Google+ タグ: カウンセラーの記事一覧-横浜こころの森カウンセリング ~ACや抑うつをケアします~

カウンセラーの記事

ご相談に来た男の子が言います。

「お母さんが僕に細かく言ってかまいすぎたから、生きるのが窮屈になって苦しいんだ。だから、お母さんが悪いんだ!」

カウンセラー:「ふむふむ。もっとお母さんに自分の気持ちや意志を尊重して欲しかったんだね。」(それだけ聞くと原因がお母さんにあって、お母さんが悪者???)

そこで付き添いで見えたお母さんにお話を聴くと…。

「私の育て方が悪かったのでしょうか?実はあの子はもう子供を諦めかけた頃に産まれた子で、私は嬉しくてつい子育てに力が入ってしまったもので…。それに主人の実家が伝統のある老舗で、姑さんからとにかく息子を跡取りとして大事に育てるように教えられたんです。」

カウンセラー:「ふむふむ。そうだったんですか。お母様も大変でしたね。」
(お母様にはお母様の事情があって、愛情をかけて息子さんを育てたようだ。)

そこで今度は大事な跡取りのお孫さんが苦しんでいるのを心配してお見えになった御婆様に話を聴くと…。

「私が伝統ばかりにこだわってしまったのが悪かったのでしょうか?代々受け継いできたお店を絶やしてはいけないと思いまして…。それに一昔前の私の生まれた地方では何より子供には細かく言って聞かせて育てるのが当たり前だったものなんです。」

カウンセラー:「ふむふむ。そうですよね。御婆様も大変だったんですね。」
(御婆様には御婆様のご事情があって、時代や土地柄によっても価値観は違うようだ。)

息子さん本人が『お母さんが悪いんだ!』と言えたことは、自立心を訴えたという意味ではとても良いことなのですが、こうやってお話を聴くと初めにあった悪者はいったい誰なのか分からなくなります。

どうやら息子さん本人を含め、誰も悪者はいないようですね。

(※この話はよくある例をもとに、私が創造したもので個人的な内容ではありません。)

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<心理カウンセリングに関する、よくある質問疑問です>

今回は、予約のキャンセルについてです。

キャンセルの場合は、理由とともにその旨を電話などで連絡をすれば大丈夫です。

キャンセル料については、カウンセリング機関によって無料のところから、半額や当日では全額頂くところもあるようです。

カウンセラーは、やむを得ない事情はもちろん、何だか今日は行きたくないなどの曖昧な理由でキャンセルがあることを理解しています。
そして、そういった場合は次回にきちんとフォローしてくれるはずです。

よくあるのが、自分自身と向き合うことがつらくなってしまい、カウンセリングに通うことに葛藤が出てくる場合です。

もしそのような時は、遠慮せずカウンセラーにその気持ちを伝えてみることです。

カウンセラーはきちんとその気持ちを受け止めてくれるでしょうし、そうすることによってカウンセリングが進展していくことが多いのです。

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<心理カウンセリングに関する、よくある質問疑問です>

今回は、カウンセリングで話したくない内容についてです。

決してそんなことはありませんので、安心してください。
話したくないことや話しにくいことを無理に話す必要はありません。

カウンセラーがクライエントさんのそのような雰囲気に気付けば、『無理に話すことはないですよ。』と声を掛けてくれるはずです。

また、初回面接の時にそのことを事前に伝えられることもあります。

もちろんクライエントさんの方から、『そのことは話したくないです。』『今はまだ言いたくないです。』と伝えても良いのです。

カウンセラーに伝えられず、罪悪感に苛まれる必要はありません。

場合によっては、カウンセリングが進んでいくプロセスで信頼関係が深まり、回数を重ねると話せるようになったり、話したくなったりすることもあるものです。

カウンセラー側からは、お引き受けする上でどうしても必要な情報はありますが、やはりすべてを話さないとカウンセリングが進まないとか、良くならないといったことはありません。

きちんとしたカウンセラーなら、クライエントさんのそういったお気持ちをしっかり受け止めてくれて、心や身体が楽になる方向へとカウンセリングを進めてくれるはずです。

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心理カウンセリングと言っても、具体的なイメージがつかめない人が多いようです。
クリニックの受付にいると、『カウンセリングって何をするんですか?』と質問されることもよくあります。

皆さんによくあるカウンセリングのイメージは、カウンセラーは心の専門家だから何でもわかっている存在であり、カウンセリングの場面ではすぐに何か特別なアドバイスを与えてもらえて、心が楽になるというものです。

しかし、実際には心の専門家でもよくわからない事はたくさんあります。
また、すぐにアドバイスを与えてお悩みが解決するようなケースはないわけではありませんが、現実には少ないものです。

例えば、いつもクヨクヨ悩んでしまって気分が落ち込んでしまう人に対して、もっと自信を持つようにアドバイスをしても、当たり前の話ですが、そうできない自分を悩んでいるのですから意味がありませんよね。

では、心理カウンセラーは何をするのか?

それは、クライアントさんのお悩みやご相談を 『よく聴くこと』から始めていきます。
もちろん、ただ聞くのではなく専門家の視点でよく聴いていきます。

するとカウンセラーは、クライアントさんがどうしてお悩みになっているのか、心理的に深いレベルで理解できるようになります。

『ああ、それならクヨクヨしたり憂鬱になってしまうのは無理もないなあ』と共感できるようになります。
そして、そのことをクライアントさんに伝えていきます。

クライアントさんはカウンセラーにお悩みや相談内容をよく聴いてもらい、また共感してもらうと、段々と心が軽くなってきて頭の中や感情の整理がついていきます。

この段階になると、カウンセラーはそれぞれのクライアントさんに有効な専門的なアドバイスや指示を与えることができます。
認知行動療法などの、それぞれのクライアントさんに合ったアプローチを紹介することもできます。

このように心理カウンセリングでは、まずクライアントさんのお話をよく聴かせて頂くことから始まるのです。
そして、心のお悩みや症状には、『よく聴くこと』が『よく効くこと』につながるわけです。

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<心理カウンセリングに関する、よくある質問疑問です>

今回は、お薬の処方についてです。

診断をしてお薬を処方するのはお医者様ですので、カウンセラーはお薬の処方をすることはできません。

しかし、病院やクリニック併設のカウンセラーでしたら、そちらでの担当医と必ず連携をはかっているはずです。

また、民間のカウンセリングルームでもお薬が必要と思われるケースでは、比較的近くの病院やクリニックを紹介してくれるはずです。

カウンセリングを受けながらお薬の力を借りたい時や、状態が悪化していて早く楽になりたい時には、遠慮なくカウンセラーに相談してみましょう。

信頼できる病院やクリニックの医師をわかる範囲で紹介してくれると思います。

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性格の傾向を把握するために、心理テストを行おうとすると、ものすごく結果を怖がる人がいます。

カウンセリングに通われようとするクライエントさんは、心の視野が狭くなっていることもあって、『少なからず自分はどこか変なのではないか?』『こんな風になる自分は異常なんじゃないか?』などと思っていることが多いですから、怖がる気持ちはよくわかります。

もしかしたら、結果に悪い性格傾向が出て、それがわかってしまうのでは?と思う人もいるのかも知れませんね。

そもそも性格に関する心理テストは、その傾向や特性を把握するものであって、良い性格・悪い性格とレッテルを貼るものではありません。

まして心理テストだけで、クライエントさんの心の中がわかるようなことは全くありません。

実際のカウンセリング場面では、『抑うつ傾向が強く出ていますが、心の中に何か抑え込んでいることがありますか?』『社会性が低く出ていますが、今は会社に行くのがお辛いですか?』とクライエントさんの心の中をより理解し、また共感していくために使っているものなのです。

また、クライエントさんにとっては結果を説明してもらうことによって、自分自身では気づかなかった性格傾向や自分の心の状態を知ることに役立ちます。

このように心理テストは、カウンセリングでご一緒にお話をしていく上で、クライエントさんの心の中の理解や共感のためのツールとして、また自分自身をより理解していく機会として使用しているものですから、どうか安心して受けて見て下さい。

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<心理カウンセリングに関する、よくある質問疑問です>

今回は、心理カウンセリングの時間とペースについてです。

カウンセリングは通常、予約制になります。
お電話やメール、または直接来院・来所されてご予約をとることになります。

時間については機関により違いがありますが、30分~90分の設定が多く1セッション45~60分前後が一般的です。

ご家族の方が数名お見えになって行う家族療法では、少し時間が長めに設定されているところもあります。

通われるペースについては、カウンセラーの拠り所にしている心理療法の流派により考え方は異なるのですが、通常は初回面接の時にご一緒に話し合って設定します。
クライエントさんのご事情もあると思いますので、その点は遠慮なくお話して頂いて決定します。

具体的には1週間に一回、2・3週間に一回、1ヶ月に一回というのが今の時代なら一般的でしょう。

また、クライエントさんのお悩みが改善されてきて、気持ちや身体が楽になってくれば、少しずつ期間を延ばしていきます。

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少し前に、思考レベルと感情レベルで『分かる』ことの違いについて書きました。

カウンセリングの内容はよく理解されないことが多いのですが、その大きな一つにこの“感情レベルで分かっていく”こと、“腑に落としていく”ことがあるのです。

それによって言動や習慣、自分自身を実際に変えていくのですから、そのプロセスは思った以上に地道な作業の繰り返しを含みます。

しかし、それを繰り返すことで確実に自分の基盤の部分が変わってきます。

ですから、できれば“思考レベル”の頭ですぐ判断せずに、都合の良い間隔で構わないので、定期的にカウンセリングを続けて頂くときちんとした効果が出るはずです。

実際、楽に変われる人や結果的に早く変われる人は、定期的にお話をしながら地道なプロセスを経ていくことが多いです。

とは言え、なるべく早く楽に変われるようにアプローチするため、私も日々努力しています。

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『あるがままの自分でいいんだよ』
『あなたはあなたのままでいいんだよ』

という言葉かけがあります。

自分を認めることができずに『こんな自分ではいけない』と自責的に思って行き詰っている人には、とても救われる言葉だと思います。

本来、『あるがままでいい』というのは、…

人間だからおかしいところや修正すべきところがあり、それを明らかに見究めてた上で、でも、これも人間だから今直ぐには変えられない自分がいる。

だから、その自分を肯定的・受容的に認めながら未来に向けては変わっていこう、という意味合いだと思います。

決してそのままの自分で問題はないという意味ではありません。

ですから、『あるがまま』という意味合いを履き違えると、かえって問題をごじらせてしまう事があります。

実際にお悩みになっている人や問題を抱えている人は、未来へ向かってどこか自分自身を、もしくは主体的に環境を変えていかないといけない事が多いのです。

そもそも人間は誰でも、環境や人間関係の移り変わりに対して、自分自身も常に変化させていかないと生きられないはずです。

でも、心がまだ未熟だったり依存性が強い人だと、『あるがまま』を履き違えてしまい、自分は変わらなくて良くて全て周りのせいであるかのように被害者意識が強くなってしまうことがあります。

自己愛の保ち方に偏りがある人も、やはり『あるがまま』を履き違えてしまうことが多く、内省して自分自身を変えていくという考えになかなか至らないことがあります。

ですから、私は不用意に『あるがままの自分でいい』『あなたはあなたのままでいい』とは言いません。

やはり変わる必要のあるところは、伝えていく時機というのはありますが、私はきちんと伝えていきますし、その方が良心的だと思っています。

カウンセリングは相互作用ですので、カウンセラー側にも問題があります。

未熟なカウンセラーや、残念なことに自分の何かを満たすために行っているようなカウンセラーは、『あるがままの自分でいいんだよ』『あなたはあなたのままでいいんだよ』といった言葉を連発する傾向があります。

言われたクライアントさんは、表面的には気持ちがいいので『あるがまま』を履き違えながら受け入れてしまいます。

それが続くと、自分を変えていく力や主体的に生きていく強さが奪われ、気持ちはいいけど長年何も変わらず結果的には苦しむという事態になってしまいます。

話が少し逸れましたが、人の心に強く訴える言葉の使い方や捉え方には注意が必要です。

『あるがまま』を履き違えないで、本当に楽になれる自分へと変化していって欲しいです。

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<心理カウンセリングに関する、よくある質問疑問です>

今回は、心理カウンセリングを行っている場所についてです。

カウンセリングを実際行っている機関は、様々なところがあります。
また、その機関の特徴から通われるクライエントさんやご相談内容にも違いがあります。

具体的な機関を挙げると、病院やクリニック併設のカウンセリングルーム・民間のカウンセリングルーム・行政内にある相談室・企業内の相談室・学校のカウンセリングルーム・大学内の相談室・教育相談センター・NPO法人などがあります。

一般的には、病院やクリニック併設のカウンセリングルーム・民間のカウンセリングルームに通われる方が多いでしょう。

また、ご自分の所属している学校や企業で利用できる相談室がある場合は、そこを利用することもできます。

料金についても違いがあり、通常のカウンセリングルームでは健康保険が適用されない料金を頂きますが、行政内にある相談室や大学内にある一般向けの相談室・NPO法人では、無料であったり格安であったりすることが多いようです。

ただし、行政内の相談室では子どもや教育の相談に限られていたり、大学内の一般向け相談室では、大学院生の訓練を兼ねていたりする事情もあります。

企業内の相談室では、会社内での調整をしてもらえるメリットがあるようですが、逆に話し難いと訴える人も多く、そういった人は外部のカウンセリングルームに通われています。

また、企業内の相談室でのカウンセリングは様々な制約があるようで、病院やクリニック併設のカウンセリングルームや民間のカウンセリングルームの方が、医療的・心理的に深いアプローチをしていると思います。

何よりご自分の事情に合った、カウンセリングを行っている機関を選択してください。

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『分かる』ということには、“思考レベル”と“感情レベル”の次元があります。

“思考レベル”で分かるとは、文字通り頭の中で考えて理解する次元になります。

“感情レベル”で分かるとは、心の深い部分に落とし込んで理解し、実際に言動や習慣が変わってくるような、いわゆる腑に落ちてくる次元になります。

本やHPで情報や知識を得て、思考レベルの頭で理解しても、自分は実際にはほとんど変わっていないことはよくあるでしょう。

たとえ変わっても一時的で、直ぐに自分が元に戻ってしまうことが多いのも同じで、
“感情レベル”では本当は分かっていない、腑に落ちて分かっていないのだと思います。

次回は、その『分かる』という事とカウンセリングについて書きます。

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「仕事で人が大勢いる部署に転属になったら、何だか周りから責められているような感じがしてきて怖くなってきた。だから他人の視線が怖いんです。」

「大学生になった頃から突然、自分の言葉遣いや服装がこれで良いのか気になり出し、親に大丈夫か何回も確認するようになって苦しい。」

これを聞いた親や周りの人は、

「大丈夫よ。誰も責めてなんかいないし、あなたの事をよく見てなんかいないから。」

「大丈夫よ。何もおかしくないから自信を持ちなさい。そんなに他人は気にしていないんだから。」

等とアドバイスを返すことが多いでしょう。

実際に、アドバイスされたような“現実”が本当のところなのでしょうが、上記のようなお悩みがこじれている場合だと、本人はそういったアドバイスでは納得がいきませんし、実際に怖かったり気になったりすることは何も解消されないのです。

それは、本人が訴えていることが“現実”としてどうなのかとは別次元で、自分自身の心の中の現実=“心的現実”として、言わば心の中のイメージとして事実のように本当に感じていて、またその人の心の深層に関わっていることだからです。

たとえば上述の例では、

人が大勢いる部署への転属を機に、実はほとんど自己主張ができなかった人が、自分自身の主体性を試されるようになり、それが他人の視線に投影して怖くなっているのかも知れませんし…。

大学生になってアイデンティティーを確立していく際に、以前から持っている強い劣等感や依存的な傾向が影響し、服装や言葉遣いといった外的基準に代償的にこだわるようになっているのかも知れませんし…。

そういった心の深層がイメージとして“現実”に投影され、“心的現実”を生きざるを得なくなっているのです。

その人の“心的現実”を深く理解し、その内容をきちんと受け止めて聴いていくには、心理カウンセラーが身に付けた専門的な知識と聴き方が必要になってくるのです。

(※この例は、実際によくある例を私が分かりやすく創造したもので、決して個人的な内容ではありません。)

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<心理カウンセリングに関する、よくある質問疑問です>

今回は、プライバシーについてです。

プライバシーは、もちろんきちんと守られます。

カウンセラーとお話をしていく上で、秘密保持がきちんと守られなければ、クライアントさんは安心して心の内を相談することが難しいでしょう。

カウンセラーには守秘義務がありますので、もし破るようなことがあれば罰則がありますし、倫理的にも問われるのです。

ですから原則として、未成年のお子様であっても、ご本人の許可なくご相談内容をご両親様にお話しすることはできません。

ただし、ご本人に不利のないことを前提に、内容ではなく面接の雰囲気や進み具合をお伝えする程度のことはあり得ます。

また、いくら守秘義務があると言っても、クライアントさんに自殺など生命を脅かすような危機がある場合はその限りではありません。

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今回は、心理カウンセリングに通っている人についてです。

本当に様々な人がお見えになります。

お悩みについても様々な内容があり、同じようなお悩みでも、お見えになる人の分だけ個人的な内容があると言えます。

よくあるイメージとして、心理カウンセリングに通っている人は何らかの精神疾患を患っている人というものがあります。

しかし、実際には決してその限りではありません。

もちろん精神疾患を患っている人は専門的な対象になりますが、むしろその周辺の方々や性格や人間関係、仕事や家族の問題など、ごく普通にお悩みになるようなご相談内容の人がずっと多いのです。

人間なら誰しも悩んだり、問題がこじれたりすることがあるわけですから、そういった意味では原則として誰でも対象になり得ますし、心理カウンセリングに通うことができます。

前述のよくあるイメージからなのか、カウンセリングにお見えになったり紹介されたりすると、『自分もついにこんなところに通うようになってしまった!』とか『こんなところに通う自分が情けない!』と話される人がいます。

人間でしたら悩む時期があって当然です。

決してそんな風に思う必要はありませんので、安心してカウンセリングに通って頂きたいと思います。

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カウンセリングでクライアントさんのお話を聴いて感じるのですが、「自分」と「悩み事」との距離感は人によって違いがあります。

ここで言う「悩み事」とは、気がかりや心配ごと、それに関する気持ちの流れなどを指します。

気がかりや心配ごとが大きくなると不安や恐怖・怒りなどの感情が強まり、「自分」と「悩み事」との距離は近くなり過ぎてしまいます。

その結果その事にとらわれ、また感情に圧倒されて、苦しい状態になってしまいます。

この場合、まず距離をとる工夫をしていくと共に、気がかりや心配ごとが多少大きくなっても、適切な距離をキープできるように心の力をつけていく事も必要でしょう。

逆に悩んでいるのだけれど、その「悩み事」と「自分」との距離感が元々遠い人もいます。

あまり自分の気持ちや内面に触れない、触れても表面的だったりする癖がついている人です。

ですから、ご本人もつらい状況になっている理由がよくわからなかったりすることが多く、思考レベルの解決方法だけを探ろうとする傾向があります。

こういったタイプの人は、自分の内面や気持ちにあまり触れないので、初めはカウンセリングが深まらないことがあります。

しかし、カウンセラー側の働きかけととクライアントさんの努力の相互作用で、もちろん内省が深まり変化してくる人も多くいます。

私たちは普段、仕事や家庭で忙しく、外界との対応に追われることが多いと思います。

ですから、「悩み事」である気がかりや心配ごとは日常生活の「邪魔者」と扱われがちです。

しかし、時にはゆっくりできる時間を作り、自分の内面世界に適度な距離を保って優しく触れ、自分の気持ちや感情の流れを味わってみるのも良いことではないでしょうか。

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カウンセリングルーム

プロフィール

中村はじめ
1968年生まれ 男性
心理カウンセラー
精神保健福祉士(国家資格)・認定心理士
横浜(個人開業)及び杉並区(メンタルクリニック勤務)を中心に心理カウンセラーとして活動中。

※詳しくはプロフィール

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