Google+ タグ: 怒りの記事一覧-横浜こころの森カウンセリング ~ACや抑うつをケアします~

怒りの記事

~今回は、心にプラスな物語・言葉です。~

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【3人の石切り職人】という寓話があります。

昔、一人の旅人が、ある町を通りかかりました。
そこで、石を運んでいる石切り職人に出会いました。

その仕事に興味を持った旅人は、1人目の石切職人に尋ねました。
「あなたは、何をしているのですか?」

その問いに対して、石切り職人は、何を当たり前の事を聞くのだと、つまらなそうな顔をしてぶっきらぼうに答えました。
「見りゃわかるだろう、石を運んでいるんだ!お金を稼ぐためさ!」

とてもイライラした表情でした。

さらに、歩いていると、また別の石切り職人が石を運んでいました。

旅人は、2人目の石切職人にも、同じ事を尋ねました。
「あなたは、何をしているのですか?」

その問いに対して、今度の石切り職人は汗を拭いながら、たんたんと答えました。
「この石で壁を作っているのです」

無表情だったが、さっきの人と違ってイライラした表情ではありませんでした。

そして、旅人はしばらくして、また石を運んでいる石切り職人に出会いました。

旅人は、3人目の石切職人にも、同じ事を尋ねました。
「あなたは、何をしているのですか?」

その問いに対して、今度の石切り職人は目を輝かせ、とても嬉しそうに張りのある声でこう答えました。

「人々の心の安らぎの場となる『新しい教会』を作っているのです。 私は、その素晴らしい教会を夢見て、石を切り出しているのです。」

その人は、動作がきびきびとして、とても希望に満ちた表情をしていました。

(たしか P.F.ドラッカーの経営論の中で語られていました。多少、私が都合よく改変しています。)

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この寓話のように、同じことをしていても、自分自身がモチベーション(動機付け/意味合いや価値観も含む)を何につなげるかによって、気持ちや行動は違ってきます。

どうせなら気持ち良くかったり、行動に張り合いが持てたりする方が良いですよね。

私たちは権利を得るためなどに、義務を果たさなければいけないことも多いですね。

しかし、自分自身にとってプラスになるモチベーション(動機付け/意味合いや価値観も含む)の枠組みを、私たちは主体的・創造的に選ぶこともできるのです。

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あなたは、映画『ゆれる』をご覧になったことがありますか?

この映画は、主に男兄弟の兄弟間葛藤を衝撃的に描いている作品です。
オダギリジョー・香川照之演じる男兄弟の人生の葛藤が、すばらしい演技力と監督力でこちらの心をグラグラと揺さぶってきます。

文字通り、真実がゆれる。現実がゆれる。関係性がゆれる。二人の心がゆれる。人生がゆれるのです。真の意味での客観なんて存在しない!と思い知らされます。

カウンセリングでも、兄弟・姉妹間の葛藤がクライエントさんの心のテーマになっている場面によく遭遇します。ある意味、映画と同じように『ゆれる心』に一緒に寄り添っていくのです。

しかし、同じ兄弟間葛藤でも女姉妹のケースがずっと多く、しかもこじれてしまっていることが多いと感じます。
それは、私が男性カウンセラーという理由からかも知れませんが…。

また、双子さんの間の心的葛藤が要因になっているお悩みも多いケースですね。

カウンセリングでは、兄弟・姉妹間の葛藤が関係するお悩みにもアプローチすることができます。

DVD『ゆれる』 お勧めです。
下にリンクを貼りました。

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自分のことがよく分からない人、自分の気持ちや感情がいつもぼやけている人は、自己洞察してみる習慣が有効に働きます。

イライラや怒りばかりが出やすい人も、その下にはもっと素直な感情が隠されていることが多いので、自己洞察ができるようになると、もっと深い自分の気持ちや感情の動きが分かるようになります。

自己洞察すると言うのは、心の中に穴を掘ってそこでじっとして、自分の気持ちや感情の動きを観察するとか感じるようなイメージになります。

余裕がある時でいいので、イライラや落ち込みといった気持ちの波にのみ込まれないように一旦距離を置いて、その源泉にはどんな気持ちや感情があるのかを意識的にじっと観察する、または感じて見ましょう。

抑圧が強かったりすると、直ぐには分からなかったり感じられなかったりしますが、意識して練習を繰り返していけば、最初は何となくこんな気持ちかな?と、次第にピントが合ってきてはっきりと、段階的に認識できるようになってくるはずです。

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あなたにも、こんなことがないでしょうか?

友人の許せない部分を指摘したいのにずっとできないでいると、もうその友人に会いたくなくなったり…。またそんな風に思ってしまう自分を嫌いになったり…。

職場で嫌なことを頼まれて断れないことが続くと、頼んでくる相手をすごく嫌いになったり…。そういう職場自体が自分に合わない環境と感じたり…。

でも思い切って、指摘したり、断ったり、意見を言ったり、NOと言ったりと…

自分が本当に言いたいことを表現できると、気持ちや心が楽になって、今まで感じていた認識そのものも楽な方向に変わることがあります。

初めは状況や環境や相手そのものがストレスになっていると感じることでも、言いたい事を自分が表現できた後になると、『自分が表現していなかったこと、できなかったことによるストレスが意外と大きかったんだ』と感じる経験をされた人も多いでしょう。

しかし、ずっと表現しない又はできない環境にあった人にとっては、今までしたことがないのですから自分の言いたいことを表現することはとても難しいことです。

長い間言いたいことを抑えてきた人にとっては、表現すること自体がものすごく怖かったり、言い方がよく分からなかったり、表現すると言い過ぎてしまうのではと不安だったり…。

言いたいことを伝えること自体が、とても難しく苦しいことになります。

カウンセリングでは、そういった背景にある無理もない事情に共感しながら、ご一緒に話し合いながら楽になる方向へとサポートを進めていきます。

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 ローマへの道
 萩尾望都 著

自分と向き合い、他者と向き合い、
過去の真実や物語を捉え直せると、
あなたの滞っていた心のエネルギーは流れ出し、

表現が変わります。

関係性が変わります。

そして、人生が変わり始めます。

とても深いストーリーでお勧めです。

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あなたは怒りや不満や憎しみといった、いわゆるネガティブと言われる感情をどうしていますか?

こういった感情が湧いてくると、自分でも気分が悪くなります。
また、他人にそのままぶつけてしまえば、それもお互い気分が悪くなります。

困ったものですね。

Aさんは真面目で、仕事場でも家庭でもとても穏やかな人です。
(Aさんは、わかりやすく説明するための架空の人物です。)

今までAさんは人前でほとんど嫌な顔をしたり、ネガティブな感情を表現したりしたことはありません。でも最近は、心の中では怒りや不満や憎しみといった感情がふつふつと湧くようになってきました。

今までは意識的にそういった感情を抑えられたのに、どうにも抑えられずに心のバランスがとれなくなってきました。そして、様々な症状が出るようになりカウンセリングにお見えになったのです。

お話を聴くと、ご両親や周りの人達も同じようにそういった感情表現をする人は少なく、Aさんは心の中にそんな感情が強くあってはいけないと思っていました。

ですから、それを表現するなんて考えたこともなく育ってきたのです。

ご一緒にお話していくうちに、心が守られているカウンセリングの場では少しずつ怒りや不満や憎しみを表現できるようになっていきました。
また、そういった感情を自分自身でも少しずつ受け止められるようになっていきました。

そして、日常の場ではAさんなりに工夫をされて、感情が溜まってくるとメモ用紙に書き出して(吐き出して)破り捨てるという行為を意識的にするようにしたのです。
そうすることによって、自分の感情が流れて気分がすっきりしてくるのを段々と実感されていったのです。

それにつれて悩まされていた様々な症状も、Aさんから消え去っていきました。

そもそも怒りや不満や憎しみは、あなたや他人に何も悪さをするために出てくるわけではありません。ただ感じたまま、自然に湧き出てくる感情です。

また、ネガティブとレッテルを貼られることが多いですが、そのレッテルも頭の思考レベルでつけたものです。ですから、自然に出てくる感情そのものにはネガティブもポジティブもないはずです。

それにあなたが心の中でどう感じようと、誰に迷惑をかけてもいないですよね。

自然に湧き出てきた感情は、水が自然に上流から下流にながれていくように、心の中をそのまま自由に流せていければ、あなたは楽でいられるのです。

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少し前の記事【依存するのはいけないこと?】で、依存するのは悪いことで早く自立しないといけない…、自立できていない自分はダメだ…、と話すクライアントさんがカウンセリングでは多くいることを書きました。

必要な時に他人に頼ったり、適度に甘えたりするような健全な依存に対しても、否定的であったり抵抗があったりする心理的背景の一つに、勝ち負けの世界にとてもだわっていて、上手に負けられない、負けるのが嫌だという心理があります。

そして、そのこだわりや強い想いが、結果的に自分自身を苦しめていることが多くあるのです。

勝ち負けの世界にこだわっていない人は、他人に頼ったり甘えたりすることが、イコール負けだとは感じても思ってもいません。

しかし、そこにこだわりがある人は、実際に「負けるような感じがして嫌です!」とか、「すごく抵抗があってできません!」と話すのです。

どうして勝ち負けの世界にこだわるようになって、そんなに負けるのが嫌なのかは人それぞれですが、お話を聞いていくとそこには過去の経験からの大きな感情のしこりがあるものです。

カウンセリングでは、そういった深い心理をよく聴きながら、クライアントさんが楽になる方向へと一緒にセッションを進めていきます。

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心理カウンセリングでは、ご家族のお悩みはよくあるご相談です。

ご家族でお見えになる場合、お子様に症状やお悩みがあって、ご両親様と共にお見えになるケースがよくあります。

そして、お話を聴くと心の奥底に、ご両親様が自分達の責任で子供がこのようになったのではないかと、自らを必要以上に責めていることがよくあります。

日本では昔から「子どもが問題を起こす責任は、親の育て方にある」という独断的な風潮があります。

実際には特定の誰かのせいではなく、様々な要因が重なって問題が起こり、さらにその問題が悪循環の中で固定化されるものです。

場合によっては、家族の成員それぞれの善意の言動にも関わらず、家族関係の中で誤解やコミュニケーションのズレが生じて、問題に至ってしまうことすらあるのです。

例えば、親が子供を傷つけないようにと、あえて触れないようにしていた話があることが、子供にとっては逆に水臭い関係を意識してしまい苦しみ、その事が他の問題と絡み合って不登校という大きな問題に発展してしまったり…。

ですから、何とか解決しようとする気持ちはもちろん大切ですが、必要以上に原因探しや悪者探しをする必要はないのです。

たとえ原因がはっきりわかったとしても、その原因を絶てば解決するような単純な話ではなかったり、問題の解決の方法はまったく別のところにあったりすることもあります。

ご両親様が責任を感じ過ぎて苦しくなり、子供に本当の気持ちを伝えられなくなっていることが、むしろお子様の状態や家族関係を硬直させてしまうという悪影響を作り出し、問題を拗らせてしまっていることも多いのです。

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心理テストの結果を見て、攻撃性や敵意の項目が高い数値だと、それを悪いイメージに捉える人がいます。

しかし、攻撃性や怒りはあなたにとって大切な心的エネルギーなのです。

問題はそのエネルギーの使い方にあります。

場にそぐわず怒ったり他人を攻撃したりすれば人間関係を壊し、ひいては自分自身の身を滅ぼしかねませんね。

また、自分を攻撃する方向へと使っても、自分がつらくなるばかりです。

一方で、そのエネルギーを“自分を活かすエネルギー”へと昇華できてくると、自他共に不必要に責めることなく、建設的・積極的な方向へとエネルギーを回せるようになってきます。

攻撃性や怒りとは、“自分を活かしていくエネルギー”の源泉なのです。

例えば、赤ちゃんがものすごく泣くのも、心理的には不快なものを排出しようと必死に攻撃している姿とも言われています。

また、食べることや性的行為も攻撃性がエネルギーの源泉とも言われます。

よく怒ったり攻撃性が強い方は、生物的に持っているエネルギーが強いことが多いのです。

もし、そのエネルギーを上手にコントロールできるようになったり、高い次元の“自分を活かすエネルギー”に昇華できてくると、建設的・積極的な方向へあなたの人生も変わってくるはずです。

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今回はテーマ【心にプラスな本】になります。

『鏡の法則』 野口嘉則著
 
あなたの人生はあなたの心を映し出した鏡である。
だから、原因はあなたの心の中にある。

・親などのキーパーソンとの関係は、現在の様々な人間関係に投影されていること

・相手や状況が変わってくれることばかりを期待しても、なかなか問題は根本的に解消しないこと

・自分と向き合い、悩みが解消されてきた時に、大切なことを気づかせてくれるために起こったのだと感じること

・お悩みの根本的な解消には、感謝の気持ちと自分や他人を許すことが鍵となること

・怒りや憎しみなどの感情の下には、傷ついた自分がいるものの、その自分とつながることには自ら怖れを持っていること

・勇気をもって自分と向き合い、傷ついた自分とその事実を受け止めることによって、心は癒されていくこと

など、心理カウンセリングとも共通して、お悩みが解消されていくプロセスが物語(実話?)として表現されている素晴らしい本です。

同じテーマで書かれている、『3つの真実』 野口嘉則著 もお勧めです。

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暴力・暴言や無関心といった明らかに問題と分かる環境で育った人がいます。

一方、親から愛情は確かにあるものの、過剰に心配されたり世話を焼かれたり、と言った過干渉にされて育った人もよくカウンセリングへご相談にお見えになります。

他人の期待や感情に縛られて、自主性をうまく発揮できず対人関係に難を抱えながら、自分を楽に生きれないというお悩みがほとんどです。

過干渉にされてしまうと、どこまでが真の愛情で、どこからが過剰なのか見極めがつかず心は混乱します。過剰な部分は執着的な愛情に感じます。

また過剰に世話を焼かれてしまうと、自分でやりたい事・やった方が良い事をする機会を失ってしまうので、どうしても必要以上に依存的になってしまったり、自分で何かやろうとしても怖いイメージが出てくるようになります。

適度に冒険をして自主的に生きる機会を失っていくので、過干渉は結果的には「自分を生きてはいけない」というメッセージとなってしまいます。

ですから、自分を生きようとすると罪悪感が強く出てくることもあります。

そういった内容をよく聴きながらカウンセリングを進めていくのですが、他人の期待や感情を優先し過ぎていないか、そして自分自身の本当の欲求や感情は何なのかを、まず意識していくことが大切になります。

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「ついカッとなってしまったり。」
「いつも一言多かったり。」
「必要以上に人に頼り過ぎてしまったり。」
・・・・・

その結果、トラブルを引き起こし人間関係がうまくいかない人がいます。
そして、そのような行為を繰り返すことによって、そんな自分自身も傷ついているのです。

そのような行為が人間関係を悪くしていると、頭では十分わかっているのでしょう。
しかし、繰り返すことによって、他人との心理的距離がどんどん開いてしまいます。

他人からの評価もどんどん下がっていきます。
その事が、さらに欲求不満を募らせ、また同じ行為を繰り返すという悪循環を招いてしまう結果になるのです。

心の中で自分がどう思おうと、どう感じようと、つまり内的体験は自由で良いと思います。

しかし、行動には責任が伴なってきます。
ですから、社会的には同じようなわけにはいかないものです。

ここで、『だからその行動を変えるように!』と頭ごなしに言われても、自分自身がすでに良くない行為と思いながら止められないのですから、強く責められた感じがしてかえって変えたくなくなるのが人情です。

それに、悪循環からの脱出方法が分からないのですから仕方がありません。

そこで、その悪循環からの脱出方法のひとつを紹介します

『それはまず、まるで鳥のようにあなたを上空から見ている、もう一人のあなた自身をイメージします。そして、行動を意識的に変えて見て、周りの反応や自分の気持ちや態度を上空から見ているあなた自身が客観的に観察してみるのです。』

そもそも「その行動を変えるように!」というアドバイスは、行動そのものに焦点を当てていて、そういう行動をとる人格を否定なんかしていないのです。

感情的になってしまうと、どうしてもそこを混同してしまいがちですね。

実は、行動は湧き出てくる感情と比べて、コントロールしやすいのです。

ですからこの脱出方法では、行動を意識的にまず変えることによって、あなたは何が変わるのかを観察し、感情的な行為のコントロール感覚を体験することが目的なのです。

あなたは悪循環に陥り、トラブルを起こしてしまう行為にまるで操られているかのようになっているので、「あなたの中にある本当の自分は評価されていないですよ。その分、すごく損をしていますよ。だから、そこからまず解放されて本当の自分を少しずつ表現できるようにしていきましょう。」という視点からのアプローチです。

つまり、まず行動を意識的に変えて、少しでも自分をコントロールできる感覚を体験して欲しいのです。今までと違ったあなたなりの成功体験を味わって欲しいのです。

「ちょっとだけどできた」「少し変われた」「周りの人たちの反応も何だか変わって良くなった」「その場を少し楽しめた」という体験です。

意識的に行動を変えることに、心理的抵抗がある人もいるかも知れません。

そんな人は、自分が俳優や女優になったつもりで、演技しながらやってみると抵抗が薄れて良いでしょう。それなら、楽しみながらできる人も多いです。

心の中にある本当の自分を表現できない・評価されないのは、やはり残念なことですから、良かったら試して見て下さい。

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本当は不安で落ち着かないのに、自分自身でそれを自覚できずに、相手に対してイライラや怒りをぶつけてしまい、いつも関係がうまく行かなくなる人がいます。

権威的な男性に当てはまるケースもありますが、カウンセリングでは圧倒的に女性が多いように感じます。

心理的背景には、素直な感情を表現したり受け止めてもらう機会が生育過程で少なかったり、勝ち負けの世界に生きていて素直に表現できなかったり、依存することに否定的な観念を持っていると弱さを見せられなかったりすることがあります。

アダルトチルドレンの場合は、その不安が強い見捨てられ不安であることも多く、結果として相手を過度にコントロールしようとしてしまう人もいます。

本当は不安なのに違う表現をしてしまうのですから、相手はよく理解できません。
また、誤解されることも多く関係がうまくいかずに自分も自信を失ってしまい、さらに不安になってイライラや怒りで表現してしまうという悪循環になってしまいがちです。

カウンセリングではそれぞれの心理的背景を考えながら、まずはカウンセリングの場で素直な感情表現ができるようになってくることを目指します。

また、外の世界でも段々とうまく表現できるようになってくれば、相手との関係性は良くなり、自分ももっと楽に生きられるようになるはずです。

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今日は前回に書いた、【怒ると叱るは違う】についての気になったニュースを書きます。

以前ある番組でシンクロナイズドスイミング指導者の井村雅代さんの指導方法について紹介されていました。

その中のインタビューで井村さんはこんなことを仰っていました。

選手を叱る時に厳守している「叱る絶対3点セット」があると。

それは…

① 叱る相手の悪いところを具体的にしっかりと指摘する。

② その悪いところを改善する方法を指導する。

③そこが直ったかどうか、OKかNGかをきちんと伝える。

だそうです。

つい感情的にただ怒ってしまう事が多い中で、ここまで実際に実践されている上司や指導教育担当者は中々いないと思います。

とくに最後の本人へのフィードバックまで責任を持って実践できれば、お互い気持ち良く成長できるでしょうね。

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イライラして子供に対して怒りをぶつけてしまったり、部下へ感情的に言い過ぎてしまったりして、後で自己嫌悪になる話はカウンセリングでよく出てきます。

「怒り」というのは、自分が掲げている目標と現状との間に大きなギャップがあり、そのギャップを埋めるための打つ手が見つからない時に出る感情だと本で読んだことがあります。

怒りをぶつけたところで一時的な発散にはなるのでしょうが、根本的に何も解決しない事は多いですね。

怒りをぶつけられた相手は、萎縮して自由な行動が取れなくなり、むしろ悪循環に陥る事が多いです。

子供に対してひどく怒ってしまった後は素直に謝り、こういう理由で怒ったと説明すれば、子供が自分のせいとか自分が悪いからだと思う事を防ぐことができます。

「叱る」は、相手の行動を改善する必要がある時、それを指摘あるいは要求する行為になります。

本当に相手のことを考えているなら、叱ることも時には必要ですが、その際にはいくつかポイントがあります。

絶対にしてはいけないのが、その人の人格や性格を叱ることです。
叱るポイントはあくまでも、その人の行動にしましょう。

やってしまった行動ややらなかった行動だけを対象にするのです。
そして、さらに望ましい行動への方法を教えるなど、相手へのフォローをしてあげられると良いですね。

この2つがセットになると「叱る」行為は有効に働くはずです。

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カウンセリングルーム

プロフィール

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中村はじめ
1968年生まれ 男性
心理カウンセラー
精神保健福祉士(国家資格)・認定心理士
横浜(個人開業)及び杉並区(メンタルクリニック勤務)を中心に心理カウンセラーとして活動中。

※詳しくはプロフィール

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