Google+ タグ: 心の整理の記事一覧-横浜こころの森カウンセリング ~ACや抑うつをケアします~

心の整理の記事

<心理カウンセリングに関する、よくある質問疑問です>

今回は、心理カウンセリングに通っている人についてです。

本当に様々な人がお見えになります。

お悩みについても様々な内容があり、同じようなお悩みでも、お見えになる人の分だけ個人的な内容があると言えます。

よくあるイメージとして、心理カウンセリングに通っている人は何らかの精神疾患を患っている人というものがあります。

しかし、実際には決してその限りではありません。

もちろん精神疾患を患っている人は専門的な対象になりますが、むしろその周辺の方々や性格や人間関係、仕事や家族の問題など、ごく普通にお悩みになるようなご相談内容の人がずっと多いのです。

人間なら誰しも悩んだり、問題がこじれたりすることがあるわけですから、そういった意味では原則として誰でも対象になり得ますし、心理カウンセリングに通うことができます。

前述のよくあるイメージからなのか、カウンセリングにお見えになったり紹介されたりすると、『自分もついにこんなところに通うようになってしまった!』とか『こんなところに通う自分が情けない!』と話される人がいます。

人間でしたら悩む時期があって当然です。

決してそんな風に思う必要はありませんので、安心してカウンセリングに通って頂きたいと思います。

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「私のせいだ」とか「私が悪いから」と何でも自分に関連付けて落ち込んでしまう人がいます。

そこには、ACのように生育過程からの自己否定が強かったり、アイデンティティーが確立できないところで、心理的に自分と他人の境界線が曖昧だったりする背景があるものですが、余裕がある時には次のように考えて見ましょう。

「私のせいだ」「私が悪いから」と思ったら、それは本当に自分の(もしくは自分だけの)問題なのか?とよく考えて見ましょう。

それはよく考えると、他人の問題で変えることができないのかも知れませんし、職場などの環境の問題かも知れません。

たとえ自分が関係していても、他人の影響がすごく大きかったり、今は誰もどうする事もできない問題かも知れません。

また、確かに自分の問題であったとしても、次に方法を変えたり行動を変えたりすれば済む問題かも知れません。

もし知識やスキルが足りなかったのなら、これからそれを身に付ければいい問題かも知れません。

こうやって問題を自分から一旦分離して考えて見ると、「私のせいだ」「私が悪いから」とまで思い悩むような問題は、実は意外に少ないことに気づくのではないかと思います。

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前回の心にプラスな本でも紹介した『考えない練習』小池 龍之介 著の一節に、他人の言動を必要以上に気にする背景には、他人から良く見られたい・良く思われたいという欲求がある。

しかし、それよりも深くにある欲求は、自分が自分の株を下げたくないという自己イメージへの執着である、というような内容が書いてありました。

お坊さんである著者は、この良く思われたいといった自己の評価を気にし、プライドにしがみつく欲を、煩悩のひとつとして「慢」の煩悩であると言っています。

カウンセリングをしていても、「他人の評価を気にし過ぎて仕事や勉強に集中できない、それによって自分を自由に生きれず、結果とても苦しい思いをしたり悔しい思いをしている」という人がよくお見えになります。

その人の話をよく聴いてみると、他者評価が気になる背景に、自己評価を下げたくない=自己イメージの執着という心の無意識の構図がやはり見え隠れします。

つまり、どこかで自分自身の等身大を認めることを怖れていて、心の中で作り出した肥大化した自己イメージに自らしがみつき、また葛藤を起こしながら身動きが取れなくなっている姿が浮かび上がってくるのです。

逆に等身大の自分を認めて、自分に執着しない人は、悩んだり考え込んだりすることは少なく、心のエネルギーがすんなりと流れていると言えます。

さらにカウンセリングでは、そこまでしがみつき手放せない理由や背景の話を詳しく聴いていきます。

すると、そこには何らかの感情的なしこりがあったり、アイデンティティーをうまく確立できないまま自分を信用できずにいたり、…そこに留まるしかない無理もない事情がよく見えてきます。

すぐに「手放す」ことができなくても良いですから、まず自分がしがみついている自己イメージを少しずつでも勇気を持って明らかにし、そこまで固執する価値が本当にあるのかを一度深く感じて見て欲しいですね。

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前回に“村上春樹の世界と心理療法の共通点”というタイトルで、心にプラスになる本の紹介をしましたが、皆さんは『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読まれたでしょうか?

主人公は過去に深く傷ついた理不尽な出来事を、十数年来誰にも話さなかったエピソードを、彼女に初めて話し、彼女の協力もあって過去と向き合うため、その真相を知る旅に出ます。

彼女からは『記憶をどこかにうまく隠せたとしても、深いところにしっかり沈めたとしても、それがもたらした歴史を消すことはできない』

『歴史は消すことも、作りかえることもできないの。それはあなたという存在を殺すのと同じだから』

『あなたの中で何かがつっかえていて、それが自然な流れを堰き止めているのかもしれない』と言われて…。

やはりカウンセリングでも同じようなプロセスを歩む事が多くあります。

過去の理不尽な出来事、それは親子関係であったり、兄弟姉妹関係であったり、学校でのイジメであったり。

そして、その過去の出来事と向き合う時機というのもあるようです。

今まで誰にも話したくないし分かっても欲しくないと思っていたのに、信頼できる人や専門家には話したくなってきた、と言ってカウンセリングへお見えになる人も多いです。

そして、適切なサポートを受けながら過去と向き合い、少しずつでも固い憎しみの形が変わってきたり、善悪だけでは割り切れない世界を感じ始めたり、自分の中の深い哀しみを認めて受け止められるようになったり。

それこそ、つっかえていた何かが少しずつ取り払われて、自然な流れに変わり、人生や対人関係も新しく楽な方向へと変わっていくのです。

もちろんそのプロセスは簡単ではなかったり、それなりの苦痛を伴ったりするのですが…。

しかし、そのような変化の時機が訪れた時には、信頼できる人や専門家のサポートを受けて見て欲しいところです。

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前回の、“思考優位な人”と“感情優位な人”の続きです。

思考優位なタイプの人は、 客観的に出来事を捉えることが上手で、論理的にお話することが得意です。それはとても良い点です。

ただ、もし極端な思考優位になってしまっていると気づいたら、その良い点にプラスして、自分の気持ちや感情とつながるように意識しましょう。

思考優位な人は頭で考えるのが得意ですが、気持ちや感情は頭で考えるものではありませんね。
胸やお腹のあたりで感じるものです。

胸やお腹のあたりに心を向けて、自分自身に対して『どう思っているの?』『どう感じているの?』とやさしく聴いてみましょう。

繰り返していくと、胸がザワザワしたりお腹が張ってきたりと、何か反応が出てくるものです。
そして、段々と自分の奥底の気持ちを感じられてくるはずです。

感情優位なタイプの人は、主観的な気持ちを話すことが多く、感情表現やそれに伴う表情が豊かです。それはとても良い点です。

ただ、もし極端な感情優位になってしまっていると気づいたら、その良い点にプラスして、冷静な時に頭で振り返って、表現した内容が本当に言いたいことだったのかを考えて見ましょう。

極端な感情優位な人は、たくさん表現しているのですが、実は本当に言いたいことや望んでいること、素直な表現ができていないことが多いのです。

そして、周りからは甘えているように見えますが、本当に甘えることは下手で、誤解されたり損をしたりしていることが多いものです。

そのコミュニケーションの繰り返しが、慢性的な欲求不満を招き、悪循環になっていきます。

両者の極端なタイプの背景には、「~してはいけない」「~ねばならない」などの観念に縛られていたり、そのままの気持ちや感情を表現することへの不安があったり、クライアントさんの話をよく聴くと無理もない理由があるものです。

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少し前に“話す”ことの効用について、という記事を書きましたが今回は関連記事です。

自己表現が上手くできない、夫婦やカップルで相手に話をよく聞いてもらえなくてコミュニケーションが上手くいかない、といった内容のご相談はカウンセリングではよくあります。

とくに夫婦カウンセリングでは、カウンセリングの場でコミュニケーションの調整をしていくのですが、感情表現はしても感情的にならずに幾つか工夫するだけでも、相手に話を聞いてもらえて気持ちが和らぐことはあるものです。

例えば、直ぐに話そうと思わず相手にとって良いタイミングで話すことです。

相手にも今は忙しくて余裕がないとか、頭の中がいっぱいといった、都合の良いタイミングと悪いタイミングがあります。

具体的には、「聞いて欲しい話があるんだけど、今は大丈夫?」「時間がある時でいいんで、聞いて欲しい話があるのでお願い」と前置きしてみます。

また相手が男性の時に多い例ですが、最後まで話したいのに聞き手に口を挟まれたりアドバイスをされて、話したのにかえってモヤモヤ・イライラしてしまう場合です。

そういう場合は、「とりあえず私の話を最後まで聞いて」「私も頭では分かっているから、アドバイスなしで最後まで聞いてね」とお願いしてから話すと良いです。

相手に話を聞いてもらいスッキリしたければ、話し手の方も環境を調整するような工夫をする必要があるかも知れませんね。

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気分の落ち込みや無気力を伴う“うつ”は、ストレスや環境・性格・関係性など、様々な要因が絡み合って発症すると言われます。

実際にカウンセリングでお話しをお聴きすると、その要因の中のひとつに、ライフスタイルの変化がよく認められます。

それも変化があって直ぐにではなく、環境が少し落ち着いた頃や気持ちが少し落ち着いてきた頃に調子を崩しやすいのです。

たとえば…、

・仕事が急に忙しくなった
・転職をした
・恋人と別れた
・転勤して住環境が変わった
・ずっと続けていた運動やスポーツをやめた
・引越しをした

などなど。

物理的な変化は、あなた自身きちんとストレスの自覚があるでしょう。
しかし、その心理的影響は意識的に感じてみないと意外と気がつかないものです。

たとえば、

<転職をする前は、自由に言いたいことを発言していた人が、環境が変わり周りの評価も気になって、転職先ではおとなしくなった。>

→ 結果、毎日の感情表現が少なくなる。
→ すると、その感情的エネルギーがたまり、ベクトルが上司の嫌な面に向かい、過剰に気になるようになってきたり…。

<ずっと続けていた運動やスポーツを、怪我や時間の都合でできなくなった。>

運動やスポーツは気持ちの良い汗と共に、感情やストレスを流しているものです。
また、人間の持っている攻撃性を発散していたりもするのです。

→ そこで、その心的エネルギーが滞ってしまい、自分を責める方向へとベクトルが向かってしまうと、抑うつ状態になりやすかったり…。

もちろん、心の中はそんなに単純ではないですし、他の要因も複雑に絡み合って気分の落ち込みや無気力を伴う“うつ”になるのですが、以前のライフスタイルがあなたが思っているより、心理的に支えになっていた、心のエネルギーの循環に一役担っていた、ということは実際によくあることなのです。

ですから、ライフスタイルの変化が起こった時に、以前のライフスタイルでは『心理的にどんなストレスを発散していたか?』『精神的にどんな事が満たされていたのか?』を意識的に考えてみることが、新しいライフスタイルを考え直すきっかけになりますし、心のバランスを崩さないための予防にもなると思います。

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11月のカウンセリングは、通常通り木曜日・金曜日・土曜日に行います。

祝日の3日(金曜)・23日(木曜)も行います。

どうぞ宜しくお願い致します。

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カウンセリングではクライアントさんはご自分のことを話していきます。

それでは、“話す”ことの効用はどのようなことがあるのでしょうか?

まずストレス発散効果、感情が流れることによるカタルシス効果(浄化作用)があります。
話すことによって心の中に滞ったものを手放して流していくような作用があります。

また聞き手に受け止めてもらった感覚は、自己肯定感を得られて癒し効果もあるでしょう。
不安や孤独感を感じている時は、受け止めてもらったり共感してもらったりすると、心が癒されてそれらの感情から早く解放されやすいです。

さらに自分の感情や意見を人に話すと、それを客観的に捉えることができて、気持ちや頭の中の整理がされてきます。
専門的に聴くカウンセリングでは、気づきが生じたり自己洞察が深まりやすくなります。

また、こちらはカウンセリングで取り扱っていく内容でもありますが、適切な自己表現ができるようになると、自分や他人を尊重できて自信が持てるようになります。
それは相手との対等で生産的な関係性につながっていきます。

その他、内容によっては話したことによって、相手から援助を受けられたり、必要な情報を教えてもらえたり、新しい視点を得られたり、心理的には勇気づけられたりして心にプラスなことは多いです。

とは言え、カウンセリングではうまく話す必要はありませんし、内容がまとまっていなくてもいいのでプレッシャーを感じないで話して下さい。

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心理カウンセリングと言うと、『自分自身の心と正面から向き合わないといけない』と思いがちです。

そんなイメージから、カウンセリングを受ける事に対して、重く捉え過ぎてしまう人も多いのではないでしょうか?

もちろん、ここぞという時には正面から真剣に向き合う必要もあります。

しかし、同じ心理カウンセリングと言っても、様々なアプローチの仕方があり、私は不必要にクライアントさんへストレスや負担をかけないカウンセリングを心掛けています。

なぜなら、散々悩んできてご相談にお見えになったのですから…

さらに、自分の性格や行動の問題(本当に?)と向き合ったり、ご家族の環境や育て方に問題(本当に?)を見出しても、ただ苦しくなるばかりで、それこそ問題解決には何もプラスに働かないと思うからです。

ご一緒に、問題ではなく解決に向けて話し合い、

できたら、なるべく笑いがあったり…。

最初は小さくても成功体験を重ねて自信を持ってもらったり…。

クライアントさん本人は当然のこととして、必要以外はご家族の誰かを悪者にすることもなく…。

クライアントさん自身やご家族の関係性のプラスな面、すでにできている点に焦点を当てて、良くなっていってもらうのが一番です。

お悩みとしてある問題は、『・・・が問題だからこうなった』と指摘されることや思い込むことによって、本当に問題として形作られていく傾向があります。

そうなると、柔軟な考えは浮かばなくなり、その問題のことしか考えられなくなるはずです。
つまり、解決に向けての考えや行動を取れなくなってしまうのです。

この事は、とても気をつけてもらいたいことですね。

次回は、その点をもう少し分かりやすく書いていきます。

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前回は、『心理カウンセリングにおいて、あなた自身の心と必ず向き合う必要がある』というイメージには誤解があることをお話しました。

とくに自分の性格に問題があるとして向き合うことは、ただ苦しくなるばかりで、それこそ問題解決にプラスに働きません。

また、お悩みにある問題は『・・・が問題だからこうなった』と指摘されることや思い込むことによって、本当に問題として形作られる傾向があることも述べました。

たとえば…、

『あなたは(私は)依存性が強いことに問題がある』と指摘されたり思い込んでいる人がいるとします。

確かに依存性が強い傾向はあるのかも知れません。

しかし、Aさんに対してはすごく依存的になるのに、Bさんに対してはそれほどならないということがあります。
また、ネットワークを増やしたり、コミュニケーションのあり方を変えたりすると、それほど依存的でなくなることもあります。

つまり、関係性や置かれている状況や見につけるスキルによって、問題と言われることは大きく左右される訳です。

そういった意味では、個人の中に問題があるという一面的な捉え方は危険なのです。
ましてや、その事が自分を責める材料になっては何も良いことはありませんね。

ですから、あなたの心の中に問題があると捉え過ぎている場合には、我慢をせずに環境や状況を変えて見ることも大切なのです。

そして、カウンセリングでは問題についてではなく、解決に向けてのお話が少しずつ出来てくると良いですね。

あなたの中に問題があると捉え過ぎて、かえってその問題を複雑にしているケースはよくあることなので、どうか気をつけて下さい。

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カウンセリングでお話していく中で、しだいに気持ちが落ち着き、また心の整理がついてきた後、お話してきた中での気づきを日常生活で活用して行動を起こしていく時機が訪れます。

しかし、その行動を起こしていく一歩手前で、少し足踏みするケースがよくあります。

気づきを手に入れ、自分自身が変化してきたことを感じてはいるものの、日常生活ではその気づきや変化を実践していないのですから、まだ自信がなくて歩み出すのを躊躇するのです。

また、今までも何度か小さなチャレンジはしてきたものの、いつも失敗に終わってきたということもあるはずです。

そういったことを繰り返すうちに、『自分にはこの問題を解決することができないんだ』という思いやイメージが固まっていることもあります。

チャレンジしても失敗するイメージが強過ぎる時、私たちはあえてチャレンジはしないものです。

実際に足踏みしている段階で、クライアントさんに行動を起こしていく自分をイメージして頂くと、『何だか怖い』とか、『かえって悪いことになりそうな気がする』といった感想を言う人がいます。

漠然とした怖さと不安から、まるでチャレンジして成功するよりも、小さな失敗を繰り返すことを手放さないでいるという感じです。

未だ踏み入れていない問題解決の道を選び、不安や葛藤を味わうよりも、たとえ悪くても今までのバランスを保っている方が、この時点では気持ちは楽であると感じているのです。

しかし、それも当然のことです。

なぜなら、あなたにとって実際にチャレンジしていくこと=新しい意味の行動を起こしていくことは…

いままで経験したことがない状況を体験すること。
いままでの自分とは違うあり方を生きること。

であるからです。

ですから、すごく怖くて不安なのも当然ですね。

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【カウンセリングの通い方と期間について】

カウンセリングの通い方については、お悩みの内容によって異なります。

今あるお悩みに関して心理的な背景を知りたい、ご家族の方がお子様の状況への心理的アドバイスをして欲しい、といったケースでは、コンサルタント的に一回や数回通って頂くことになります。

気分の落ち込み(うつ)を改善したい、アダルトチルドレンから回復したい、依存と自立の葛藤など心のテーマを乗り越えていきたい、といったケースでは、今まで積み重なったものを変えていく必要があるため、できるかぎり定期的かつ継続的に通って頂くことになります。

定期的とは、クライアントさんの御事情に合わせてで結構なのですが、1週間おき・2週間おき・3週間おき等といった間隔です。気持ちが楽になってきたり状態が良くなってきたりしたら、期間を延ばしていきます。

どれくらいの期間を通えば良いかという質問もよく受けるのですが、これもお悩みの内容や心のテーマの深さによって異なってきます。通常は数カ月、ケースによっては1年以上ということもあります。

もちろん同じ状態が続くのではなく、波があるものの状態が少しずつ改善されながら、また心のテーマも変化しつつ継続していくことになります。

定期的かつ継続的に通って頂きたい理由のひとつには、調子が悪くなってお越し頂いたり、問題がこじれてしまってからお越し頂くと、その時の気持ちを楽にするためだけに、また表面的・対症療法的な解決だけに、限られた時間を費やすことになってしまうからです。

つまり根本的な改善には、もう少し心の深い部分での変化に対するアプローチの機会も必要になってくるのです。

たとえて言うならば、お悩みに関する問題やテーマを毎回のカウンセリング場面で一緒に話し合って、まるで鍋の中に入れて火をかけていくようなものです。
ご一緒に火をかけて温めていき、またそれによって圧力をかけて、心の中の変化を促したり待っていくわけです。

ここであまりにも期間が開いて火の勢いが弱まったり、圧力が抜けてしまったら、期待するような変化が起きにくいのです。

もちろんクライアントさんの御事情に合わせてで結構なのですが、以上の点を頭に入れて頂くと、カウンセリングの効果もより高まるはずです。

(※あくまでもこちらでのカウンセリングについての考え方です。また、診断や専門的ケアは必ずお医者様に受けて下さい。)

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私が勤めているメンタルクリニックには“うつ”や“抑うつ状態”で苦しまれている人が多くお見えになります。

その中で、職場での人間関係や仕事がうまくいかないでお悩みの人の割合はとても多いです。

そして、同じ職場関係のお悩みで“うつ”や“抑うつ状態”になっていても、よくお話をお聴きすると、要因となっていることはクライアントさんそれぞれに異なります。

その要因をいくつか挙げて見ると…

・入社して間もない若い人だと、コミュニケーションなどの社会的スキルが未熟だったり分からなかったりして混乱してしまった。

・特定の場面、たとえば会議や人前で話すことがとても苦痛な社会不安障害(SAD)。

・女性が多い職場で、その輪に昔からうまく溶け込めない。

・不安が根本にあって、仕事を他人に任せられず抱え込んでしまい、疲れ果ててしまった。

・人間関係でもその要因は様々で、他人の評価や視線が過剰に気になってしまう対人恐怖症。

・苦手なタイプの上司、たとえば怖かったお父さんと同じタイプの上司になって、過剰に緊張したり萎縮してしまう。

・自分の理想がとても高く、現状の自分や他人とうまく折り合えない。

・発達障害のデメリットが社会に出て表面化した。

などなど。

これらの要因が一つと言わず、様々に絡み合っている場合もあります。
さらに詳しくお話を聴くと、もう少し心の深いテーマがあることもあります。

どのような要因が関連しているのかを、理解することや整理していくことは、適切な対処方法を知る上で、とても有効に働きます。

そして、問題を理解したり整理していくだけでも、不安は軽くなります。

実際の心理カウンセリングでも、それぞれの要因に対してのお話の聴き方やアプローチの仕方は異なるのです。

心理的アプローチをする以前に、環境調整をすることによって楽になることもありますし、必要ならお薬と併用しながらカウンセリングを進めた方が有効なケースもあります。

あなたのお悩みや心の病は、どのような要因が絡んでいるのか?必要ならどのような心のテーマが背景にあるのか?

そして、どのようなアプローチや対処方法があるのか?を、コンサルタントのようにカウンセラーにまず示してもらうことは、問題解決の第一歩になるはずです。

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前回の“魔法の言葉!『痛いの痛いの飛んでけ~』”のつづきです。

【自分と症状を一旦切り離してみる】ことは、心の病やお悩みからの症状にも有効に働きます。

さて、【自分と症状を一旦切り離してみる】と、どんな効用があるのでしょうか?
たくさんあるのですが、ここでは3つの流れを説明しましょう。

①自分自身が症状との距離を少し取れるようになる。

そして、前回もお話ししたように、自分を責めたり悪者にすることを止めましょう。
それは症状のせいです。あなたが悪いのではありません。

②すると、症状から距離を取れた自分自身が少しずつ自由になり、自己肯定感を持ちやすくなる。

そして、どんな時に症状が強くなるのか等、自分を冷静に客観視できるようになります。
段々と有効な対処方法が見つかっていくるかも知れません。

③さらに、症状から距離を取れた自分自身が成長すると、症状をコントロールする力や知恵を身につけることができるようになります。

そうなると、必要以上に症状を怖がらなくなります。
不安にならなくなります。
自己肯定感も強まります。

このスキルは、その人と症状にあわせてアレンジすれば、適用範囲はとても広いものです。

ひとつ注意点は、【自分と症状を一旦切り離してみる】ことによって、あなたが症状の被害者になってしまったら、かえって苦しくなってしまいます。

そうなる場合やどうしても症状にのみこまれてしまう場合は、カウンセリングなどのサポートが必要です。
この点は気をつけましょう。

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カウンセリングルーム

プロフィール

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中村はじめ
1968年生まれ 男性
心理カウンセラー
精神保健福祉士(国家資格)・認定心理士
横浜(個人開業)及び杉並区(メンタルクリニック勤務)を中心に心理カウンセラーとして活動中。

※詳しくはプロフィール

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詳しくはこちらをご参照ください。

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