イメージの記事

「仕事で人が大勢いる部署に転属になったら、何だか周りから責められているような感じがしてきて怖くなってきた。だから他人の視線が怖いんです。」

「大学生になった頃から突然、自分の言葉遣いや服装がこれで良いのか気になり出し、親に大丈夫か何回も確認するようになって苦しい。」

これを聞いた親や周りの人は、

「大丈夫よ。誰も責めてなんかいないし、あなたの事をよく見てなんかいないから。」

「大丈夫よ。何もおかしくないから自信を持ちなさい。そんなに他人は気にしていないんだから。」

等とアドバイスを返すことが多いでしょう。

実際に、アドバイスされたような“現実”が本当のところなのでしょうが、上記のようなお悩みがこじれている場合だと、本人はそういったアドバイスでは納得がいきませんし、実際に怖かったり気になったりすることは何も解消されないのです。

それは、本人が訴えていることが“現実”としてどうなのかとは別次元で、自分自身の心の中の現実=“心的現実”として、言わば心の中のイメージとして事実のように本当に感じていて、またその人の心の深層に関わっていることだからです。

たとえば上述の例では、

人が大勢いる部署への転属を機に、実はほとんど自己主張ができなかった人が、自分自身の主体性を試されるようになり、それが他人の視線に投影して怖くなっているのかも知れませんし…。

大学生になってアイデンティティーを確立していく際に、以前から持っている強い劣等感や依存的な傾向が影響し、服装や言葉遣いといった外的基準に代償的にこだわるようになっているのかも知れませんし…。

そういった心の深層がイメージとして“現実”に投影され、“心的現実”を生きざるを得なくなっているのです。

その人の“心的現実”を深く理解し、その内容をきちんと受け止めて聴いていくには、心理カウンセラーが身に付けた専門的な知識と聴き方が必要になってくるのです。

(※この例は、実際によくある例を私が分かりやすく創造したもので、決して個人的な内容ではありません。)

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前回は、“強い不安にのみこまれてしまい、その状態から抜け出せず苦しい”というお悩みについて書きましたが、今回は続きになります。

「不安にのみこまれて苦しい」というお悩みのベースにある心のテーマは、他人主体の在り方で自分をまだ確立しきれていなかったり、依存と自立の葛藤が心の奥底にあったり、それは相応の時間をかけてカウンセリングしていく必要があります。

ただ、意識的になるべく不安のイメージを膨らませない、イメージの世界から一旦でも抜け出す努力や工夫は日常的にすることはできますし、なるべく練習していって欲しいですね。

何とか安心しようと脳は次から次へと答えを出そうと考えていくので、現実には起こっていないネガティブなことまで想像してストーリーを作り出し、妄想のような現実離れをどんどん起こしていきます。

もしくは同じところをグルグル回って考えて、さらに不安を大きくさせていくといった、これらがお化けのように不安のイメージを膨らませている状態とも言えます。

ですから具体的には、不安が強い時は最初は難しいものの、こういった循環に気づいて一旦考えるのを止める、それでもおそらくまた不安な考えが出てくると思いますが、自分なりの工夫をしてまた止める練習をして欲しいです。
(その人に合った工夫はカウンセリングでも一緒に話し合っていきます。)

サポートがあるとやはり有効で、分かってくれる人に話を聞いてもらったり、カウンセリングで話していくだけでも感情が流れ、膨らんだイメージから一旦抜け出して、現実に近い程度の不安になることは実際よくあります。
(適切な対応をアドバイスしてもらったり、他の可能性を示してもらったりして、心や思考の認知を広げることもできます。)

まずは不安なイメージにのみこまれていることに気づく、サポートを受けながら一旦イメージの世界から抜け出す努力や工夫をしていくことを繰り返すことによって、またベースにあるテーマとも向き合っていくことによって、強い不安に対して凌駕されない心の力をつけることはできるはずです。

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強い不安にのみこまれてしまい、その状態から抜け出せず苦しい、というご相談はカウンセリングでは多くあります。

その不安とは、怒られるのではないか?認められないのではないか?嫌われるのではないか?見捨てられるのではないか?など人それぞれです。

不安にのみこまれると、何とか安心しようと脳はフル回転で答えを考え出そうとするので、ものすごく疲れてしまいます。

しかも焦っているので心の視野が極端に狭くなり、落ち着いている時なら難なく分かる対応や答えが見つからず、またとりあえず棚上げすることもできません。
同じことをグルグル回って考えたり、行動が空回りしたりして、さらに状況を悪化させてしまうこともあります。

「のみこまれる」と表現しましたが、これは心の中でお化けのように大きく膨らんだ不安のイメージに自分自身が取り込まれ、完全に凌駕されてどうにもならない状態です。

しかし、これはあくまでも心の中の大きく膨らんだイメージの世界であって、現実はイメージより小さな事実のはずですし、とりあえず棚上げしたり、適切に対応したりすれば何とかなることが多いはずです。

と言って、ご相談にお見えになる人の不安なイメージの力はとても強力だったり、そのイメージの世界に凌駕されない心の力がまだ弱かったりするので、同じようなパターンにハマるといつも不安になって苦しんでしまうのです。

※ 次回へつづく

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過去の失敗や出来事に囚われて苦しんでいる人が、カウンセリングには多くお見えになります。

カウンセリングでは、クライアントさんそれぞれの事情や心のテーマをよく聴きながら、その囚われから解放されて心が楽になるように進めていきますが、ここでは過去と未来に関する時間感覚の捉え方のお話をします。

成功哲学の本や、成功している経営者の体験本、また脳機能科学についての本にもよく書かれているお話です。

それは、時間は「過去から未来」ではなく、【未来から過去】に流れているという考え方です。

一般的に、私たちは過去から未来への流れに乗って時間を移動しているという考え方(モデル)を持っている人が多いと思います。

しかし、【時間は未来から過去に流れている】という考え方(モデル)では、私たちは定点に居て、未来から過去へ向かっている流れの中にいるとします。

実際にどうなのかは証明できないのでしょうが、こういった考え方(モデル)を自分が選ぶことによって、過去の囚われから解放されやすくなり、未来をコントロールできる可能性をより感じて、とても前向きで未来志向な自分になれることは確かだと思います。

まず、【時間は未来から過去に流れている】という考え方(モデル)では、過去はどんどんと後ろの方へと遠ざかっていくものであって、執着する価値のないことだという感覚が大きくなります。

また、未来に対して目標を持つこと、なりたい自分をきちんとイメージすること、そして行動に変える具体的な計画を立てることによって、カラーバス効果と呼ばれる、未来をコントロールできる感覚を持つことができるようになってきます。

ここでのカラーバス効果の意味とは、未来から過去へ流れる時間の中で、未来から文字通り色々なカラーボールが流れてくるとします。

明確な目標や“なりたい自分”へのイメージがなく、自分の未来に対して受け身的だと、ただその瞬間に必要だったり、好みだったりするボールを受け取って(選択して)いることになります。

しかし、未来志向になって、明確な目標や“なりたい自分”のイメージを持ち、そして行動していくと、自分の描く未来に必要かつ大切なカラーのボールに気付きやすくなり、それを主体的に選択して受け取っていくことができるようになっていきます。

つまり、心の無意識の潜在能力を利用することができるのです。

自分の心身を自己コントロールできる感覚が大きくなると、心はより充足してくるものです。
【時間は未来から過去に流れている】という考え方(モデル)を選んでみるメリットは大きいと思います。

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<心理カウンセリングに関する、よくある質問疑問です>

今回は、心理カウンセリングに通っている人についてです。

本当に様々な人がお見えになります。

お悩みについても様々な内容があり、同じようなお悩みでも、お見えになる人の分だけ個人的な内容があると言えます。

よくあるイメージとして、心理カウンセリングに通っている人は何らかの精神疾患を患っている人というものがあります。

しかし、実際には決してその限りではありません。

もちろん精神疾患を患っている人は専門的な対象になりますが、むしろその周辺の方々や性格や人間関係、仕事や家族の問題など、ごく普通にお悩みになるようなご相談内容の人がずっと多いのです。

人間なら誰しも悩んだり、問題がこじれたりすることがあるわけですから、そういった意味では原則として誰でも対象になり得ますし、心理カウンセリングに通うことができます。

前述のよくあるイメージからなのか、カウンセリングにお見えになったり紹介されたりすると、『自分もついにこんなところに通うようになってしまった!』とか『こんなところに通う自分が情けない!』と話される人がいます。

人間でしたら悩む時期があって当然です。

決してそんな風に思う必要はありませんので、安心してカウンセリングに通って頂きたいと思います。

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前回は、ネガテイブな気分にならないように【正誤思考】に結び付けないように意識することを書きました。

今回はネガテイブな気分になることを防いで、前向きに考えたり自分が成長できるような【相違思考】をしていくことをさらに意識していきましょう。

【相違思考】とは、正しい誤りや良い悪いの二元論ではなく、多様な価値観や可能性を尊重してそれを考えていく思考です。

【相違思考】をすることによって、心の視野は広がりますので、認知行動療法の手法と重なるところもあると思います。

たとえば前回のテニスのサーブの例では、入らなかった事実は事実として、ネットしたのかオーバーしたのか、それはトスのせいだと思えば、そこを修正することだけにルーティンワークをしながら集中するといった感じです。

もっと分かりやすいように日常の例では、前回の「せっかくの旅行なのに雨で最悪だ!」と【正誤思考】の悪いに結び付けずに、「あの観光地の雨の景色もなかなか綺麗かも!」と【相違思考】で考えてみる。

上司に挨拶をしたけど反応がなかった=「自分はよく思われていない」と【正誤思考】の悪いに結び付けずに、「最近忙しいので余裕がなかっただけかも知れない」などと、他の価値や可能性を意識的に考えていくのです。

※前回の【正誤思考】の記事も参考にして、自分に合ったら試して見てください。

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スポーツのメンタリティーでよく使われるのは、【正誤思考】でなく【相違思考】をして感情をコントロールするスキルです。

たとえばテニスでサーブが入らずゲームを落とした時に、良い悪いの二元論である【正誤思考】の、「ダメだ!何やってるんだ!」と思い過ぎてしまうと、「次も入らないのでは?」とビビったり、自分に対して怒りが出てきたりして、身体も緊張して悪循環に陥ってしまいます。

そこで、結果を【正誤思考】の誤りの方の悪いになるべく結び付けないようにします。

つまり、起こった結果や事実に対して、正しい誤りや良い悪いの判断や解釈を持ち出さないように意識するのです。

結果はサーブが入ったか入らなかったかの違いで、それに対して先ずはなるべく悪い判断をしないことを意識するのです。

そうすることによってネガテイブな気分になることを意識的に防ぐのです。

日常でもたとえば、「せっかくの旅行へ行くのに雨で最悪だ!」と【正誤思考】の悪いに結び付けないようにします。

雨である事実と最悪だ!は別なので、そういった悪い判断や解釈を持ち出さないようにするのです。

※次回は続きで、【正誤思考】に対しての【相違思考】について書きます。

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HSP(敏感過ぎる人)の人やアダルトチルドレンの人は、他人の気持ちや感情に敏感なため、周囲の人や場の雰囲気に対して必要以上に影響されてしまいます。

これはたとえて言うならば、他人との境界に人はそれぞれ膜のようなものを持っており、その膜の厚さや強さは個人差があるようなイメージです。

そして、HSP(敏感過ぎる人)やアダルトチルドレンの人は、もちろん他人との境界の膜が極端に薄かったり弱かったりするわけです。

ですからその薄くて弱い膜から、簡単に境界浸入されてしまい、自分自身をうまく守れず、様々な影響を受け過ぎてダメージを受けやすくなっているのです。

カウンセリングではまず現実的対処として、今ある対人関係について一緒に話し合い、できる範囲で自分を守る具体的な対応策を考えたりアドバイスもして試していきます。

それを繰り返していくことで対人関係や自己表現などのスキルに対して自信をつけていくことができます。

また一方では、膜そのものは先天的な要素はあるものの、心のベースの部分でもカウンセリングをしていくことによって、自分自身のアイデンティティーを確立をしながら、他人との境界の膜を厚く強くしていくこともできます。

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~今回は、心にプラスな物語・言葉です。~

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【人間万事塞翁が馬】

今回も有名すぎるほどの故事成語ですが、あえてご紹介します。

まずはお話から…。

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中国の北方に、占いの上手い老人(翁)が住んでいました。

さらに北には“胡”という、恐れられていた異民族が住んでおり、国境には城壁(塞)がありました。

ある日、その老人の所有する馬が、北の“胡”の国の地へ逃げていってしまいました。

馬は良馬で、高価なものだったので、近所の人たちが気の毒がって、老人を慰めに来ました。

ところが、老人は残念がっている様子もなく言いました。

『このことが幸福にならないとも限らないよ。』

すると、しばらく経ったある日、 逃げた老人の馬が“胡”の良馬を何頭も連れて帰ってきました。

そこで近所の人たちが、お祝いを言いに来ましたが、老人は少しも喜ばずに言いました。

『このことが災いにならないとも限らないよ。』

すると、またしばらく経ったある日に、老人の息子がその馬から落ちて、足の骨を折ってしまいました。

そこで近所の人たちが、可愛そうに思い慰めに行くと、老人は平然と言いました。

『このことが幸福にならないとも限らないよ。』

すると、しばらく経ったある日に、“胡”の異民族が国境の城壁(塞)を襲撃してきました。

近くの若者は皆、戦いに行きました。

城壁を何とか守ることができたものの、多くの若者が戦いで亡くなりました。

しかし、老人の息子は足が不自由だったため、戦いに行かずに済み、親子とも無事だったということです。

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解釈は、この世の全てのこと(人間万事)は、塞翁の馬のように幸福や不幸は予想のしようがない、とよく書かれています。

もう少し違った解釈をして見ると、起こった出来事そのものに意味があるのではなく、状況や自分のものの見方という枠組みがあってこそ、意味が生み出されるとも捉えられます。

老人の息子が馬から落ちて骨折した出来事は、戦争という状況に変われば、まったく反対の意味が生み出されました。

老人は占いをしていたのでしょうが、反対の意味が生み出される前から、近所の人たちとは異なるものの見方をしていたのかも知れません。

状況も、自分のものの見方によって意味は変わります。
そして、自分のものの見方という枠組みは、意識的に自分で変えることができます。

枠組みを変えると、出来事の意味が変わります。
意味が変わると気持ちや行動が変わります。

どうせなら、心地の良い気持ちや張り合いのある行動にしたいですよね。

今ある自分のものの見方に固執せずに、柔軟なものの見方ができるようになると、心はかなり楽になるものです。

カウンセリングの場面でも、例えばお子様が不登校になっている問題があるとします。

それも柔軟で別の見方をするば、夫婦が直接ぶつかり合わないように緩衝材の役割を担っていたり…。
嫁姑問題が表面化しないようにストッパーの役割を担っていたり…。

一般的に問題と言われることにも、関係性の中で、大きな価値や役割を発見することもできるのです。

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あなたは成功した時や失敗した時の要因を、どんなことにしていますか?

改めて考え直してみると、自分が要因としている事柄に傾向があるはずです。

例えば、試験で悪い点数をとってしまった時を考えてみましょう。
悪い点数を取った要因を「自分の能力の無さ」「努力の足りなさ」「試験が難しかった」「運が悪かっただけ」などと思うことがあります。

逆に、試験で良い点数をとった時を考えてみましょう。
この時も良い点数を取った要因を「自分の持っている能力」「努力をしたから」「試験が易しかった」「運が良かっただけ」などと思うことがあります。

このように自分の成功や失敗の原因を、どんなことに帰属させるかということを、心理学では『原因帰属』と言います。

前向きで向上心を強く保てる人は、これらの要因の中で失敗した時は「自らの努力の足りなさ」と、成功した時は「自分の今の能力」「今まで努力をしたから」と帰属させる傾向があります。

一方で、ものごとを悲観的に考えがちな人は、これらの要因の中で失敗した時は「自分の能力の無さ」と、成功した時は「試験が易しかったから」「運が良かっただけ」と帰属させる傾向があります。

こうやって客観的に眺めてみると、よく理解できると思います。

ものごとを悲観的に考えがちな人は、失敗の要因を自分自身を否定するような要因に、成功した時は自分自身とは関係ない外部の要因に帰属させる傾向があるのです。

まずその事に気がつき、失敗したらもっと他の要因を考えてみたり、成功したらもっと自分を誉めてあげられたら良いですね。

成功した時にはちょっとした物でもいいですから、自分にご褒美をあげたりするのも良いですね。

小さな変化から好循環の歯車は動き出して、きっと大きな変化につながるはずです。

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以前に、“劣等感”について2つの記事を書きました。

劣等感の背景にあるもの
“劣等感”の正体とは

今回は、心理学では有名なアドラーの考える“劣等感”についてです。

たとえば勉強が他人よりできない劣等感を持っていて落ち込みがちな人がいるとします。

実際に偏差値で他人と比べて勉強ができないのは事実だとしても、アドラーは比べているのはあくまでも自分自身の理想像(この場合は勉強がもっとできる自分)であると話しています。

つまり、優れていることを目標とする、他人より優れていなければならないと考える優越性の追求が最初にあって、その結果として“劣等感”を持つと考えています。

そして、劣等コンプレックスを持つことによって、チャレンジすることやそれに関する対人関係などの問題と向き合わない、言い訳けに結果的として使っていると話しています。

とても手厳しいですね。
私もいくつも心当たりがあるので耳が痛いです。

しかしアドラーは愛情を込めて、他の人と違おうと無理に思う必要は無く、あなたは今のままで十分いいのだと言っています。

普通(今の自分のままで)であることを受け入れられない、普通(今のままの自分)にしていてはいけないと思うと、人は特別であろう(他人より優れなければならない)とすると説明しています。

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今回の心にプラスな物語・言葉は、

“楽観主義”と“楽天主義”の違いについての物語を紹介します。

(アドラー心理学入門 岸見一郎 著より抜粋)

*******************

二匹のカエルの話です。

二匹のカエルがミルクの入ったツボのふちのところで飛び跳ねていました。

すると突然、ミルクの壺に落ちてしまいました。

一匹のカエルは、ああもう駄目だ!と叫んで諦めてしまいました。

そして、ガーガー泣いて何もしないでじっとしているうちに結局溺れて死んでしまいました。

もう一匹のカエルも同じように落ちたのですが、しかし何とかしようと思って、もがいて足を蹴って一生懸命泳ぎました。

すると足の下が固まり出しました。
ミルクがチーズになったのです。

それでピョンとその上に乗って外に飛び出せました。

*******************

楽天主義は、何が起こっても大丈夫、悪いことは起こらない、失敗するはずがないと思うことです。

大丈夫だと思って何もしません。

楽観主義は現実を見据えます。現実をありのままに見て、そこから出発します。

とにかくできることをやろうと思ってできることをする。
とりあえず、できることをして見れば事態は変わる時は変わります。

と紹介されていました。

さて皆さんはどう思われたでしょうか?

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アダルトチルドレン(AC)が癒されるとは?

こんな例を挙げてみましょう。
(※この内容はよくある例を、私が組み合わせて創造したもので、個人的内容ではありません。)

ある日、一人の若い女性が茫然とした表情でお見えになりました。

そのご相談内容は、…

『子供に対して、今まで何回かヒステリックになって、その時は詳しい記憶のないまま、きつく怒ってしまい本当に怖い思いをさせてしまった。本当にひどい事をしたと思う。今は、実家のお母さんが子供の面倒を見てくれているが、自分がまた同じ事をするのではないか?と不安でどうしたら良いか分からず相談に来た。インターネットで調べたら、自分はアダルトチルドレンではないかと思う。』

ということでした。

そして、ご一緒に今までの自分と向き合っていく事と、未来へ向けて変わる事を目的にカウンセリングを始めました。

最初、過去のさみしい体験を語りながらも、本当の自分の感情とつながれない人だったのですが、子供の事を考えるとポロポロと涙が止まらなくなるのでした。

カウンセリングを数回重ねていくうちに、彼女は子供に対する涙が自分自身の子供時代に対する気持ちへも向けられていることに気付いていきます。

ちょうどその頃、彼女の心の中に、独りさみしそうに狭い部屋の中でポツンと座っている子供のイメージが現れました。

それから彼女はその子供のイメージと向き合い、根気よく対話をしながら少しずつ変わっていきました。

ずいぶんと感情表現ができるようになって活き活きとし、母親としてまた女性としても段々と自信を持っていきました。

この例のように、未来に向けて自分を変えていくために、また子供の頃の自分とつながっていくために、そしてその事を受け止めて捉え直していくためには、アダルトチルドレンという概念はとても有効に働きます。

実際に毎週のように、彼女がつらいながらも真剣に子供の頃の自分と向き合っていき、これから変わろうとする姿は、私の方が感心させられたくらいです。

また、イメージ力が豊かなことにも恵まれ、インナーチャイルド(内なる子供)と対話していくことが、彼女なりの癒し方だったのでしょう。

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“良い子”の役割を長い間無理に続けてしまうと、思いもよらない結果を招きます。

よくある例を挙げて見ましょう。
(Aさんはよくある例をもとに、私が創造した人物です。)

Aさんは、二人姉妹の長女で幼いころから勉強がよくでき、親にも将来を期待され、いわゆる“良い子”でずっと育ってきました。2つ下の妹さんに対しても、面倒見が良くとても良いお姉さんだったのです。

Aさんも“良い子”と評価されることは、初めとても嬉しいことでした。
しかし、Aさんの心の中で段々と“良い子”の役割に自分自身が縛られて、とても窮屈な思いをしていく自分を感じていました。

そして気がつくと、その“良い子”の役割を自分でもコントロールすることができなくなっていたのです。

無理をして親や妹と接して苦しくなり、気持ちはしだいに憂うつになってきました。
そして、ちょっとしたことでイライラするようになり、不眠や過食にもなっていきました。

しかし、Aさんは心の中が混乱して、自分の本当の気持ちを上手に表現できません。
“良い子”の役割と違う自分を今まで表現したことがないのですから、とても怖い気持ちもあるのでしょう。

ですから、周りの家族から見れば、Aさんに何が起きているのか見当もつきません。

Aさんのような人は、背景にある“よい子”の問題を扱うだけの余裕が本人の心にはなく、カウンセリングでは不眠や過食を治したいという目的でお見えになることが多いのです。

Aさんような人が“良い子”から脱皮する時、今まで抑圧してきた自分の心の一面が噴出して、極端な行動や行為に走りがちになります。

Aさんの場合では、親に対して今まで本当の自分をわかってもらえなかったと強く感じ、繰り返し恨みを訴えるかもしれません。

また、Aさんにとっては比較的自由に生きてきただろうと思われる妹さんに対して、強い嫉妬心を抱き突然に大喧嘩をし始めるかもしれません。

そんな時、周りの家族はどうして良いのか分からずに混乱し、とても不安になるものです。

カウンセラーは、そんな本人の心の成熟度や周りの環境の許容度を見極め、本人が危険を冒し過ぎて挫折しないように…。また最終的には、きちんと自分自身の全体性を主体的に生きれるように、一緒に寄り添いながらサポートしていきます。

こういったケースでは、ご本人はカウンセリングを受けたがらないことも多いです。
自分が悪者にされるのをとても嫌がるからです。

しかし、もし家族の方が希望されるなら、ご本人不在でも家族療法という形態でサポートすることも可能です。

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仕事や物事を段取り良く進めていくために、【優先順位】を決めて行っていく事があります。

比較的余裕がある時や、一つ一つ積み上げていく内容の場合はとても有効ですね。

でも余裕が無い時や限られた時間で成果を上げないといけない時、また自分のコンディションが下がっている状況、例えば頭が混乱してる時や不安が強い時には、【優先順位】を考えるより【劣後順位】を決めて進めていく方が成果を上げられたり、気持ちを楽にして対応できます。

とくに頭が混乱しやすい人や不安が強く焦ってしまう人は、そもそも難しい状況なのに何もかもやらなければいけないと言う想念に囚われているので、【優先順位】を考えて多少整理が出来ても、その想念からは抜け出せず心が苦しいままなのです。

【劣後順位】は、自分にとって最も必要の無いものはどれか?から考えていきます。
今直ぐやらなくても良い事はあるでしょうし、自分でやらず誰かに頼めることもあるでしょう。

そして何もかもやらねばならないという苦しい想念から抜け出して、十分にやらないことを捨ててから、最低限必要な事のやる順位を並べて行っていくので気分や頭はスッキリするはずです。

それで余裕が出たら、次に必要な事を進めて行けば良いのです。

もちろん抑うつ状態になったり、病的に不安が強い場合は、専門家に相談すると共に、上司や家族に相談して全体的な負担を減らすことも考えて下さいね。

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カウンセリングルーム

プロフィール

中村はじめ
1968年生まれ 男性
心理カウンセラー
精神保健福祉士(国家資格)・認定心理士
横浜(個人開業)及び杉並区(メンタルクリニック勤務)を中心に心理カウンセラーとして活動中。

※詳しくはプロフィール

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