Google+ タグ: 思考の記事一覧-横浜こころの森カウンセリング ~ACや抑うつをケアします~

思考の記事

『 緊張しないようにとすればするほど緊張してしまう。』

『 眠ろうとすればするほど目が覚めてしまう。』

『 気にしないようにしようとすればするほど気になってしまう。』

このように何とかしようと努力すればするほど、逆の結果に陥ってしまうということはないでしょうか?

これを心理学では『努力逆転の法則』と言います。

この法則では、以下のように言われています。

“意志の力”と“想像力(イメージ)”が相反したときは、“想像力(イメージ)”が勝つ。
“意志の力”で努力すればするほど“想像力(イメージ)は強くなって、その意志の努力とは反対の結果になる。

あなたも経験から何となくわかるのではないでしょうか?

もしそういった悪循環に長く陥ってしまった時、適当に諦められれば楽になれるのでしょうが、なかなかそうはいかなくなります。

また“逆説的思考”と言って、いわゆる開き直って『緊張するならすれば良い』『眠れないなら一日くらい眠らなくても良い』『気になるなら気にさせておこう』と思えれば楽になれるのでしょうが、これもなかなかそうはいかなくなるものです。

そんな時は、心理的背景として無意識的な不安や葛藤があることが多いです。

ただ、こういう法則があることを頭に入れておくだけでも、あなたは不毛な努力を繰り返していることに気づいて、少しは心が楽になったり変わっていけたりする“きっかけ”になるのではないでしょうか。

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前回は、気分が落ち込んだ時や気持ちに余裕がない時、スランプに陥った時によく陥りがちな2つの思考パターンを紹介しました。

1つ目は、部分的な問題を全体視してしまうパターンです。

たとえば、ひとつの失敗した事を、自分は何もできないダメな人間だとか、自分は全く仕事ができない人間だ、などと考えてしまうことです。

かなり極端に書いてありますが、実際に気分がとても落ち込んでいたりすると、こういった考えしか出てこないことがあります。

次にもう1つは、短期的な問題を永遠と感じてしまうパターンです。

たとえば、苦手でうまくいかなかった事について、自分はもう他人とずっとうまく関われないとか、自分はこの先仕事で認められることはないに違いない、などと考えてしまうことです。

こちらも冷静な時に考えれば極端な思考だと思うでしょうが、やはり心に余裕がない時には似たような考え方しか出てこないことがあります。

誰でも落ち込むことはあるので、こういった思考パターンに陥ってしまうこと自体はある程度仕方ないところがありますが、思考パターンにずっと呑み込まれたままでいる事は良くないですし辛いですよね。

こういった思考パターンを予め知り、もしパターンに陥った際にはひとつのことを全体へ広げてしまっているなとか、先なんて分からないのにずっと続くように感じてしまっているなと客観的に意識できるだけでも、ずっと呑み込まれ続ける状態を回避できるはずです。

やはりなるべく早く抜け出して、心や頭の中の視野を広げて楽になって行きましょう。

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傍目からもイライラしている人が、右側から車が直ぐそこへ来ていることに気が付かずに横断歩道へ入り、もう少しで轢かれそうになったところを以前に見たことがあります。

おそらくイライラしている内容に心や頭が捕らわれて、普段は危ないと気づくはずの近くの車が全く目に入ってこなかったのでしょう。

これと同じように、気分が落ち込んだ時や気持ちに余裕がない時、スランプに陥った時には、心や頭の中でもその視野が狭くなってしまい、コンディションが良い時には難なく気がついたり、柔軟に考えるられることが、全く浮かんでこなかったり、ひどい時には出口が無いような絶望感に襲われることすらあります。

そういった時に、頭の中で出てきすい思考パターンがいくつかあります。

ここではよくある典型的な2つを紹介します。

1つは、部分的な問題を全体視してしまうパターン。
もう1つは、短期的な問題を永遠と感じてしまうパターンです。

これらのパターンの詳しくは、また次回に書きたいと思います。

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前回は、生きづらさを抱えている人の中に、「どうせ私なんか」という想いや観念が強い人がいること、またその心理的要因について述べました。

「どうせ私なんか」という想いや観念は、決して納得していないネガティヴな諦めです。

それは当然なことで、たとえ生育過程でプラスのストロークや愛情を貰える機会が極端に少なかったとしても、誰でも本当は与えられる存在であり、受ける資格がある存在だからです。

しかし、ずっとそのような環境の中にいると、「どうせ私なんか」という想いや観念はいつの間にか強まってしまいます。

そして今度は、たとえプラスのストロークや愛情を与えられる機会があっても、受け取ることがうまくできなくなります。

受け取り方もよく分からないのです。

気が付かなかったり、実感がなかったり、何だか心地が悪く自ら拒否してしまうようなこともあります。

カウンセリングではそこをサポートしていくのですが、まずは意識してプラスのストロークや愛情を受け取る練習をしていくことが大切です。

日常の挨拶や会話の中にも、小さくてもそういった機会は多くあるものです。

そして、やがて「どうせ私なんか」を「私だって」に変えていけると良いですね。

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生きづらさを抱えている人の中に、「どうせ私なんか」という想いが強い人がいます。

カウンセリングでお話を聴いていくと、「どうせ私なんか」という前提のもとに自分の考えを話したり、実際にそのようになるようなエピソードを繰り返している人がいるのです。

その想いや観念を意識できている人もいますが、無意識にそういった想いや観念が流れていて、よく気が付かずに翻弄されているケースもあります。

褒められることが無く怒られてばかりで育ったり、肯定されることが少なく否定ばかりされてきた人に多い傾向があります。

プラスのストロークや愛情をずっと与えられないと、それが当たり前になってしまい、私はそういったエネルギーを貰えない存在とか、受ける資格が無い存在と自分を捉えてくるのかも知れません。

そうすると、前述した「どうせ私なんか」という想いとして現れてくるのでしょう。

(次回へ続く)

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前回(コミュニケーションのズレによるストレス)は、コミュニケーションがズレていることに気付かないままストレスを抱え、それを繰り返し習慣になることで、夫婦や家族の関係性に大きな影響を与えることがある話をしました。

今回は、そういったケースでよくある具体例を挙げて見ます。

ご夫婦やカップルでよくあるのは、女性がとにかく聞いて気持ちを受け止めて欲しい、内容の良い悪いは関係無く自分の味方になって欲しい一方、男性は良い悪いの判断をしてしまう、解決方法などアドバイスをしてしまう。

子供がご両親に対して、できないことや失敗したこと弱いところも含め、自分のあるがままを認めて欲しいのに、つまり全体性をあたたかく包み込むような母性を求めているのに、もっと頑張れとか強くなれとか、何でできないのかと結果的には責めてしまう。

ご主人様が優し過ぎて、常に奥様に合わせてしまったり、奥様の方が負けられない性格で強く、やはりご主人様が必要以上に合わせてしまうといったケースでは、奥様は本当はご主人様に頼りになるような言動をして欲しいのに、つまり父性を発揮して欲しいのに、ご主人様は気付かずに奥様に合わせる言動を繰り返してしまい、奥様は何だか寂しいとかイライラする。

こういった例がよく認められます。

以上のようなコミュニケーションのズレは、たまになら問題はないでしょうが、繰り返して習慣になると、お互いの関係性に決定的な影響を与えかねません。

習慣となっているコミュニケーションは直ぐに変えられないところがありますし、当事者同士では話し合えないところもあると思いますが、心当たりがあったらお互い意識して変えて見て下さい。

もちろんカウンセリングでは、最初お互いの間に入ってコミュニケーションや関係性を調整していくサポートをすることができます。

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カウンセリングでご夫婦やご家族の話を聞いていくと、お互い求めているコミュニケーションがズレていることに気付かないまま、それを繰り返してストレスを抱えていることがよくあります。

日常のコミュニケーションは繰り返し習慣となって、夫婦や家族の関係性に大きな影響を与えます。

実際のカウンセリングでは、分かってもらえないとか、頼りにできないとか、一緒という感じがしないとか、何だか話しているとイライラするといった訴えになってきます。

そこで、お互いの具体的なコミュニケーションを聴いていくと…

感情レベルの会話と思考レベルの会話とで、どちらか分かっていなくて受け応えが食い違っている

とにかく気持ちを受け止めて欲しいのか、アドバイスまで求めているのかで食い違って、気持ちがいつもスッキリしない

母性的なものを求めている会話なのか、父性的なものを求めている会話なのかで食い違い、安心できなかったり、頼りにならなかったりする

自己表現が苦手だったり、負い目を感じ過ぎていたりすると、回りくどい表現になって、いつも意見や結論が見えてこなくてストレスになる

などが、実際のコミュニケーションのズレのよくある例として挙げられます。

次回は、さらに具体的な例を挙げて見て行きましょう。

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『勉強を頑張ろうと確かに思っているのに、何故かやる気が起きない。』

『ギャンブルをやめようと思っているのに、気が付くとまたやってしまっている。』

あなたにもこのように、意識で思っている自分と実際の自分とが食い違ってしまうことはないでしょうか?

意識と無意識(普段意識できにくい心)は、“騎手と馬”によくたとえられます。

騎手(意識)と馬(無意識)の行きたい方向が同じなら、スムーズに事は運ぶでしょう。

しかし、もし騎手(意識)が右方向に、馬(無意識)は左方向へ行きたかったら、思うようにならないあなたを感じるでしょう。

そんな時は馬である無意識の方が力が強いので、おそらくどうにもならないはずです。

そしてどうにもならない馬を、騎手がムチを打ってどうにかしようとすればするほど、心身のエネルギーばかり消耗しますが、かえって上手くいかない悪循環になってしまうことが多いのです。

またそんな時には、思い通りにならない自分を情けなく思い過ぎたり、責め過ぎたり、嫌がり過ぎたりしていることも多いはずです。

ではこんな時、どうしたらあなたは少しでも楽になれるのでしょうか?

それは、とりあえず意識で何とかしようとする自分をあきらめて(明らかに認めて)、馬である無意識の気持ちを感じてみると良いでしょう。

普段意識できにくい心が無意識ですから、簡単には馬がどう思っているのかは分からないかも知れません。

しかし、少なくとも馬の方は騎手が自分を無理に動かそうとするのではなく、『あれ?自分の気持ちを聞いてくれるのかな?』と感じてあまり反発しなくなるかも知れません。

もし馬の気持ちを感じられたら、ひょとしたら『もう少し遊んで満足したら勉強しても良いと思っている馬』がいたり、『ギャンブルでも何でもいいから、すがっていないといられないすごく寂しい馬』がいたりするかも知れませんよ。

どんな気持ちの馬がいるかは人それぞれですが…。

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~今回は、心にプラスな物語・言葉です。~

ある本に書いてあった“天国と地獄”の話です。

あまり気持ちの良い話ではありませんが…

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

地獄には大きなテーブルがあり、その上にはご馳走が並んでいます。

人々はその周りの椅子に座っているのですが、左手は椅子に椅子に縛られ、右手は長いひしゃくが縛られています。

人々はひしゃくでテーブルの上のご馳走をとることはできますが、それを口に入れようとすると、ひしゃくが長すぎて口に入りません。

人々はお腹がペコペコで気が立つあまり、ひしゃくを振り回し、周りの人にぶつけています。
人々は食事どころではなく、ひしゃくをぶつけながら互いに罵り合っていました。

一方、天国では、地獄と違って和やかな雰囲気で人々は食事をしています。

でもよく見ると、環境は地獄とまったく同じです。
大きなテーブルに、その上に並んだご馳走。

人々はテーブルの周りの椅子に座り、地獄の人々と同じように左手を椅子に縛られ、右手には長いひしゃくが縛られています。

でも、雰囲気は地獄と違って和やかで、人々は食事をちゃんとしています。
何が違うのでしょう?

違いは人々の行動でした。

自分のひしゃくですくったご馳走は自分では食べられませんが、それを他の人に食べさせてあげているのです。
そして自分が食べたくなったときには、その他の人が食事をひしゃくで取って食べさせてくれるのです。

( 『絶妙な聞き方の技術』 あとがきより出典 宇都出 雅巳 著 )

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

内容からなのか、なかなか強烈な印象を与える話ですね。
さて、皆様はどう捉えたでしょうか?

私は、縛られている苦痛があるだけで天国ではないのでは?と思いました。

しかし、もし縛られていること=人間や個人の生い立ちなどの宿命、と考えてみると、世の中や人間関係というのはこの話のような世界かも?とも思いました。

環境が同じでも、何か?が違えば、天国にでも地獄にでも世界は変わるようです。

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少し前に、思考レベルと感情レベルで『分かる』ことの違いについて書きました。

カウンセリングの内容はよく理解されないことが多いのですが、その大きな一つにこの“感情レベルで分かっていく”こと、“腑に落としていく”ことがあるのです。

それによって言動や習慣、自分自身を実際に変えていくのですから、そのプロセスは思った以上に地道な作業の繰り返しを含みます。

しかし、それを繰り返すことで確実に自分の基盤の部分が変わってきます。

ですから、できれば“思考レベル”の頭ですぐ判断せずに、都合の良い間隔で構わないので、定期的にカウンセリングを続けて頂くときちんとした効果が出るはずです。

実際、楽に変われる人や結果的に早く変われる人は、定期的にお話をしながら地道なプロセスを経ていくことが多いです。

とは言え、なるべく早く楽に変われるようにアプローチするため、私も日々努力しています。

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『分かる』ということには、“思考レベル”と“感情レベル”の次元があります。

“思考レベル”で分かるとは、文字通り頭の中で考えて理解する次元になります。

“感情レベル”で分かるとは、心の深い部分に落とし込んで理解し、実際に言動や習慣が変わってくるような、いわゆる腑に落ちてくる次元になります。

本やHPで情報や知識を得て、思考レベルの頭で理解しても、自分は実際にはほとんど変わっていないことはよくあるでしょう。

たとえ変わっても一時的で、直ぐに自分が元に戻ってしまうことが多いのも同じで、
“感情レベル”では本当は分かっていない、腑に落ちて分かっていないのだと思います。

次回は、その『分かる』という事とカウンセリングについて書きます。

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「仕事で人が大勢いる部署に転属になったら、何だか周りから責められているような感じがしてきて怖くなってきた。だから他人の視線が怖いんです。」

「大学生になった頃から突然、自分の言葉遣いや服装がこれで良いのか気になり出し、親に大丈夫か何回も確認するようになって苦しい。」

これを聞いた親や周りの人は、

「大丈夫よ。誰も責めてなんかいないし、あなたの事をよく見てなんかいないから。」

「大丈夫よ。何もおかしくないから自信を持ちなさい。そんなに他人は気にしていないんだから。」

等とアドバイスを返すことが多いでしょう。

実際に、アドバイスされたような“現実”が本当のところなのでしょうが、上記のようなお悩みがこじれている場合だと、本人はそういったアドバイスでは納得がいきませんし、実際に怖かったり気になったりすることは何も解消されないのです。

それは、本人が訴えていることが“現実”としてどうなのかとは別次元で、自分自身の心の中の現実=“心的現実”として、言わば心の中のイメージとして事実のように本当に感じていて、またその人の心の深層に関わっていることだからです。

たとえば上述の例では、

人が大勢いる部署への転属を機に、実はほとんど自己主張ができなかった人が、自分自身の主体性を試されるようになり、それが他人の視線に投影して怖くなっているのかも知れませんし…。

大学生になってアイデンティティーを確立していく際に、以前から持っている強い劣等感や依存的な傾向が影響し、服装や言葉遣いといった外的基準に代償的にこだわるようになっているのかも知れませんし…。

そういった心の深層がイメージとして“現実”に投影され、“心的現実”を生きざるを得なくなっているのです。

その人の“心的現実”を深く理解し、その内容をきちんと受け止めて聴いていくには、心理カウンセラーが身に付けた専門的な知識と聴き方が必要になってくるのです。

(※この例は、実際によくある例を私が分かりやすく創造したもので、決して個人的な内容ではありません。)

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前回は、“強い不安にのみこまれてしまい、その状態から抜け出せず苦しい”というお悩みについて書きましたが、今回は続きになります。

「不安にのみこまれて苦しい」というお悩みのベースにある心のテーマは、他人主体の在り方で自分をまだ確立しきれていなかったり、依存と自立の葛藤が心の奥底にあったり、それは相応の時間をかけてカウンセリングしていく必要があります。

ただ、意識的になるべく不安のイメージを膨らませない、イメージの世界から一旦でも抜け出す努力や工夫は日常的にすることはできますし、なるべく練習していって欲しいですね。

何とか安心しようと脳は次から次へと答えを出そうと考えていくので、現実には起こっていないネガティブなことまで想像してストーリーを作り出し、妄想のような現実離れをどんどん起こしていきます。

もしくは同じところをグルグル回って考えて、さらに不安を大きくさせていくといった、これらがお化けのように不安のイメージを膨らませている状態とも言えます。

ですから具体的には、不安が強い時は最初は難しいものの、こういった循環に気づいて一旦考えるのを止める、それでもおそらくまた不安な考えが出てくると思いますが、自分なりの工夫をしてまた止める練習をして欲しいです。
(その人に合った工夫はカウンセリングでも一緒に話し合っていきます。)

サポートがあるとやはり有効で、分かってくれる人に話を聞いてもらったり、カウンセリングで話していくだけでも感情が流れ、膨らんだイメージから一旦抜け出して、現実に近い程度の不安になることは実際よくあります。
(適切な対応をアドバイスしてもらったり、他の可能性を示してもらったりして、心や思考の認知を広げることもできます。)

まずは不安なイメージにのみこまれていることに気づく、サポートを受けながら一旦イメージの世界から抜け出す努力や工夫をしていくことを繰り返すことによって、またベースにあるテーマとも向き合っていくことによって、強い不安に対して凌駕されない心の力をつけることはできるはずです。

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強い不安にのみこまれてしまい、その状態から抜け出せず苦しい、というご相談はカウンセリングでは多くあります。

その不安とは、怒られるのではないか?認められないのではないか?嫌われるのではないか?見捨てられるのではないか?など人それぞれです。

不安にのみこまれると、何とか安心しようと脳はフル回転で答えを考え出そうとするので、ものすごく疲れてしまいます。

しかも焦っているので心の視野が極端に狭くなり、落ち着いている時なら難なく分かる対応や答えが見つからず、またとりあえず棚上げすることもできません。
同じことをグルグル回って考えたり、行動が空回りしたりして、さらに状況を悪化させてしまうこともあります。

「のみこまれる」と表現しましたが、これは心の中でお化けのように大きく膨らんだ不安のイメージに自分自身が取り込まれ、完全に凌駕されてどうにもならない状態です。

しかし、これはあくまでも心の中の大きく膨らんだイメージの世界であって、現実はイメージより小さな事実のはずですし、とりあえず棚上げしたり、適切に対応したりすれば何とかなることが多いはずです。

と言って、ご相談にお見えになる人の不安なイメージの力はとても強力だったり、そのイメージの世界に凌駕されない心の力がまだ弱かったりするので、同じようなパターンにハマるといつも不安になって苦しんでしまうのです。

※ 次回へつづく

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過去の失敗や出来事に囚われて苦しんでいる人が、カウンセリングには多くお見えになります。

カウンセリングでは、クライアントさんそれぞれの事情や心のテーマをよく聴きながら、その囚われから解放されて心が楽になるように進めていきますが、ここでは過去と未来に関する時間感覚の捉え方のお話をします。

成功哲学の本や、成功している経営者の体験本、また脳機能科学についての本にもよく書かれているお話です。

それは、時間は「過去から未来」ではなく、【未来から過去】に流れているという考え方です。

一般的に、私たちは過去から未来への流れに乗って時間を移動しているという考え方(モデル)を持っている人が多いと思います。

しかし、【時間は未来から過去に流れている】という考え方(モデル)では、私たちは定点に居て、未来から過去へ向かっている流れの中にいるとします。

実際にどうなのかは証明できないのでしょうが、こういった考え方(モデル)を自分が選ぶことによって、過去の囚われから解放されやすくなり、未来をコントロールできる可能性をより感じて、とても前向きで未来志向な自分になれることは確かだと思います。

まず、【時間は未来から過去に流れている】という考え方(モデル)では、過去はどんどんと後ろの方へと遠ざかっていくものであって、執着する価値のないことだという感覚が大きくなります。

また、未来に対して目標を持つこと、なりたい自分をきちんとイメージすること、そして行動に変える具体的な計画を立てることによって、カラーバス効果と呼ばれる、未来をコントロールできる感覚を持つことができるようになってきます。

ここでのカラーバス効果の意味とは、未来から過去へ流れる時間の中で、未来から文字通り色々なカラーボールが流れてくるとします。

明確な目標や“なりたい自分”へのイメージがなく、自分の未来に対して受け身的だと、ただその瞬間に必要だったり、好みだったりするボールを受け取って(選択して)いることになります。

しかし、未来志向になって、明確な目標や“なりたい自分”のイメージを持ち、そして行動していくと、自分の描く未来に必要かつ大切なカラーのボールに気付きやすくなり、それを主体的に選択して受け取っていくことができるようになっていきます。

つまり、心の無意識の潜在能力を利用することができるのです。

自分の心身を自己コントロールできる感覚が大きくなると、心はより充足してくるものです。
【時間は未来から過去に流れている】という考え方(モデル)を選んでみるメリットは大きいと思います。

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カウンセリングルーム

プロフィール

中村はじめ
1968年生まれ 男性
心理カウンセラー
精神保健福祉士(国家資格)・認定心理士
横浜(個人開業)及び杉並区(メンタルクリニック勤務)を中心に心理カウンセラーとして活動中。

※詳しくはプロフィール

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