Google+ タグ: あきらめるの記事一覧-横浜こころの森カウンセリング ~ACや抑うつをケアします~

あきらめるの記事

帯に書いてあるように、マンガと言ってもあなどれない『こころ』を語る本です。

大昔にロングセラーになり、シリーズもたくさん出ています。

「答えはボクにあった」というように、色々気づかされるはずです。

とても気軽に読めますので、どなたにもお勧めです。

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「物事をポジティブに捉えられる自分になりたい。」
「ポジティブ思考を身に付けたい。」

私もそう思います。
そうなれたら、やはり人生を前向きに生きられますよね。

そしてカウンセリングには、

「ネガティブにしか考えられない自分が嫌で仕方がない」
「上司にどうしてネガティブにしか考えられないのか?といつも怒られる。自分でもポジティブな自分に変わりたいけど変われない。」

といった内容のご相談が持ち込まれます。

世の中にはポジティブシンキングのハウツー本が溢れる中、こういったお悩みが多いのは不思議ですね。

実は、このようなお悩みでカウンセリングにお見えになるクライエントさんには共通することがあります。

それは、「今現在の自分自身を否定して、ポジティブな自分になりたい」
もしくは、「やはり今現在の自分自身を否定して、ポジティブな自分にならなければならない」と強く思っていることです。

そして、物事をポジティブに捉えられる人というのは、ほとんどネガティブな考えや思いが浮かんでこないはずだと思い込んでいることもあります。

結局のところ、物事をポジティブに捉えられる人と自分とは、まったく違う人種であるように感じ、今現在の自分自身のことが大嫌いなのです。

一方、ポジティブシンキングを上手に利用して、スポーツ界や経営者として成功されている人達がいます。

その人達に共通することは、今現在の自分自身を必ず肯定していることです。

そして習慣として、ネガティブな考えや思いをポジティブな考えや思いへと換える力を身につけているのです。

ネガティブな考えや思いがほとんど浮かんでこないということは、同じ人間としてあり得ません。こころの中で一旦はきちんと受け止めたり、認めたりしているのです。

つまり、まずは自分の中のポジティブもネガティブも両方含めた全体性を肯定している。
その上でポジティブな方向を選んでいるとでも言いましょうか?

と言っても、お悩みになっているクライエントさんに自分自身を肯定するように伝えてもすぐに変われるはずもありません。そこは、やはり専門的なサポートが必要です。

しかし、ひとつ言えることがあります。

それは、あなたの中に在るそれだけ嫌がっているネガティブな部分にも、カウンセラーと一緒によく向き合っていくと、実はけっこうポジティブな部分が見つかるものです。

ネガティブな部分を上手に活かせるようになったら、ポジティブな部分に変わることもあります。

今あなたが思い描いているネガティブな中にも、何かポジティブな要素があるかも知れません。
それを感じられると、ネガティブはもうネガティブでなくなるはずです。

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教育心理学には、【目標に対する動機づけ】について、こんな式があります。

達成場面での動機づけ=(成功願望ー失敗恐怖)×成功可能性×目標の価値

心の動きについて、こんな式があるのは珍しいので面白いですね。

今回注目して欲しいのは、失敗に対する恐怖が成功願望より強い人は、どうあれマイナスになってしまうことです。

つまり、行動をしないという結果になってしまうのです。

またその中でも式は、ほぼ100%成功するか、自他共に100%失敗すると分かっている事に対しては、プレッシャーが比較的少なく取り組めることを示しています。

ですから失敗する怖さが強い人は、本当にハードルの低いことからで良いですから、段々と小さな成功体験を積み重ねていくことが大切なのです。

実際のカウンセリングでは、他者評価が気になるといった他者中心のあり方、自己イメージの低さや高さなどのテーマが絡み合っているのですが、ご一緒に話し合いながら小さな成功体験を積み重ねていく事は十分可能です。

宜しかったらご相談下さい。

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あなたにとっての『普通』とは何でしょうか?

クライエントさんはよく
「こんな自分は普通でないですから」
「こんな症状が出るのは普通でないですよ」
とお話しすることがあります。

『普通』を辞書で調べると、「特に変わっていないこと。ごくありふれたものであること。それがあたりまえであること。」と書いてあります。

しかし、クライエントさんが使っている『普通』とは、
「他の人は普通であって自分はどこかおかしい」
「他の人は難なくできている。それが普通なのに、自分は症状のせいでうまくできない」

といった意味で使うことが多いのです。

よくある具体例を私が創造して、わかりやすく説明してみましょう。

———————————————————————————-
Aさんは大学を卒業して会社に就職したばかりの新入社員です。
性格が“まじめ”なのはとても良いところです。しかし、緊張すると“まじめ”も過剰になり、少し強迫的になるところがあるようです。

そんなAさん。とにかく頑張らないと…しっかりやらないと…と思い過ぎたのでしょうか?人前で大事な書類を書こうとすると、何故だか手がいつも震えるようになってしまいました。
(本当に困ってしまいますね。)
———————————————————————————–
そこで出てくるセリフがまさに、
「こんな症状が出るのは普通でない!」
「同期は普通にできているのに自分だけできない!」
だったりするわけです。

しかも、『普通』でないから『普通』になろうとさらに頑張ってしまうと、リラックスできず逆に緊張感を強めてしまいます。
そして症状を悪化させてしまったり、固定化させてしまう悪循環に陥るのです。

確かに、“症状のあらわれ”や“仕事の結果”(実際には問題ないレベルでできていることが多かったりするのですが…)だけを見れば、『普通』でないのかも知れません。

しかし、新入社員で緊張するのは当たり前のところはありますし、同期の中でも症状で仕事が…とは言わなくても、仕事がうまくできずに悩んでいる人は多いはずです。
そういった意味では、他の人とそんなに変わらないのかも知れません。

もし違いがあるとすれば、『その緊張や不安がある自分を受け入れられているのか?いないのか?』が一番大きいことかも知れません。

「自分は普通でない!」と思い過ぎてしまう時、あなたの『普通』を一度疑ってみましょう。
周りの人や知り合いの心の中はどうなのか?それとなく聞いてみるのも良いでしょう。

自分が思っているより、実は『普通』であるあなた自身に気づくかも知れません。

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いい意味であきらめられた時、心が楽になった経験がありませんか?

悩んで心に余裕がない時には、ものごとにこだわってしまいがちです。
また、繰り返し出てくる考えなどにも、とらわれてしまうものです。

そして、それを何とかしようとすればするほど悪循環に陥っていきます。

ちょうどあまり泳げない人が、プールの中で手足を必死にバタバタしているような感じです。
そこで、もしフッと力を抜くことができれば、緊張が取れて楽に体が浮いてきます。

その「フッと力を抜く」コツのひとつが、いい意味で『あきらめる』ことなのです。

『あきらめる』という言葉は、もともとは『明らかに見究める』という意味から発しているそうです。

悩み事に正面から向き合って、問題の本質を『明らかに見究める』ことができた時に初めて、次に選ぶべき道が見えてくるという意味でしょうか。

そこまですぐに求めなくても良いと思いますが、どうやら何かを『あきらめる』ということは、決して後ろ向きの言葉ではないようです。

先ほどのあまり泳げない人のたとえ話に戻れば、フッと力を抜いて体が浮いてくるのを感じる。
つまり、一旦あきらめて心に少しでも余裕をつくる。

それから今度は少し余裕のできた分、周りや自分を見つめ直したり、自分が泳ぎたい方向を決めたり、必要なら泳ぎ方を練習したりしていけば良いのです。

状況によっては、積極的に『あきらめる』ことも悪いことではないのです。

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 気楽なさとり方

“悟り”と言っても、難しい本ではありません。

心の中の“牛”を見つけて、つかまえて、飼い慣らすという、
何枚かの絵図で“自己コントロールの方法”を現わしています。

上手に利用すれば、自分の心の中の動きを、自分で観察して見る
『内省』の練習になるはずです。

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これは知人から聞いた、美容師さんの話です。

その人は「自分はお客さんと話が上手くできない」という、コンプレックスを持っていたそうです。

最初は「何とか面白い話をしないといけない」とか、「ヘンな間が空いたらいけない」と緊張しながら、どんなお客さんに対しても頑張って話をしようとしていたそうです。

しかし、緊張するばかりで、話が上手くなる様子もありません。

思い切ったところがあるこの人は、「上手く話せないのはもう仕方がない。自分が頑張って話すのは半ば諦めて、おしゃべり好きでよく話をしてくるお客さん相手の時だけは、せめてその話をよく聴くようにしよう。」と心に決めました。

すると、どうでしょう。

一年も過ぎた頃には、自分も自然に話が上手にできるようになっていたそうです。

お客さんの話をよく聴いていたことで、いつの間にか話のネタや情報量は豊富になり、話し方や話のキャッチボールの間合いといった技術も、少しずつ自分の中に取り込んでいたのです。

たとえ上手く話せなくても相手の話をよく聴くだけで、相手にはよく聴いてもらっているという安心感や満足感を与えているわけですから、決して悪い印象はなく、十分なコミュニケーションになっていることもあるのかも知れませんね。

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少し前の記事【依存するのはいけないこと?】で、依存するのは悪いことで早く自立しないといけない…、自立できていない自分はダメだ…、と話すクライアントさんがカウンセリングでは多くいることを書きました。

必要な時に他人に頼ったり、適度に甘えたりするような健全な依存に対しても、否定的であったり抵抗があったりする心理的背景の一つに、勝ち負けの世界にとてもだわっていて、上手に負けられない、負けるのが嫌だという心理があります。

そして、そのこだわりや強い想いが、結果的に自分自身を苦しめていることが多くあるのです。

勝ち負けの世界にこだわっていない人は、他人に頼ったり甘えたりすることが、イコール負けだとは感じても思ってもいません。

しかし、そこにこだわりがある人は、実際に「負けるような感じがして嫌です!」とか、「すごく抵抗があってできません!」と話すのです。

どうして勝ち負けの世界にこだわるようになって、そんなに負けるのが嫌なのかは人それぞれですが、お話を聞いていくとそこには過去の経験からの大きな感情のしこりがあるものです。

カウンセリングでは、そういった深い心理をよく聴きながら、クライアントさんが楽になる方向へと一緒にセッションを進めていきます。

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過去の失敗や後悔にとらわれたり、親の育て方が悪かったなどと過去に問題があるから苦しんでいるという人がいます。

実際にお話をお聴きすると、本当に大変だったのだなあと思い知らされます。

しかし、ひとしきり涙を流されたら、次はあなた自身の未来をイメージする力を信じて欲しいですね。

現在は過去に規定されていると思いがちです。

しかし刻一刻と訪れる現在は、決して一直線上の過去に規定されているわけではなく、むしろ未来へのあなた自身のイメージに規定されています。

未来は現在のあなたがイメージすることで無数に存在するはずなのです。

よく社会で成功した人やスポーツで名をあげた人が、ずいぶん以前から何年後はこんな自分になっていると明確にイメージしていて、本当にその通りになっているという話を聞くことがあります。

まさにこれが、未来をイメージする力を信じて実践した好ましい例なのでしょう。

実際に考えて見てください。

すべてとは言いませんが、想わない未来が訪れることはあり得ないのです。
なりたい自分のイメージなしにそうはなり得ないのです。

そう言う私もこの力を信じられるまで、過去の問題にずいぶんととらわれて苦しんできました。

そして今でも悟ったわけではないので、過去の問題はしょっちゅう頭に浮かんできます。

それでも、未来をイメージする力を信じられると、心と身体の潜在能力は活性化され、そのイメージに向けて具体的に現在の自分を動かし始めます。

もしこころに余裕が出てきたらで良いですから、何年後かの楽に変わっているあなたをイメージして、その未来のあなたが今現在のあなたに声をかけるとしたら、アドバイスをするとしたら、何と言うのかを想像して見て下さい。

少しずつ何かが変わり始めるはずです。

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『この緊張感さえなければ、もっと他人とうまく話せるのに!』

『この原因不明の吐き気さえなくなれば、きちんと学校に行けるんです!』

本当にそうですよね。
お気持ちはよく分かります。

これが因果関係のはっきりとした風邪や骨折なら、薬を飲んで休むとか、固定して骨が付くのを待つとかの対処方法は明らかです。

しかし、心が要因になっている症状や病気ではそうはいかないことが多いようです。

いつの間にか緊張感がある自分と、他人とうまく話せない自分が強く意識され、うまく話せない自分は緊張感がある自分の被害者になってしまいます。

本当は同じ自分であるはずなのに…。

いつの間にか吐き気のある自分と、学校に行けない自分が強く意識され、学校に行けない自分は吐き気のある自分の被害者になってしまいます。

これも同様に同じ自分であるはずなのに…。

そして、そんな自分自身を責めるばかりになってしまうと本当につらいですよね。

実は症状を出す自分を嫌がれば嫌がるほど、症状は強くなってしまい固定化する傾向があります。

それには、最初は難しいかも知れませんが、症状の被害者になり過ぎないように、症状を出す自分を嫌がり過ぎないようにして見ましょう。

症状を出す自分の方にも、それをつくり出す理由や事情がもしかしたらあるのかも知れませんから…。

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『 緊張しないようにとすればするほど緊張してしまう。』

『 眠ろうとすればするほど目が覚めてしまう。』

『 気にしないようにしようとすればするほど気になってしまう。』

このように何とかしようと努力すればするほど、逆の結果に陥ってしまうということはないでしょうか?

これを心理学では『努力逆転の法則』と言います。

この法則では、以下のように言われています。

“意志の力”と“想像力(イメージ)”が相反したときは、“想像力(イメージ)”が勝つ。
“意志の力”で努力すればするほど“想像力(イメージ)は強くなって、その意志の努力とは反対の結果になる。

あなたも経験から何となくわかるのではないでしょうか?

もしそういった悪循環に長く陥ってしまった時、適当に諦められれば楽になれるのでしょうが、なかなかそうはいかなくなります。

また“逆説的思考”と言って、いわゆる開き直って『緊張するならすれば良い』『眠れないなら一日くらい眠らなくても良い』『気になるなら気にさせておこう』と思えれば楽になれるのでしょうが、これもなかなかそうはいかなくなるものです。

そんな時は、心理的背景として無意識的な不安や葛藤があることが多いです。

ただ、こういう法則があることを頭に入れておくだけでも、あなたは不毛な努力を繰り返していることに気づいて、少しは心が楽になったり変わっていけたりする“きっかけ”になるのではないでしょうか。

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前回は、生きづらさを抱えている人の中に、「どうせ私なんか」という想いや観念が強い人がいること、またその心理的要因について述べました。

「どうせ私なんか」という想いや観念は、決して納得していないネガティヴな諦めです。

それは当然なことで、たとえ生育過程でプラスのストロークや愛情を貰える機会が極端に少なかったとしても、誰でも本当は与えられる存在であり、受ける資格がある存在だからです。

しかし、ずっとそのような環境の中にいると、「どうせ私なんか」という想いや観念はいつの間にか強まってしまいます。

そして今度は、たとえプラスのストロークや愛情を与えられる機会があっても、受け取ることがうまくできなくなります。

受け取り方もよく分からないのです。

気が付かなかったり、実感がなかったり、何だか心地が悪く自ら拒否してしまうようなこともあります。

カウンセリングではそこをサポートしていくのですが、まずは意識してプラスのストロークや愛情を受け取る練習をしていくことが大切です。

日常の挨拶や会話の中にも、小さくてもそういった機会は多くあるものです。

そして、やがて「どうせ私なんか」を「私だって」に変えていけると良いですね。

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生きづらさを抱えている人の中に、「どうせ私なんか」という想いが強い人がいます。

カウンセリングでお話を聴いていくと、「どうせ私なんか」という前提のもとに自分の考えを話したり、実際にそのようになるようなエピソードを繰り返している人がいるのです。

その想いや観念を意識できている人もいますが、無意識にそういった想いや観念が流れていて、よく気が付かずに翻弄されているケースもあります。

褒められることが無く怒られてばかりで育ったり、肯定されることが少なく否定ばかりされてきた人に多い傾向があります。

プラスのストロークや愛情をずっと与えられないと、それが当たり前になってしまい、私はそういったエネルギーを貰えない存在とか、受ける資格が無い存在と自分を捉えてくるのかも知れません。

そうすると、前述した「どうせ私なんか」という想いとして現れてくるのでしょう。

(次回へ続く)

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『勉強を頑張ろうと確かに思っているのに、何故かやる気が起きない。』

『ギャンブルをやめようと思っているのに、気が付くとまたやってしまっている。』

あなたにもこのように、意識で思っている自分と実際の自分とが食い違ってしまうことはないでしょうか?

意識と無意識(普段意識できにくい心)は、“騎手と馬”によくたとえられます。

騎手(意識)と馬(無意識)の行きたい方向が同じなら、スムーズに事は運ぶでしょう。

しかし、もし騎手(意識)が右方向に、馬(無意識)は左方向へ行きたかったら、思うようにならないあなたを感じるでしょう。

そんな時は馬である無意識の方が力が強いので、おそらくどうにもならないはずです。

そしてどうにもならない馬を、騎手がムチを打ってどうにかしようとすればするほど、心身のエネルギーばかり消耗しますが、かえって上手くいかない悪循環になってしまうことが多いのです。

またそんな時には、思い通りにならない自分を情けなく思い過ぎたり、責め過ぎたり、嫌がり過ぎたりしていることも多いはずです。

ではこんな時、どうしたらあなたは少しでも楽になれるのでしょうか?

それは、とりあえず意識で何とかしようとする自分をあきらめて(明らかに認めて)、馬である無意識の気持ちを感じてみると良いでしょう。

普段意識できにくい心が無意識ですから、簡単には馬がどう思っているのかは分からないかも知れません。

しかし、少なくとも馬の方は騎手が自分を無理に動かそうとするのではなく、『あれ?自分の気持ちを聞いてくれるのかな?』と感じてあまり反発しなくなるかも知れません。

もし馬の気持ちを感じられたら、ひょとしたら『もう少し遊んで満足したら勉強しても良いと思っている馬』がいたり、『ギャンブルでも何でもいいから、すがっていないといられないすごく寂しい馬』がいたりするかも知れませんよ。

どんな気持ちの馬がいるかは人それぞれですが…。

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『とにかく早く治りたい』

『同じ年齢の人と比べると、こんな状態ではいられない』など…

とても焦ってしまって、その焦ることがさらに悪循環を招いてしまうことがあります。

そもそも“焦る”という状態とは、心の中でどのような事が起こっているのでしょうか?

私が思うには、今のあなたを生きられていない状態、今のあなたを受け容れられないで苦しんでいる状態のように思います。

さらに言えば、今のあなたを肯定できずに、未来のあなたや別のあなたになりたくて…。
でもどうにもならなくて苦しんでいる状態のはずです。

そもそも未来の自分やなりたい自分は、今のあなたを土台に成り立つのであって、今のあなたを否定しては実現不可能なのです。

ですから、苦しいのは無理もない事なのですが…。

この時、あなたには今の自分を肯定する感覚、そして今の自分で良いという安心感が希薄なはずです。

過剰に焦るあなたが根本的に楽になっていくのには、『今の自分に何があろうがなかろうが、今の自分でしかいられないのだから、あるがままの自分で良いんだ。』という感覚を心の中に根付かせていくことが必要です。

つまり、自分の存在について自己肯定感をいかに培っていくかです。

それにはまず最初に、焦ってしまうあなたも今のあなた自身の一部なのですから、『今は焦ってしまってどうにもならないんだね。』と、その気持をわかってあげること、受け止めてあげることから始めると良いでしょう。

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プロフィール

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中村はじめ
1968年生まれ 男性
心理カウンセラー
精神保健福祉士(国家資格)・認定心理士
横浜(個人開業)及び杉並区(メンタルクリニック勤務)を中心に心理カウンセラーとして活動中。

※詳しくはプロフィール

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