Google+ タグ: 物語の記事一覧-横浜こころの森カウンセリング ~ACや抑うつをケアします~

物語の記事

あなたは、映画『ゆれる』をご覧になったことがありますか?

この映画は、主に男兄弟の兄弟間葛藤を衝撃的に描いている作品です。
オダギリジョー・香川照之演じる男兄弟の人生の葛藤が、すばらしい演技力と監督力でこちらの心をグラグラと揺さぶってきます。

文字通り、真実がゆれる。現実がゆれる。関係性がゆれる。二人の心がゆれる。人生がゆれるのです。真の意味での客観なんて存在しない!と思い知らされます。

カウンセリングでも、兄弟・姉妹間の葛藤がクライエントさんの心のテーマになっている場面によく遭遇します。ある意味、映画と同じように『ゆれる心』に一緒に寄り添っていくのです。

しかし、同じ兄弟間葛藤でも女姉妹のケースがずっと多く、しかもこじれてしまっていることが多いと感じます。
それは、私が男性カウンセラーという理由からかも知れませんが…。

また、双子さんの間の心的葛藤が要因になっているお悩みも多いケースですね。

カウンセリングでは、兄弟・姉妹間の葛藤が関係するお悩みにもアプローチすることができます。

DVD『ゆれる』 お勧めです。
下にリンクを貼りました。

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 ローマへの道
 萩尾望都 著

自分と向き合い、他者と向き合い、
過去の真実や物語を捉え直せると、
あなたの滞っていた心のエネルギーは流れ出し、

表現が変わります。

関係性が変わります。

そして、人生が変わり始めます。

とても深いストーリーでお勧めです。

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“精神分析”と聞くと、どんな内容をイメージされるでしょうか?

よく聞く話では、無意識には性的な願望の抑圧があるという、心の中に無意識を見出したフロイトによる断片的な理論のイメージが多いようです。

同じく心の中に無意識を見出したユングは、その無意識の中に創造性や新たな可能性を見出し、その特性を強調しています。

そして、このユングの視点をカウンセラーが持つか持たないかは、お悩みや心的症状によって苦しまれているクライアントさんをより深く理解していく上で、とても大きなことです。

つまり、クライアントさんにとってのお悩みや心的症状は、もちろん辛いことだという認識の上で、次なる次元への成長に至るための不適応とも捉えられ、その課題を乗り越えて、今までのあり方とは異なる新しい可能性やあり方を手に入れるプロセスであるという視点を投げかけてくれるのです。

一面的には、ネガティブと捉えられるお悩みや心的症状も、心が“次なる次元へ変容するための契機”と捉えることができるのです。

実際のカウンセリングでも、例えば、他人を優先させる生き方をずっとしてきたクライアントさんが、仕事やプライベートで病的に無気力になっている無意識には、もっと自分を主体的に生きたがっている自分が高まっているなどという例はよくある事なのです。

ユングは、心的エネルギーが自我から無意識の方向へと流れることを“退行現象”と言いました。

実際には、無気力に陥ったり、気分が過度に落ち込んだり、感情に必要以上に振り回されたり、心的症状を示したり、といった状態として“退行現象”は現れます。

そして、ユングはこの“退行現象”をネガティブな事だけとは捉えず、むしろ無意識へ向かった心的エネルギーが新たな可能性や創造性を獲得するために必要なプロセスであるとしているのです。

(※もちろん適切なサポートを受けた上で、新たな可能性やあり方を獲得することが多いので、病的な状態の時はお医者様の診断・診察をきちんと受けて下さい。)

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「家庭のちょっとした悩みを友人に聞いてもらったら気持ちがすっきりした」
「仕事でのトラブルを同僚に聞いてもらったら気が楽になって解決策が浮かんだ」

あなたにもこのような経験があると思います。

人は自分の心の中の悩みやモヤモヤを、信頼できる人に話して、よく聞いてもらうと気持ちが楽になります。

しかし、その悩みやモヤモヤがとても難しい事情だったり、重い内容だったりすると、話す側も聞く側も双方ハードルが高くなります。

童話の“王様の耳はロバの耳”では、皆さんもご存知の通り、王様の髪を切る床屋さんが、秘密である王様の耳がロバの耳であることを口止めされています。

しかし、誰にも話せない苦しみから、井戸に向かって「王様の耳はロバの耳!」と大声で叫びます。

ずっとこの秘密を黙っていた床屋さんは、やっと本当の事が言えたと気持ちがすっきりします。
でも、その声が全ての井戸に通じていて、街中に広がって聞こえてしまったという物語ですね。

このように、人はとても難しい事情を独りで抱え込んでいると、想像以上に大きなストレスになります。

この事は、心の中のお悩みや精神的な症状・つらい気持ちなどにも当てはまると言えないでしょうか。

また、この物語に出てくる井戸を心の奥底や無意識と捉えるならば、井戸に叫ぶこと ⇒ 抑圧などをして溜め込んでしまうことが、街中に広がってしまって大変なことになってしまうこと ⇒ “うつ”や“眠れない”といった心の病や症状になってしまうと解釈できるかも知れません。

カウンセリングでは、他人や家族にも簡単に話せない難しい事情や、ハードルの高い重い内容を心の専門家であるカウンセラーが気持ちをしっかり受け止めてお聴きします。

もちろん秘密やプライバシーはきちんと守られます。
そして、カウンセラーは基本的にその内容に対して良い悪いなどの価値判断をしないで、もっと心の深いところの背景に思いを馳せながら、お話をお聴きします。

ですから、社会的とか倫理的に問題のあると言われるような内容も、守られた空間と時間の中でお話しすることができるのです。

また、ずっと秘密にしていた、もしくはずっと話せなかったお悩みや生い立ちなども、安心してお話しすることができます。
逆に自分が話したくない内容までは、無理にお話しする必要もないのです。

とても難しい事情や心の中のお悩み・つらい気持ちなどを、もし独りで抱え込んで苦しんでいるようでしたら、カウンセリングを上手に利用して頂ければと思います。

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今回はテーマ【心にプラスな本】になります。

『鏡の法則』 野口嘉則著
 
あなたの人生はあなたの心を映し出した鏡である。
だから、原因はあなたの心の中にある。

・親などのキーパーソンとの関係は、現在の様々な人間関係に投影されていること

・相手や状況が変わってくれることばかりを期待しても、なかなか問題は根本的に解消しないこと

・自分と向き合い、悩みが解消されてきた時に、大切なことを気づかせてくれるために起こったのだと感じること

・お悩みの根本的な解消には、感謝の気持ちと自分や他人を許すことが鍵となること

・怒りや憎しみなどの感情の下には、傷ついた自分がいるものの、その自分とつながることには自ら怖れを持っていること

・勇気をもって自分と向き合い、傷ついた自分とその事実を受け止めることによって、心は癒されていくこと

など、心理カウンセリングとも共通して、お悩みが解消されていくプロセスが物語(実話?)として表現されている素晴らしい本です。

同じテーマで書かれている、『3つの真実』 野口嘉則著 もお勧めです。

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心理カウンセリングと言っても、具体的なイメージがつかめない人が多いようです。
クリニックの受付にいると、『カウンセリングって何をするんですか?』と質問されることもよくあります。

皆さんによくあるカウンセリングのイメージは、カウンセラーは心の専門家だから何でもわかっている存在であり、カウンセリングの場面ではすぐに何か特別なアドバイスを与えてもらえて、心が楽になるというものです。

しかし、実際には心の専門家でもよくわからない事はたくさんあります。
また、すぐにアドバイスを与えてお悩みが解決するようなケースはないわけではありませんが、現実には少ないものです。

例えば、いつもクヨクヨ悩んでしまって気分が落ち込んでしまう人に対して、もっと自信を持つようにアドバイスをしても、当たり前の話ですが、そうできない自分を悩んでいるのですから意味がありませんよね。

では、心理カウンセラーは何をするのか?

それは、クライアントさんのお悩みやご相談を 『よく聴くこと』から始めていきます。
もちろん、ただ聞くのではなく専門家の視点でよく聴いていきます。

するとカウンセラーは、クライアントさんがどうしてお悩みになっているのか、心理的に深いレベルで理解できるようになります。

『ああ、それならクヨクヨしたり憂鬱になってしまうのは無理もないなあ』と共感できるようになります。
そして、そのことをクライアントさんに伝えていきます。

クライアントさんはカウンセラーにお悩みや相談内容をよく聴いてもらい、また共感してもらうと、段々と心が軽くなってきて頭の中や感情の整理がついていきます。

この段階になると、カウンセラーはそれぞれのクライアントさんに有効な専門的なアドバイスや指示を与えることができます。
認知行動療法などの、それぞれのクライアントさんに合ったアプローチを紹介することもできます。

このように心理カウンセリングでは、まずクライアントさんのお話をよく聴かせて頂くことから始まるのです。
そして、心のお悩みや症状には、『よく聴くこと』が『よく効くこと』につながるわけです。

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あなたは『自分自身のことは自分が一番わかっている』と思いますか?

確かにその通りかも知れません。

しかし、他人にはわかるのですが、自分にはよくわからない自分も存在します。

短編小説『空中ブランコ』をご存じの人も多いと思いますが、その中でベテラン空中ブランコ師は突然に失敗を繰り返すようになります。

本人は、自分に問題はないと訴えます。
そして、破天荒な精神科医との関わりの中、やがて自分には思いもよらない自分を目の当たりにします。

詳しくは小説を読んで頂くとして、自分には思いもよらない自分に気がつくこと。
それが自分にとって認めたくない欠点であったり、情けないと感じることならば、つらいことですね。

そんな自分に気づくことにプラスの意味合いや価値を見出せなければ、ただ苦痛なだけでしょう。

しかし、そこに自分なりのプラスの意味合いや価値を見出し、たとえ欠点であったり情けなかったりする自分でも、それも大切な今の自分の一部である。

そして、実は長所にもなり得る部分なんだと、心の中で受け容れられるようになってくると、その人は人間的に一回り成長するようです。

もちろん、認めたくない自分や見たくない自分を、できれば避けて通りたいのが人情でもありますが…。

 空中ブランコ
 奥田英朗 著

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~今回は、心にプラスな物語・言葉です。~

ある本に書いてあった“天国と地獄”の話です。

あまり気持ちの良い話ではありませんが…

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

地獄には大きなテーブルがあり、その上にはご馳走が並んでいます。

人々はその周りの椅子に座っているのですが、左手は椅子に椅子に縛られ、右手は長いひしゃくが縛られています。

人々はひしゃくでテーブルの上のご馳走をとることはできますが、それを口に入れようとすると、ひしゃくが長すぎて口に入りません。

人々はお腹がペコペコで気が立つあまり、ひしゃくを振り回し、周りの人にぶつけています。
人々は食事どころではなく、ひしゃくをぶつけながら互いに罵り合っていました。

一方、天国では、地獄と違って和やかな雰囲気で人々は食事をしています。

でもよく見ると、環境は地獄とまったく同じです。
大きなテーブルに、その上に並んだご馳走。

人々はテーブルの周りの椅子に座り、地獄の人々と同じように左手を椅子に縛られ、右手には長いひしゃくが縛られています。

でも、雰囲気は地獄と違って和やかで、人々は食事をちゃんとしています。
何が違うのでしょう?

違いは人々の行動でした。

自分のひしゃくですくったご馳走は自分では食べられませんが、それを他の人に食べさせてあげているのです。
そして自分が食べたくなったときには、その他の人が食事をひしゃくで取って食べさせてくれるのです。

( 『絶妙な聞き方の技術』 あとがきより出典 宇都出 雅巳 著 )

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

内容からなのか、なかなか強烈な印象を与える話ですね。
さて、皆様はどう捉えたでしょうか?

私は、縛られている苦痛があるだけで天国ではないのでは?と思いました。

しかし、もし縛られていること=人間や個人の生い立ちなどの宿命、と考えてみると、世の中や人間関係というのはこの話のような世界かも?とも思いました。

環境が同じでも、何か?が違えば、天国にでも地獄にでも世界は変わるようです。

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前回に“村上春樹の世界と心理療法の共通点”というタイトルで、心にプラスになる本の紹介をしましたが、皆さんは『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読まれたでしょうか?

主人公は過去に深く傷ついた理不尽な出来事を、十数年来誰にも話さなかったエピソードを、彼女に初めて話し、彼女の協力もあって過去と向き合うため、その真相を知る旅に出ます。

彼女からは『記憶をどこかにうまく隠せたとしても、深いところにしっかり沈めたとしても、それがもたらした歴史を消すことはできない』

『歴史は消すことも、作りかえることもできないの。それはあなたという存在を殺すのと同じだから』

『あなたの中で何かがつっかえていて、それが自然な流れを堰き止めているのかもしれない』と言われて…。

やはりカウンセリングでも同じようなプロセスを歩む事が多くあります。

過去の理不尽な出来事、それは親子関係であったり、兄弟姉妹関係であったり、学校でのイジメであったり。

そして、その過去の出来事と向き合う時機というのもあるようです。

今まで誰にも話したくないし分かっても欲しくないと思っていたのに、信頼できる人や専門家には話したくなってきた、と言ってカウンセリングへお見えになる人も多いです。

そして、適切なサポートを受けながら過去と向き合い、少しずつでも固い憎しみの形が変わってきたり、善悪だけでは割り切れない世界を感じ始めたり、自分の中の深い哀しみを認めて受け止められるようになったり。

それこそ、つっかえていた何かが少しずつ取り払われて、自然な流れに変わり、人生や対人関係も新しく楽な方向へと変わっていくのです。

もちろんそのプロセスは簡単ではなかったり、それなりの苦痛を伴ったりするのですが…。

しかし、そのような変化の時機が訪れた時には、信頼できる人や専門家のサポートを受けて見て欲しいところです。

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村上春樹さんの本の世界は、思春期のこころを描いたものが多いですね。

そして、描かれたこころの変化のプロセスは、心理療法でのクライアントさんの変化のプロセスと似ていると感じるケースがあります。

そこで、心理療法と村上春樹さんの世界の共通点を、物語という観点から詳しく浮き彫りにしている本をご紹介します。

思春期のこころを、意識レベルと違う次元で理解するのにもプラスになるはずです。

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~今回は、心にプラスな物語・言葉です。~

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以前に、“意識と無意識は騎手と馬によくたとえられる” という記事を書きましたが、今回はそれにも通じるお話です。

催眠療法で有名なミルトン・エリクソン。
ブリーフセラピーやNLPの教えの元でもある人です。

今回は、クライアントさんの無意識の働きと、その治癒力を誰よりも信じ、大切にしていたエリクソンの逸話です。

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エリクソンが学生の時、一頭の馬が鞍をつけたまま、迷って道を歩いていていたそうです。

その馬がどこから来たのか?誰の馬なのか?を知りませんでしたが、エリクソンはその馬を持ち主のところまで送り届けたのです。

エリクソンは、その馬にまたがると手綱を引き、「どうどう」とまず大通りに向かいました。

馬は時々道をはずれたり、畑の中に入って草を食べようとしました。

そのたびにエリクソは、手綱を引き「道を走るんだよ」と、馬に気付かせるようにしました。

そして、4マイルほど走ったある農家の庭に、馬は入って行きました。

農夫は驚いて「どうしてここが分かったんだい?」と聞きました。

エリクソンは「私は知りません。でも馬が知っていたんです。私はただ、馬にまたがって、馬が道から外れようとするたびに、馬を道に戻しただけです」と言いました。

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ミルトンエリクソンは「心理療法とは何ですか?」という質問に対し、この“迷い馬”の喩え話をしたそうです。

そしてエリクソンはこう続けました。

『私は心理療法というのは、このようなものだと思うよ』と…。

さて、皆さんはこれを読んでどう思われましたか?

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カウンセリングでお話を聴いていくと、過剰に防衛していた心がやわらかくなって、まず“怒り”を表現するクライアントさんが多くいます。

重い抑うつ状態だったりすると、感情はあまり出てこない、出てきても具体的な想いははっきりせず、ただ涙が出てくるようなつらい状態になります。

ですから、どんな“怒り”であっても表現できるようになってきたこと自体は、心のエネルギーが高まってきた証拠ですし、心が楽になる方向へと動き出したと言えるのです。

両親に対する怒り、自分の置かれていた境遇に対する怒り、会社や上司に対する怒り、などなど。

まず、自分自身を立て直していくためにも、この時点で原因と思われることや災いとなっている対象に対して、自分がそこから心理的に離れていくためにも“怒り”が出てくるのは、当然の心の流れなのかも知れませんね。

その後、怒りがおさまり、心が楽になれればカウンセリングも終結に近づきます。
しかし、怒りがおさまらず心が楽になってこないクライアントさんも多くいます。

そこで、ずっと怒りを持ち続けて被害者でいることは、クライアントさん自身にとっても好ましくないことのため、専門的な聴き方でさらにカウンセリングを進めていきます。

段々と心の力がついて、怒りの対象に対して対峙できるようになってきます。
その事実を主体的に受け止められるようになってきます。

すると、“怒り”に変わって、今度は“悲しみ”が自分の中から湧いてきます。

この時点で悲しくて涙を流すことは、やはりつらい事とは言え、感情が浄化されていく涙になります。そして、そこから心理的に離れ、前へ進んでいく一歩手前であることが多いのです。

このように、抑うつ状態などから感情が出てくる時、まず“怒り”が出てきて、次に“悲しみ”が出てくるという順番があるようです。

つまり、『怒りの感情』の下には『悲しみの感情』があるのです。

付け加えるならば、さらに下には“喜び”や“楽しみ”があるはずです。

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【人間万事塞翁が馬】

今回も有名すぎるほどの故事成語ですが、あえてご紹介します。

まずはお話から…。

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中国の北方に、占いの上手い老人(翁)が住んでいました。

さらに北には“胡”という、恐れられていた異民族が住んでおり、国境には城壁(塞)がありました。

ある日、その老人の所有する馬が、北の“胡”の国の地へ逃げていってしまいました。

馬は良馬で、高価なものだったので、近所の人たちが気の毒がって、老人を慰めに来ました。

ところが、老人は残念がっている様子もなく言いました。

『このことが幸福にならないとも限らないよ。』

すると、しばらく経ったある日、 逃げた老人の馬が“胡”の良馬を何頭も連れて帰ってきました。

そこで近所の人たちが、お祝いを言いに来ましたが、老人は少しも喜ばずに言いました。

『このことが災いにならないとも限らないよ。』

すると、またしばらく経ったある日に、老人の息子がその馬から落ちて、足の骨を折ってしまいました。

そこで近所の人たちが、可愛そうに思い慰めに行くと、老人は平然と言いました。

『このことが幸福にならないとも限らないよ。』

すると、しばらく経ったある日に、“胡”の異民族が国境の城壁(塞)を襲撃してきました。

近くの若者は皆、戦いに行きました。

城壁を何とか守ることができたものの、多くの若者が戦いで亡くなりました。

しかし、老人の息子は足が不自由だったため、戦いに行かずに済み、親子とも無事だったということです。

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解釈は、この世の全てのこと(人間万事)は、塞翁の馬のように幸福や不幸は予想のしようがない、とよく書かれています。

もう少し違った解釈をして見ると、起こった出来事そのものに意味があるのではなく、状況や自分のものの見方という枠組みがあってこそ、意味が生み出されるとも捉えられます。

老人の息子が馬から落ちて骨折した出来事は、戦争という状況に変われば、まったく反対の意味が生み出されました。

老人は占いをしていたのでしょうが、反対の意味が生み出される前から、近所の人たちとは異なるものの見方をしていたのかも知れません。

状況も、自分のものの見方によって意味は変わります。
そして、自分のものの見方という枠組みは、意識的に自分で変えることができます。

枠組みを変えると、出来事の意味が変わります。
意味が変わると気持ちや行動が変わります。

どうせなら、心地の良い気持ちや張り合いのある行動にしたいですよね。

今ある自分のものの見方に固執せずに、柔軟なものの見方ができるようになると、心はかなり楽になるものです。

カウンセリングの場面でも、例えばお子様が不登校になっている問題があるとします。

それも柔軟で別の見方をするば、夫婦が直接ぶつかり合わないように緩衝材の役割を担っていたり…。
嫁姑問題が表面化しないようにストッパーの役割を担っていたり…。

一般的に問題と言われることにも、関係性の中で、大きな価値や役割を発見することもできるのです。

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心理カウンセリングでは、カウンセラーがクライアントさんへ一方的に指示を与えるわけではありません。また、クライアントさんのお話をカウンセラーがただ聴くだけでもありません。

ご一緒にお話しをしながら、カウンセラーとクライアントさんが協同で新しい物語や現実を創造していくのです。

たとえて言うならば、お互いが糸を出し合って、相互の協力で織物を織っていくような感じです。
もちろんカウンセラーの糸は専門知識や経験を含んだものですね。

お話を聴かせてもらったり、話し合ったりしていきますが、最初はどんな織物が織られているのか分からないかも知れません。

しかし、しだいに織り合った生地には新たな模様が現れてくるはずです。

新たな模様は、今まで語られなかった意味を含んだ、クライアントさんの新しい物語や現実です。

この新しい物語や現実は、クライアントさん固有のものであって、人それぞれ異なるものです。どんな生地にどんな模様が現れるのかは、カウンセリングを進めてみないと詳しくは分からないのです。

だから、同じお悩みのクライアントさんでも、決して同じプロセスを通ることはないですし、同じ目標を目指すわけでもないのです。

たとえ同じような目標を目指すとしても、クライアントさんそれぞれにとって微妙に意味合いや価値は違うものなのです。

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今回の心にプラスな物語・言葉は、

“楽観主義”と“楽天主義”の違いについての物語を紹介します。

(アドラー心理学入門 岸見一郎 著より抜粋)

*******************

二匹のカエルの話です。

二匹のカエルがミルクの入ったツボのふちのところで飛び跳ねていました。

すると突然、ミルクの壺に落ちてしまいました。

一匹のカエルは、ああもう駄目だ!と叫んで諦めてしまいました。

そして、ガーガー泣いて何もしないでじっとしているうちに結局溺れて死んでしまいました。

もう一匹のカエルも同じように落ちたのですが、しかし何とかしようと思って、もがいて足を蹴って一生懸命泳ぎました。

すると足の下が固まり出しました。
ミルクがチーズになったのです。

それでピョンとその上に乗って外に飛び出せました。

*******************

楽天主義は、何が起こっても大丈夫、悪いことは起こらない、失敗するはずがないと思うことです。

大丈夫だと思って何もしません。

楽観主義は現実を見据えます。現実をありのままに見て、そこから出発します。

とにかくできることをやろうと思ってできることをする。
とりあえず、できることをして見れば事態は変わる時は変わります。

と紹介されていました。

さて皆さんはどう思われたでしょうか?

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カウンセリングルーム

プロフィール

中村はじめ
1968年生まれ 男性
心理カウンセラー
精神保健福祉士(国家資格)・認定心理士
横浜(個人開業)及び杉並区(メンタルクリニック勤務)を中心に心理カウンセラーとして活動中。

※詳しくはプロフィール

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