Google+ ACからの回復のために-横浜こころの森カウンセリング ~ACや抑うつをケアします~

ACからの回復のために

“精神分析”と聞くと、どんな内容をイメージされるでしょうか?

よく聞く話では、無意識には性的な願望の抑圧があるという、心の中に無意識を見出したフロイトによる断片的な理論のイメージが多いようです。

同じく心の中に無意識を見出したユングは、その無意識の中に創造性や新たな可能性を見出し、その特性を強調しています。

そして、このユングの視点をカウンセラーが持つか持たないかは、お悩みや心的症状によって苦しまれているクライアントさんをより深く理解していく上で、とても大きなことです。

つまり、クライアントさんにとってのお悩みや心的症状は、もちろん辛いことだという認識の上で、次なる次元への成長に至るための不適応とも捉えられ、その課題を乗り越えて、今までのあり方とは異なる新しい可能性やあり方を手に入れるプロセスであるという視点を投げかけてくれるのです。

一面的には、ネガティブと捉えられるお悩みや心的症状も、心が“次なる次元へ変容するための契機”と捉えることができるのです。

実際のカウンセリングでも、例えば、他人を優先させる生き方をずっとしてきたクライアントさんが、仕事やプライベートで病的に無気力になっている無意識には、もっと自分を主体的に生きたがっている自分が高まっているなどという例はよくある事なのです。

ユングは、心的エネルギーが自我から無意識の方向へと流れることを“退行現象”と言いました。

実際には、無気力に陥ったり、気分が過度に落ち込んだり、感情に必要以上に振り回されたり、心的症状を示したり、といった状態として“退行現象”は現れます。

そして、ユングはこの“退行現象”をネガティブな事だけとは捉えず、むしろ無意識へ向かった心的エネルギーが新たな可能性や創造性を獲得するために必要なプロセスであるとしているのです。

(※もちろん適切なサポートを受けた上で、新たな可能性やあり方を獲得することが多いので、病的な状態の時はお医者様の診断・診察をきちんと受けて下さい。)

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前回は、生きづらさを抱えている人の中に、「どうせ私なんか」という想いや観念が強い人がいること、またその心理的要因について述べました。

「どうせ私なんか」という想いや観念は、決して納得していないネガティヴな諦めです。

それは当然なことで、たとえ生育過程でプラスのストロークや愛情を貰える機会が極端に少なかったとしても、誰でも本当は与えられる存在であり、受ける資格がある存在だからです。

しかし、ずっとそのような環境の中にいると、「どうせ私なんか」という想いや観念はいつの間にか強まってしまいます。

そして今度は、たとえプラスのストロークや愛情を与えられる機会があっても、受け取ることがうまくできなくなります。

受け取り方もよく分からないのです。

気が付かなかったり、実感がなかったり、何だか心地が悪く自ら拒否してしまうようなこともあります。

カウンセリングではそこをサポートしていくのですが、まずは意識してプラスのストロークや愛情を受け取る練習をしていくことが大切です。

日常の挨拶や会話の中にも、小さくてもそういった機会は多くあるものです。

そして、やがて「どうせ私なんか」を「私だって」に変えていけると良いですね。

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生きづらさを抱えている人の中に、「どうせ私なんか」という想いが強い人がいます。

カウンセリングでお話を聴いていくと、「どうせ私なんか」という前提のもとに自分の考えを話したり、実際にそのようになるようなエピソードを繰り返している人がいるのです。

その想いや観念を意識できている人もいますが、無意識にそういった想いや観念が流れていて、よく気が付かずに翻弄されているケースもあります。

褒められることが無く怒られてばかりで育ったり、肯定されることが少なく否定ばかりされてきた人に多い傾向があります。

プラスのストロークや愛情をずっと与えられないと、それが当たり前になってしまい、私はそういったエネルギーを貰えない存在とか、受ける資格が無い存在と自分を捉えてくるのかも知れません。

そうすると、前述した「どうせ私なんか」という想いとして現れてくるのでしょう。

(次回へ続く)

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あなたは悩んで苦しい時、自分ひとりで頑張ろうとしていませんか?

「カウンセリングでお話を聴くと、どうしてそこまでひとりで頑張ろうとしたの?」
「もう少し早く、周りに助けを求めても良かったんじゃないの?」

と思うことがよくあります。

人は悩んでいる時には、心の視野が狭くなってしまいます。
ですから、そんな余裕すらなくなってしまうのはよくわかるのですが…。

そして、カウンセリングで早く状態が良くなっていく人は、上手に誰かに助けを求められる人なのです。つまり、自分が良くなっていくまで、周りのネットワークに適度に支えてもらうことができる人なのです。

ひとりで頑張ってしまう傾向のある人は、悩んでいる自分を必要以上に嫌ったり、情けなく思ってしまいます。だから、何とか他人に頼らず変わろう、安定しようという思いが強くなってしまうのですね。

また、自立することが“他人にまったく依存しない状態”、という極端なイメージをもっている人も少なからずいます。
実際には、それでは自立ではなく孤立になってしまうのですが…。

悩んでいる時に限らず、精神的に安定感がある人は多少不安定になっても、自らサポートを受けるネットワークを数多くもっている人なのです。

ここで言うネットワークとは、自分を取り巻く資源(リソース)すべてを指します。

両親・兄弟・友人はもちろん、学校の先生や会社の上司や同僚、病院や公的機関、様々な利用できる制度、インターネットや電話相談など、サポートに利用可能な人や場所や物事すべてです。

これらをあなたの状態や事情に合わせて、上手に組み合わせてサポートを受けても良いのです。
あなた自身に余裕がない時は、信頼できる人にアドバイスを受け、コーディネートしてもらうのも良いことです。

カウンセリングも、そのネットワークのひとつに十分なり得ます。

他人と関わることが困難な人、外出そのものが苦痛な人、心理的エネルギーがなくなって何もする気が起きない人などは、上手にカウンセリングを利用して下さい。

そして状態が良くなってきたら、できる範囲であなたなりのネットワークを広げていけば良いのです。

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あなたの家族関係の中にも、まるで通奏低音のように“バックグラウンドに流れている雰囲気”があるのではないでしょうか?

たとえば、“ポジティブな雰囲気の流れ”だと、「何とかなるさ」という楽観性だったり、「それで良いんだよ」という肯定感だったり。

“ネガティブな雰囲気の流れ”だと、「悪い方にいくんじゃないか?」という不安感だったり、「本当にそうだろうか?」という不信感だったり、「それではいけない」という否定感だったり。

そういうものです。

こういった雰囲気の流れは、家族のバックグラウンドに流れています。
しかし、あなた自身が客観的に感じられないと、なかなか気付かないものです。

家族カウンセリングでお話を伺っていると、お話の内容のバックグランドにこれらの「悪い方にいくんじゃないか?」という不安感や「本当にそうだろうか?」という不信感や「それではいけない」という否定感が常に流れていることによく出会います。

また、個人のカウンセリングであっても、その個人の心の中に、また背景の人間関係に同じようなものが流れていることを感じることがよくあります。

家系をさかのぼって聞いてみると、先祖代々にまるで因縁のように脈々と流れていることすらあるのです。
もちろん家族の皆が、その流れを比較的楽なものへと変えたいと思っているはずです。

しかし、どう抗っても流れている不安感や不信感・否定感に呑み込まれてしまうのです。
家族の成員はまるで、その不安感や不信感・否定感に上方から糸で操られている操り人形のようなイメージなのです。

そう考えると、そこにいる誰もが悪いわけではありません。
問題なのは、そこに“流れている雰囲気”なのですから…。

もし余裕があるときには少し冷静になって、流れに呑み込まれているあなた自身や家族を客観的に感じてみるようにしましょう。
そうすると、必要以上に誰かを責めたり恨んだりすることも減るはずです。

また、最初は雰囲気の流れに呑み込まれながらも、やがてその流れから抜け出す舟を漕ぎ出し始めることができるのです。

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『とにかく早く治りたい』

『同じ年齢の人と比べると、こんな状態ではいられない』など…

とても焦ってしまって、その焦ることがさらに悪循環を招いてしまうことがあります。

そもそも“焦る”という状態とは、心の中でどのような事が起こっているのでしょうか?

私が思うには、今のあなたを生きられていない状態、今のあなたを受け容れられないで苦しんでいる状態のように思います。

さらに言えば、今のあなたを肯定できずに、未来のあなたや別のあなたになりたくて…。
でもどうにもならなくて苦しんでいる状態のはずです。

そもそも未来の自分やなりたい自分は、今のあなたを土台に成り立つのであって、今のあなたを否定しては実現不可能なのです。

ですから、苦しいのは無理もない事なのですが…。

この時、あなたには今の自分を肯定する感覚、そして今の自分で良いという安心感が希薄なはずです。

過剰に焦るあなたが根本的に楽になっていくのには、『今の自分に何があろうがなかろうが、今の自分でしかいられないのだから、あるがままの自分で良いんだ。』という感覚を心の中に根付かせていくことが必要です。

つまり、自分の存在について自己肯定感をいかに培っていくかです。

それにはまず最初に、焦ってしまうあなたも今のあなた自身の一部なのですから、『今は焦ってしまってどうにもならないんだね。』と、その気持をわかってあげること、受け止めてあげることから始めると良いでしょう。

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アダルトチルドレンやHSPの人は、他人の感情や場の雰囲気、自分に対してもとても敏感です。

またそんな自分を持て余してしまい、「何で普通の人が簡単にできることができないんだ!」「とにかく普通になりたい!」と自分を嫌ってしまいがちです。

人との関わりも敏感過ぎて傷つきやすいので、友人もうまくできないことが多く、それも強いコンプレックスと思いがちです。

しかし以前 “自分と他人との境界にある膜” の記事で書いたように、アダルトチルドレンやHSPの人は、他人と自分の境界が薄いところが特徴であり、そういう自分をなるべく受け入れてあげられると良いですね。

自分の特徴として受け入れられれば、友人が少なくてもうまくできなくてもとりあえずそれで良いですし、簡単にできないことは環境を選んだり調整したり、対処方法を考えたり工夫していくことを考えられるようになってきます。

環境調整や対処方法・どういった工夫をしていくかは、カウンセリングでも具体的に話し合っていきます。

また自分を受け入れられると、他人とそれほど比べなくなって、何より自分を守ってあげる意識の方が高まってきます。

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前回は、過干渉にされると執着的な愛情に心が混乱し、自主的に生きることがうまくできなくなることを書きました。

では、過干渉にしてしまう親にはどのような事情があるのでしょうか?

もちろんそれぞれ事情は違いますが、多いのは親自身が強い不安を抱えているがそれと向き合う事ができずに、無意識に子供へ過剰に関わる事で安心感を得てバランスを保とうとしているケースです。

さらに見ていくと、ご両親の夫婦関係に何らかの問題があって、お母様が不安を抱えているケースが多いです。

母親はとくに第一子に関しては元々不安が強いところがあって当然なのですが、以前から自分自身が抱えている不安や夫婦の問題が関係している不安が重なると不安定になりやすいのです。

夫婦の問題を見ていくと、ご主人が単身赴任などの事情があったりしますが、きちんと家族の中に入って関わろうとしないことが多く、母親が孤立していて責任感を重く感じ不安にさいなまれていることが多いです。

もし過干渉にしてしまっている自分に気づいたなら、まず自分の不安をよく感じてあげて、誰かに助けを求めたりサポートを受けたりして見て下さい。

過干渉にしてしまう自分を意識できるようになるだけでも、子供へのその影響は確実に軽減されてくるはずです。

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暴力・暴言や無関心といった明らかに問題と分かる環境で育った人がいます。

一方、親から愛情は確かにあるものの、過剰に心配されたり世話を焼かれたり、と言った過干渉にされて育った人もよくカウンセリングへご相談にお見えになります。

他人の期待や感情に縛られて、自主性をうまく発揮できず対人関係に難を抱えながら、自分を楽に生きれないというお悩みがほとんどです。

過干渉にされてしまうと、どこまでが真の愛情で、どこからが過剰なのか見極めがつかず心は混乱します。過剰な部分は執着的な愛情に感じます。

また過剰に世話を焼かれてしまうと、自分でやりたい事・やった方が良い事をする機会を失ってしまうので、どうしても必要以上に依存的になってしまったり、自分で何かやろうとしても怖いイメージが出てくるようになります。

適度に冒険をして自主的に生きる機会を失っていくので、過干渉は結果的には「自分を生きてはいけない」というメッセージとなってしまいます。

ですから、自分を生きようとすると罪悪感が強く出てくることもあります。

そういった内容をよく聴きながらカウンセリングを進めていくのですが、他人の期待や感情を優先し過ぎていないか、そして自分自身の本当の欲求や感情は何なのかを、まず意識していくことが大切になります。

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強い不安にのみこまれてしまい、その状態から抜け出せず苦しい、というご相談はカウンセリングでは多くあります。

その不安とは、怒られるのではないか?認められないのではないか?嫌われるのではないか?見捨てられるのではないか?など人それぞれです。

不安にのみこまれると、何とか安心しようと脳はフル回転で答えを考え出そうとするので、ものすごく疲れてしまいます。

しかも焦っているので心の視野が極端に狭くなり、落ち着いている時なら難なく分かる対応や答えが見つからず、またとりあえず棚上げすることもできません。
同じことをグルグル回って考えたり、行動が空回りしたりして、さらに状況を悪化させてしまうこともあります。

「のみこまれる」と表現しましたが、これは心の中でお化けのように大きく膨らんだ不安のイメージに自分自身が取り込まれ、完全に凌駕されてどうにもならない状態です。

しかし、これはあくまでも心の中の大きく膨らんだイメージの世界であって、現実はイメージより小さな事実のはずですし、とりあえず棚上げしたり、適切に対応したりすれば何とかなることが多いはずです。

と言って、ご相談にお見えになる人の不安なイメージの力はとても強力だったり、そのイメージの世界に凌駕されない心の力がまだ弱かったりするので、同じようなパターンにハマるといつも不安になって苦しんでしまうのです。

※ 次回へつづく

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以前、【目標に対する動機づけ】 について、心理学では珍しい?次のような公式をご紹介しましたが…

達成場面での動機づけ=(成功願望-失敗恐怖)×成功可能性×目標の価値

今回はこんな公式をご紹介します。

B = f ( P, E )

社会心理学において功績を残した、クルト・レヴィンは、
【行動は人と環境との関数である】として上記の公式を示しました。

Bは行動(Behavior)、Pは人(Person)、Eは環境(Environment)です。

問題と言われる行動は、兎角その人自身の内的要因ばかりに目を向けられがちですが、この公式はその人がどのような環境に置かれていたか?状況が及ぼしている力は何か?という外的要因にも目を向けなければ、その行動は理解できないことを教えてくれます。

ナチスドイツによるユダヤ人大量虐殺で、強制収容所へ移送する指揮官を務めていたアドルフ・アイヒマンが戦後の裁判で公の場に現れた時、その姿に多くの人が唖然としたそうです。

とんでもない大悪人をイメージしていた人にとって、彼はあまりにも気の弱そうな冴えない普通の人で「命令に従っただけ」と繰り返すばかりでした。

その事をどう捉えるかは様々ですが、環境や状況の力といった外的要因が彼の行動に大きく影響を及ぼしていた事は間違いないでしょう。

こちらはあくまでも極端な例でしたが、もし家族の一員が問題となっている時、本人の内的要因ばかりではなく、自分を含めた周りの環境や関係性による影響力との相互作用を考えていく視点も大切なのではないでしょうか…。

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本当は不安で落ち着かないのに、自分自身でそれを自覚できずに、相手に対してイライラや怒りをぶつけてしまい、いつも関係がうまく行かなくなる人がいます。

権威的な男性に当てはまるケースもありますが、カウンセリングでは圧倒的に女性が多いように感じます。

心理的背景には、素直な感情を表現したり受け止めてもらう機会が生育過程で少なかったり、勝ち負けの世界に生きていて素直に表現できなかったり、依存することに否定的な観念を持っていると弱さを見せられなかったりすることがあります。

アダルトチルドレンの場合は、その不安が強い見捨てられ不安であることも多く、結果として相手を過度にコントロールしようとしてしまう人もいます。

本当は不安なのに違う表現をしてしまうのですから、相手はよく理解できません。
また、誤解されることも多く関係がうまくいかずに自分も自信を失ってしまい、さらに不安になってイライラや怒りで表現してしまうという悪循環になってしまいがちです。

カウンセリングではそれぞれの心理的背景を考えながら、まずはカウンセリングの場で素直な感情表現ができるようになってくることを目指します。

また、外の世界でも段々とうまく表現できるようになってくれば、相手との関係性は良くなり、自分ももっと楽に生きられるようになるはずです。

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本当はつらくて苦しい話をしているのに、なぜか相手に伝わらない。

そして、相手からは「あなたなら大丈夫よ」とか「あなたは強いから平気よ」などとガッカリするような事をよく言われてしまいませんか?

自分の中では全然大丈夫ではないし、決して強くないから伝えているのに…。
でも、なぜか伝わらない。

こういうケースでは、その時の話している表情は無意識にニコニコしてしまっていたり、平気なフリをしてしまっていることが多いです。

つまり、つらくて苦しい気持ちを伝える時に、表情は話している内容とは逆の表情であるニコニコや平気なフリをしてしまう習慣がついてしまっているのです。

これを精神分析では【反動形成】と呼びます。

人は自分の心を守るため様々な心的防衛をするのですが、その一つと言われています。

【反動形成】ばかりの心の防衛をしていると、自分のことを認めてもらっている感じがしませんし、相手からも誤解されてしまうことが多くなります。

自分に対しても他人に対しても不信感や不満が増してきますし、コミュニケーションや関係性もギクシャクしがちになります。

ニコニコや平気なフリをしてしまう習慣は、幼い頃の家庭や学校などの環境が関係して、たとえば両親の仲の緊張感を緩めるために…とか、学校でのイジメから自分の心を守るために…といったことから形作られることが多いです。

カウンセリングではそういった心の背景を考慮しながら、自分自身にとって適切で楽な自己表現やコミュニケーションができるようにサポートしていきます。

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カウンセリングでお話を聴いていると、“愛情を受け取れない”というタイプの人がよくいます。

私見ですが、この“愛情を受け取れないタイプ”は、さらに2つのタイプに分かれます。

まずひとつは、愛情を受け取れないし、反対に与えることもできず、独りでこもりがちになってしまうタイプです。

このタイプの人は、他人に認められたり、ポジティブな言葉をもらっても、嬉しい気持ちはあるものの、かえって居心地が悪くなり、他人からの愛情や好意を気持ち良くそのまま受け取ることができません。

心の奥底で、「自分はダメな人間だ」「自分は愛される資格がない」などという信念があるために、そのまま愛情や好意を受け取れないのです。

だから、他人や環境からプラスのストロークをもらっても、心の中で「そんなはずはない…」「本当はそうではない…」と他人を、そして自分を信じることができず混乱してしまいます。

愛情や好意を返すことも苦手で、愛情やプラスのエネルギーを与えてくれる人や場所から自ら遠ざかってしまい、独りでこもりがちになってしまいます。

そのことがまた自信を失うことにもつながり、悪循環になってしまいます。

もうひとつのタイプは、愛情を与えることはできるのですが、それが条件となっていて、与えないと愛情をもらえないと認識しているタイプです。

つまり、無条件に愛情を受け取ることができないタイプです。

一見すると他者との交流は多いのですが、特に専門家から見れば、どこか無理をしているように見えます。

無条件ということがないので根底に安心感がなく、不安から行動していたり、他者の言動を気にして実は主体的になっていません。

ですから、この習慣を繰り返していると、本当の自分の気持ちがわからなくなってきます。

どちらのタイプも、カウンセリングでお話をよく聴くと、そうなってしまう無理もない理由が人それぞれ心の中にあるものです。

その奥底にある葛藤や不安などを解消し、その人にとっての心のバランスが良くなれば、もっと楽なあり方や生き方ができるようになります。

人は見えない世界で、愛情や気持ちというエネルギーの交換をしているようです。

さて、今のあなたは“愛情を与える”とか”受け取る”という観点で考えてみると、いったいどんなバランスをとっているでしょうか?

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前回の、“思考優位な人”と“感情優位な人”の続きです。

思考優位なタイプの人は、 客観的に出来事を捉えることが上手で、論理的にお話することが得意です。それはとても良い点です。

ただ、もし極端な思考優位になってしまっていると気づいたら、その良い点にプラスして、自分の気持ちや感情とつながるように意識しましょう。

思考優位な人は頭で考えるのが得意ですが、気持ちや感情は頭で考えるものではありませんね。
胸やお腹のあたりで感じるものです。

胸やお腹のあたりに心を向けて、自分自身に対して『どう思っているの?』『どう感じているの?』とやさしく聴いてみましょう。

繰り返していくと、胸がザワザワしたりお腹が張ってきたりと、何か反応が出てくるものです。
そして、段々と自分の奥底の気持ちを感じられてくるはずです。

感情優位なタイプの人は、主観的な気持ちを話すことが多く、感情表現やそれに伴う表情が豊かです。それはとても良い点です。

ただ、もし極端な感情優位になってしまっていると気づいたら、その良い点にプラスして、冷静な時に頭で振り返って、表現した内容が本当に言いたいことだったのかを考えて見ましょう。

極端な感情優位な人は、たくさん表現しているのですが、実は本当に言いたいことや望んでいること、素直な表現ができていないことが多いのです。

そして、周りからは甘えているように見えますが、本当に甘えることは下手で、誤解されたり損をしたりしていることが多いものです。

そのコミュニケーションの繰り返しが、慢性的な欲求不満を招き、悪循環になっていきます。

両者の極端なタイプの背景には、「~してはいけない」「~ねばならない」などの観念に縛られていたり、そのままの気持ちや感情を表現することへの不安があったり、クライアントさんの話をよく聴くと無理もない理由があるものです。

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カウンセリングルーム

プロフィール

中村はじめ
1968年生まれ 男性
心理カウンセラー
精神保健福祉士(国家資格)・認定心理士
横浜(個人開業)及び杉並区(メンタルクリニック勤務)を中心に心理カウンセラーとして活動中。

※詳しくはプロフィール

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