をしながら、自分自身の中に築かれていく感覚です。

決して安易に、スピリチャルなものから与えられる感覚ではないのです。

さて、あなたの中には“アイデンティティが確立された感覚”はあるでしょうか?

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カウンセリングルーム

プロフィール

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中村はじめ
1968年生まれ 男性
心理カウンセラー
精神保健福祉士(国家資格)・認定心理士
横浜(個人開業)及び杉並区(メンタルクリニック勤務)を中心に心理カウンセラーとして活動中。

※詳しくはプロフィール

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詳しくはこちらをご参照ください。

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